江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    このシリーズの乱歩は、「押絵~」と「人でなし~」を読んだが、この「人間椅子」が一番絵と文章のバランスがよかったと思う。
    「人間椅子」は乱歩の変態性が最もいい形で表れた短編だと思うが、そこはやはり乙女のためのシリーズなので、うまく変態の要素が乙女好みの絵で薄められているように感じた。それがいいのかよくないのかは個人の好みだと思うが、大方の乙女はこれでいいのではないかな。
    他に「悪霊物語」「目羅博士~」「赤い部屋」があるので、いずれ読むつもり。

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    2025年05月25日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    複雑な気持ちになる。話自体はもう何度目かわからないくらい読んでいる。やはり傑作だ。で、今回は初めてイラストつきで読んだ。そこで思ったことは、乙女の本棚シリーズに入っていることで、イラストつきの「押絵と旅する男」に出会うことの意味である。イラストで固定されたイメージで読むことになってしまい、イラストなしで初めて読む経験が奪われてしまうことになる。それは不幸なような気がするのだ。しかし、一方で、乙女の本棚シリーズに入っていなかったら、この作品とは出会わなかったことも考えられる。それもまた不幸なことだ。これは、イラストなしで読むことができた優越感から出た感想なのかな。乙女

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    2025年05月25日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    江戸川乱歩さんの作品を読むのは3作目。
    今回は、向かい合ったビルとビルの谷間が作り出す怪しさに加え、月光のまやかしも加わり、じとっと気持ちの悪い雰囲気を感じながら読みました。
    自分もこの真夜中のビルに寝泊まりしているかのような気持ちで、変に落ち着かない気持ちになります。

    向かいのビルに現れる目羅医師は、こちらのビルに住む者に似せたマネキンを用意し、窓の外でマネキンの首を吊る。そうすると、こちらで見ていた本人はどうしてもマネキンの真似をしたくなって首を吊って亡くなってしまう。目羅医師の策略にまんまと引っかかり命を落とす物が後をたたない。しかし、そんな時、そのことに気がついたこちらのビルに住む男

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    2025年05月25日
  • 黒蜥蜴と怪人二十面相

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    江戸川乱歩二冊目。

    相変わらずのテンポの良さ。変装の描写は読んでて本当に面白い。 久し振りに面白いミステリー作家に出会えた気がする。

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    2025年05月22日
  • 魔術師 アニメカバー版

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    文ストから入り、初めて読んだ江戸川乱歩の本。

    現代ほど複雑でないトリックと、話のテンポの良さが良く、とても読みやすかった。でも、犯人の動機には少し疑問が残ったので星4つ。

    特に良い意味で筆者がうるさい。筆者の癖にネタバレするし、話に横やりを入れることも多々。まるで映画を友人(履修済)と観ているような。

    正直語彙力は足りないが、めっちゃ良かった。

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    2025年05月22日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    ★4。
    乱歩読みやすい。押絵と旅する男はむかーし読んだ記憶あったけど、あの不可思議で幻想的な雰囲気はやっぱ好きだなー。京極堂の鬼がまた読みたくなった。しかし時代だからしゃあないのだけど、男尊女卑的な記述がふつーに織り込まれてて、なんつかちょっとそういうの見かける度にスンとなってしまったな…古い作品を読むには避けて通れん道だから慣れたいけども。

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    2025年05月17日
  • 藤子・F・不二雄大全集 スーパー=キャッティ/かけろセントール/かいじん二十めんそう

    購入済み

    子供向けに楽しんでもらう構成なのは伝わりますが、大人目線で読んでると結構とんでも展開だけど微笑ましさとご愛顧って所でしょうか。

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    2025年05月10日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    江戸川乱歩未完の連載「悪霊」を補完しつつさらに乱歩周りも小説にしてしまうとという、超面白い合作。というか2次創作。乱歩の人柄を見せるのが面白くて良き。

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    2025年05月04日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    あまり読んだことのない作家の作品も、このシリーズなら読めるんだよね。
    それはさておき、確かに、こんな恋はたまに物語のネタになるし、神話にもある、何なら現実にもあるかもしれない。一人(ふたり?)で完結するなら好きにして、と思うだけだけど、この話の語り手みたいに巻き込まれた人間にしてみたら…。昔ならなおのこと。いっそ、彼女に夫への愛が無ければ幾分か楽だったろうにね。それはそれでプライドが傷つくかもしれないけど。
    オチが気になってサクサク読んだ。びっくりもせず、どこかで「(やっぱり)このオチかぁ」と納得したところはある。でも別にガッカリしたわけではなく、すとん、と腑に落ちた。ただ、語り手の彼女はこの

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    2025年04月25日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    ネタバレ

    四肢がない男の状態よりもその男の妻の考え方がいい意味で本当に気持ち悪かった。江戸川乱歩の凄さが垣間見えた気がする。一度は読みたい作品。

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    2025年04月25日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    江戸川乱歩らしい作品。

    仄暗く、歪な想い。
    なのに人気があるのは人間誰しもこういった歪な感情をもってるからでしょうね。

    現世だとオタで括られてしまうような人ですが、そういうのがないから故の淫靡さってありますね

    2025.4.20
    77

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    2025年04月20日
  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『江戸川乱歩 電子全集』

    購入済み

    基本良いとは思うが

    江戸川乱歩が第一回を担当している合作の初回のみが幾つも入っているので、続きが気になってよろしくない
    乱歩全集である以上仕方ないとは思うが、何かしら対策を講じてもらいたい
    何で続きを読めるのかなど

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    2025年04月18日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    はじめての江戸川乱歩。
    文体が小難しいのかな?と思っていたけど、読み始めれば楽々。グロさと明快さを順に感じられて、傑作選とはこのこと。

    「人間椅子」の気味の悪さ、「赤い部屋」のひやっと感がお気に入り。

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    2025年04月14日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    とても古い本だが、現代に通じるミステリー。
    最後にひとひねりあるのが面白い。
    映画キャタピラーの原作が江戸川乱歩の「芋虫」だとは初めて知った。
    怖くて悲しい物語だった。

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    2025年03月31日
  • 蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)

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     相次ぐ若い女性の失踪事件と不可解な新聞広告、殺人鬼・蜘蛛男が企てる恐るべき犯罪計画に明智小五郎の名推理がふんだんに詰め込まれた猟奇趣味全開の探偵小説で、最後までおどろおどろしい雰囲気で展開されるストーリーと蜘蛛男VS明智小五郎の構図が面白く一気読みだった。

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    2025年03月25日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    ネタバレ

    読むのに時間がかかってしまった。
    「地獄の道化師」は刑事が鎧櫃の中に隠れたら、逆に閉じ込められるあたりはちょっとおかしみとドキドキがあり、面白かった。
    みや子が陰気な見た目で婚約者に嫌われたのはかわいそうだと思うが、友達の死体を掘り返したり、顔が溶けるような劇薬を自らかぶったり、親切で世話をしてくれる女性に毒を盛ろうとしたり、激ヤバ女なのはびっくりした。時代的に女性が殺人犯ななるのが予想外とされるようだけど、こんな支離滅裂な人いないだろう。

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    2025年03月20日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    新年2発目。 1冊目と同じく乱歩かつ乙女の本棚シリーズ。 合作作品とのことだけど、乱歩部分のみで続きが気になるー!

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    2025年03月19日
  • 鏡地獄

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     どの物語も、人間の執着心がキーになっている気がした。
     執着して、こだわりがあって、譲れないものを抱えながら生きている人には惹かれるものがある。

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    2025年03月13日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    この作品を読むたびに、ようこんなキモいこと思いつくなぁ、と思うと同時に、ほんの少しでもこの男に羨望を抱かない人っているのかな、と思うのです。
    そこにこの作品の肝がある。

    イラストにより、より際立つ歪さ。
    イラストで緩和される気持ち悪さ。
    緩和されるのが良いかどうかわかりませんが、読みやすさは増していると思います

    2025.3.4
    50

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    2025年03月04日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    10年近くぶりに再読。
    初めて読んだ時は衝撃だったけど、時が経つとやっぱり忘れてるもんだな…。
    9作品載っていて全部初期のもの。
    雰囲気が似てる話もあったけど、推理ものはトリックが面白いし奇怪ものはほんとに奇妙。
    やっぱり「芋虫」が1番奇怪だったかな。よくこんな話思いつくな、、すごい。
    好きな人にはこの本は垂涎ものじゃないかなぁ。
    個人的に今の気分じゃなかったけど面白かった。
    他の乱歩作品も読んでみたいな。

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    2025年03月03日