江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)

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    序盤から結構ヒントが与えられていたので、犯人がわかったときはああやっぱりなぁとそんなに驚きではなかったけれど、後半の犯人VS明智小五郎の裏の裏をかく攻防戦にはドキドキハラハラ、手に汗握りながら読みました。
    パノラマ館の描写などは猟奇的で美しくて、エログロっていうんですかね、たまりませんでした。この禍々しさは今の小説ではなかなか感じられないと思います。読者に語り掛けるような第三者目線の文体が昔の活劇とか紙芝居じみてて、それもまたすごくいい味が出てるなぁと思いました。
    やっぱり乱歩は面白い!

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    2016年05月10日
  • 蜘蛛男

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    最初に読んだのが小学生の頃で、最近も山口譲司のコミカライズを読んでいたので、物語の核となる大どんでん返しのことは知っていたけど、その分乱歩が読者に情報を与えつつ、最大限大どんでん返しを悟られないよう苦心するさまが見て取れてこれはこれで面白かった。さすがに今となっては読者に語りかける古色蒼然とした探偵物の文体はきついものがあるけど。

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    2012年05月04日
  • 盲獣

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    《未購入》『盲獣』は読み手を選ぶ作品だと思う。江戸川乱歩を初めて読む人は、間違ってもこの小説から読んではいけない。エログロへの嫌悪感より、まるで喜劇を見ているような笑いが込み上げて来るから不思議だ。

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    2012年04月23日
  • 芋虫

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    ネタバレ

    この「芋虫」は江戸川乱歩御大の作品中でも、「蟲」「盲獣」と並ぶ屈指のエログロ作品。正直まともな感性をお持ちの善男善女の皆々様にはおすすめできるものではなく…私は大好物ですけども。
    今作はそんなほとんど禁忌な原作を、現代の鬼才、丸尾末広氏の絢爛豪華耽美妖異な画力で活写。もうほとんどR18です。いろんな意味で。

    繰り広げられる、めくるめく乱歩世界…うつしよは夢、夜の夢こそまこと…

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    2012年03月09日
  • 芋虫

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    流石としか言いようのない作品です。
    全体の構成からコマの一つひとつまで丸尾先生の感性が活きています。
    どのコマを切り取っても画になります。書き込みも半端じゃないです。
    そんな狂気的なところも「芋虫」という題材にピッタリで、もう・・・最高です。

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    2012年03月02日
  • 芋虫

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    大傑作。
    大乱歩の残した精髄を吸い上げ描き出す筆力。
    何カットも何カットも素晴らしい構図がある。

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    2014年01月04日
  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    明智小五郎が登場しました。
    屋根裏の散歩者の覗き見趣味が不気味でとてもステキです。
    暗黒星は、途中で犯人に目星が付いてきて、でも、断定しきれなくて、で、やっぱり、と面白いものでした。異常心理と、そうさせた物悲しさが最後にありました。

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    2012年01月09日
  • パノラマ島綺譚~江戸川乱歩全集第2巻~

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     引越しの果てに捨ててしまった江戸川乱歩全集。その中で最初に出会い、衝撃を受けた本。およそ小学生が読む本ではなかった。しばらくの間、死肉を自分の指で触った感触がぬぐえないで怖かったのを覚えている。
     おどろおどろしていたのは江戸川乱歩共通か。押し絵と旅する男、などは好きだった。おませな小・中学生だった。
     当時の表紙は現在のように淡々としておらず、たいへん、奇妙でありながら、どうしても手に取りたくなる不思議な魔力があった。数十年後、古書店で1冊探し当てた。思いのほか高くなかったのは文庫だったせいと思う。春陽文庫、高塚省吾氏装丁である。タイトルは「屋根裏の散歩者」
     この書庫の表紙画がいつが自分

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    2011年11月07日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    ネタバレ

    屋根裏の散歩道は、明智小五郎が登場します。
    明智小五郎が登場するテレビ番組は見たことがありますが、文学は読んだことがありませんでした。
    江戸川乱歩は、伝説の作家のようにあがめたてまつって、読んだことがないことに気がつきました。
    ちなみに、NHKのTVのJブンガクで知りました。

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    2011年11月06日
  • 陰獣 江戸川乱歩ベストセレクション(4)

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    が好きです。乱歩地獄で映像化されたときの芙蓉さんの美しさと退廃していく時間の惨さが凄くファニーで、後味の悪いポップな作品。

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    2011年11月03日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    世の美しいものをコレクトする傍ら、奪うスリルを好む黒蜥蜴。明智へ宣戦布告をしてから、何回もの推理勝負をするのにはとてもドキドキしました。そして、結末にはなんともいえない明智と黒蜥蜴。K-20に続きこの作品も新しく映画化してほしいと思いました。

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    2011年10月21日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    大人向けの江戸川乱歩

    個人的にこれがホラー文庫なのは如何なものかと
    ホラー文庫のせいで学校の図書室に入れて貰えない

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    2011年10月10日
  • 吸血鬼

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    これはまさしく
    古きよき時代のミステリーです。
    解決編ではこちら側をアッと言わせてくれます。

    この作品はさほどエロ・グロも見られませんが
    その代わり妖艶な女性はもれなく付いてまいります。
    しかもその女性はあくどいことをしたがために…

    犯人が判明したからって油断は禁物。
    まだまだ先があるんですから。

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    2011年09月19日
  • 陰獣~江戸川乱歩全集第3巻~

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    ネタバレ

    すぐに内容を思い出せるように記録。
    完全なるネタバレにつき注意。



    踊る一寸法師
    ・サーカスの一団
    ・明るいグロテスクさ

    毒草
    ・堕胎の毒草
    ・先の読める展開
    ・姦通と堕胎が悪とされていた戦前ならではの感覚が強く出る。

    覆面の舞踏者
    ・じゃぁ自分の妻は誰と寝た?事実を知った後味の悪さ

    灰神楽
    ・心理試験?のバレ方と少し似ている。ボールを入れた火鉢は当時あった火鉢とは別のもの。

    火星の運河
    ・散文詩。文章の組み立て、選び方、とても好き。幻想的で少し物悲しい。

    五階の窓
    ・合作小説の始まり部分。
    モノグラム
    ・昔好きだった女性の形見に自分の写真が?しかしこれは自分の奥さんの持ち物で、

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    2011年07月08日
  • 蜘蛛男

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    既に一度読んでいるにも関わらず、つい話しに入り込んでしまいました。ストーリーは色々と突っ込みどころがありますが、やはり江戸川 乱歩の世界を味わうには申し分ないでしょう。おかげで、DVDボックスが欲しくなってしまいました;

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    2011年06月27日
  • 黒蜥蜴

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    これのプロローグで黒蜥蜴が登場する場面はかなり印象的です。三島由紀夫などが舞台脚本をするには納得します。一度舞台でも見てみたい話です。

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    2011年06月27日
  • 押絵と旅する男~江戸川乱歩全集第5巻~

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    江戸川乱歩の中でも好きな話の一つ「押絵と旅する男」が収録された5巻。
    乱歩の話は読んでいると悪い白昼夢のような、熱に浮かされるような感覚になるけど、この「押絵と旅する男」は特にそれが強い。

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    2011年05月29日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    一日一話の江戸川乱歩。
    そんな生活が夢みたいに素敵だと実感した一冊。

    実際のストーリーも面白いけど
    一話ずつに付いているあとがきがおもしろい。

    基本的に謙遜してるのに、これは謙遜ではなくって。なんて更に謙遜するあたりもすてき。
    褒められたらその気になっちゃうのも悪い癖、など猟奇的な内容の割に人間味が感じられるところに安心する。

    彼のことがもっと好きになります。

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    2011年05月25日
  • 孤島の鬼~江戸川乱歩全集第4巻~

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    孤島の鬼だけ読んだ。諸戸の生い立ちや性癖、蓑浦の恋愛事情、、実際にあったらゾッとする感じが特に終盤は読んでいてドキドキした。最後にすべての辻褄が合って世界観もよく作られてあっておもしろかった。

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    2011年05月08日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    やっぱり明智はカッコいいですよ。
    時代を感じさせる紙芝居のナレーションみたいな語り口はとても読みやすかった。

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    2011年07月15日