江戸川乱歩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「防空壕」や「人でなしの恋」、「人間椅子」「押絵と旅する男」が特におもろかった。
「防空壕」は、あんなに綺麗な人だったからもう一度逢いたいと奔走する主人公とじつは50代の女性だったというオチが面白くて良かった。
「人でなしの恋」は一見不倫関係にあるのかと思いきや、代々伝わる人形と関係を持っていたという不気味さが良かった。半年間はすごくいい夫だったけどだんだん化けの皮が剥がれて…という段階が明確に書かれている。
「人間椅子」は前回読んだが、もう一度読むとやはり面白かった。「押絵と旅する男」は初めて読んだが、「人間椅子」と比較しながら読むのも面白そうだった。
江戸川乱歩は夢かうつつか分からない人間 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半の面白さが半端じゃなくって乱歩、やべぇ!!!!となったけど終わり方がなんとも言えぬ消化不良で星4になってしまいました。前半(双生児の日記)で区切って明日後半読も!と思って勢いいさんで読んだんですが悲しいです…。もちろん面白かったんですけどぉ…。
というか乱歩の男男クソデカ感情ですよ、とオススメされて読み始めたんですが、リブレ出版の紹介のところにBL乱歩って書かれててクソワロタです。乱歩さん、そんな不敬な書かれ方してますよ。いいんですか!?まぁ、一応意図して同性愛要素入れてるみたいなので良いでしょうか…?
しかしはじめの道雄は最後のーーーという書き記しはあまりにも同性間クソデカ感情のはじまり -
Posted by ブクログ
近代文学で読めるBLと聞いて邪な気持ちを抱きつつ気軽に読み始めたら、かなり読み応えのある作品で驚きました。『人間椅子』のようにサクッと読めるものとばかり…アセアセ。
本編について、期待していたほどのBL展開はありませんでしたが、ミステリー小説としての面白さが半端なかったです。
江戸川乱歩らしい不気味で怪奇なストーリーにゾクゾクしつつ、主人公らが探偵となり謎に迫っていく様子にページを捲る手が止まりませんでした。
とは言え、やはりこの作品の魅力は蓑浦と諸戸の奇妙な関係性です。
特に最後の一文を読んだ瞬間、ゾッと毛が逆立つような気持ち悪さを感じました。
最悪な読後感でしたが、あまりにも諸戸が愚か -
Posted by ブクログ
ネタバレ暗黒星目当てに読んだ。
4作品が収録されているため鈍器本。
お目当ての暗黒星は、やたらと青年一郎の美しさが強調されていて耽美小説のような気分。
暗黒星、地獄の道化師は途中で大体の予想がつくが、読む手が止まらない。
地獄の道化師は、許されないことをしている犯人だけれど悲しい。
幽鬼の塔は主人公とともに謎を追っていく様子が楽しい。
大金塊は、明智小五郎シリーズ。ところどころ孤島の鬼と似てる。明智のためなら命をも差し出せる小林助手の心意気がすごい。明智は結婚してたのか・・・・・・。
犯人を男だと思わせるミスリードの点においては地獄の道化師と同じだった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小学生の頃にみた怪人二十面相、小林少年と明智探偵のはなしから大暗室まで
江戸川乱歩を楽しめる一冊になっています。あらためて読んでみて大暗室は淡々とした文章から見える作者の性癖というかいびつな世界は、淡々と描写されるからこそ気持ち悪い世界として僕には伝わりました。
ここからはネタバレになるので読んだ人は読んでほしいと思う
東京の地下が舞台になる大暗室調べてみると書かれた時分には地下鉄はあったのでこの作品を当時読んだ人は自分の住んでいる東京の横にこのいびつな世界が広がっているのかもしれないという想像力がわき怖気が身を包みました。
けっこう気持ち悪いと思うので万人にお勧めできる話ではないと思