江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    真っ先に思ったのが怖っっ!!でした。
    恋というものは底知れぬ力を発揮しますね。
    でも、主人公の気持ちもわかるかも。まさに人でなしの恋。

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    2023年05月11日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    芋虫、本当に気持ち悪いなと思ったけど時子の気持ちというか癖わかる〜と思ってしまって自分でもちょっと引く

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    2023年05月07日
  • 乱歩アナザー ―明智小五郎狂詩曲―(1)

    購入済み

    明智小五郎の世界観を、キリッとした画に落とし込み、黒蜥蜴事件についてはこの解釈。
    しびれます。
    登場人物に「遠藤平吉」を出しているところに作者さまの遊び心を感じます。
    助手の小林くんが、明智先生の心の命綱なのかな。

    #ダーク

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    2023年05月05日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    文豪の名作×人気イラストレーターというコンセプトの「乙女の本棚」シリーズの一冊。江戸川乱歩のエログロナンセンスな短編小説。
    江戸川乱歩らしい、実にゾクゾクするストーリーで、面白かった。ホノジロトヲジ氏のイラストも、単なる挿絵ではなく、物語からインスピレーションを得て世界観を膨らませたような美しい絵で、魅力的に感じた。このシリーズはなかなか良い。

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    2023年04月25日
  • 明智小五郎事件簿6

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    ネタバレ

    殺生を好まぬ稀代の盗賊、黄金仮面。相対するは明智小五郎、二人の戦いが今ここに火蓋を切って落とされる……とまぁそんな話なわけだが、黄金仮面の正体が明らかにされた時、私の顔は宇宙猫顔になった。
    ある意味、元ネタの作者がした事を乱歩も真似たと言えようが、いやはや、元ネタのファンとしては「こんなに格好悪くねーし」と眉根を寄せてしまったのも致し方ない。とはいえ不肖私、元ネタの作者が同じことをした時も「こんなに格好悪くねーし」と眉根を寄せたものである。世界的に著名な登場人物を二次創作的に自作へ登場させるときは、ゆくゆく取り扱いに気をつけられたし。
    とまぁ、故に私の本作に対する評価は星がマイナス一となったわ

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    2023年04月17日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    90年近く前に書かれた作品なので現代では成立しないトリックも多いが、それを加味してもミステリとして十分楽しめる。どうせこのパターンでしょ、と思わせておいて2段3段落ちる。短編集としてのバランスもとても良い。

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    2023年04月15日
  • パノラマ島綺譚 江戸川乱歩ベストセレクション(6)

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    いやー、たまに読み返してみたくなる乱歩作品。
    このおどろおどろしい雰囲気と乱歩作品の変態っぷりがたまらなくいい。
    犯罪としては現代では成り立たないトリックなんだけどその時代背景、まだ夜道を歩くと柳の下にお化けが見えてくるようなそんな雰囲気が
    背筋をゾクゾクさせる作品でした。

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    2023年03月30日
  • 江戸川乱歩傑作選 鏡

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    久しぶりの江戸川乱歩!!!
    どんどん話の中に吸い込まれていく、、、。
    事件の内容が怖いけど
    それより結末にいつも震えが止まらなくなる。

    まだまだ色んな本が読んでみたいと思った!

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    2023年03月20日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    江戸川乱歩が描く土蔵の中で繰り広げられる幻惑な世界と、妖艶にして絢爛な夜汽車先生の絵!活字の味わいと、イラストの眼福さ。
    イラストは緻密な蝶の描写、アンティーク調と和柄の融合がまたいい!

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    2023年03月15日
  • 明智小五郎事件簿2

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    ネタバレ

    「一寸法師」と「何者」の2作品が収録されている。「一寸法師」では明智小五郎が謎解きをするが、「何者」では謎解きでは出てこないが、作品内の小説としてのみ出てくる点が特徴的かもしれない。

    さてはて内容であるが、特に「一寸法師」については結末が非常に時代を感じさせるものだった。
    真犯人がその性別と「反省している」の二点において情状酌量の余地ありと明智は判ずるのである。いやそこは司法に任せるべきでは? と思うし、また、被害者の無念が晴れぬのではないか、と思ってしまい、釈然とできないものが残った。少なくとも現在の作家、特にライトノベルやTL系であれば確実に「ざまぁ」されるパターンの犯人である。とはいえ

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    2023年03月12日
  • 孤島の鬼(1)

    匿名

    購入済み

    続きが楽しみ

    原作小説は読んでいないのですが、何人かの方が漫画化しているので、その漫画を読み比べているところです。

    本作は3巻まであるので、以前に読んだものよりは細かく丁寧に描いていると思います。

    この第1巻では、まだメインのところに入っていませんが、既に色々と不気味で、今後起こるであろう更なる不気味な出来事を予感させていて良いです。

    #怖い #ダーク

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    2023年03月05日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    最初のいくつかの話の結末は推理というより突拍子もなくて唖然としていた内容だったけれど、読んでいくうちに深みが増すような、恐怖が増していって、でもどこか怖いもの見たさに続きが気になり、結末も納得のいくような感じになるのがとても不思議な作品でした。

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    2023年02月23日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    昔の本なのに思ったより読みやすくて、ここからミステリーを少しずつ読むようになりました。
    乱歩さんさすが!

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    2023年02月19日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    作品発表順になっており、作者の作品の思い出もあり、親切な作り。
    有名な作品がかなり初期からあるので驚きでした

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    2023年02月18日
  • 栞子さんの本棚2 ビブリア古書堂セレクトブック

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    『ビブリア古書堂の事件手帖』に登場する本の原文が集められていて、いろんな本の入り口として触れるにはとても良い本でした。

    普段詩を読まないので寺山修司や木津豊太郎の詩を読めたのと、意外と読まないシェイクスピアに触れられたのがよかったです。

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    2023年02月12日
  • 乱歩アナザー ―明智小五郎狂詩曲―(1)

    ネタバレ 購入済み

    アナザー

    江戸川乱歩の作品を漫画で――
    シャーロックホームズを基にした小説、漫画作品、映画、ドラマは色々あれど、江戸川乱歩のアナザーは珍しい。
    おどろおどろしさが出ていれば、もっと良いなあ。
    気持ち悪さも出ていて良い気もするけど、やり過ぎたら危険か。

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    2023年02月11日
  • 明智小五郎事件簿1

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    江戸川乱歩を初めて読んだのは、数十年前になるけど、「人間椅子」や「屋根裏の散歩者」など強いインパクトを受けた。今回没後50年を記念して、明智小五郎ものを事件発生順に並べたコレクション全12巻が毎月1巻ずつ刊行されることになり、これは面白いと手に取りました。またこれで楽しみがひとつ増えた。

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    2023年02月08日
  • 江戸川乱歩傑作集2 人間椅子 屋根裏の散歩者

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    奇怪な物語を推理、エロなどどともに長短編含めて表現している。内容の発想が特異であり、他の作家がどのような内容を表現しているのかは読書数が浅いので何とも言えないが奇妙な世界観が各作品で発揮されていると思われる。この本には複数の話が含まれている。映像で表現するとちょっときついと感じられるものが文字によりある程度マイルドになっているのがよいところか。小説にしては刺激が強めという印象。たまにスパイスとして読むのが良さそう。評価3.7

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    2023年02月06日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    ネタバレ


    読んでみたかった「人間椅子」を含んだ、江戸川乱歩さんの作品集。
    .
    忍び込むために椅子に入ってしまおうからの座る人々(特に女性)の感覚に快楽を得ていくのが考えぶっ飛んでいる。それを作中の手紙の内容とするのも鳥肌もので面白い展開だった。

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    2023年02月05日
  • 孤島の鬼

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    予想以上に面白かった。

    ある夫婦の身体的特徴に関する説明のために書いたという小説という設定。

    夫の若さに似合わぬ白髪頭と妻の太ももにあるとてつもなく大きな痣の理由が記されています。

    物語が進むに連れてあきらかになる真実が面白く、ページを繰る手が止まらなくなりました。

    減点ポイントはやや表現がグロい描写があるところでしょうか?

    それがなければ五つ星だったかなぁ。

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    2023年01月24日