江戸川乱歩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
引越しの果てに捨ててしまった江戸川乱歩全集。その中で最初に出会い、衝撃を受けた本。およそ小学生が読む本ではなかった。しばらくの間、死肉を自分の指で触った感触がぬぐえないで怖かったのを覚えている。
おどろおどろしていたのは江戸川乱歩共通か。押し絵と旅する男、などは好きだった。おませな小・中学生だった。
当時の表紙は現在のように淡々としておらず、たいへん、奇妙でありながら、どうしても手に取りたくなる不思議な魔力があった。数十年後、古書店で1冊探し当てた。思いのほか高くなかったのは文庫だったせいと思う。春陽文庫、高塚省吾氏装丁である。タイトルは「屋根裏の散歩者」
この書庫の表紙画がいつが自分 -
Posted by ブクログ
ネタバレすぐに内容を思い出せるように記録。
完全なるネタバレにつき注意。
踊る一寸法師
・サーカスの一団
・明るいグロテスクさ
毒草
・堕胎の毒草
・先の読める展開
・姦通と堕胎が悪とされていた戦前ならではの感覚が強く出る。
覆面の舞踏者
・じゃぁ自分の妻は誰と寝た?事実を知った後味の悪さ
灰神楽
・心理試験?のバレ方と少し似ている。ボールを入れた火鉢は当時あった火鉢とは別のもの。
火星の運河
・散文詩。文章の組み立て、選び方、とても好き。幻想的で少し物悲しい。
五階の窓
・合作小説の始まり部分。
モノグラム
・昔好きだった女性の形見に自分の写真が?しかしこれは自分の奥さんの持ち物で、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ※ネタバレになるかもしれないので一応チェック。
先入観に捕らわれて読んで良い意味で痛い目に合いましたw
江戸川乱歩さんの作品で初めて読んだのが、
この蜘蛛男でした。
中盤までは本当に私は馬鹿なので
誰が蜘蛛男なのか分からず
「どう考えても空想の世界だからこそ成り立つ犯人」
としか考えていませんでしたし、
少しガッカリもして読んでました。
でも、有名な明智探偵の登場と共にその考えは
180度変わりました。
中盤からの急展開には笑いが止まりませんでした。
先入観を捨てるという事を学べた一冊でした。
ここから、江戸川乱歩先生にはまりました。