江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    なんとも妖しくて、まさに乱歩の世界。
    月光の魔術なのか。
    人の心に潜む魔物なのか。
    まくらくらまさんの絵が、恐ろしいほどにぴったりはまっている。この「乙女の本棚」シリーズは『黒猫』以来だけど、豪華ラインナップだねぇ。他も読んでみよう。

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    2026年05月17日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    【ネタバレ注意】猟奇的で不気味な雰囲気をもつ、江戸川乱歩らしい探偵小説だった。特に印象的なのは、「自分が見ているものを信じられなくなる」「自分の顔や存在そのものが揺らぐ」「博士の世界観に飲み込まれる」という心理的な圧迫感が占拠する。だから、読後感としては、名探偵が事件を解決してスッキリではなく、異常心理の渦を見せられた不気味さが残った。物語では、人間が別人に見えること、不気味な変身、異様な存在感が強調されますが、真相は超自然的なものではなく、鏡や反射を利用した視覚トリックに大きく支えられた作品。⑤

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    2026年05月15日
  • 明智小五郎事件簿1

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    明智小五郎の活躍を事件発生順に並べたシリーズの第一巻である本作。
    最初期の明智小五郎は物質的というよりは心理的に犯人を追い詰めていくタイプの探偵であるので
    正直いってちょっと不気味で怖い。でもそれがいい。

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    2026年05月13日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    ネタバレ

    初江戸川乱歩!
    人間椅子だけしか読んでないけど、人間椅子だけ評価できるところがなかったので仕方なくここに。

    いや、まあそりゃそうなんだろうけど見事に騙された。あまりにも非現実的なんだけど、椅子の中の描写が事細かく書かれてるからまんまとトラップに引っかかった…すごいな江戸川乱歩。

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    2026年05月13日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    なぜ今まで読んでこなかったのかと後悔するくらい夢中になって読んだ。
    特に心理試験と屋根裏の散歩者が好みだった。
    巧妙なトリックに驚かされたし、明智小五郎が何度も登場してくれて嬉しかった。
    芋虫は、タイトルの愛らしさからは想像が付かないほど衝撃的な内容だった。
    もっと江戸川乱歩の他の作品も読んでみたいと思った。

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    2026年05月09日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    ネタバレ

    黒蜥蜴がなぜ美しいものに執着しているのかを考えてみた。
    ・宝石→誰が見ても美しいと感じるもの
    ・人間を保存→老いによって、誰しも劣化する

    「美」を永遠に固定するために、人間すらも作品にするようになる。
    「美」を愛しすぎた結果、歪んだ感情を抱くようになる。

    最終的には、明智小五郎に全てを明らかにされて、毒薬を飲み亡くなってしまう。
    最後に明智小五郎と2人で話している時、敗北感というよりも、自分の内側にやっと気付いてくれたという黒蜥蜴が救われた感覚を持った。それが自身が本来持っていた笑顔なんだろうなと感じた。

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    2026年05月04日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    #読書 #再読 #江戸川乱歩 #ホノジロトヲジ
    ⭐️人間椅子
    読み進めるにつれ増幅するゾワゾワ感!ラストに驚愕!二度の驚き!
     孤独と欲望と狂気の傑作!
    何度読んでも楽しめる!

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    2026年05月04日
  • 怪人二十面相―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    小学生の頃、図書室で初めて読んだ推理小説が
    「怪人二十面相」だった
    すごく、ドキドキして感動したのを覚えている

    何十年振りかで買って読んでみた

    懐かしいさと、変わらぬ面白ろさで
    一気に読み終わった

    やっぱり面白い

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    2026年04月23日
  • 江戸川乱歩傑作選 蟲

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     蟲、人でなしの恋、芋虫、盲獣が特に好き。日常の中に現れる異界、世間とある程度隔絶された世界における思いもよらない狂気や悦び。凄惨な情景の描写ですらとても美しくて、うっとりしながら読めてしまうのがまた怖い。

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    2026年04月23日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    江戸川乱歩の最高傑作として名高い本作。
    元祖BLとも呼ばれているらしい。

    さすがは乱歩。読み始めたら止まらない圧倒的なおもしろさ。単なる痴情のもつれが原因の殺人かと思わせて、その裏には壮大な犯罪計画、黒幕が潜んでいた。

    下手人の正体、障がい者の描き方、どれもこれも大正時代だからこそ描けた作品。

    最高傑作の名に相応しい作品である。

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    2026年04月14日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    椅子の内に潜み、他人の温もりに寄り添うその生は触れることを許されぬ者の、歪んだ祈りのようでもある。
    孤独がここまで形を持つときそれはもはや不幸ではなく、一つの完成なのかもしれない。

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    2026年04月10日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    どの作品もタイトルから描写まで精緻であり面白い。そのほかに美しい…気持ち悪いけど好き…といったしばらくご無沙汰であった美的感覚を刺激してくれる。
    道徳や倫理観を排し、少し性格の悪い人間になったつもりで人々の堕ちてゆく様を愉しむ読書も悪くない。
    これから耽美派に攻め入ってみるか。

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    2026年03月24日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    2025/03/21
    p.47
    兄が申しますには、一月ばかり前に、十二階へ昇りまして、この遠眼鏡で観音様の境内を眺めて居りました時、人込みの間に、チラッと、一人の娘の顔を見たのだ相でございます。その娘が、それはもう何とも云えない、この世のものとも思えない、美しい人で、日頃女には一向冷淡であった兄も、その遠眼鏡の中の娘丈けには、ゾッと寒気がした程も、すっかり心を乱されてしまったと申しますよ。

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    2026年03月21日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    『孤島の鬼』から引き続き短編集を読んだ。全て面白かったが、『人間椅子』と『心理実験』が良かった。短編なのにどんでん返しや巧妙なトリックがたくさん散りばめられていて読んでいて楽しかった。
    作中に「読者の皆は既にこのトリックに欠陥があることを知っていると思うが〜」的な文章が何度か出てくるが、勘の悪すぎる私は全くわからなかった笑

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    2026年03月19日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    ゾッとするような展開や着地点に作者の技量の高さを感じました。どの短編も面白かったです。個人的には目羅博士が一番不気味だったかな。

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    2026年03月10日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    江戸川乱歩まじでスキ〜〜〜。生まれてきてくれたことや小説を書いてくれたことに感謝の念を抱くんやが。なに読んでもわかりやすくおもしろいし、時代を経てもまったく褪せない。読んだことがある作品もいくつかあったけど、何回読んでも楽しい。天才天才天才。

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    2026年03月06日
  • 孤島の鬼

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    ネタバレ

    江戸川乱歩作品を初めて読んだ。殺人事件が起こりそれを解決するミステリーものかと思いきや途中から冒険小説みたいになるし諸戸と蓑浦との同性愛も書かれてて内容が濃すぎる作品で面白かった。
    個人的には初代の遺灰を食べるほど愛してたのに次女と結婚して病院を立て、その委員長に諸戸を置こうとするなんて主人公は鬼畜すぎるよと感じる。
    最期まで諸戸は主人公への愛を伝えていて悲しくなった。なかなか蓑浦を好きになれない…笑

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    2026年03月05日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    面白かったー。

    どこからどこまでが「作り話し」なのか、怪奇小説の意味がよく分かる。さすが江戸川乱歩!の一言に尽きる作品。

    人間の多くが持っていると予想できる悪意。それを想像に留めておくのが大半の内容だからこそ、共感できる内容。考えるのは自由、でも実行にはうつさないよね、普通は……
    予想できるエンディングからの、そう来たか!だから一人称が観客側だったのね。

    人間椅子の次に鳥肌もので良かった。

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    2026年02月28日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    小学生の頃から大好きな作家さんです。あのポプラ社のレトロ怖い表紙(笑)な少年探偵シリーズを、図書室で何度借り続けた事か。懐かしい~。若かった…←
    推理・怪奇・幻想・グロテスク・エロティックなど色々なイメージが浮かぶ、大正から昭和期の作家さん。こちらの本は多数の作品を残している中の一つ、短編、中編を収録している名作選です。
    江戸川乱歩と言えば、名探偵・明智小五郎や怪人二十面相、少年探偵団の小林少年などが登場する作品が有名で、メディア化も多数されており、特に少年探偵シリーズは子供も読める作品としてのイメージがあるかもしれませんが、この方の書かれる大人向けの作品も独特の面白さがあり、強く惹き込まれま

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    2026年02月20日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    いい意味で気持ち悪すぎました。個人的にはかなり読みやすく、惹かれる内容でした。江戸川乱歩の他の本も読んでみたいなと思える本でした。

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    2026年02月20日