江戸川乱歩のレビュー一覧
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「深夜の博覧会」を読んだら、戦前の探偵小説が読みたくなりました。35年ほど前に読んだ「孤島の鬼」を再読。やっぱり、すごい小説でした。
書かれたのは昭和4年。横書き文字が右から左に書かれていた時代です。「説小偵探奇怪」といった言った具合に。
恋人を殺された主人公の青年は復讐のために、私立探偵を雇います。ところが、この探偵も奇怪な方法で殺されてしまいます。恋人は家系図を残していました。この家系図を巡って、青年は恐ろしい運命に巻き込まれてしまいます。
本書の前半は密室殺人事件、衆人環境の中での殺人、後半は世にも奇怪な状況の中での冒険譚です。奇想天外・荒唐無稽のストーリー展開、昭和を舞台にした猟奇色溢 -
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あー面白かった。
乱歩のこーゆー系は河出文庫の『不気味な話1江戸川乱歩』読んでたから中身はほとんど知っとる話やったけど、なんべん読んでもおもしろーーい。
もうこんなんばっかり読むせいで、例えば「人でなしの恋」とか、いやまあまあ変態じみとるけどまああるわいそういうこと、とか思ってしまっとる。
読んだことあるのんばっかりやとしても、最後の文庫初収録という座談会がめちゃめちゃ面白かったので買ってよかった。わたしは実は卒論や修論で雨月物語を読んでいたので、あの世のものや境界が大好きなのですよ。
それにしても乱歩の探偵ものじゃない、幻想怪奇系の作品を集めたアンソロジーはもうないのかな??探すの大変でさ -
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明智小五郎クロニクル
乱歩が発表した順番ではなく、作品を読み込んで、実際にこれらの事件が発生した年月日を推定し、その年代順に並べた
D坂の殺人事件 1920年9月
幽霊 1920(21?)年 秋~冬
黒手組 1921年12月
心理試験 1922年11月~12月
屋根裏の散歩者 1923(22?)年 春
シャーロッキアンの研究 「年代学」
シャーロック・ホームズが実在性人物だと見なして、ホームズ物語を楽しむファン
大正十三年(1924年)、「D坂の殺人事件」で探偵小説界に初めて登場した明智小五郎
棒縞の浴衣を着て、変に肩をふって歩く。
モジャモジャの髪の毛を引っかき回すのが癖で、いつも木綿 -
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これは、江戸川乱歩の最高傑作かもしれない。少なくとも僕が今まで読んだ中では1番面白い。
まずキャラクター普通のサラリーマンである主人公とその恋人初代を中心に、主人公に横恋慕する男、あっさり殺されてしまう素人探偵、曲馬団の少年など、曲者ぞろいのキャラクターが勢ぞろいする。
謎の殺人事件、そこに関わるのは家系図。
次々と明かされていく新事実。まさに点と点がつながって線になっていくのを見るようだ。
今の時代では書けないであろう登場人物や表現がどんどん出てくる。いわゆる差別表現である。僕は、差別表現に過敏になるのはいかがなものかと思う。もちろん、不快に思う人もいるだろうが、本作のような扱いであれば -
ネタバレ 購入済み
面白い
先が読めても2転3転する話が面白かった
以下ネタバレ?!
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オチが詳しくとてもいいハッピーエンドなのは以外だったけど良かったと思う! -
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ネタバレこの作品は、1925年(大正14年)に江戸川乱歩によって書かれた短編小説である。江戸川乱歩は探偵物というジャンルを確立させた日本の小説家である。
主人公は25歳の男性、名前を郷田三郎。何をしても興味が持てず、仕事もせず、これといった趣味もないまま過ごしていた。しかし、素人探偵の明智小五郎との出会いを経て、彼は次第に「犯罪」というものにのめり込んでいってしまう。尾行をしたり、脅迫じみた暗号文を書いてみたりと一人、犯罪っぽいことをして楽しんでいた。が、彼は危険が伴わないこれらの行為に飽きてきていた。そんな中、彼が住んでいる部屋の押し入れから、建物の天井に入れることに気付いてしまう。そこからしば -
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「蟲」が読みたくて再読。
陰獣がいちばんすきなんだけど、
乱歩の中でもかなり良作でビギナーにもおすすめな「陰獣」といちばんの変態作である「蟲」を一緒に収録するか!?角川よ!と思ったのだが(盲獣、闇に蠢くあたりも相当に変態だが)。まあお得ではあるかな。
「悪魔の恋であった。地獄の恋であった。それゆえに、この世のそれの幾層倍、強烈で、甘美で物狂おしき恋であった。かれはもはや芙蓉のなきがらと別れるにしのびなかった。彼女なしに生きていくことは考えられなかった。この土蔵の厚い壁の中の別世界で、彼女のむくろとふたりぼっちで、いつまでも不可思議な恋にひたっていたかった。」(「蟲」より)
…なんか切なく