江戸川乱歩のレビュー一覧
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当時のファンタジー小説みたいなものでしょうか。
江戸川乱歩発想がすごいですね(^-^)
イラストも綺麗ですし読みやすかったです(^_^)
Posted by ブクログ -
あー面白かった。
乱歩のこーゆー系は河出文庫の『不気味な話1江戸川乱歩』読んでたから中身はほとんど知っとる話やったけど、なんべん読んでもおもしろーーい。
もうこんなんばっかり読むせいで、例えば「人でなしの恋」とか、いやまあまあ変態じみとるけどまああるわいそういうこと、とか思ってしまっとる。
読んだこ...続きを読むPosted by ブクログ -
どのページの挿絵も美しくて幻想的。
文は昔の口調や表現がそのままで、なんとも言えない不気味さがあるが、スラスラとテンポよく読めた。最後のどんでん返しがある意味、またさらにゾゾっとさせる。
手がだしにくかった名作達が沢山シリーズになっているので他のものも読みたいと思った。Posted by ブクログ -
再々読くらい。
その出生に謎多き恋人を密室殺人で喪った主人公。
事件の解明を友人の探偵に依頼するも、今度はその探偵が衆人環視の中殺害されてしまう。
主人公の行手に度々現れる因縁の男の怪しげな挙動。
彼の目的とは……?
教科書通りなミステリ展開を見せる前半と、鬼気迫る冒険譚の凄まじさに打ちのめされる...続きを読むPosted by ブクログ -
江戸川乱歩の入りとしては最適だった…気がする。
江戸川乱歩に持っていたイメージがそのまま文章になっていた。
短編全てが面白いわけではないけど、気にいるものは必ずあるはず。Posted by ブクログ -
初めての江戸川乱歩。とっっっっても面白かった。
個人的なイメージとして、江戸川乱歩っておどろおどろしいイメージがあって読みにくそうだと思っていたが、そんなことない。とても良い。
第一と第二の殺人については、全然分からなかったけど、話が進むにつれて恐ろしい事実が見えてきて…ドキドキしてページを捲る手...続きを読むPosted by ブクログ -
入院した時、たまたま談話室の本棚にあり手に取りました。残酷でドロドロしていてハマり、それからは自分で購入するようになり10年以上経ちました。同じお話でも違う作家さんが描いたりもするのでまた違った感覚で楽しめます。
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本を開いたら、二段組の小さな字で書かれてあったので、読めるか心配したけど、すらすらと読めた。
乱歩の作品は活字では初めてだけど、90年前の小説にぐいぐい引き込まれていった。
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あまりにも月並みな言葉になってしまうが、「エモい」とはこういうことか……みたいな気持ちになります。
お互いにお互いのことなど知らぬまま続くはずだったろう人生が、思いがけない再会により覆ってしまうのは運命的で素敵だけれど、だからと言って何を望むことも出来るはずもなく。
「忘れません」という言葉が、彼...続きを読むPosted by ブクログ -
これは、江戸川乱歩の最高傑作かもしれない。少なくとも僕が今まで読んだ中では1番面白い。
まずキャラクター普通のサラリーマンである主人公とその恋人初代を中心に、主人公に横恋慕する男、あっさり殺されてしまう素人探偵、曲馬団の少年など、曲者ぞろいのキャラクターが勢ぞろいする。
謎の殺人事件、そこに関わるの...続きを読むPosted by ブクログ -
あらすじ、序章を読んだだけではタイトルの意味が全く分からず、話の展開が読めないので続きが気になって一気に読んでしまいました。中盤の今までバラバラだった内容が一つに繋がる辺りが最高でした。一晩で白髪になってしまった理由が思っていたほどではなかったことや、ラストはどうなんだろと思いましたが、話がしっかり...続きを読むPosted by ブクログ
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過不足の無かったはずの楽園が、時を経て性徴という魔力を前にじわじわと崩壊していく様の、うつくしさと残酷さ。
そして、神の目から逃れるように、救いを投げ出すように目印を倒し聖書を焼いたのに、瓶の中に残されていた手紙に綴られていたのはひたすらに懺悔だった。
そういう歪さに、ただただ感服させられたというか...続きを読むPosted by ブクログ -
黒蜥蜴の妖艶からくるゾクゾクとする感覚、怪人二十面相の次はどんないでたちで現れるかというワクワク感、昭和の時代を背景にした当時の雰囲気を考えると、非常に読者を楽しませてくれる作品でした。名探偵・明智小五郎はいつの時代でも名探偵でいてくれると思いました。本当に昔の作品なのかと疑いたくなるくらいの作品で...続きを読むPosted by ブクログ