江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    世の美しいものをコレクトする傍ら、奪うスリルを好む黒蜥蜴。明智へ宣戦布告をしてから、何回もの推理勝負をするのにはとてもドキドキしました。そして、結末にはなんともいえない明智と黒蜥蜴。K-20に続きこの作品も新しく映画化してほしいと思いました。

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    2011年10月21日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    大人向けの江戸川乱歩

    個人的にこれがホラー文庫なのは如何なものかと
    ホラー文庫のせいで学校の図書室に入れて貰えない

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    2011年10月10日
  • 吸血鬼

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    これはまさしく
    古きよき時代のミステリーです。
    解決編ではこちら側をアッと言わせてくれます。

    この作品はさほどエロ・グロも見られませんが
    その代わり妖艶な女性はもれなく付いてまいります。
    しかもその女性はあくどいことをしたがために…

    犯人が判明したからって油断は禁物。
    まだまだ先があるんですから。

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    2011年09月19日
  • 陰獣~江戸川乱歩全集第3巻~

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    ネタバレ

    すぐに内容を思い出せるように記録。
    完全なるネタバレにつき注意。



    踊る一寸法師
    ・サーカスの一団
    ・明るいグロテスクさ

    毒草
    ・堕胎の毒草
    ・先の読める展開
    ・姦通と堕胎が悪とされていた戦前ならではの感覚が強く出る。

    覆面の舞踏者
    ・じゃぁ自分の妻は誰と寝た?事実を知った後味の悪さ

    灰神楽
    ・心理試験?のバレ方と少し似ている。ボールを入れた火鉢は当時あった火鉢とは別のもの。

    火星の運河
    ・散文詩。文章の組み立て、選び方、とても好き。幻想的で少し物悲しい。

    五階の窓
    ・合作小説の始まり部分。
    モノグラム
    ・昔好きだった女性の形見に自分の写真が?しかしこれは自分の奥さんの持ち物で、

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    2011年07月08日
  • 蜘蛛男

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    既に一度読んでいるにも関わらず、つい話しに入り込んでしまいました。ストーリーは色々と突っ込みどころがありますが、やはり江戸川 乱歩の世界を味わうには申し分ないでしょう。おかげで、DVDボックスが欲しくなってしまいました;

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    2011年06月27日
  • 黒蜥蜴

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    これのプロローグで黒蜥蜴が登場する場面はかなり印象的です。三島由紀夫などが舞台脚本をするには納得します。一度舞台でも見てみたい話です。

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    2011年06月27日
  • 押絵と旅する男~江戸川乱歩全集第5巻~

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    江戸川乱歩の中でも好きな話の一つ「押絵と旅する男」が収録された5巻。
    乱歩の話は読んでいると悪い白昼夢のような、熱に浮かされるような感覚になるけど、この「押絵と旅する男」は特にそれが強い。

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    2011年05月29日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    一日一話の江戸川乱歩。
    そんな生活が夢みたいに素敵だと実感した一冊。

    実際のストーリーも面白いけど
    一話ずつに付いているあとがきがおもしろい。

    基本的に謙遜してるのに、これは謙遜ではなくって。なんて更に謙遜するあたりもすてき。
    褒められたらその気になっちゃうのも悪い癖、など猟奇的な内容の割に人間味が感じられるところに安心する。

    彼のことがもっと好きになります。

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    2011年05月25日
  • 孤島の鬼~江戸川乱歩全集第4巻~

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    孤島の鬼だけ読んだ。諸戸の生い立ちや性癖、蓑浦の恋愛事情、、実際にあったらゾッとする感じが特に終盤は読んでいてドキドキした。最後にすべての辻褄が合って世界観もよく作られてあっておもしろかった。

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    2011年05月08日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    やっぱり明智はカッコいいですよ。
    時代を感じさせる紙芝居のナレーションみたいな語り口はとても読みやすかった。

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    2011年07月15日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    観たかったなあ、三輪明宏氏の舞台。 それが第一の感想だった。これは中々格好良い話。明智の策略にかかるのかかからないのかもどきどきさせてもらった。 これは良い対決だった。

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    2011年04月22日
  • 影男

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    影男の奇妙な生活
    影男と殺人請負会社須原との奇妙な対決
    地下世界のパノラマ
    濃厚な乱歩ならではの世界
    濃いいなあ
    他の乱歩小説の濃い部分を寄せ集めたような作品
    とても好きだなあ

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    2011年04月03日
  • 蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)

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    ネタバレ

    ※ネタバレになるかもしれないので一応チェック。




    先入観に捕らわれて読んで良い意味で痛い目に合いましたw
    江戸川乱歩さんの作品で初めて読んだのが、
    この蜘蛛男でした。

    中盤までは本当に私は馬鹿なので
    誰が蜘蛛男なのか分からず

    「どう考えても空想の世界だからこそ成り立つ犯人」

    としか考えていませんでしたし、
    少しガッカリもして読んでました。
    でも、有名な明智探偵の登場と共にその考えは
    180度変わりました。

    中盤からの急展開には笑いが止まりませんでした。


    先入観を捨てるという事を学べた一冊でした。
    ここから、江戸川乱歩先生にはまりました。

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    2011年03月22日
  • 人でなしの恋

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    タイトルで惹かれて買ったのですが、
    なるほどそういう意味か!と。
    乱歩作品は短いけれど言いようのない読後感におそわれます。
    きもちわるいけれど少しせつない。
    オマージュしたくなるような作品です。

    他の収録作品も面白かったです!
    「木馬は廻る」がすき。

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    2011年03月16日
  • 盲獣

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    ネタバレ

    江戸川乱歩で一番好き
    エロティックで残酷でまさに猟奇
    同時収録の「地獄風景」も気味悪いのに
    ばかばかしく、なぜがすがすがしい
    この2篇は最強の組み合わせだ
    傑作

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    2011年02月12日
  • 芋虫

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    これまた江戸川乱歩の強烈な短編を漫画化した作品。

    原作は過激な描写は発表された時代柄か伏字で伏せられて、ヒドイところだと何が何やら全く分からないシーンなどもあったが本作はマンガ。そんな手ヌルいマネはせずガッツリ過激な描写を丸尾末広流のリアルなタッチで描ききっている。

    エログロ耐性の無い方以外なら是非手に取って読んで頂きたい作品。今までに無いマンガ体験を味わえます。

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    2011年01月23日
  • D坂の殺人事件

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    すごいね。さすが江戸川乱歩といえばいいのかな?素晴らしいよ。久しぶりに天才の書いた本を読んだって感じですな。

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    2010年12月30日
  • 悪魔の紋章

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    ネタバレ

    明智小五郎シリーズ

    謎の「復讐者」と名乗る人物から脅迫状を受け取った川手氏。調査を依頼された探偵・宗像博士。犯人の尾行を行った博士の助手・木島の毒殺。証拠の品・三重文様の指紋。川手氏の長女・雪子の誘拐。蝋人形として展示された雪子の死体。寝室から誘拐された次女・妙子。お化け屋敷に展示された妙子の遺体。犯人をとりおさえた小池助手の射殺。川手氏の誘拐。過去の事件を知らされる川手氏。生きながらの埋葬。「復讐者」山本始と山本京子。謎の女・北園竜子。明智小五郎の朝鮮からの帰京。

     2010年12月24日再読

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    2010年12月25日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    ネタバレ

    『二銭銅貨』
    強盗団の隠した5万円の行方。「私」が手に入れた2銭銅貨に興味を持った松村武。2銭銅貨に隠された暗号。発見された盗賊団の5万円。松村のいたずら。

    『一枚の切符』
    富田博士の妻の死。汽車による轢死と思われたが黒田刑事の捜査ににより他殺の可能性が浮かび上がる。逮捕される富田博士。左右田が拾った一枚の切符から博士の無実を証明するが・・・。

    『恐ろしき錯誤』
    対立する北川氏と野本氏。北川氏の妻・妙子の焼死事件。彼女が助かったにもかかわらず再び火の中に駆け込んでしまった秘密。彼女の耳元に囁いた謎の男の言葉の罠。妙子の持つペンダントにかくされた秘密。誰の写真?

    『二廃人』
    温泉宿で出会っ

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    2015年03月07日
  • 吸血鬼

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    ネタバレ

    明智小五郎シリーズ

    美しい未亡人・畑柳倭文子をめぐり薬を使った決闘を行った青年・三谷と中年紳士・岡田。決闘に敗れ自殺した岡田。倭文子と息子・茂を誘拐した謎の唇のない男。誘拐事件中に倭文子宅にあらわれた小川と名乗る男の殺害事件。消えた小川の遺体。倭文子の脱出。はだかの彫像の中の女性の遺体。文代の冒険。空と海での活劇。発見された唇のない男の遺体。仮面の下の正体は漫画家。執事である斎藤老人を殺害してしまった倭文子。獄中で死んだ倭文子の夫の秘密。

     2010年12月15日再読

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    2010年12月16日