江戸川乱歩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
憧れの乙女の本棚☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
みなさんがレビューをあげられるのを見て
ずっと気になっていたんですが
たくさんあって一体どれから読んだらいいのか、、、笑
そんな中ミユキさんにオススメされてこの本を手に取りました(^^)
実は江戸川乱歩も初めて。
なんとなく文豪の作品は畏れ多いというか、読みにくそうなイメージで手を出せずにいました。
しかし、杞憂に終わりました。
思ってたより読みやすい!!
そして夜汽車さんのイラストのおかげで一気に引き込まれます。なんて美しい(//∇//)
用紙の色合いもいいですよね
知らぬ間に世界に入り込んでいました
美しく、そして恐ろしい
読んでいてゾクっとしました
でもこの世界観が堪らないです(〃ω〃)
『人でなしの恋』
まさに人でなし、でした。
あー他も読んでみたくなりますね(´∀`)
他の文豪の作品も乙女の本棚でなら読めそうです(*^^*)
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Posted by ブクログ
『人間椅子』
乙女の本棚2作目は…
まきちゃんのレビューを読んで
こちらに 決めておりました♪
江戸川乱歩 は 「明智小五郎シリーズ」
を読んだっきりで…
「人間椅子」は初めて♥
ホノジロトヲジさんの 絵が 素敵
黒い背景に 赤と緑が基調となって
包丁? ナイフ? を持ってる男の人が
今にも振りかざしそうな……
そんなイラストがあるのだけど
特に好きな1枚 素敵だなぁ
ゾクゾクしちゃう (*´艸`)フフフッ♥
それに…
この 江戸川乱歩の 「人間椅子」 という作品
初出は1925年
今から100年前ですって !!
Σ(゜Д゜)わぁぁぁぁぁぁ!!
なんとタイムリー 100周年記念?
お導きかしら? なぁーんてね(*´艸`)フフフッ♡
100年も前に書かれていただなんて…
凄すぎる…今 読んだって
きちんと不気味で ちょっぴり怖くて
こんな発想?
こんな視点で小説を
書くことができるだなんて…って
脱帽しちゃう
江戸川乱歩をはじめ
芥川龍之介、夏目漱石、太宰治、
三島由紀夫にしても他にもたくさんの
文豪といわれる方たち…
後世に作品を残しているけれど…
天国でみてるかしら?
嬉しく思ってくれてるかしら?
俺こんなに凄くなっちゃってるけど…って
届いていたらいいのにな♥
でも…出てきちゃダメよ(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)
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Posted by ブクログ
2025/10/27
p.37
声によって想像すれば、それは、まだうら若い異国の乙女でございました。ちょうどその時、部屋の中には誰もいなかったのですが、彼女は、何か嬉しいことでもあった様子で、小声で、不思議な歌を歌いながら、踊るような足どりで、そこへはいってまりました。そして、私のひそんでいる肘掛け椅子の前まできたかと思うと、いきなり、豊満な、それでいて、非常にしなやかな肉体を、私の上へ投げかけました。しかも、彼女は何がおかしいのか、突然アハアハ笑い出し、手足をバタバタさせて、網の中の魚のように、ピチピチとはね廻るのでございます。
それから、ほとんど半時間ばかりも、彼女は私の膝の上で、ときどき歌を歌いながら、その歌の調子に合わせでもするように、クネクネと、重いからだを動かしておりました。 -
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ネタバレこの作品は人間の心理の奥底に潜む異常性や狂気を見事に描きだした作品であると思います。物語の舞台は大正時代の東京。とある下宿で展開します。登場人物である郷田三郎は社会的に見たら成功者であり、一見平凡な青年です。しかし、実は「退屈」という感情に苛まれ刺激のない日々に苦しんでいるのでした。そんな彼が見つけた「屋根裏を散歩する」という奇妙な趣味はやがて犯罪へと繋がっていく・・というのが大まかなあらすじです。
この作品の印象的な部分は郷田の心理描写であると思いました。彼は決して金銭欲や復讐心で犯罪を犯すのではなく、「退屈を紛らわすため」というとても単純な動機で行動をします。普通のミステリーにはないその異常性が読者に不気味さを与えるとともに、一種の共感さえも与えているのではないでしょうか。現代に生きる私たちは日常のルーティンや社会の規則に縛られたうえで生活をしています。そんな中で自分の存在意義に疑問を感じたり、刺激を求めて逸脱したくなる気持ちは誰もは1度は抱いたことがあるでしょう。郷田の行動はそんな感情の極端なかたちなのだと考えます。
また、江戸川乱歩独特の閉塞感のある舞台設定や、屋根裏という非現実的でありながら妙に現実味のある空間の描写も読者を物語に引き込む大きな要素であると感じました。屋根裏を歩く音や天井裏から部屋を覗く視線など、目に見えない恐怖や不安が細かく描かれ、サスペンスホラーの醍醐味を味わうことができます。
物語の終盤では名探偵明智小五郎によって事件の全貌が明らかにされます。明智の冷静かつ理知的な推理は、郷田の内面の闇との対比としてとても効果的であると感じました。
「屋根裏の散歩者」は単なるミステリーではなく、人間の精神の孤独や退屈という感情がどのように狂気に代わっていくかを描いた深い心理小説であると思います。この作品を読んだ方にはぜひ江戸川乱歩の「蜘蛛男」も読んでほしいです。この作品とは違った狂気で描かれています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ赤い部屋ですから赤地に白文字なのがいい。勿論、黒地に白も。「その部屋は、私を、丁度とほうもなく大きな生物の心臓の中に座っている様な気持にした。私にはその心臓が、大きさに相応したのろさを以って、ドキンドキンと脈うつ音さえ感じられるように思えた。」こんなに好奇心を押し殺した深くて長い呼吸にぴったりの表現があるとは。しかも同じ思惑、趣味嗜好をもった集団だと言うのもこれだけで気持ち悪ほどありありと想像できる。あれだけ格式高かった赤い部屋が最後一気にチープになるのは夢から覚めたようで心地いい。割と最初から給仕の女性が描かれて殺人者の内面を表現するようにそれから何度も描かれているのが不思議だったが、最後まで読んで納得。
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Posted by ブクログ
乙女の本棚シリーズを買う前には、どんな物語か事前に読んでおくことが多い。(イラストはどれも素晴らしいのは折り紙つきなので)
これも事前に読んだのだが、途中までは「ああ、これはちょっとやめておこうかなぁ…内容がエグい」といった感じだった。(江戸川乱歩もミステリーも、ホラーや怪談の類も好んで読んでいるんだけど)
しかし、ラストまで読むと「あ、これは買おう」となる不思議さよ。
後日、素敵なイラストがついた、この「赤い部屋」を購入。
この終わり方は結構好き。
そして、寿なし子さんの描く花ちゃんがとても可愛くて良い。終わりがけのイラストがまた良いなぁ。