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Posted by ブクログ
【この話が私の夢か私の一時的狂気の幻でなかったら、あの押絵と旅していた男こそ狂人であったに違いない。】
この冒頭が好きだ。何度も読んだ「押絵と旅する男」。主人公と押絵の男との不思議な列車の旅に、引き込まれて離れることが出来ない。
魚津へ蜃気楼を見に出掛けた「私」は、その帰りの汽車の中で、風呂敷に絵の額のようなものを包み大事そうに抱える男に出会った。老人ともいえるその男の荷物は、「奇妙」な程巧緻を極めた押絵だったのである。男の口から明かされる、その押絵に秘められたエピソード…。
愛することは、狂うことなのかもしれない。泉鏡花の「外科室」貴船伯爵夫人のように、江国香織の「神様のボート」葉子のように。実際、押絵の中の「兄」は明らかに狂っていた。愛して、愛して、どうしようもない程愛して…そして狂っていく。
「狂気」と「異界」の観念が遺憾なく描かれた傑作です。
Posted by ブクログ
5巻
今までの5冊の中でこれが一番エログロ変態性が全開だった
『押し絵と旅する男』は不思議な雰囲気でエログロ要素もなく皆に勧めたい面白さ
『蟲』『蜘蛛男』『盲獣』はエログロが結構キツイので免疫ない人には読ませたくないかな
蟲の伏せ字の多さにびっくり
最後のほうがエグい
虫嫌いの私はご飯前に読まなくて良かった
蜘蛛男は明智小五郎も出てきてミステリ感が強めだけどやはり容易にわかる犯人
そしてエログロ
盲獣…エログロ…
乱歩感があって好きなんだけど食前食中には読みたくない感じ
場面を想像して胃がむかむかするってのはそれはそれで文章の上手さなんだろうけどな
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