作品一覧

  • 明智小五郎回顧談 上巻
    完結
    -
    全2巻1,045円 (税込)
    「余は如何にして名探偵となりしか!」 あの明智小五郎の幼少期から意外な父との出会い、江戸川乱歩との友人関係、そして探偵として活躍するまでを描いた、平山雄一氏の同名小説のコミック版・上巻!
  • 明智小五郎回顧談
    4.5
    1巻2,420円 (税込)
    「この期に及んで、僕の話など聞いて、何になるというのです?」明智小五郎は、日本人ばなれした彫りの深い顔に笑みを浮かべながら、じっと蓑浦を見つめた。特徴的なモジャモジャ頭は、かつて蓑浦元警部補が事件の相談を持ちかけたときと、ほとんど変わりがなく、まだ白髪が混じることもなかった。しかし六十歳を過ぎた彼の顔には、細かな皺が刻まれていた。……(本文より)。謎に包まれた出生の秘密、一高・帝大時代の暮らしぶり、江戸川乱歩との邂逅、そして二十面相との秘められた関係等々、名探偵が自らの生い立ちを独白する。乱歩研究の第一人者が、研究の粋を尽くして描き上げた、明智小五郎の知られざる生涯!
  • 明智小五郎事件簿1
    4.3
    1~12巻495~836円 (税込)
    日本を代表する名探偵の一人、明智小五郎がはじめて登場した「D坂の殺人事件」。退廃的な空気が漂う大正9年9月初旬、〈私〉はD坂にある白梅軒という喫茶点で明智小五郎と知り合った。偶然、向かいの古本屋で発生した殺人事件。二人は第一発見者となる。犯人は、明智小五郎なのか――「幽霊」「黒手組」「心理試験」「屋根裏の散歩者」も収録。事件発生順に並べた画期的なコレクション全12巻! 配信開始!!(解説/皆川博子 クロニクル/平山雄一)
  • なぜ日本の音楽はマーケティングを誤ったのか 弱虫のロック論2
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ユニコーン、スピッツ、椎名林檎、MISIAからNICO Touches the Walls、クリープハイプらまで多数登場! 音楽シーンの変容に立ち向かいながら活動を続けているアーティストやバンド、さらに音楽シーンの動向に迫った最新評論集。
  • 弱虫のロック論 GOOD CRITIC
    4.0
    1巻1,562円 (税込)
    J-ROCKの創成期から35年。忌野清志郎を始めユニコーンからMISIAなど様々な人々を取り上げながら、独自の視点で日本の音楽界に疑問を投げかける。アーティストから絶大な支持を受ける著者の音楽評論集。
  • 明智小五郎回顧談

    Posted by ブクログ

    明智小五郎が自らの半生を語った回顧談。めちゃめちゃ楽しい一冊です。ただし惜しむらくは、乱歩の作品もいくつか読んでないのある……読んだけど覚えてないのもある……ので、ネタがわからずに素通りしちゃってる部分もあるんだろうなあ。乱歩作品、読み返したくなりました。
    乱歩作品だけではなく、実在虚構取り混ぜた登場人物があまりに豪華すぎます。あの人とあの人がそんな関係!? とか。あの人とあの人が同一人物! とか。そもそも明智小五郎の出自がそれって!!! 凄い。あまりに凄すぎる。なんなんだこの超絶豪華キャストてんこ盛りは。夢のような世界かも。
    でも確かに、明智小五郎よりもむしろ怪人二十面相のほうが主役かもなあ

    0
    2018年02月12日
  • 明智小五郎事件簿2

    Posted by ブクログ

    エロとグロが混在する『一寸法師』。
    差別用語として今は使わない言葉が頻繁に使われ、
    それによってこの物語のグロさが増幅し、
    またある意味そのグロさがわかりやすくもなっている。

    『一寸法師』に比べてだいぶ爽やか笑な『何者』。
    いつもながら犯人像にに辿り着きながら読めてはないが、
    『もしやこの人…』だけは合ってて良かった笑

    0
    2024年09月03日
  • 明智小五郎事件簿2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「一寸法師」と「何者」の2作品が収録されている。「一寸法師」では明智小五郎が謎解きをするが、「何者」では謎解きでは出てこないが、作品内の小説としてのみ出てくる点が特徴的かもしれない。

    さてはて内容であるが、特に「一寸法師」については結末が非常に時代を感じさせるものだった。
    真犯人がその性別と「反省している」の二点において情状酌量の余地ありと明智は判ずるのである。いやそこは司法に任せるべきでは? と思うし、また、被害者の無念が晴れぬのではないか、と思ってしまい、釈然とできないものが残った。少なくとも現在の作家、特にライトノベルやTL系であれば確実に「ざまぁ」されるパターンの犯人である。とはいえ

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    2023年03月12日
  • 明智小五郎事件簿2

    Posted by ブクログ

    エログロありの「一寸法師」と正統派本格の「何者」の2編。一寸法師はこの時代だからこそだろうし(放送禁止用語だらけ笑)何者もまた、この時代ならではなんだよなぁ。編者の平山氏のクロニクルがとても良い。法月氏の解説も最高。とにかく面白かったよー!!

    「何者」の完成度やばい。無駄がなさすぎて。ラスト鳥肌もんやったわ。昭和初期に書かれた小説とか、ほんま信じられへん。
    この話、当時全然ウケへんかったらしいけど、ほんま解説で法月綸太郎先生も書かれているけど、「当時の読者が未熟」すぎやろ(笑)マジ最高。短編として推せる。

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    2022年03月07日
  • 明智小五郎事件簿2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「一寸法師」では気持ち悪さの描写がとても巧みだと思った。人外に対する気持ち悪さのようなものを感じてゾッとした。
    「何者」は本格派であったがこれもおもしろかった。残りページ数で察しはついたがひとつ落ち着いたところからの展開が良かった。

    0
    2020年12月03日

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