江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 江戸川乱歩傑作選

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     小学生の頃に読んだ少年探偵団シリーズを読んだ時に妙な心地悪さを感じてた。

    乱歩作品を読んでると、ムズムズするというか、恐怖感?というか(スリル感?ゾクゾク感?)何というか言葉では言い表わせない不気味さ、心地悪さを常に感じる。
     それが嫌いとかではなく、乱歩の味のある文体にいつの間にか虜になっていて最後まで一気に読破。

     この短編集で江戸川乱歩という作家の作品を改めて読んでもやっぱり心地悪いw

    でもやっぱりこの感じが他の作家さんでは味わえない唯一無二の天才的な感じがする。というか、江戸川乱歩って絶対にド変態だよな(良い意味で)w

    マトモな奴がこの発想のこの文章書けるわけないw

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    2025年08月23日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    すごい、全部面白かった。
    いろんな小説を読んできたけど、かなり個性的な文体なんじゃないかと思う。
    読みやすい現代語表記に直されてるけど、原文も読んでみたいな。
    総括して人を食ったような文章とお話、テンポはいいけど濃密な推理トリックで、天才肌っぽい印象を受けた。作者のキャラ立ちがすごい。

    傑作選というだけあってどれもすごく面白かったけど、やっぱり最後の芋虫は異質かつ、悲劇的な結末までの流れもすごくよかった。あとめっちゃ変態。
    ヘキしか感じない。

    明智小五郎が出てくるサスペンスシリーズの中では心理試験がよかったな。
    シンプルかつ鮮やかな手口で賢い犯人の失言を誘うのはすっきりした。

    一気に好き

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    2025年08月22日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    傑作選に続き、こちら名作選も読みました。

    サスペンスでミステリーなんだけど、それだけではなくて人間の闇の部分がなんとも厭らしくて、それでいて淫らで、陰鬱で…。
    時代設定を意識しながら、読むとそこがより際立つ。





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    2025年08月16日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    豪華すぎやろがい。この一冊でいろんな文豪の文章に触れられて楽しかった〜!百年ぶりに読んだ谷崎潤一郎が良すぎて大興奮。そしてはじめて読んだ泉鏡花が激ムズすぎてひっくり返った。文章が独特でわけわからんくなりながら、描写がきれいなことだけは伝わってくるのが不思議でなおさらわけわからんくなっていたような。いや、でも、でも、やっぱり江戸川乱歩すきですァ〜!しかも「芋虫」って。何回読んでもウワァ…ってなる。たまらない。

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    2025年08月12日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    こんなに面白いと知っていたら、もっと早く読みたかった…と少し後悔。

    ミステリーとしても面白いけれど、それだけではなく人間の欲望、酷さ、狂気、気持ち悪さも描かれています。描かれた時代を想像しながら読みました。
    他の作品も読んでみたくなりました。

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    2025年08月09日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    最初の感想として「こんなとこに行ってみてぇ!」だったのが段々と「怖えぇ…」になって「まさかな」になって「だいじょぶか、良かった」になって最後の一文で。あれが最後の一文です。続きはどうやら別の人が書いたらしい。この文はフィクションではございませんよね?

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    2025年07月22日
  • 少年探偵団 7 対決! 怪人二十面相

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    ちゃんとした推理小説だった。
    ぼんちゃんも自ら進んで読んでいたので、面白かったよう。
    もう10歳になったけど、このシリーズを読み進めてみようと思う。

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    2025年07月21日
  • 少年探偵団―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    小学生の頃、二十面相が登場する話をいろいろ読んだ記憶があって今回久しぶりに再読しました。
    小さい頃、どうしてあれほどまで二十面相に憧れていたのか…笑
    今読むと、小林くんや少年探偵団のみんなの可愛さばかりに目がいって、二十面相にはあまりときめかず。
    でもやっぱりいつ読んでも面白いですね。

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    2025年07月14日
  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    ネタバレ

     この作品は人間の心理の奥底に潜む異常性や狂気を見事に描きだした作品であると思います。物語の舞台は大正時代の東京。とある下宿で展開します。登場人物である郷田三郎は社会的に見たら成功者であり、一見平凡な青年です。しかし、実は「退屈」という感情に苛まれ刺激のない日々に苦しんでいるのでした。そんな彼が見つけた「屋根裏を散歩する」という奇妙な趣味はやがて犯罪へと繋がっていく・・というのが大まかなあらすじです。
     この作品の印象的な部分は郷田の心理描写であると思いました。彼は決して金銭欲や復讐心で犯罪を犯すのではなく、「退屈を紛らわすため」というとても単純な動機で行動をします。普通のミステリーにはないそ

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    2025年07月14日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    赤い部屋ですから赤地に白文字なのがいい。勿論、黒地に白も。「その部屋は、私を、丁度とほうもなく大きな生物の心臓の中に座っている様な気持にした。私にはその心臓が、大きさに相応したのろさを以って、ドキンドキンと脈うつ音さえ感じられるように思えた。」こんなに好奇心を押し殺した深くて長い呼吸にぴったりの表現があるとは。しかも同じ思惑、趣味嗜好をもった集団だと言うのもこれだけで気持ち悪ほどありありと想像できる。あれだけ格式高かった赤い部屋が最後一気にチープになるのは夢から覚めたようで心地いい。割と最初から給仕の女性が描かれて殺人者の内面を表現するようにそれから何度も描かれているのが不思議だったが、最後ま

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    2025年07月08日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    怖かった。そうでした。江戸川乱歩は怖いのも書ける人でした。月夜の晩の話ですから静かに不可思議な雰囲気でゆったりと読んでいたのですが、左の暗闇に人の顔が浮かんで驚いて一度本を閉じてしまいました。本当に心臓に悪い。最高。絵がついていて本当に良かった。東京のコンクリートと不忍池の広さが対比されていてとても綺麗でした。

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    2025年07月01日
  • 陰獣 江戸川乱歩ベストセレクション(4)

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    大好きな江戸川乱歩の中編作品。「陰獣」と「蟲」のが収められている。
    今回特に気に入ったのは「陰獣」の中で他の江戸川乱歩の作品が出てきていたことだ。例えば「屋根裏の散歩者」→「屋根裏の遊戯」といった具合に少し名前を変えつつファンにわかるようにトリックとタイトルを出してある。今でも漫画や小説で同じ作者の別作品がキャラなりタイトルなり出てくるとテンションが上がるがあれはなぜだろうか。
    両作品とも不気味な犯罪と空気感が伝わってきて、妙な気分になってくる。この鬱々とした感じがやっぱり好きだなあ、と再認識した。

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    2025年06月29日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズを買う前には、どんな物語か事前に読んでおくことが多い。(イラストはどれも素晴らしいのは折り紙つきなので)
    これも事前に読んだのだが、途中までは「ああ、これはちょっとやめておこうかなぁ…内容がエグい」といった感じだった。(江戸川乱歩もミステリーも、ホラーや怪談の類も好んで読んでいるんだけど)
    しかし、ラストまで読むと「あ、これは買おう」となる不思議さよ。 

    後日、素敵なイラストがついた、この「赤い部屋」を購入。
    この終わり方は結構好き。
    そして、寿なし子さんの描く花ちゃんがとても可愛くて良い。終わりがけのイラストがまた良いなぁ。

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    2025年06月28日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    江戸川乱歩の『押絵と旅する男』と素敵なイラストがコラボする、乙女の本棚シリーズ第5巻です。
    主人公の汽車に乗り合わせた黒髪の老紳士、彼は額に入った何かを持ち歩く変わった人物でした。
    主人公は気になって仕方がなくなり、老紳士にそれは何かと尋ねます。
    彼が持ち歩いていたのは押絵でした。
    押絵には美しい色娘とその老紳士に似てはいるが白髪の男が描かれているのです。
    老紳士は語ります、この押絵の男は自分の兄であると。
    そしてこの娘は…。
    美しい純文学を美しいイラストが彩り、世界観を更に色濃く描く良書です。

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    2025年06月19日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    簡略化はされてるとは思いますが面白かった!!奇妙な物語とはこういう物語をいうのかな。何よりも絵がきれいで…
    給仕女に向けられたピストルの絵は息を飲むほど美しかった…。
    当時、読んでいた人は展開に驚いた事でしょう。
    現代人でも驚くのですから。

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    2025年06月18日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    乙女の本棚から江戸川乱歩は3作目。
    怪奇、幻想、本当にこの言葉につきる。
    一人語りでじめっとした雰囲気。
    彼の文体が読者に、確かに、そういうこともあるかも…と納得させてような気がする。
    あり得ない、信じ難い内容で全くすっきりしないけどまた読みたくなる。

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    2025年06月06日
  • 孤島の鬼 2

    購入済み

    昭和初期のほの暗い雰囲気や、江戸川乱歩らしい耽美さと退廃的な印象がよく表現されている絵柄だと思います。

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    2025年05月31日
  • 孤島の鬼 1

    購入済み

    孤島の鬼のコミカライズは他にもいくつか読みましたが個人的にはこの絵柄が一番内容に合っているように感じます。

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    2025年05月31日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    恐怖の対象は異形の怪物や呪われし霊魂ではない。ここに登場する屈折した愛情や憎悪、その果てにある世間との乖離が事件を引き起こす。もしや私たちにもその気があるかも知れぬが理性で萌芽しないままであって、加害者としての登場人物に至極惹き込まれていく理由が江戸川乱歩の筆致に潜んでいる。セルフパロディを加味した「陰獣」の展開には感嘆する。さすが。

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    2025年05月30日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    古典な純文学は言葉遣いからなかなか小説に手が出せずにいたのですが…
    これはいい出会いをしました!
    絵本のような画集のような、イメージも湧きながらも現代感があるイラスト入りの文学を見られます。
    ミステリー好きとしては江戸川乱歩はずっと読みたかったのですがこれはスラスラと入れるのでとても気に入りましたし、表紙を見えるように本棚に飾りました!

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    2025年05月22日