【感想・ネタバレ】悪霊物語(乙女の本棚)のレビュー

あらすじ

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人気シリーズ「乙女の本棚」第41弾は、文豪・江戸川乱歩×イラストレーター・粟木こぼねのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

目で見てはちっとも美しくないけれども、手でさわれば、たまらない美しさです。

小説家大江蘭堂は、取材のため人形師のアトリエに赴いた。そこでは怪しげな老人と、想像を遥かに超える作品たちが彼を待っていた。

江戸川乱歩の名作が、映画のワンシーンを切り取ったような美しさを持つ作品で人気を集めるイラストレーター・粟木こぼねによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最初の感想として「こんなとこに行ってみてぇ!」だったのが段々と「怖えぇ…」になって「まさかな」になって「だいじょぶか、良かった」になって最後の一文で。あれが最後の一文です。続きはどうやら別の人が書いたらしい。この文はフィクションではございませんよね?

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2025年07月22日

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画風が本当に好みで狂おしい程好きです
色のくすんだ感じ、レトロチックな雰囲気、人形のような美しさの女性など、世界観がピッタリ合っていました

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2025年04月30日

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こうきたか!というオチ。さて、どうするというのがないのが、なかなか良い。江戸川乱歩は、文章に巧緻さが溢れている。

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2025年01月01日

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ネタバレ

えっこれ続きは他の作家さんが書いたってこと?
このシリーズで、こんな続き気になる形で終わると思わなかった…。
面白かったー。江戸川乱歩いいなぁ。

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2025年10月25日

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乙女の本棚シリーズの一冊。
よくこれを単独で取り上げたな。本来はリレー小説である。この後に別作家による発展篇、解決篇が書かれている。まあ、確かに乱歩の分だけでもまとまりがあるな。
絵もよかった。小説の雰囲気によく合っている。話自体はあまり乙女っぽくない内容だが、絵は乙女っぽさもうまく取り入れていたと思う。

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2025年07月06日

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新年2発目。 1冊目と同じく乱歩かつ乙女の本棚シリーズ。 合作作品とのことだけど、乱歩部分のみで続きが気になるー!

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2025年03月19日

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小説家が取材のため怪しげな老年の人形師のアトリエに赴き想像を遥かに超える作品たちに魅了される。蝋人形だと思ったら生きている人間、という展開は乱歩先生らしいなあと思いながら読み進め、結末にゾクッとした。他の作家さんとの連作とのことなので、このあとのお話も読みたくなった

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2025年02月04日

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ネタバレ

またまた江戸川乱歩。世田谷は経堂に住む、伴天連爺さんこと日暮紋三という人形師のもとを訪れた怪奇小説家が主人公。
精巧につくられた様々な人形を見せてもらうが、最後に見せてもらったのは、棺の中に横たわる本物と見紛うかのような女性。ただそれはドッキリで、彼女はれっきとした生きた人間であることが明かされる。彼女はいずれ型となるため、石膏を塗りつけられる日を人形師の家で待っている。
しかし別れ際、小説家が彼女からこっそり手渡されたのは、
「助けて下さい。わたしは殺されます。」
と書かれた紙切れだった。物語はそこで終わる。なんて怖い!!
イラストはどれも艶やかで、蝋燭の灯火のふくらみや、街灯で照らされる光の粒子の細部にいたるまで描き込まれていて素敵だった。
これぞ大人のための絵本!て感じ。粟木こぼねさん、乙女の本棚シリーズととても相性がよいように思える。

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2024年12月31日

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小説家・大江蘭堂は、小説の題材を模索中に、奇怪な人形師を紹介される。
大江はある夜、世田谷の静かな住宅街に住む「伴天連爺(バテレンじい)」という名の老人の家に招かれる。
暗い仕事部屋で、不思議な体験をした大江は。

イラストが繊細で綺麗なんだけど、話の奇怪さ妖艶さに比べると、明るくて漫画っぽい。
かも、え、ここで終わる?なんで?
乱歩の本を楽しむというより、こぼねさん?のイラストを楽しみたい方にはおすすめ。
不完全燃焼なので、最後まで改めて読みたい。

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

乙女の本棚シリーズ。
薄気味悪さの中に不思議と惹きつけられる魅力がある。
より精巧な蝋人形を追い求める余り本物の人間の死体を使ってるんじゃないかってところは想像が容易。
だけどこの後に発展篇と解決篇があるらしいから真相はどうなることやら…
続きは乙女の本棚シリーズになってないらしく残念だけど、先が気になるから機会があったら読んでみよう。

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2025年07月11日

Posted by ブクログ

乙女の本棚シリーズ。
怪しげな人形師、怪しげな工房、これからどうなるの?と思ったら…。唐突な終わりで、最後の説明の意味が分かりませんでしたが、調べたら連作小説なんですね。そしてこの先のお話は、乙女の本棚の中には残念ながら無さそう。続きがとても気になります。

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

怪奇作家蘭堂は取材で、変わり者の人形師の家を訪れる。そこで見たものとは…
栗木こぼねさんの線のハッキリした濃ゆめの絵柄が乱歩の世界を具体的に描いていて良い感じ!
ラストは衝撃!なるほどそういう事なんですね。

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2025年06月15日

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ラストが気になる……
えっ、ここで終わるんだぁっていう終わりなので、その先がとっても気になる話でした。
美少女はどうなったのか?

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2025年05月31日

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1954年昭和29年
リレー小説となっており 乱歩は書出し担当
怪奇小説っぽい

小説家大江蘭堂
小説の為 蝋人形士の老人形士の仕事場を見学
人形に命を吹き込む人形士
人形とも人間とも見極めぬ美女に堕ちる小説家
いかにも怪しげな仕事場で
あまりに美しい人形
栗木こぼねさんのイラストが美しく
セピア写真のような映画のワンシーンのような
見て読んで楽しめます

乱歩は一人の生き人形的な妖美女から助けを求めるメモを渡されるところでバトンを渡す

「発展編」角田喜久雄 3/26命日
美女からの手紙は博士からの差金と気づく
そしてこれまでの出来事が自分が連載している悪霊物語の筋書きと同じ事に驚く

「解決編」山田風太郎
明智小五郎登場で、すっきり解決編
小どんでん返しで、事件をびっくり解決

リレー小説は難しそうでした

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2025年03月26日

Posted by ブクログ

 乙女の本棚シリーズから、江戸川乱歩さんと粟木こぼねさんのコラボ作品『悪霊物語』です。粟木こぼねさんのイラストもまたいいですね♪まくらくらまさんのイラストと似たような雰囲気で、なんとも怪しげでいてちょっと重さを感じるような…絵画のような、うん、それそれっ!!

 このお話の主人公は、大江蘭堂という小説家で伴天連爺さんという人形師の元を訪れることになります。そこで、まるで生きているかのように作られた人形の数々を見せられます。その人形は、生きている女性に石膏を塗って模りをしたのだと教えられます。ただ、最後に見せられたのは棺の中に横たわる生きた美しい女性、彼女もモデルだと伴天連爺さんは言いますが…。

 なんだか怖い展開…エンディングはさらに…!!でも、この作品って途中なのか、その後どうなったのかが気になるのに、ぶちっと終わってしまった印象で…。というのは、この後の発展編と解決編は別の作家さんが手がけてらっしゃるんですねぇ…ちょっと、気になるけど、乙女の本棚シリーズになれば、読んでもいいかな(なんか、上から目線(^-^;))。もうちょっと…ほしいっ!!

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2025年02月16日

Posted by ブクログ

乙女の本棚。江戸川乱歩です。
雰囲気はとても良かったです。
ただ、えぇ、これで終わっちゃうのーーー!!

という感じでした。

イラストと作品はとてもマッチしてた!

2025.2.8
27

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2025年02月08日

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