江戸川乱歩のレビュー一覧

  • D坂の殺人事件

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    なんだぁ、被虐趣味のある古本屋の女将がサディストの蕎麦屋の旦那との密会プレイ中に死んだ話だったか。
    発表後100年も経つと淫猥さも薄まる、のだ、けれども、昔のロマンポルノを観ているやうなぼのぼのとしたレトロな感覚は捨て難い。
    千夜一夜話しの「赤い部屋」、ラブクラフト風味の「火星の運河」、マゾ趣味全開の「お勢登場」、偏執狂じみた「虫」、「石榴」、「防空壕」もいい。
    もっと沢山読もう。

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    2024年09月12日
  • 明智小五郎事件簿1

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    江戸川乱歩傑作選から明智小五郎事件簿へ。
    傑作選と被る作品は飛ばして、
    文章が読みやすく作品当時の世界観も面白いので、
    どんどん読める。

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    2024年09月07日
  • 明智小五郎事件簿3

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    このグロくて不気味でなんかこうジトっとした感じ、
    個人的に嫌いじゃないんだなぁと実感。

    明智先生が全然出てきてくれないので、
    自分の中でも犯人の見当が付きながら読み進む感じ。
    先生が登場してから犯人に関してクドクド説明せず、
    大事なとこだけ説明してくれてるのが良い。
    先生出てくるのがすこぶる遅いけど、
    その後また2段3段盛り上がって行くのも凄い。

    しかしよくもまぁこんな気持ち悪い設定思いつくなぁと
    しみじみ思いながら読んでました。

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    2024年09月07日
  • 明智小五郎事件簿2

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    エロとグロが混在する『一寸法師』。
    差別用語として今は使わない言葉が頻繁に使われ、
    それによってこの物語のグロさが増幅し、
    またある意味そのグロさがわかりやすくもなっている。

    『一寸法師』に比べてだいぶ爽やか笑な『何者』。
    いつもながら犯人像にに辿り着きながら読めてはないが、
    『もしやこの人…』だけは合ってて良かった笑

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    2024年09月03日
  • 少年探偵団 7 対決! 怪人二十面相

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    ▼娘(9)に、「読んでみたらー」と買ったけど、よく考えたら自分が江戸川乱歩さんをほぼ読んでなかったから読んでみようシリーズの一環。で、これは娘も読んだもの。

    ▼怪人二十面相vs明智小五郎あるいは小林少年、の物語が確か2編入っていました。前半が子供の誘拐だったか。どちらにしても、子供向けに翻案しているのを割り引いても、1篇目はなかなか面白かった・・・。

    ▼怪人二十面相vs明智小五郎物語を、翻案ではなく原文でちゃんと読んでみよう、と思いました。いつか。

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    2024年08月31日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    どうしても今の時代とは違う世の中なのだけれど、それを気にせずに楽しむことのできる作品ばかりである。
    多くの推理小説作家のお気に入りとして名前が挙がるのも納得できる。

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    2024年08月26日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    恥ずかしながら子供の時分に読んだ(そして忘れた)「電人M」以来、久しぶりの乱歩である。ゾワッと不気味!タイトル秀逸!の2点に尽きると言いたい。掲題作の「人間椅子」も然り、夢遊病完全犯罪の「二癈人」の然り、めっちゃ不気味だけど、実際にありそうな話を作る天才だな…

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    2024年08月25日
  • 江戸川乱歩傑作選 鏡

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    江戸川乱歩ってグロ中心かと思ったら、そうでもない。ミステリーもすごい。グロミステリー!(そんな言葉はあるんだろうか)人間椅子のオチがすごく面白かった。「まさか、あの椅子の中に男がいたの…!」って、まじか、って思っているところに、あれ僕の物語なんですよね(≧∀≦)って言われると、一気に力が抜ける。「はい?物語?…安心したー」

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    2024年08月14日
  • 鏡地獄

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    人間の狂的行為、エログロなど江戸川乱歩が織り成す世界観がどストライクな1冊だった。
    『人間椅子』の作中の書簡体形式が個人的に恐怖心を抱かせる良い書き方だな、と思った。

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    2024年08月14日
  • 明智小五郎事件簿3

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    ネタバレ

    乱歩節。今回のお話は割と最初の方に犯人が分かった。明智先生が登場するまでだいぶ引き伸ばしてた感はある(登場後も)。相変わらず犯人死にがち。明智先生かっこいい!

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    2024年08月10日
  • 孤島の鬼

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    ネタバレ

    初代さんの骨の灰を食べるほど初代さんのことが好きな蓑浦さんは何で秀ちゃんの顔を見てから彼女に一目惚れしたのか今になってもわかんないやんwww高校生のときこの本を読んだことがあって、初代さんの魂に導かれて秀ちゃんと出会い、秀ちゃんのことが好きになったことを本で書いた。それはありえないのだろうって当時高校生の私何回も突っ込んでたことを思い出してめっちゃ笑ったwww相変わらず諸戸さんっていうキャラクタが一番好きだw寝ているうちに苦しかったときも最後の息を引き取ったときもずっと蓑浦さんの名前を呼び続けるって切なさを感じでた。

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    2024年08月04日
  • 孤島の鬼 1

    購入済み

    江戸川乱歩の妖しい世界を

    江戸川乱歩の妖しい世界をどこまで「絵」で表現できるかがコミカライズの評価を決めてしまうが、この作品はまずまず成功しているといえると思う。単に絵の美麗さ という点では、他にいくらでも例はあるがあえて題材に妖しい江戸川乱歩を選んだという点を評価したいと思う。

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    2024年08月01日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    江戸川乱歩文学忌、自宅で脳出血で死去

    1926年大正15年の作品 ホラーっぽい
    傑作ラジオドラマもあります

    元妻の回想
    19歳おぼこ娘が 眉目秀麗で気難しい名家の息子と結婚
    優しそうだった男は、半年もすると 夜な夜な一人蔵の中へ
    妻が突き止めた蔵の中の出来事
    私は、許しますよ
    仕方ないじゃんね

    この作品の
    「泉鏡花さんの小説に出てくるような夢のような美しい方」
    という言い回しが好き

    夜汽車さんの
    花嫁が、人形が、着物が、ドレスが、蝶が どれもこれも美しく繊細
    夫は映画化の時の阿部寛さんの印象が強過ぎてね

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    2024年07月28日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    江戸川乱歩文学忌、柘榴忌

    1925年大正14年の作品
    エログロナンセンス

    美しい人妻女性作家
    彼女の元に届くファンレター
    その中に椅子職人からの告白
    自ら椅子の中に潜んで座られる快楽
    読み終えて届く
    もう一通の手紙

    時々映像化される人気作品
    もしかして若い人はご存知ないかも知れないので
    乙女の本棚で書籍化してくれてありがとうという感じです
    私としては、最後のオチがない方が面白いかなと思ってます
    絵はホノジロトヲジさんでした
    希望としては もうちょっと艶っぽくてもと思いました

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    2024年07月28日
  • 三角館の恐怖

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    この装丁の本ではなく、1973年初版の漫画の表紙の本を読みました。私が中学の頃、学校の図書室で見つけて読みました。今、勤めている小学校で同じ装丁の本を見つけて懐かしくて読みました。あまり今は使われないだろう探偵小説です。明智小五郎が難事件を解決すると言うストーリー、謎解きも今の時代のトリックやややこしい人間関係もなく、シンプルです。でも、ノスタルジーと相まって楽しく読み終えました。年寄りの郷愁ゆえの読書でした。楽しかった。

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    2024年07月26日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    ラジオで朗読を聴いて15分✖️4話であっという間。いつかは江戸川乱歩、と思ってたけど文体分からなかったからスタートラジオで良かった!
    本は改めてよみたい

    ラストが、そうなのか、やはりまだ、、?なのか人によって解釈が違うっぽいので、それもまた引きずる面白さ。

    いまラジオでようやく夏目漱石 吾輩は猫である を拝聴中。
    やっぱり名作って呼ばれてるのはすげーんだな、、大正、昭和時代のは難しそうだけど聴く分には楽だしいいかもの発見

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    2024年07月20日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    (ネタばれになりはしないと思うが、本文の一部を含んでいる。)
    短編小説でありとても読みやすい量と内容。おそらく誰もが推理しやすいじゃんと思うかもしれないがそのラストは思いもしない方向へ行くだろう。また明智小五郎初登場の作品でもあり、くせ者っぷりは初めからであったようだ。アッと驚くような終わり方ではないものの、衝撃的であった。理解できなかったり、推理が的外れであったりと振り回される感覚が新しかった。
    「人間の観察や人間の記憶なんて、実にたよりないものですよ。この例にある様な学者達でさえ、服の色の見分がつかなかったのです。私が、あの晩の学生達は着物の色を見違えたと考えるのが無理でしょうか。彼等は何

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    2024年07月14日
  • 幽霊塔

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    1937年、乱歩が黒岩涙香の翻案小説をリライト。子供の頃、さらにリライトした『時計塔の秘密』を夢中で読んだ。ミステリー、サスペンス、ロマンスが複雑に絡み合った娯楽小説の傑作。90年前の小説で古臭さもあるが、それも魅力。とにかく面白く、お勧め

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    2024年07月04日
  • 三角館の恐怖

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    江戸川乱歩が「エンジェル家の殺人」を翻案した作品。
    双子、奇妙な館、遺言、遺産争い、読者への挑戦状…
    これは読まなければ!となり、初乱歩作品でした。おもしろかった、読んでよかったです。
    連載されてたときの挿絵もあるのでより雰囲気を楽しめました。
    なにより動機が好き。
    他の乱歩作品も読んでみたくなりました。

    当時は読者への挑戦で懸賞があったんですね
    当時の応募規定や当選者発表も載っていたのがよかったです

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    2024年06月29日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    ネタバレ

    蜃気楼を見に出かけた主人公は、列車の中で不思議な絵を持つ男に出会う。

    いつの時代も二次元に恋をする人はいたんだな!と思いました。
    昔の文学なのにとても入り込んでするすると読めました。
    ある種の噂話を聞いているような、そんな興味が湧いていきます。

    何が夢で、何が本当かはわかりませんが、冒頭に出てきた蜃気楼を表しているのでしょうか。

    ある意味この押絵を持つ男は、かなりできる営業マンな気がします。

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    2024年06月29日