江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(1) 怪人二十面相(ポプラ文庫クラシック)

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    小学生の頃、むさぼるように乱歩シリーズ全巻読みあさりましたv
    暗闇を徘徊するピエロ、侘しい旋律を奏でてそぞろ歩くチンドン屋、狡猾なのにどこか魅力的な犯罪者たち・・・当時の独特の時代の風俗の描写に吸い込まれるように魅了され、妖しい事件の数々にコーフンしきりでした。このシリーズに出会っていなかったら、今の「わたし」は違う人間になっていたと確信できるほどに影響を受けた・・・というか、ほとんどトラウマですw

    一方で、読むたびに「小林少年、愛されすぎv」と思ってました(←ヘンな子供;)。明智先生のお気に入りの秘蔵っ子なのに、しょっちゅう二十面相からも熱烈なラブコール(スカウト)を受けていたのがポッシュ

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    2010年04月04日
  • 陰獣~江戸川乱歩全集第3巻~

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    どの作品もすばらしくて、子供向けの探偵小説しか知らなかったので見る目がすっかり変わりました。
    「芋虫」「人でなしの恋」と「覆面の舞踏者」「モノグラム」が特に好きです。

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    2010年04月01日
  • 人でなしの恋

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    人でなしの恋が読みたくて読んでみる。
    短編集だったので、別のところで読んだものもあったけれども、やっぱり乱歩おもしろい!

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    2010年03月13日
  • 蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)

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    ちょっと買ってから読み始めるまでに時間が空いてしまって、前知識をすっかり忘れた状態で読みました。
    なので、明智小五郎が出てきてビックリした。途中で探偵が犯人だってわかったときに気付けよ!って話ですが、普通に警部と助手が解決するのかと思ってた。
    明智小五郎が出てきてから解決まであっと言う間でちょっと残念でしたが、でも面白かったです。推理ものは、いつも後半まで犯人がわかりません。

    『孤島の鬼』よりもグロい。でもエロい。エログロ?
    まあでもTVの明智小五郎シリーズってエロかったよね?で、怖かった。ゾクゾクしました。
    そんな感じです。描写が細かいので、余計にTVを思い出しました。

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    2009年12月21日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(20) 塔上の奇術師 (ポプラ文庫クラシック)

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    このシリーズは小学生の時に全て制覇したくらい、面白い作品。
    中でもこの話が好きだったな…
    イイとこまで怪人を追い詰めるんだけど、するりとかわしていくところとか
    明智探偵の鋭さとか、小林少年の気持ちになってワクワクして読んでました。
    このシリーズのお陰で想像力が養われたと言っても過言ではない
    私にとって読書を好きになったきっかけになった大切な作品です。
    江戸川乱歩は子供から大人まで楽しく読めるものが多いと思います。

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    2009年12月08日
  • 芋虫

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    書店で見つけて思わず衝動買いしてしまいました。
    乱歩の「芋虫」が漫画化されてる!しかも作画は丸尾末広。
    これは買うしかないでしょう……!

    原作のどろっとした雰囲気がそのまま再現されてるのが凄いです。
    グロテスクで、気持ちが悪いんだけど、何故だか目が離せない。
    まぁ一読した感想は「エロい」。これに尽きるんですけどね……。
    一人きりでひっそり読むことをお勧めいたします。

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    2010年07月04日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(5) 青銅の魔人(ポプラ文庫クラシック)

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    私が、小学校の頃に読んだのでだいたいのstoryが浮かんできます。

    母もこれを読んだ経験もあるので、皆さんも江戸川乱歩氏の作品を読んで

    ください。

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    2009年11月12日
  • 芋虫

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    流石丸尾末広!芋虫を完全再現してます!
    すごいとしか言いようがないです…
    彼程に乱歩を表現できるものがいるのか
    いや、いない。

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    2009年10月25日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(20) 塔上の奇術師 (ポプラ文庫クラシック)

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    江戸川乱歩の少年探偵シリーズはほとんど読みましたが、
    一番好きなのはこの話です。
    これを読んでから、骸骨や、サーカスに興味を持つようになりました。

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    2009年10月21日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    友人から借りた本。

    ほう。
    久しぶりの乱歩は、やはり素敵。
    小学生の頃は、ただどことなく不気味でしかなかったけれど
    成人して読むと、やっぱり受け止め方がまったく違ってくる。

     読みながら、京極堂シリーズが何故か頭によぎって
    もしかして関口氏は、こんな小説を書こうとしていたのでは
    なかろうか、なんて。

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    2009年10月21日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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     久々に、一気に読んだ作品。
     数ある明智小五郎が出てくる作品の中でも、
     最も美しく悩ましい悪党・黒蜥蜴。
     
     単なる知的な妖婦という出で立ちだけでなく、
     その煩悩に人間味を感じ、
     衝撃的な(あるいは必然的な)、
     ラストシーンに、思わず涙してしまった。

     で、
     やはり黒蜥蜴に、美輪明宏の配役は、
     ぴったりなのである。
     江戸川乱歩入門にぴったりな作品。

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    2009年10月04日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(1) 怪人二十面相(ポプラ文庫クラシック)

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    この本を知ったときはうれしかった。
    小学校1年の時の担任の先生が教室にこの本のシリーズ(他にエラリイ・クィーンもあったように思う)
    があり読みふけった。今の読書嗜好を形成した、といっても過言でない。
    それが装丁もそのまま!感動しました。
    まあ、トリックとか筋とかは大人になって読むとみえてきてしまうが
    それももしろく、なつかしく読めた。

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    2009年10月07日
  • 三角館の恐怖

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    小学生の頃に初めて読んだ推理小説。(当時はハードカバーで)
    ここから推理小説にはまっていきました。

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    2009年10月04日
  • 三角館の恐怖~江戸川乱歩全集第15巻~

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    ネタバレ

    『青銅の魔人』
    銀座に現れた青銅の魔人。警察官や住人の追跡を受けるが消えてしまう。銀座の時計店で大量の懐中時計を奪った青銅の魔人。時計台の時計も盗難される。手塚昌一君が出会った青銅の魔人。手塚氏の所有する「皇帝の夜光時計」の盗難予告。明智小五郎に相談する手塚氏。戦争から復員したばかりの手塚氏。夜光時計の盗難。戦災孤児たちを集めて結成された少年探偵団のチンピラ別動隊の追跡。小林少年の追跡から煙突の上に追い詰められた魔人。警官隊の銃撃により落下破壊されてしまう。現場の混乱の中で何者かに誘拐された小林少年。魔人の手下の道化師。青銅の魔人にされた小林少年と昌一くん、妹の雪子ちゃん。脱出しようとして水攻

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    2015年04月06日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(18) 奇面城の秘密 (ポプラ文庫クラシック)

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    レンブラントの絵画を盗むと予告した二十面相。ヘリコプターでの追跡。二十面相の変装とポケット小僧の活躍。
    二十面相二十面相の秘密の拠点「奇面城」での戦い。

     2009年7月29日初読

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    2009年10月07日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(17) 悪魔人形 (ポプラ文庫クラシック)

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    謎の人形遣いに誘拐された少女。小林少年の変装と冒険。
    謎の人形による窃盗事件。マユミさんの冒険。地下のジャングルの冒険。

     2009年7月29日初読

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    2009年10月07日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(16) 魔人ゴング (ポプラ文庫クラシック)

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    「ウワン ウワン ウワン」の音とともに現れる魔人ゴング。彼が狙うのは明智の助手マユミさん。
    マユミさん、俊一君を誘拐しようと狙うゴング。小林少年の変装。チンピラ別動隊の活躍。
    いなかじいさんの謎。

     2009年7月21日初読

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    2009年10月07日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(15) 魔法博士 (ポプラ文庫クラシック)

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    少年探偵団の井上君、ノロちゃんがつけた謎の「移動映画館」。魔法博士と名乗る怪人との戦い。
    悪者の黒人のインド奇術。明智小五郎の活躍。

     2009年7月21日初読

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    2009年10月07日
  • 暗黒星

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    江戸川作品の中で一番好き。
    トリックは決して派手ってわけじゃないけど、だからこそスムーズでスマートでかっこいい。
    事件背景や設定も何となく怪しくて、おどろおどろしい雰囲気を漂わせているのがいい。
    小学生の時にドラマ版を見たけど、映像やセリフや演出を今でも鮮明に覚えているぐらいの傑作だった。
    実写が原作を超えた珍しい作品かも。

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    2009年10月04日
  • 孤島の鬼~江戸川乱歩全集第4巻~

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    近代文学というだけで避けていたけれど、某コミュにて絶賛されていたので読んでみた。初、江戸川乱歩作品。

    「おぉ、これぞ耽美!」と感じ入るとともに、ゾゾッ……と背筋が寒くなるような、話が進むにつれて深まる謎、まさかの結末……。最後まで貪るように読んでしまった。
    ある台詞で締められる最後は涙無しには読めない。
    読み終わってまた最初に戻ってみると、「あぁそうだった!」と納得すること間違いなし。

    乱歩の描く同性愛は実に美しいと思う。他の作品も読みたくなった。

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    2009年10月04日