江戸川乱歩のレビュー一覧
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小説サイトに掲載されていた「人間椅子」のみ読みました。心霊事象がなくても恐怖が体感出来るのはとても面白かったです。
起承転結でいうと、承の部分が物語の大部分を占めるように思えます。転と結はわりとあっさりめですがラストのどんでん返しで再び恐怖を煽られました。Posted by ブクログ -
私達と違う生活しているセーラ。どんなに辛くても、諦めないでお姫様の心を忘れずに過ごしてるセーラに感動しました。面白いのでぜひ読んでみてくださいね!Posted by ブクログ
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江戸川乱歩作品、サイコパス的犯行でゾクゾク。何をするのもつまらない郷田。ある日下宿の天井を上り屋根裏を這いまわり、住人の部屋を散歩する。郷田は持ち前の犯罪嗜好癖から殺人を計画する。天井に隙間があり、その真下に住人・遠藤の大いびき。隙間から口の中にモルヒネ液をポトリ。。。遠藤は顔色が白くなり青藍色に変...続きを読むPosted by ブクログ
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乙女の本棚シリーズ、お堅めなイメージのある日本文学が、視覚から楽しめる一冊に仕上げてられていて非常に良かった。これは全作揃えたくなる。
今回読んだのは江戸川乱歩の人間椅子。かなり昔に一度読んだことがあったが、内容は殆ど覚えていなかったので、実質ほぼ初見。
ある夫人宛に椅子職人である男から一通の手紙...続きを読むPosted by ブクログ -
表題作はロジャー・スカーレット『エンジェル家の殺人』の翻案。築地の西洋館に住む双子の老人とその一族を襲う殺人事件。財産をめぐる親族同士の腹の探り合いと最後の物悲しさが見事。併録の「断崖」は男女の対話形式の短編。少年探偵シリーズの「青銅の魔人」「虎の牙」では敗戦まもない東京を明智小五郎や二十面相が飛...続きを読むPosted by ブクログ
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江戸川乱歩の短編が好き。
屋根裏の散歩者を初めて読んだときの臨場感と、人間椅子を初めて読んだときのおぞましさが忘れられない。心理試験のトリックも、二銭銅貨のオチも、まさに傑作。Posted by ブクログ -
小学生の頃に父親のを読んでいたので、この表紙に思い入れがあります。
昭和独特の文体、言い回しが癖になります。
児童向けなので読みやすく、他のシリーズも制覇したいです。Posted by ブクログ -
導入部分が、ノベルゲームの様でありながらノスタルジック。
連載当時の雑誌そのままの様な鉄人Qの恐ろしさ。
ただの小説まとめと思ったら駄目だ。
気合を入れて読まないと負ける。 -
江戸川乱歩の初期の短編が9篇収録されている。暗号を用いた処女作『二銭銅貨』や、倒叙探偵小説で、明智小五郎が犯人を巧みに追い詰める『心理試験』など、傑作選の通り、どれも面白い。江戸川乱歩は、日本に探偵小説を広め、発展させた、後世に残る作家である。他の作品も読んでみたい。Posted by ブクログ
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感動するほど面白かったです。ただのミステリーではなく、切ない恋愛やハラハラドキドキの冒険、その他色んな要素が詰め込まれていると感じました。Posted by ブクログ
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怖かったです。
これまで鏡花を読む時は、悲しくて悔しくてしゃくりあげるほど泣いたり、気持ち悪すぎて読むのをやめたりすることもありましたが、これはそういうものだ、と腹をくくって距離をとって読んだので読めました。高野聖読める人すごいよな。私まだ無理かも。
狸が子供を化かすくだりと蟹が美味しい話が可愛らし...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトル通り傑作!!!江戸川乱歩作品はどれも怪奇、グロテスクなどのイメージがあったので中々手を付けていなかったのが本当に勿体無かったです、、、!斬新なトリックにも感嘆しましたが、心情描写の素直さにも惹かれました。名作選も読もうと思います。Posted by ブクログ
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この作品は好きなため手に取った。テキストはあまり状況説明するタイプの文章では無いため、テキストに忠実なイラストよりもイラスト単体で表現する情報が増えているタイプになっている。それ込みで楽しめる。Posted by ブクログ
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ミステリー書評
読書レベル 超初級
ストーリー ★★★★★★!
読みやすさ ★★★★★★!
トリック ★★★
伏線・展開 ★★★★
知識・教養 ★★★
読後の余韻 ★★★★
一言感想:
初心者向けの推理小説としてオススメです。主に最近のミステリ小説や名探偵コナンを愛読していますが、だからこそ読んで...続きを読むPosted by ブクログ