【感想・ネタバレ】悪霊物語(乙女の本棚)のレビュー

あらすじ

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人気シリーズ「乙女の本棚」第41弾は、文豪・江戸川乱歩×イラストレーター・粟木こぼねのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

目で見てはちっとも美しくないけれども、手でさわれば、たまらない美しさです。

小説家大江蘭堂は、取材のため人形師のアトリエに赴いた。そこでは怪しげな老人と、想像を遥かに超える作品たちが彼を待っていた。

江戸川乱歩の名作が、映画のワンシーンを切り取ったような美しさを持つ作品で人気を集めるイラストレーター・粟木こぼねによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

えっこれ続きは他の作家さんが書いたってこと?
このシリーズで、こんな続き気になる形で終わると思わなかった…。
面白かったー。江戸川乱歩いいなぁ。

0
2025年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

またまた江戸川乱歩。世田谷は経堂に住む、伴天連爺さんこと日暮紋三という人形師のもとを訪れた怪奇小説家が主人公。
精巧につくられた様々な人形を見せてもらうが、最後に見せてもらったのは、棺の中に横たわる本物と見紛うかのような女性。ただそれはドッキリで、彼女はれっきとした生きた人間であることが明かされる。彼女はいずれ型となるため、石膏を塗りつけられる日を人形師の家で待っている。
しかし別れ際、小説家が彼女からこっそり手渡されたのは、
「助けて下さい。わたしは殺されます。」
と書かれた紙切れだった。物語はそこで終わる。なんて怖い!!
イラストはどれも艶やかで、蝋燭の灯火のふくらみや、街灯で照らされる光の粒子の細部にいたるまで描き込まれていて素敵だった。
これぞ大人のための絵本!て感じ。粟木こぼねさん、乙女の本棚シリーズととても相性がよいように思える。

0
2024年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

乙女の本棚シリーズ。
薄気味悪さの中に不思議と惹きつけられる魅力がある。
より精巧な蝋人形を追い求める余り本物の人間の死体を使ってるんじゃないかってところは想像が容易。
だけどこの後に発展篇と解決篇があるらしいから真相はどうなることやら…
続きは乙女の本棚シリーズになってないらしく残念だけど、先が気になるから機会があったら読んでみよう。

0
2025年07月11日

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