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Posted by ブクログ
ちょっと買ってから読み始めるまでに時間が空いてしまって、前知識をすっかり忘れた状態で読みました。
なので、明智小五郎が出てきてビックリした。途中で探偵が犯人だってわかったときに気付けよ!って話ですが、普通に警部と助手が解決するのかと思ってた。
明智小五郎が出てきてから解決まであっと言う間でちょっと残念でしたが、でも面白かったです。推理ものは、いつも後半まで犯人がわかりません。
『孤島の鬼』よりもグロい。でもエロい。エログロ?
まあでもTVの明智小五郎シリーズってエロかったよね?で、怖かった。ゾクゾクしました。
そんな感じです。描写が細かいので、余計にTVを思い出しました。
Posted by ブクログ
明智シリーズのはずなのに明智が全然出てこない。
もしや畔柳博士は明智の変装では、とすら考えたが全然そんな事はなかった。
200ページを過ぎて満を持して登場した時は「やっとか!」と思わずニヤけてしまった笑。
一番のどんでん返しは撮影中の誘拐劇の辺りで察しがついてしまったのだが、それでも乱歩の描写力の巧みさのおかげで飽きずに読めた。
終盤の洋子の行動や明智のやらかしっぷりなど、疑問に思うところは何箇所かあるが全体的には面白い。
これはネタバレになるが、蜘蛛男が野崎と平田という光と闇の弟子を抱えていたのが何とも面白い。
探偵業と犯罪、相反する技術を何だかんだ教える相手が欲しかったんかな、自慢がてら。
Posted by ブクログ
「江戸川乱歩」の長篇ミステリ作品『蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)』を読みました。
「岡本綺堂」の作品に続き、昭和初期に発表された作品、、、
「江戸川乱歩」の作品は、『江戸川乱歩短篇集』以来なので5年振りですね。
-----story-------------
猟奇的殺人事件を描いた推理小説の傑作!
好みの女性を狙う殺人鬼「蜘蛛男」が現れた。
犯罪学の権威「畔柳博士」が犯罪を阻止しようとするが、被害者は跡を絶たない。
そんな中、「明智小五郎」が「蜘蛛男」の正体を見破る。
「蜘蛛男」を追い詰める「明智」の作戦とは!
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『講談倶楽部』に1929年(昭和4年)8月から1930年(昭和5年)6月まで連載され、「江戸川乱歩」による"通俗もの"の代表作とされる作品です… 久しぶりにレトロな冒険活劇を愉しみましたね。
東京のY町に開店した小さな美術商・稲垣商店へ事務員としてやってきた「里見芳枝」は、店長の「稲垣平造」と出かけたきり、行方不明となる… 「稲垣」の正体は、「青ひげ」になぞらえられる殺人鬼「蜘蛛男」だったのだ、、、
やがて、「芳枝」は石膏像に塗り込められたバラバラ死体となって発見されたうえ、「芳枝」の姉である「絹枝」も殺害されて水族館の水槽に浮かべられてしまう… この事件を調べていた私立探偵の「畔柳(くろやなぎ)博士」と助手の「野崎青年」は、「蜘蛛男」が「芳枝」に似た女性ばかりを狙って殺人を行っていると考え、警視庁の「波越警部」とともに捜査へ乗り出すが、被害者は跡を絶たない。
そんな中、名探偵「明智小五郎」が現われ、「蜘蛛男」の正体を見破り、徐々に追い詰めていく……。
「蜘蛛男」の正体は中盤あたりには想定できており、終盤は「明智小五郎」と一緒に犯人を追い詰めて行く気分が味わえましたね… 時々、読者に話しかけてくるような独特の語り口もイイ感じでした、、、
現実感はないのですが、物語として割り切れば、とても愉しめる作品ですね… 昭和初期の作品も侮れません。
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