あらすじ
月夜の晩、銀座の街に現れたのは、青銅の仮面をかぶり歯車の音をさせた不気味な男。貴重な時計を次々盗み出す彼が次に目を付けたのは、手塚邸の「皇帝の夜光の時計」だった。手塚氏は名探偵・明智小五郎に助けを求めるが、神出鬼没の怪盗は宝物を鮮やかに奪い去る。助手の小林少年は、浮浪少年を集めてチンピラ別働隊を組織、怪盗を追い詰めるも、逆に囚われて絶体絶命の危機に――。(解説・青柳碧人)
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『青銅の魔人』が終始不気味で、なおかつ少年探偵団よりもより本家『ベイカー・ストリートボーイズ』に近いかチンピラ別動隊の存在など、今回も明智小五郎VS謎の怪人だけに留まらない魅力があった。
Posted by ブクログ
戦後、という設定だが小林少年は特に年を取ったように見えはない。サザエさん時空な
二十面相と明智は似てるところがある、と思ってたが今回はその点を前に出してるような気がする。果たして目の前にいる明智は本物か二十面相の変装か、信用ならない地の文も合わせると明智こそが1番の緊張要素である
戦後ということで浮浪児たちが出てきて小林少年がかなりの上から目線で仕事を与える。ナニコレと思う一方最後のかかれかたを見るに戦後に出てきた浮浪児たちにも救いを上げたいという作者の願いかもしれない