江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 江戸川乱歩 電子全集1 明智小五郎 登場編

    購入済み

    付録が豊富

    江戸川乱歩の全集は何種類か出ていますが、この全集は付録が豊富なのが嬉しいです。
    研究者や縁のある人の解説や随筆など、他ではなかなか読めないものが収録されています。
    紙の全集に付いてくる月報みたいですが、電子書籍なので量も多く写真や図版もあり楽しめます。
    その分、少々高いので、クーポンなど利用しながら集めていくつもりです。

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    2021年11月25日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    ネタバレ

    ただのミステリーでは語れない、情念や色香。
    登場人物たちの魅力にグイグイ引き込まれる傑作です。
    ただ、道雄にも幸せになって欲しかったなと思う。最後の一文を読み終えたときの切なさが、いつまでも余韻を引く作品でした。

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    2021年10月02日
  • 江戸川乱歩傑作集3 芋虫

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    「芋虫」「踊る一寸法師」「虫」「盲獣」収録。芋虫が文字だけでもゾクゾクした。手足が無く、喋れず本当に芋虫のようになっていく夫に嗜虐的な態度の妻が恐ろしい。家族が見るも無残な姿になった時、自分なら以前と同じように接することが出来るだろうかと考えてしまった。
    あと虫の「悪魔の恋であった。地獄の恋であった。それゆえに、この世のそれの幾層倍、強烈で、甘美で、物狂わしき恋であった。」って部分好きなのでメモ。

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    2021年09月22日
  • 少年探偵団 7 対決! 怪人二十面相

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    好きなセリフは
    「見てろよ、二十面相。子どもだからといって、あなどらせはしない。きっとおまえをつかまえてみせるぞ!」です。

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    2021年09月09日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    ネタバレ

    再読

    今読んでも最高のミステリ・冒険譚
    途中(深山木の変死)を境にテーマがガラリと変わる

    しかし、ここに世にも恐ろしい企てを画策する傴僂男・丈五郎や、本作のもう1人の主役である諸戸道雄の性的倒錯が加わり単なる王道小説に終わらない。

    蓑浦のイメージは初めて読んだ時から東京喰種の金木研

    諸戸道雄の一途と秀ちゃん(緑)の可愛らしさに乾杯
    諸戸の生き様は一生忘れないだろう

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    2021年08月09日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(1) 怪人二十面相(ポプラ文庫クラシック)

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    ネタバレ

    現金には目を向けず高価な美術品だけを盗みの対象とする美学を持った怪盗二十面相と、明智探偵の対決が始まる。人を傷つけたり殺したりしない二十面相だけど、犬は殺してしまう場面も何故か私は記憶に残っている。ただ美術品を盗むことと、人を驚かせることにしか興味のない二十面相は、悪党ながらも何だか憎めない。
    最初の事件となる実業家・羽柴家への侵入は罠に向かって直行するなど少し「この人は大丈夫なのだろうか……」と不安になる動作の怪しさを見せる。明智探偵と二十面相が対峙するシーンでは、イメージを払拭するカリスマ性溢れる二十面相の姿が描かれ胸が躍った。簡単には捕まらない変装名人・怪人二十面相も、明智小五郎のまさか

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    2021年08月01日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    今まで色んな人のミステリーを読んできたけどやっぱり江戸川乱歩しか勝たん、とこの本で再確認。
    .
    深山木の殺され方が本当にわからなくて、え、どうやった??ってなってたけど読み進めていく内に納得。
    だいたいのミステリーってこの人犯人っぽいな、って人が最初から居たりするけど江戸川乱歩作品は全然犯人が読めないから面白いんだよな(この作品はなんの関係もなさそうな人が真犯人だから尚更)
    次は黒蜥蜴読みたい

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    2021年07月09日
  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『江戸川乱歩 電子全集』

    購入済み

    連作

    第一線の作家たちによる連作「江川蘭子」が3作目まで読める。第一作目を任された乱歩が後続の人たちが色々と遊べるようにたくさんの要素を詰め込んでいるのが面白い。

    #怖い #ドキドキハラハラ

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    2022年09月29日
  • 人でなしの恋

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    ネタバレ

    はあ、と思わずため息が出るような作品。
    門野が妻によって殺された彼女の轢死体を見た時、彼の心情を考えれば心底可哀想で仕方がない。
    誠実ではなかった。ただ、誠実であろうとしていた。
    門野は妻が彼女を滅茶苦茶にしたことを知ってるんじゃないかと。
    彼女の死と、自分の恋がバレたこと、その恥と耐えきれない悲しみに結局自死(というか心中)を選んだのか。
    人でなしの恋。
    その結末は悲惨だけど、人でなしは一体妻の方だったのではないか?
    嫉妬に駆られて、激情のまま人形を殺めたのだから。
    愛しいドールと同じ墓に入りたいと思う時点で私も門野と同じ人でなしなんだろう。

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    2021年06月29日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    ネタバレ

    20年ぶりぐらいに読んだ江戸川乱歩作品(小学校の図工の授業で乱歩作品を題材にした絵を書いた記憶がある)。
    面白いー!!!こんなに面白かったのか。

    ちなみにこれは穂村弘さんが好きなミステリに挙げてたので読んでみた。好きな文章を書く方のおすすめはやはり良い。

    乱歩といえばちょっとグロテスクで、人の感情に訴えるような作風がなさそうなイメージだったけど、人間の心の歪さや汚さ、弱さを感じられてとても良かった。


    文章もそこまで古臭さを感じなかったし、テンポがよくて読みやすかった。
    それにそれぞれの章の副題よ。目次見るだけで面白そうだと思えるのすごい。

    それにしても諸戸はあんな悲惨な環境で育ったに

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    2021年06月13日
  • 乱歩奇譚 Game of Laplace 2 幻

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    アケチ探偵と20面相の闘い。親友を助ける事が出来なかった事の哀しみ。都市伝説になるきっかけはほんの些細な事のようだけど、悪人になるにも理由はある。

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    2021年04月15日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    当時のファンタジー小説みたいなものでしょうか。
    江戸川乱歩発想がすごいですね(^-^)
    イラストも綺麗ですし読みやすかったです(^_^)

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    2021年03月06日
  • 文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩

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    あー面白かった。
    乱歩のこーゆー系は河出文庫の『不気味な話1江戸川乱歩』読んでたから中身はほとんど知っとる話やったけど、なんべん読んでもおもしろーーい。
    もうこんなんばっかり読むせいで、例えば「人でなしの恋」とか、いやまあまあ変態じみとるけどまああるわいそういうこと、とか思ってしまっとる。
    読んだことあるのんばっかりやとしても、最後の文庫初収録という座談会がめちゃめちゃ面白かったので買ってよかった。わたしは実は卒論や修論で雨月物語を読んでいたので、あの世のものや境界が大好きなのですよ。

    それにしても乱歩の探偵ものじゃない、幻想怪奇系の作品を集めたアンソロジーはもうないのかな??探すの大変でさ

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    2021年03月03日
  • 明智小五郎事件簿3

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    なんだろう。。ほんと好き(笑
    その時代へタイムスリップし、目の前で繰り広げられてるかのような没入感と臨場感。
    トリックが不完全だろうが、明智小五郎がヘマしようが、こんなに面白いと感じられる小説を書けることがすごい。記憶に残り続ける面白さ。

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    2021年01月09日
  • 明智小五郎事件簿1

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    明智小五郎クロニクル
    乱歩が発表した順番ではなく、作品を読み込んで、実際にこれらの事件が発生した年月日を推定し、その年代順に並べた

    D坂の殺人事件 1920年9月
    幽霊 1920(21?)年 秋~冬
    黒手組 1921年12月
    心理試験 1922年11月~12月
    屋根裏の散歩者 1923(22?)年 春

    シャーロッキアンの研究 「年代学」
    シャーロック・ホームズが実在性人物だと見なして、ホームズ物語を楽しむファン

    大正十三年(1924年)、「D坂の殺人事件」で探偵小説界に初めて登場した明智小五郎
    棒縞の浴衣を着て、変に肩をふって歩く。
    モジャモジャの髪の毛を引っかき回すのが癖で、いつも木綿

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    2020年08月22日
  • 陰獣 江戸川乱歩ベストセレクション(4)

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    ネタバレ

    「陰獣」「蟲」どちらも、人の多面的な性質と、発狂するに至る道程がすごく面白かった。「陰獣」のラスト、事実を決めつけず曖昧にし、不安を煽る感じがとても好き。

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    2020年08月08日
  • 孤島の鬼~江戸川乱歩全集第4巻~

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    これは、江戸川乱歩の最高傑作かもしれない。少なくとも僕が今まで読んだ中では1番面白い。
    まずキャラクター普通のサラリーマンである主人公とその恋人初代を中心に、主人公に横恋慕する男、あっさり殺されてしまう素人探偵、曲馬団の少年など、曲者ぞろいのキャラクターが勢ぞろいする。
    謎の殺人事件、そこに関わるのは家系図。

    次々と明かされていく新事実。まさに点と点がつながって線になっていくのを見るようだ。

    今の時代では書けないであろう登場人物や表現がどんどん出てくる。いわゆる差別表現である。僕は、差別表現に過敏になるのはいかがなものかと思う。もちろん、不快に思う人もいるだろうが、本作のような扱いであれば

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    2020年08月06日
  • 黒蜥蜴と怪人二十面相

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    黒蜥蜴の妖艶からくるゾクゾクとする感覚、怪人二十面相の次はどんないでたちで現れるかというワクワク感、昭和の時代を背景にした当時の雰囲気を考えると、非常に読者を楽しませてくれる作品でした。名探偵・明智小五郎はいつの時代でも名探偵でいてくれると思いました。本当に昔の作品なのかと疑いたくなるくらいの作品です。

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    2020年06月06日
  • 明智小五郎事件簿3

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    万城目学さんの解説が全てを語ってくれています。
    流れるような文章で、ページをめくる手が止まりません。

    トリックも犯人も直ぐに分かるし、DNA鑑定など無い
    時代でも、このトリックはダメだなと思ってしまいますが
    ともかく、淫靡で残虐な恐ろしいムードが素晴らしい。

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    2020年05月15日
  • 明智小五郎事件簿1

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    何度でも読み返したくなる癖になる江戸川乱歩。「心理試験」での飄々としながらの鋭い切り口がたまらなく好き。

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    2020年05月09日