孤島の鬼

孤島の鬼

330円 (税込)

1pt

私(蓑浦金之助)は会社の同僚木崎初代と熱烈な恋に陥った。彼女は捨てられた子で,先祖の系譜帳を持っていたが,先祖がどこの誰ともわからない。ある夜,初代は完全に戸締まりをした自宅で,何者かに心臓を刺されて殺された。その時,犯人は彼女の手提げ袋とチョコレートの缶とを持ち去った。恋人を奪われた私は,探偵趣味の友人,深山木幸吉に調査を依頼するが,何かをつかみかけたところで,深山木は衆人環視の中で刺し殺されてしまう……!
鮮烈な読後感を残す大乱歩の長編代表作を,初出時の竹中英太郎画伯による挿絵を付してお届けする。

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孤島の鬼 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大好きな江戸川乱歩!私が読んできたたくさんの江戸川乱歩に作品の中でダントツに
    良かった。読み始めた頃からは想像できない結末だった。
    流石に最後は苦しすぎたかな。特に最後の発言!江戸川乱歩にしては長めだけど読んで損はしないからお勧めです!

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    地獄絵だ。闇と死と獣性の生地獄だ。

    -------------------------------------------------
    これはミステリーだろうか、ホラーだろうか、冒険小説なのだろうか。どれにも当てはまるし、どれでもなく「江戸川乱歩」というジャンルなのかもしれない。
    江戸川乱歩の小説

    0
    2024年03月31日

    Posted by ブクログ


    1.おすすめする人
    →探偵小説が好き、日本文学を感じたい、
     ハラハラしたい

    2.内容
    →怪奇に怪奇が絡みつく作品。
     こんなにも不気味でおどろおどろしい内容とは。
     江戸川乱歩、恐るべし。
     最後の、宝物を求め洞窟に迷い込む場面は、
     横溝正史の八つ墓村を彷彿とさせる。
     年代的に、横溝正史が

    0
    2023年12月27日

    Posted by ブクログ

    びっくりした。とんでもない濃厚な作品。これが100年前に書かれた文章なのか?いや、100年前でないと書けないのか?回顧録のような形式で、語り手の前フリが効いているため、ワクワクしながら読み進めた。途中ショッキング(というかグロテスク?いや、実際に社会にそういった人は一定数いるのだから差別的な発言は良

    0
    2022年09月23日

    Posted by ブクログ

    「深夜の博覧会」を読んだら、戦前の探偵小説が読みたくなりました。35年ほど前に読んだ「孤島の鬼」を再読。やっぱり、すごい小説でした。
    書かれたのは昭和4年。横書き文字が右から左に書かれていた時代です。「説小偵探奇怪」といった言った具合に。
    恋人を殺された主人公の青年は復讐のために、私立探偵を雇います

    0
    2021年05月27日

    Posted by ブクログ

    これが初めて読んだ乱歩です。
    読んだ後、放心して、悲しくて、どうしようも無く、一週間は現実に帰って来れなかった。
    同時に小説ってこんなに面白いものか…!と打ちのめされた。
    五十音の組み合わせの文字が文章になっただけで、乱歩という人が書くと世界はこんなにも衝撃的に面白いものなのかと驚愕した。
    読後のあ

    0
    2020年11月24日

    Posted by ブクログ

    正直に言って後味の悪い作品。
    ただ、面白いかと問われると、素晴らしく面白く、読みやすい。
    昭和初期に書かれたものとは思えないほど読みやすく、入り込みやすい作品であり、だからこそ、後味も悪く胸糞悪いという言葉がしっくりくる。

    登場人物全ての人間に対して色々な意味で気分が悪くなるような、そんな気持ちに

    0
    2019年05月17日

    Posted by ブクログ

    初乱歩。孤島の話になったあたりから内容がヘビーに・・。屋敷の中で繰り広げられていたことが現実の世界でもあることなのだと思ったらゾッとする。
    終始諸戸さんには幸せになってほしいと思っていたんだけど無理だったか。
    洞窟の中ではどうなることかと・・。

    挿絵がなかなかおどろおどろしくてそれがまた物語を盛り

    0
    2021年12月30日

    Posted by ブクログ

    恋人初代を殺され友人であり素人探偵である深木山とともに調査に当たる主人公。
    しかし探偵深木山が殺害され、新たな協力者・諸戸道雄とともに捜査をするうちに、初代、深木山殺害の実行犯を捕らえるも殺害される。そして二人は諸戸の父の住む島へ。

    島での冒険。シャム双子、かたわ者の群、支配者である丈五郎。そして

    0
    2013年11月06日

    Posted by ブクログ

    中学生の時に「孤島の鬼」の劇をし
    その時、少年探偵団の役をやったという
    話から息子が持っていた「孤島の鬼」を
    読ませてもらうことに。
    その頃、やった劇の内容とは全く違い
    少年探偵団などは一才登場せず!!(笑)
    昭和4年から5年に連載されたものとは
    思えないほど新鮮!?な面白さ(怖さ)が
    満載。時代を

    0
    2025年01月07日

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