江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 人間椅子(乙女の本棚)

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     途中で、「も、もしや!?」となり、最後に「ど、どっちが本当!??」となって、読後奇妙な感情をずっと引きずってしまうような作品。文章は読みやすく分かりやすいので、先を知りたいという気持ちも相まってどんどん読み進めてしまう。
     あ、そうだ、この感覚。うん十年前中学生の頃、ちょっと重たい独特な表紙の怪人二十面相シリーズを友達と競うように夢中になって読み漁っていたんだった、ということを思い出した。
     久々にちゃんと読んだけれど、乱歩さん、やっぱりすごかった。

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    2022年08月27日
  • 孤島の鬼

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    ネタバレ

    一日で一気読みした本。密室状態での恋人の死、依頼した探偵の衆人環視のもとの謎の死、さらにそこから繋がる怪事件の真相を解き明かすべくとある孤島へ向かう主人公と、彼に想いを寄せる諸戸。常識に囚われているとまるで太刀打ちできないトリックが次々と出てくるのも魅力だが、そこからが地獄の本番。一体何を食べたらこんな話が思いつくんだ。。

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    2022年08月13日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    江戸川乱歩をこうして読みやすくしてくれると、非常に面白い。

    摩訶不思議とはまさにこのこと。

    余韻がたまらない。

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    2022年08月06日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(1) 怪人二十面相(ポプラ文庫クラシック)

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    子供の頃読んで面白かった記憶があり、ふたたび手に取りました。文体は少し時代を感じますが、非常に読みやすく今回も楽しめました。ほかのシリーズもまた読みたいです。

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    2022年08月04日
  • 明智小五郎事件簿4

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    猟奇趣味のあるお金持ちの青年、青木愛之助が友人品川四郎と同じ顔の男に出会うところから始まる犯罪話。前半は不気味な雰囲気たっぷりでゾクリとする展開から一転、後半は明智登場で派手な展開となる。後半のスケールの大きさに思わず笑う。大好き→

    この話を最後にまとめ上げたのほんますごい。途中で乱歩が「(連載)もう無理」って言って当時の横溝編集長に「流行り物絡めてもいいから書いて」っていわれたエピソード大好き(笑)私が子供の頃にポプラ社のシリーズで読んでた雰囲気がこの後半部分に感じられて、懐かしかったなぁ。やっぱ乱歩最高

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    2022年07月19日
  • 黒蜥蜴

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    昔の作品で読みにくそうって勝手に敬遠してたけど、とっても面白かった!
    日本で最も美しい女怪盗納得です!

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    2022年05月17日
  • 明智小五郎事件簿1

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    一度読んだ本を再読するという習慣がないのだけれど、学生時代に夢中になった乱歩作品の傑作選が文庫で出ていたので反射的に購入した。
    再読って結構良いもんですね。
    作品を新しい感覚で読み返すと記憶の中に定着していた物と一味違った切り口が発見できたり、記憶とは異なった感想が湧いてくる。
    そして何より、かつて夢中になって読んでいた頃の自分とその時代が蘇ってくる。
    これですね。
    かつての自分と、その時使っていた時間を取り戻し、今の自分の目で見てやる。
    屋根裏から覗く様に。

    追記
    「黒手組」の身代金が今だったらいくらくらいなのか気になって計算してみました。
    時を作品発表の大正10年とした。

    ●企業物価指

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    2022年05月01日
  • 江戸川乱歩傑作集1 孤島の鬼【イラスト入り】

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    ネタバレ

    ミステリーでもありサスペンスでもあり、終盤は冒険小説のようでもあり、大変面白かった。

    退廃的な雰囲気あり、グロあり、不具者の表現ありで現代ではもう醸し出せない乱歩ワールドにどっぷり浸かりました。そしてBL乱歩と銘打って出されてるだけあって、その乱歩ワールドに加えての道雄と箕浦の関係性に悶えました。
    箕浦、君は天性のタラシなのか…小悪魔通り越して大魔王的な言動だったよ…

    序盤は密室殺人、衆人環視下での殺人、そして暗号と詰め込まれていて、その謎解きも楽しい。
    伏線も綺麗に回収して、すっきり終わるのだけど。
    だけど、だけども。
    最後切なすぎる。
    幸せな自分と秀ちゃんの傍に道雄を呼ぼうだなんで、最

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    2022年04月13日
  • 明智小五郎事件簿3

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    好みの女性を好みの方法で殺害する蜘蛛男と明智小五郎との対決。と言っても、明智は後半まで不在で前半は畔柳博士&浪越警部が動く。乱歩といえばのエログロあり、驚きあり、笑いあり?で楽しかった!万城目氏の解説もとても良い。乱歩は裏切らないなぁ。

    そして今作の平山氏の年代記がとても良い。痒いとこに手が届いている感じ最高。パノラマ館の話とか知らなかったのでとても興味深く読んだ。こういう時代背景の説明が添付されるとほんまにありがたいなぁ。
    引き続き楽しく読んでいきたい。

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    2022年03月24日
  • 江戸川乱歩傑作集1 孤島の鬼【イラスト入り】

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    ネタバレ

    すごく面白かった。
    江戸川乱歩作品、きちんと読んだのは初めてだったけれど、序盤からしっかり惹き込まれて、最後までずっとハラハラゾクゾクさせられた。
    面白かったし、読みやすかった。
    現実離れした内容でありながら、実際に起こりうるかもと納得させるだけの説得力があって、どうしてこんなことが思いついて文章にできるのか、本当に天才だと思った。

    主人公の蓑浦、おそらく綺麗な美青年で周りの人がつい惹かれて近づきたくなってしまう。
    本人もそれをうっすらと自覚していながら、自分に心地よい状況をそのままにしていて、子どものような無邪気さと好奇心、甘えが見える。
    実際にいたら本当に愛らしくて魅力的だろうなと思う。

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    2022年09月23日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    初めての江戸川乱歩小説。
    って、最初からレベル高すぎた…?コワイコワイ(∩´﹏`∩)
    ご飯時にふと思い出してウッ…となる。
    でも中毒性ある。。長編にも手をだしたい!

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    2022年03月18日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    闇を電灯が照らし、雨音をBGMに夜の学校にて本書を読破。この雰囲気のもと、またこの本を読みたいと思った。
    全体を通した、本書のミステリアスな感じがとてもマッチしていたのだ。
    「不気味」の一言に尽きる。不思議と「恐怖」とかいった夜も眠れないような怖さはこの本になかった。私の想像力が乏しいのかもしれないが、怖いのが苦手でも読めるので、気持ち悪さにゾクゾクしたい人におすすめの一冊。

    2024 11/26 追加

    芋虫 介護問題との共通点

    死のうとする者が目覚まし時計をセットするだろうか。

    連想法を使い供述をさせていた?

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    2024年11月26日
  • 妖怪博士―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    明智を貶めるために変装をすることも辞さない、全力投球な蛭田博士、そして殿村。小説の半ばで、なんと!二十面相だった!とわかるのですが、うん、知ってた。

    1巻、2巻に続き、怪人二十面相のかわいさと明智小五郎のSっぷりを楽しむ小説のような気がしてくるシリーズです(違う)。「生きている二十面相より」のくだりが、もう可愛い。チンピラって言い方も可愛い。発言から好物は最後に食べるタイプっぽいので、ご飯を食べているシーンが読みたい。たぶん、かわいいから。大蝙蝠のシーンも可愛さが爆発していて、最高でした。

    推理の方は、今回もやさしめ。ミステリー初心者としてはありがたい。今回の驚きは、怪人二十面相が催眠術も

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    2022年03月07日
  • 少年探偵団―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    我孫子さんの『怪盗不思議紳士』を読んだ記念に、乱歩さんの少年探偵団に帰ってきました。軽気球でアレしちゃうのが読みたくなって。

    探偵団が大活躍しますが、描かれているのは数人。まだまだ、他にもキャラが立っている子たちがいたはず。

    作中で二十面相が自分で言ってましたが、彼は自分の本当の顔がわからなくなるくらい変装に長けていて、笑顔で探偵とやりあうようなタイプです。こういう変装術に長けていて、余裕があって、憎めない感じの怪盗って、誰が始祖なんだろう。原作ルパンも殺しはしないし、わりと掴みどころがなく、余裕のあるタイプだったような、あのへん? 詳しい方なら、一発でわかるような疑問なんだろうけれど、私

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    2022年03月07日
  • 怪人二十面相―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    解説が辻村深月さんで、ありがたいの一言につきます。

    大人になって読み返しても、楽しかったです。
    二十面相の血はダメ設定、邪魔な相手でもそれ程えぐい目に合わせない辺りはルパンぽい。小林少年の探偵7つ道具も良いですね!こういうの、わくわくします。江戸川乱歩を読んでからコナンを読むと、ニッコリしてしまいます。
    二十面相と明智さんの「闘わせるのは頭脳」というスタイル、なんてことない顔してお互いに火花を散らせているシーンが、かっこいい!

    かっこいいのですが、大人になってから読み返すと、二十面相がなにやら可愛く見えてきて「???」となりました。憎めない魅力があるとは思っていたけど、もはやかわいいレベル

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    2022年03月06日
  • 明智小五郎事件簿4

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    ネタバレ

    今まで読んだ江戸川乱歩の作品で一番好きかもしれない。
    細かい伏線があるとかではないが展開の仕方が好きで、良い作品を読んだと実感できた。
    前編では明智小五郎は出てこなく2人の人物を主軸に語られているが、後編になり話が進むにつれて最初自分が思い描いてた展開からずれていき予想だにしない展開となったのが読んでいて心地よかった。

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    2022年02月28日
  • 青銅の魔人―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    青銅じゃないにしても人間を機械とか箱に閉じ込めるような、なんかそれに近しい性癖もってる人いるんだろうなって思った

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    2022年02月25日
  • 明智小五郎事件簿1

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    D坂や心理試験、屋根裏は人気作だと思いますが、個人的には幽霊が面白かった!怖いなこれ。
    あと、平山さんの年代記がすごくいい。時代背景がわかると味わいが深いなぁ。蕗屋にラスコーリニコフみを感じたのは正しかったのね。

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    2022年02月23日
  • 江戸川乱歩怪奇漫画館

    購入済み

    秀逸な作品たち

    エコエコアザラクの作者、古賀新一氏による江戸川乱歩作品。

    秀逸で濃密な3作品。

    購入してすでに4度読み返している。
    惜しむらくはたった3作品であること。
    10話ぐらいあったらもっともっと楽しめただろう

    伊藤潤二ファンにもオススメ

    #ダーク #深い

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    2022年02月22日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    最高すぎる、大好きな要素がてんこ盛りのちらし寿司!考察もいくらでもできる。諸戸さいこう…
    映画化は難しいだろうから、ストップモーションアニメとかにしたい…

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    2022年02月11日