江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    芋虫が読みたくて読んだ
    全ての作品に狂気が感じられてすごくおもしろかった!
    ファンタジーなのはそうだけど、今まで読んできたものより狂人が身近に感じられた
    他の作品も読みたくなった
    特におもしろかったたのは芋虫、赤い部屋、人でなしの恋

    芋虫
    後味があまり良くなくて、もし間に合っていたら…と考えてしまったけどこれも愛の形のひとつなのかな 切ない…!

    赤い部屋
    オチが意外だった 本当か嘘かはわからないけど、不気味でいい そういうトリックもあるのかと思った

    人でなしの恋
    最初はかわいい恋のお話だったのに() オチはわかりやすかった 京子の心情描写が丁寧で引き込まれる

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    2023年04月20日
  • 明智小五郎事件簿3

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    ネタバレ

    前半というよりも、3分の2ほど明智小五郎不在で進む作品だが、ほとんどの読者はそう読み進めぬうちに犯人の目星がつくと思う。
    それから先はもはや答え合わせ、途中で真犯人が明らかにされてからは延々と真犯人の過ぎた自尊心と自己顕示欲を見せつけられるが、この得意気な顔が崩れるのだろうと思うと、その語り口の軽妙さも相まってスイスイと読み進められてしまう。

    とはいえこれで解決かと思った矢先の女優富士洋子の愚かなる判断、現代に生きる我々からはあまりにも繊細で「女らしい女」であるが、何となくそこに乱歩の好みが見えるような気がしてならない……というか全編通して乱歩の描く女とはこんな風な気がするのは私の気のせいだ

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    2023年04月04日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    初乱歩。一番好きだったのが『目羅博士の不思議な犯罪』、かなあ。サイコな犯罪の前衛を行くものだったと思うから。次に表題作、『人間椅子』。と、いうか、ベストセレクションだけあって、全部いい!!江戸川乱歩、これから、追っかけたいと思います。

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    2023年03月21日
  • 明智小五郎事件簿5

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    ネタバレ

    「魔術師」単独が収録されている。
    江戸川乱歩作品には珍しく明智小五郎の恋情が絡んでいるが本筋には大して関係なく、「書き慣れぬなら無理せねば良いのに」と少々脳裏をよぎったが、事実そこまで描写があるわけでもなく、気にかかるほどのものではない。

    さて内容であるが、特に前半の描写などは「あれ、これホラーだっけ?」と思うほど生々しく恐ろしい。終盤に至るまで読者をゾッとさせるような事件が立て続けに起きる。
    とはいえ、地下室に人を生き埋めにするシーンはエドガー・ア・ランポーの「黒猫」を参考にしたのかと思うほどのものである。

    最終的に真犯人が捕まった後もページが残っていることに驚き、更にどんでん返しが待っ

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    2023年03月18日
  • 明智小五郎事件簿4

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    ネタバレ

    長編作「猟奇の果」のみを収録している。一冊まるまるで一つの作品だが、章立てが細かく分かれており、さらに前半と後半では視点と登場人物と作品の雰囲気ががらりと変わる。
    前半は品川氏と青木氏の二人が出くわす怪奇を中心に不気味な雰囲気が漂っているが、後半は明智小五郎が活躍することで、急転直下で意外な結末を迎える。読み進めていくうちに「え、本当にあとこれだけで終わるの?」と思わずにはいられない。
    特に最後、賊の一味と成り果てた人物が意外であった。そういえばこいつ居たな、と、なかなか印象深く記憶に残っていた人物であるにも関わらず思ったものである。そう、そう思わずに居られぬほど後半部分はスケールが大きくなる

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    2023年03月15日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    小説サイトに掲載されていた「人間椅子」のみ読みました。心霊事象がなくても恐怖が体感出来るのはとても面白かったです。
    起承転結でいうと、承の部分が物語の大部分を占めるように思えます。転と結はわりとあっさりめですがラストのどんでん返しで再び恐怖を煽られました。

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    2023年03月13日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    ネタバレ

    江戸川乱歩作品、サイコパス的犯行でゾクゾク。何をするのもつまらない郷田。ある日下宿の天井を上り屋根裏を這いまわり、住人の部屋を散歩する。郷田は持ち前の犯罪嗜好癖から殺人を計画する。天井に隙間があり、その真下に住人・遠藤の大いびき。隙間から口の中にモルヒネ液をポトリ。。。遠藤は顔色が白くなり青藍色に変わり、いびきがやみ胸のところが動かなくなり死亡する。警察は完全密室なので自殺で処理するが、明智小五郎は、自殺日に目覚まし時計をセットしするか?というところから郷田の殺人を疑う。明智が郷田に対して罠を仕掛けた!⑤

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    2023年02月26日
  • 明智小五郎事件簿1

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    収録作品「D坂の殺人事件」「幽霊」「黒手組」「心理試験」「屋根裏の散歩者」

    少年探偵団シリーズはよく読んでいたが、果たして明智小五郎シリーズはどうだったか、と思いながら手に取った。科学的捜査や足を使って証拠を集めながら真実に辿り着くというよりは、アリバイや犯罪心理学から事件を紐解くのが明智小五郎流なのか、それほど頭を働かせずとも作品を楽しめる軽さが良い。

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    2023年02月24日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ、お堅めなイメージのある日本文学が、視覚から楽しめる一冊に仕上げてられていて非常に良かった。これは全作揃えたくなる。

    今回読んだのは江戸川乱歩の人間椅子。かなり昔に一度読んだことがあったが、内容は殆ど覚えていなかったので、実質ほぼ初見。
    ある夫人宛に椅子職人である男から一通の手紙が届くのだが、読み進めるにつれ察するものがあり、それがじわじわと恐怖を駆り立て、気持ちが悪くなっていく。そして最後は鮮やかなドンデン返し。してやられた!
    そして、淡い色彩で美しくも不気味さを感じる挿絵。作品に合っていて素敵だった。

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    2023年02月12日
  • 三角館の恐怖~江戸川乱歩全集第15巻~

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     表題作はロジャー・スカーレット『エンジェル家の殺人』の翻案。築地の西洋館に住む双子の老人とその一族を襲う殺人事件。財産をめぐる親族同士の腹の探り合いと最後の物悲しさが見事。併録の「断崖」は男女の対話形式の短編。少年探偵シリーズの「青銅の魔人」「虎の牙」では敗戦まもない東京を明智小五郎や二十面相が飛び回る。小学生の頃読んでいるはずですが、全体の流れはほとんど忘れていて、でもチンピラ別働隊の登場場面とかの細部で、ああそうだったそうだった、と思ったり。出てくる建築物の怪しく蠱惑的な構造にうっとりしてしまいます。

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    2023年01月26日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(1) 怪人二十面相(ポプラ文庫クラシック)

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    小学生の頃に父親のを読んでいたので、この表紙に思い入れがあります。
    昭和独特の文体、言い回しが癖になります。
    児童向けなので読みやすく、他のシリーズも制覇したいです。

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    2023年01月22日
  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『江戸川乱歩 電子全集』

    購入済み

    凄い

    導入部分が、ノベルゲームの様でありながらノスタルジック。
    連載当時の雑誌そのままの様な鉄人Qの恐ろしさ。
    ただの小説まとめと思ったら駄目だ。
    気合を入れて読まないと負ける。

    #ダーク #怖い

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    2023年01月20日
  • 江戸川乱歩 電子全集1

    匿名

    購入済み

    よい

    江戸川乱歩は読んだことなかったですが、
    こういう形だとたくさん読めて楽しいです。
    続きも読んで全部制覇したいなと思いました。

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    2023年01月12日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    感動するほど面白かったです。ただのミステリーではなく、切ない恋愛やハラハラドキドキの冒険、その他色んな要素が詰め込まれていると感じました。

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    2023年01月11日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    2022のクリスマスプレゼント。ページをめくるたびに、どんどん狂いに気づいていく。挿絵も、物語も、全てが最高。

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    2022年12月30日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    「芋虫」、大好きです。何度も何度も読み返している私にとって、このお話は、至高のラブストーリーなのです。

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    2022年11月28日
  • 怪人二十面相―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    ミステリー書評
    読書レベル 超初級
    ストーリー ★★★★★★!
    読みやすさ ★★★★★★!
    トリック  ★★★
    伏線・展開 ★★★★
    知識・教養 ★★★
    読後の余韻 ★★★★
    一言感想:
    初心者向けの推理小説としてオススメです。主に最近のミステリ小説や名探偵コナンを愛読していますが、だからこそ読んでおきたいと思い、手にとった作品でした。江戸川乱歩の著書は初読です。本作品は各章が3〜10頁ぐらいで構成されていて、且つストーリーとして全て繋がっているため非常に読みやすいです。
    1936年(昭和11年)に連載された少年向け推理小説シリーズの第1話(Wikipediaより)という事で、自分が生まれるよ

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    2022年11月22日
  • 明智小五郎事件簿6

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    東京上野の産業博覧会に現れたのは巷を賑わす黄金仮面。宝石「志摩の女王」を盗んだ彼は、公衆の面前で忽然と姿を消した。黄金仮面を捕まえるべく声をかけられた素人探偵明智小五郎は彼の正体に気づくが……。
    事件もトリックもとにかく派手な作品!→

    黄金仮面の正体に思わず声出るし、そこからはわくわくが止まらない作品。ネタバレになるとアレなんで隠しますが、マジか?!ってなったし、豪華すぎる。
    黄金仮面の動きがとにかく派手で、明智小五郎が苦戦するのも良き。あと、浪越警部〜ってなる(笑)がんばれ浪越くん(笑)


    ラストとかめちゃくちゃ派手やし、脳内再生したら明智小五郎かっこよすぎやない?不二子令嬢なんで明智

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    2022年10月26日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    ネタバレ

    【ネタバレ】ドグラマグラへの抗体獲得2作目!このヤバい妻の行動、恐怖でしかない。須永中尉は戦争で大活躍するが、その代償はあまりにも酷い。両手両足、感覚機能を失っている。全身には包帯を巻き、容姿としてはまるで「芋虫」だった。そんな須永中尉の世話をしていたのは妻の時子。性欲だけは激しい須永中尉に対し、時子は、彼を虐めることで快感を得ていた。ある夜、須永中尉が刺すような視線を時子に向け、時子は怒りのあまり彼の目を潰してしまう。須永は芋虫のように這い出し井戸へ「ドボン」。人間の怖いもの見たさという欲情、怖~い!⑤

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    2022年10月02日
  • 孤島の鬼

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    びっくりした。とんでもない濃厚な作品。これが100年前に書かれた文章なのか?いや、100年前でないと書けないのか?回顧録のような形式で、語り手の前フリが効いているため、ワクワクしながら読み進めた。途中ショッキング(というかグロテスク?いや、実際に社会にそういった人は一定数いるのだから差別的な発言は良くないか)な描写があり、若干戸惑いつつも展開が面白くて読み勧めてしまう。BLのはしり、なんて言われているが当時は社会にどう受け入れられたのだろう。あっと思わせるトリックから幅広い多様性をテーマに取り上げつつ、最後は冒険譚という、なんとも素晴らしい小説だった。結末をハッピーエンドと捉えるのは人によるか

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    2022年09月23日