【感想・ネタバレ】D坂の殺人事件 アニメカバー版のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年03月25日

初めて読んだミステリー小説です。
「何者」の最後のシーンがかっこよくて、明智さんが好きになりました。
「地獄の道化師」は最後に驚きと恐怖が押し寄せてきました。描写も鮮明に伝わってきて、とても面白かったです!!

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Posted by ブクログ 2024年01月28日

自分も縞模様の着物を着ていると思っていた。
まんまと騙されていた。笑
最後に大どんでん返し。犯人も予想外で面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年09月19日

アニメ「文豪ストレイドッグス」にどハマりしており江戸川乱歩が好きなのたが、実在の江戸川乱歩ってどんな人?って興味が湧いて著書を読むことにした。結果、面白い!!短編小説なんだけどどのストーリーも楽しく拝読した。100年近く前にこんな推理小説があったのかぁと感心!当時は非常に斬新な作品だったに違いない。...続きを読む名探偵が犯人を追い詰めるシーンが好き。江戸川乱歩の本を読む日が来るなんて思わなかったから、人生って面白いよねぇ。

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Posted by ブクログ 2023年05月12日

少し前に書かれたからこそ現代では通じないため小説には登場しないトリックがありとても面白かったです。話も短いので読みやすいです。

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Posted by ブクログ 2023年05月07日

何故今迄読まなかったのか…。
江戸川乱歩ドはまりしました。

どの短編も、読み進めるほどに面白かった。
最後のオチがいい。
何となく昔の作品だから、情景とかが思い浮かべにくいイメージがあったけど全然そんなことなかった。
D坂はちょっと例外だけど…。

今のミステリーとも違う、乱歩の作品をもっと読みた...続きを読むい。

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Posted by ブクログ 2022年08月24日

乱歩のデビュー作を含めた短編集。若い頃の明智小五郎が出てきたりと、既にそのキャラクターをメインにしようとしている雰囲気が感じられる。どの作品もトリックが面白く、今でも色褪せないのが凄いと思った。

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Posted by ブクログ 2022年07月11日

江戸川乱歩さんの作品の推理小説の中で欠かせない存在となった明智小五郎の記念すべき初登場を飾る作品で先の読めない展開と明智小五郎が持つ頭の切れやすさ、推理の力に圧倒されました。
冒頭でいきなり死人が出て事件が始まる展開が妙にリアルで読んでいる最中の嫌悪感や恐怖心に揺さぶられながら読み進めていきました。...続きを読む
漫画とは違い推理小説というものは、急展開にもっていくまでが長めなので場面が変わるごとに読んでいる自分も作中の名探偵の明智小五郎になったつもりで推理していくのはとても胸が高鳴り、まだかまだかとどんどん本を読み進めていきました。
そして、終盤に近付いていき犯人がそば屋の主人だったことが分かり、さらに読み進めていくと主人はサディストで彼の残虐な行いが今回の被害者である古本屋の奥さんにまでおよんでしまったという展開には非常に驚きましたが、さらに驚いたのはその古本屋の奥さんがマゾヒストだったことが判明し、二人の隠された人物像というものが捻じれた形で交わってしまったという衝撃的な展開に思わず、声をあげてしまうほどでした。
江戸川乱歩の作品というものは、この作品だけではなく子供向けというよりは少し大人向けの描写もあり、初めて読むとすこし理解が難しいものではありますが読み進めれば、読み進めるほど思わぬ方向に展開が進んでいくので全作品を通して読んでみるとお話の歪みや推理小説ならではの怪奇的な展開が心を揺さぶります。
私がこの作品を手に取ったきっかけは、文豪たちが登場するアニメと文庫のコラボレーションで表紙がアニメのキャラクターだったことでしたが、この作品を読んだことによって江戸川乱歩が著者の作品に興味深いものばかりだったことに気付き、推理小説を読み始めるようになったのもこの作品なので感慨深いものでした。
もう一度、手に取って展開が分かっていても読み返したくなる、何度も引き込まれる世界観が私はとても気に入っています。

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Posted by ブクログ 2021年07月19日

この作品は、1925年(大正14年)に発表された江戸川乱歩の短編探偵小説である。また、江戸川乱歩が創作した代表的人物である名探偵明智小五郎が初登場した作品でもある。実際読んでみて、私が特に印象に残ったところは3つある。
一つ目は、言葉だけで事件の様子が詳しく書かれていることで自分の中でイメージしやす...続きを読むかったため印象に残りやすかった。例えば、「女は荒い中形模様の湯衣を着て、殆ど仰向きに倒れている。併し、着物が膝の上の方までまくれて股がむき出しになっている位で、別に抵抗した様子はない。首の所は、よくは分らぬが、どうやら、絞められた跡が紫色になっているらしい」、「絞殺ですね。手でやられたのです。これ御覧なさい。この紫色になっているのが指の跡です。それから、この出血しているのは爪が当った箇所ですよ。拇指の痕が頸の右側についているのを見ると、右手でやったものですね。そうですね。恐らく死後一時間以上はたっていないでしょう。併し、無論もう蘇生の見込はありません」といった部分だ。
二つ目は、この事件を一緒に解けるように読者に投げかけるところだ。本文でいうと、「この二人の学生の不思議な陳述は何を意味するか、鋭敏な読者は恐らくあることに気づかれたであろう。実は、私もそれに気附いたのだ。併し、裁判所や警察の人達は、この点について、余りに深く考えない様子だった」と述べている部分だ。この問いかけによって読者はどこに答えがあるのかをまた前のページに戻って探すきっかけになる。ただ読むだけでなく、このような問いかけがあることでまた同じ作品を二度楽しむことができると思った。
三つ目は、他の作品を引用している所だ。例で挙げると、明智小五郎が江戸川乱歩に「君、これを読んだことがありますか、ミュンスターベルヒの『心理学と犯罪』という本ですが、この『錯覚』という章の冒頭を十行許り読んで御覧なさい」と言った場面にあったものだ。その『錯覚』の一部として、“嘗つて一つの自動車犯罪事件があった。法廷に於て、真実を申立てる旨宣誓した証人の一人は、問題の道路は全然乾燥してほこり立っていたと主張し、今一人の証人は、雨降りの挙句で、道路はぬかるんでいたと誓言した。一人は、問題の自動車は徐行していたともいい、他の一人は、あの様に早く走っている自動車を見たことがないと述べた。又前者は、その村道には二三人しか居なかったといい、後者は、男や女や子供の通行人が沢山あったと陳述した。この両人の証人は、共に尊敬すべき紳士で、事実を曲弁したとて、何の利益がある筈もない人々だった”と述べられていた。私は推理小説で他の作品を引用しているものを読んだことがなかったためすごく新鮮に感じたため印象に残りやすかった。

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Posted by ブクログ 2024年03月24日

【ページ数】  349頁
【読み応え】  ◎
【ストーリー】 ◎
【伏線回収等】 ◎
【グロ表現】  無

■此の本に掲載されている作品■
・D坂の殺人事件
・二銭銅貨
・何者
・心理試験
・地獄の道化師

いくつかの文豪の作品を読んできたけれど、江戸川乱歩が断然読みやすかった!
昔ながらの言葉遣い...続きを読むがあって難しく感じるところもあるけれど、それ以上にストーリーがとにかく面白い!

たまに書き手が話しかけてくるのもすき。

中でも明智小五郎シリーズの作品はやっぱり面白い。最後の最後に覆される展開にワクワクとゾクゾクが止まらなかった!!

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Posted by ブクログ 2024年02月26日

面白かった!!王道ミステリーで普通に大人でもワクワクドキドキして時代の流れを感じさせない作品だった!地獄の道化師は特に普通に怖かった。
明智さんの飄々とした感じ、今の探偵のイメージピッタリでここからのイメージなのかなぁとか思った笑

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Posted by ブクログ 2023年07月19日

意表を突かれる事件が多く、読んでいてわくわくした。
特に地獄の道化師では、犯人が終盤まで分からず、手に汗握る展開だった。
在り来りのミステリーではないので面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年02月23日

最初のいくつかの話の結末は推理というより突拍子もなくて唖然としていた内容だったけれど、読んでいくうちに深みが増すような、恐怖が増していって、でもどこか怖いもの見たさに続きが気になり、結末も納得のいくような感じになるのがとても不思議な作品でした。

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Posted by ブクログ 2023年02月19日

昔の本なのに思ったより読みやすくて、ここからミステリーを少しずつ読むようになりました。
乱歩さんさすが!

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Posted by ブクログ 2022年09月16日

1925年に発表された江戸川乱歩大先生の推理短編集!!日本が誇る名探偵明智小五郎の初登場作品!!100年近く昔に書かれたものやのに現代に通じるミステリー作品で「心理試験」の倒叙ミステリーなどいろんなパターンのミステリーを楽しめる!!

なんか物語のレトロな感じも楽しめるし現代のミステリーに引けを取ら...続きを読むないくらい内容の面白さでさすが日本のレジェンドは半端ねぇなって再認識でき
る!

ほんまに傑作って言われる作品は
時間が経っても色褪せないどころか
熟成されて大正レトロな感じが
さらに良く感じれるなぁ〜

名探偵「明智小五郎」初登場作品  
★★★★★
大正レトロな空気感
★★★★★
ミステリーの幅の広さを味わえる
★★★★★

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Posted by ブクログ 2022年08月16日

短編小説が五つある中で個人的に一番お気に入りなのはD坂の殺人事件です。これは、色々な角度から推理が行われていて、考え方が一つだけしかないのではなく江戸川乱歩、明智小五郎それぞれの考え方がありどちらも条件とあった犯人が浮かび上がっていることに驚きました。

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Posted by ブクログ 2021年09月01日

人間の心理的な描写が正確に描かれており、出てくる人々は生き生きしていた。
推理においても犯行理由を解き明かそうとする姿勢が強いように感じた。

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Posted by ブクログ 2021年07月31日

あらすじ
9月初旬、「私」はD坂の大通りにある白梅軒という常連の喫茶店でコーヒーをすすっていた。この店の向かいの古本屋にいる美人な女性を眺めることが目的の一つになっていたのだ。ある日この店で知り合いになった青年、明智小五郎が通りかかり、彼もこちらに気づいて店内に入ってくる。そこで2人で窓の外を眺めな...続きを読むがら会話していた。しかしその日は目当ての美人は見当たらない。2人で古本屋へと入ると店の奥の部屋に古本屋の妻の死体があった。私が見たところロープで絞殺されたように見える。警察の捜査の結果、古本屋の主人のアリバイは証明されるが、死体が発見された部屋の出入り口はすべて見張られた状態にあり、いわゆる英米の探偵小説にある密室殺人であって捜査は難航する。

普段小説は読まないが、表紙が「文豪ストレイドッグス」だったため惹かれて読むことにした。もともとミステリー系の話は好きだったこともあり楽しく読むことができた。まず面白いと思ったのは、アイスコーヒーを冷やしコーヒーと表記していたところだ。アイスコーヒーが飲まれ始めたのは大正時代で、その頃は冷やしコーヒーと呼ばれていたらしい。このような少しの表現にも時代をかんじられ、印象に残る単語が多かった。
次に面白いと思ったのは人間のリアルな発言である。犯人の後姿を見たという学生の証言が大事なところでかみ合わなかったり、傷について聞かれ気まずそうにする主人。よくできたミステリーでは目撃者の意見がしっかりしていたりする。しかし現実で起きた際、そんな一瞬しか見えなかったことを覚えていられるだろうか。この作品ではそういう人間味のあることが多い。そして殺人事件の推理のパートが格段に面白いと感じた。私の推理を聞いた時、その時書かれていた証言、状況すべてを回収していた名推理だと思った。しかし、明智小五郎の心理を見て行われた推理、これがとても興味深いものであった。蕎麦屋の主人がサディストであるということ。また古本屋の女房はマゾヒストであるということ。これらを知ったとき、なぜ古本屋の女房と蕎麦屋の女房が傷だらけなのか、首を絞められているのに抵抗している痕跡がない理由もすべて納得することができた。今まで合わない性癖の人と過ごしていた二人が出会ってしまったことから、「傷つけてほしい」「傷つけたい」という欲望が爆発して今回の事件が起きてしまった。明智がこの真実を警察に言いずらいのは、被害者が存在しないためであった。殺された側も絞首を望み絞める側も悪気がなかったのだ。最後は蕎麦屋の主人が自首して終わるという結末であった。
江戸川乱歩の作品はこのような人間の隠れた性癖を扱っている、非常に人間臭いが小説のような少し現実離れしているストーリーがいくつかあるため、もっといろんな作品を読みたいと思った。

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Posted by ブクログ 2021年07月19日

カドフェスの対象本のため購入。D坂の殺人事件を含む5編からなる短編集。江戸川乱歩の作品は読んでみたかったが、古典ミステリーということで手を出しづらかった。しかし、なぜ早く読まなかったのかと思うような作品だった。明智小五郎による推理は面白い視点から行われており、想像していたより緻密で引き込まれた。個人...続きを読む的には何者と地獄の道化師が好きだった。

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Posted by ブクログ 2020年08月19日

江戸川乱歩の本は内容がイメージできてしまうと勝手に決めていて、なかなか読もうと思わなかった。夏休みの時期は、休む時間がとれてセミの声に後押しされ、子供に戻れる気がした。そんな訳で手に取ったこの作品は面白いと感じた。台詞の言葉遣いが硬い感じがあり、作品の古さがよくわかる。トリックを解く筋には深さがあり...続きを読む、引き込まれてた。夏のうちにもう一冊くらい・・

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Posted by ブクログ 2020年06月03日

江戸川乱歩の短編集です。

・D坂の殺人事件
・二銭銅貨
・何者
・心理試験
・地獄の道化師

私の中で江戸川乱歩と言えば「人間椅子」や「屋根裏の散歩者」のようなエロミステリーの印象です。
もちろん小林少年率いる「少年探偵団」の印象も強くあります。
「D坂の殺人事件」はD坂にある古本屋の美人おかみが...続きを読む殺害される事件で、普段から彼女の身体には傷がたくさんあったという噂が。
殺人事件が起きた古本屋の様子を、主人公の「私」と明智小五郎が向かいの喫茶店で見ていて、その事件を推理し、解決していくお話です。
明智小五郎といえば「変装」という先入観もあり、色々と考えを巡らせながら読み進めましたが、なるほど江戸川乱歩という結末に満足しました。
「何者」「地獄の道化師」も良かったですが、個人的には「心理試験」が好きです。

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Posted by ブクログ 2019年06月03日

 ゆっくりと読んでやっと読み終わりました。
 短編なので、一本読んだらしばらく休んで、という読み方をしていたら、読み終わるまでに結構かかっちゃいましたが、一本一本は一気に読みました。
なかでも、私が好きなのは
「D坂の殺人事件」
「地獄の道化師」
の二本。
 特に
「地獄の道化師」
 はヒリヒリした...続きを読むものが心に残る、最近ではあまり見ない終わり方だったような気がします。
 ちょっと現代にも通じるものがあるような…

 もう少し時間が経ったら、また読み返すであろう、一冊のような気がします。

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Posted by ブクログ 2017年07月07日

明智小五郎が初めて登場する表題作をはじめ短編5編。
乱歩作品をきちんと読んだのは初めてかも知れない。

倒叙ものに入れ替わりトリック、暗号などミステリーの醍醐味満載の一冊。時代が違うので、少し読みにくさはあるけれど、十分面白い。明智さんと犯人の心理戦が光る「心理試験」が特に好き。

最近よくあるキャ...続きを読むラものに慣れてるせいか、最後まで明智さんの風貌や人となりが読みきれないまま終わってしまったのが残念。ほかの作品も読んだら分かるかな。

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Posted by ブクログ 2016年07月16日

有名所過ぎて食指が動かなかった著書。
面白いは面白いのだが現代作家に比べると会話を極力減らし、推理も地道な調査はせず、探偵(あるいは探偵役)が天才的なひらめきで解決していく。
現代では古い手法だが、半周して逆に斬新。
あえて不満を言うのならキャラクターの書き分けがないので読みつらいところ。

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Posted by ブクログ 2016年04月16日

実は江戸川乱歩はこれが2冊目。1冊目が「人間椅子」の入っている短編集だったので、実質、彼の探偵ものを読むのは、これが初めてということに。

明智小五郎の名前が出てきたときに、なんともいえない気持ちになりました。そうか、彼が本家本元か。彼のあとに、たくさんの和製探偵が生まれ、江戸川コナンが生まれ毛利小...続きを読む五郎が生まれ、明智警視が生まれたのだなと思うと、なんていうんでしょうか。家元、降臨!みたいな。

「D坂の殺人事件」「二銭銅貨」「何者」「心理試験」「地獄の道化師」の5編が入っています。明智さんが出てくるのは、このうち4編。「何者」では明智さんが盛大にディスられています。口だけなんだよなーあの男とかって。ここに、ちょっと笑ってしまいました。

このうち、「何者」と「心理試験」が好きでした。どちらも後味悪いですが。「何者」はタイトルが秀逸。「何者」では見取り図が、「心理試験」では表(というか、心理試験結果というか)が載っていて、それも、ここからすべての和製推理小説が始まったのかと胸が熱くなりました。

面白いものは、時代を経て尚面白いのですね。そして、怖いものもいつの時代も怖いのだと思いました。屏風から出てくる白い虫のような指は、背筋を寒気が上下いたしました。終始、ここから伝説が…!みたいな気分で読んでいたため、没頭できなかったかもしれませんが、推理もの、探偵ものの歴史に直に触れた気がして、ワクワクしました。

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Posted by ブクログ 2024年01月02日

江戸川乱歩作品初めてちゃんと読んだ。
最初は期待してたよりちょっといまいちかなと感じたけど読み進めたら前言撤回。
心理試験と地獄の道化師が面白かった!
これが大正〜昭和のお話なんて…推理小説の大家と言われるだけある!

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Posted by ブクログ 2023年12月30日

ミステリーの原点として読んでみたかった作品。
名探偵はここから始まったと思うとクオリティ高いと思う。

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Posted by ブクログ 2023年07月19日

いくつか青空文庫で読んだやつ入ってたけど文ストコラボカバーだったので買っちゃったよ(╹◡╹)♡
江戸川乱歩先生は流石ですほんとおもろい
文豪の中でもほんとに読みやすい
地獄の道化師が1番好きだった〜

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Posted by ブクログ 2023年06月15日

初めての江戸川乱歩作品。トリックというよりは人間の心理とかを描く作家さんなのかな…?文章も、これまであまり読んだことの無い感じで少し慣れるのに時間がかかるかも。
明智小五郎の万能感がすごくて、登場するだけで安心する。そういう存在がいると安心して読み進められる。
殺人方法とか動機がかなり生々しくて驚い...続きを読むた。

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Posted by ブクログ 2021年09月08日

はじめての江戸川乱歩。明智小五郎が、最初に登場した作品ということで興味を持って読み始めた。

「D坂の殺人事件」
短い内容でサクッと読める作品。
面白かった。


「二銭銅貨」
唯一明智小五郎がでてこない作品。
アイデアが面白かった。


「何者」
最後のどんでん返しが、、、


「心理試験」
探偵...続きを読む小説っぽくない心理合戦。ハマる人にはハマるだろうが、個人的にはあまり好きではなかった。


「地獄の道化師」
5作品の中で一番好きだった。誰が犯人なのか予想しながら読めて面白かった。
人間の狂気を感じる怖い作品だった。

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