孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)
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孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

小説・文芸
733円 (税込)
366円 (税込) 10月22日まで

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幼い頃に親に捨てられ、古い謎の系図だけが身元の手がかりという女と恋に落ちた蓑浦。その女が密室殺人で死んだ。残した系図を手に死の真相に迫る蓑浦に、想像を絶する恐怖が待ち受けていた……。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川ホラー文庫
  • タイトル
    :
    江戸川乱歩ベストセレクション
  • タイトルID
    :
    20041626
  • 電子版発売日
    :
    2022年02月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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江戸川乱歩ベストセレクション の一覧

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孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ホラーというのにも頷ける。
    ミステリーとして、殺害方法に引き付けられるのだが、そんなところで探偵役が亡くなる…
    また面白くなってきた。
    怪しい人物が探偵役に代わって、その上同性愛の様相をみせる。
    障がい者製造、孤島冒険ミステリー…
    目まぐるしい。

    時代を考えると新しすぎるのではないだろうか。
    現在では不謹慎となりそうな言葉も江戸川乱歩にかかれば、恐ろしく不気味であっても、不快にならない手法がお見事です。

    -道雄は最後の息を引取る間際まで、父の名も母の名も呼ばず、ただあなた様の御手紙を抱きしめ、あなた様のお名前のみ呼び続け申候


    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった!!序盤の小さな事件から大規模で陰惨な陰謀にまで結びつけるあたりが乱歩らしい茶めっ気があって楽しかった。ロードノベルみたいなワクワク感もあって諸戸と蓑浦の二人と共に推理している様な楽しさもあった。そして何より諸戸道雄というキャラクターが非常に魅力的で良かった。最後の一文でもう諸戸のことしか考えられなくなった。

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    切ない。紛れもない怪奇小説であると同時に、世間の普通の基準から外れた人々への乱歩からのラブレターであるようにも感じた。

    特筆すべき点は、当時は性的倒錯者としてみなされていた同性愛者が、多面的で魅力的なキャラクターとして物語の中心人物を担うところにあると思う。

    本作には奇怪な身体的障がいを持つ人々が登場する。
    そして見た目で判別できないとしても、同性愛者は同じように嫌悪の対象だったという描写がある。

    そんな立場である諸戸が探偵役として華麗な推理を見せることで、世間の偏見との間に齟齬が生まれ、必然的に他の“はぐれ者”たちに対する偏見を薄れさせる。
    所謂奇形の人々が読者を恐怖させるための道具としてではなく、尊ばれるべき人間として描かれているところが怪奇ジャンルとして新鮮に感じた。

    なぜ諸戸が箕浦にそこまで惚れ込んだか最後まではっきり説明されないのが個人的に好きなポイント。
    なぜなら読んでいる側にはきっちり伝わっているから。

    諸戸に迫られても関係を切ったりせず友人として大切に扱い続け、障がい者の秀ちゃんと恋に落ち、恋人を殺した少年にすら同情できる。
    言わば心がめちゃめちゃ綺麗。
    しかも本人は全く自覚してないっぽいので罪な男だ…。この人たらし!

    0
    2026年08月07日

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩の最高傑作として名高い本作。
    元祖BLとも呼ばれているらしい。

    さすがは乱歩。読み始めたら止まらない圧倒的なおもしろさ。単なる痴情のもつれが原因の殺人かと思わせて、その裏には壮大な犯罪計画、黒幕が潜んでいた。

    下手人の正体、障がい者の描き方、どれもこれも大正時代だからこそ描けた作品。

    最高傑作の名に相応しい作品である。

    0
    2026年04月14日

    Posted by ブクログ

    「天井知らずの面白さだよ。」
    友達にそう勧められ、すかさず本屋に走り買って読みました。そして言われた通り、天井知らずの面白さでした。星5では足らん。
    江戸川乱歩先生の推理ものの要素も当然ありつつ、ワクワクするような冒険要素、重たいテーマの人間関係の描写(読めばわかる。)の要素、ホラー要素、伏線回収全てが詰め込まれ、読みやすいのに1冊にこんなに面白要素を楽しめちゃって良いんですか、と思わず参る。
    どこか怪しげな雰囲気を纏った世界観が癖になります。

    0
    2026年01月10日

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩、小説がうますぎる。

    あまり前情報を入れずに読んだので、あまりの面白さに驚いた。
    もしも自分が江戸川乱歩がバリバリ現役の時代に生きていたら、危うく彼を神と崇め、彼の作品の二次創作執筆に没頭していたかもしれない。

    怠惰で行動力のない現代人でよかった。

    0
    2025年12月23日

    Posted by ブクログ

    途中からどんどんドライブがかかって読める感じ。
    前半で様々な事が起こり(本の厚さの1/5くらい?)、
    この犯人探しであと4/5も保つの??って思ったけど、
    そこからの展開が想像以上にスゴ過ぎた。

    生い立ちの不幸から性嗜好が歪んだと思ってしまった諸戸、
    育った環境が明るみになるにつれ本当に心が痛くなる。
    犯人探しも主体は諸戸だし、
    『私』からも故意に弄ばれたり軽くあしらわれたり、
    諸戸の気持ちを想うと読んでてツラくなる。
    変にナルシストで優柔不断な『私』に腹が立ったりもする。
    そんな諸戸への想いが連なって、
    ラスト危うく泣くとこだったよ。
    幸せにしてあげて欲しかったな。

    しかし本当に思いもよらぬ展開で驚きの連続。
    よくもまぁこんな事が考えられたものだと感心。
    自分は江戸川乱歩のこういう感じの作品が好きだと確信。

    初代→しょだいとほぼ毎回読んでしまって、
    その度に自分にガッカリする始末。

    0
    2025年01月17日

    Posted by ブクログ

    この作品を読んだ後、私は諸戸道雄に思いを馳せずにはいられなんだ。

    久しぶりに推理小説を読んだけどこんなに面白いとは。
    思いもよらぬ方向に転がっていくストーリーに夢中になって手が止まらなかった。


    諸戸が様々な苦悩を抱えながらも、もがき続けた姿に美しさを感じた。何もかも捨てて生きていて欲しかった。

    0
    2024年07月21日

    Posted by ブクログ

    同性愛・密室殺人・愛する人の死・サーカスの子供・私立探偵の死・離小島・美しく醜い双生児・せむし男・宝探し・出口の無い洞窟・カタワ者・出生の謎と、てんこ盛りの95年前に書かれた大エンターテイメント小説。

    何だこの面白さ。やめられない止まらない。

    乱歩のベスト小説だと思います。

    0
    2024年07月21日

    Posted by ブクログ

    密室殺人・衆人環視下での殺人、この2つのトリックを使った殺人事件は……序章に過ぎなかった!

    故人から送られてきた謎の手記に乱歩独特のおどろおどろしい猟奇あり!
    先祖代々受け継がれてきた家系図に、意味深な書き付け!謎解き宝探しあり!
    不気味な見た目の住人がいる孤島で行われている恐ろしいビジネスの正体とは!?
    さらに小悪魔系主人公(男)と、みんな大好き諸田くんとのBL要素……。

    さすが乱歩に「自身の長編の中では1番出来がいい」と言わしめた作品だけあって、すこぶる楽しめた。上にあげたような、普通なら1つのテーマで1話作っちゃうような話がこの長編には詰まっている。最後に怒涛の伏線回収がすごい。いっぱいあったのに全部綺麗に収まった不思議。諸田くんのその後のお話で、色物のハズのBL要素も読後感にかなり大きな影を落とす。

    最終的には世間狭過ぎ!!というツッコミがないわけでもないけど、それを含めて島の因縁や血筋の呪いなのかと考えれば、納得できる。

    奇形や不具者が出てくるので、ドクターモローの島から取って諸田くんでいいのかな。
    とても面白かった。

    0
    2024年02月01日

孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川ホラー文庫
  • タイトル
    :
    江戸川乱歩ベストセレクション
  • タイトルID
    :
    20041626
  • 電子版発売日
    :
    2022年02月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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