江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 明智小五郎事件簿1

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    モジャモジャの髪の毛、木綿の着物に、よれよれの兵児帯と、怪人二十面相の頃とは、大分イメージが違い、まるで金田一耕助の先駆けみたいな姿に、これが、探偵明智小五郎かと驚いた。

    なんて、分かったような事を書いてしまったが、実は、ちゃんと乱歩を読むのは、これが初めてです。

    『D坂の殺人事件』のタイトルや、『屋根裏の散歩者』の大体の話は知っていたのだが、今回興味を持ったのは、このシリーズが、乱歩の発表順ではなく、明智小五郎の事件発生順に編纂されている事で、平山雄一さんの解説にもある通り、シャーロッキアンの『年代学』みたいで面白そうだなと。

    実際に読んでみると、奇をてらった大トリックというよりは、人

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    2022年09月07日
  • 妖怪博士―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    二十面相や少年探偵団を読んでいないので、これまでの詳細な過程は分からないものの、それでも楽しく読めたので問題なかった。どちらかというと子供向けに特化しているのか、文体も子供に語りかけるようなものになっており、それでもトリックはきちんとしているのが凄いと思った。

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    2022年08月25日
  • 少年探偵団―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    解けるミステリーの本って殆どないから、これは先が読めて面白い。解けたら解けたで、その後どうなっちゃうの?!って展開もありつつ、どんどん話しが進むから余計面白い。黒い魔物は普通に怖い。笑

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    2022年06月21日
  • 孤島の鬼

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    初めての江戸川乱歩。
    主人公の恋愛から始まり、主人公に好意を寄せる同性愛者の嫉妬、密室殺人、次々と関係者が暗殺されるアメドラ的展開、幽閉された女の手記、奇想天外な思考の黒幕。
    これだけ濃い要素をぶち込みながら破綻せずにまとまっていて感心する。
    これが1930年の作品か。

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    2022年06月02日
  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『江戸川乱歩 電子全集』

    購入済み

    「鉄人Q」の連載されていたときの紙面や、フォトギャラリーなど、江戸川乱歩ファンにはたまらない内容になっていると思う。

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    2022年05月08日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    一気読み!
    江戸川乱歩っていう字面で敬遠してた。読みづらいのかなあむずかしいのかなって思ってたけど全然そんなことはなかった!
    1番印象に残っているのは一寸法師の話かな〜すごく短かったけど、怖くて面白かった!
    江戸川乱歩先生、もうちょっと読んでみたくなりました

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    2022年04月05日
  • 孤島の鬼

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    とっても面白かったです。
    主人公の取り巻きたちも良かった、お話しも、ストーリーを説明するテンポも良かったです。

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    2022年03月16日
  • 明智小五郎事件簿2

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    エログロありの「一寸法師」と正統派本格の「何者」の2編。一寸法師はこの時代だからこそだろうし(放送禁止用語だらけ笑)何者もまた、この時代ならではなんだよなぁ。編者の平山氏のクロニクルがとても良い。法月氏の解説も最高。とにかく面白かったよー!!

    「何者」の完成度やばい。無駄がなさすぎて。ラスト鳥肌もんやったわ。昭和初期に書かれた小説とか、ほんま信じられへん。
    この話、当時全然ウケへんかったらしいけど、ほんま解説で法月綸太郎先生も書かれているけど、「当時の読者が未熟」すぎやろ(笑)マジ最高。短編として推せる。

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    2022年03月07日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2つの中編と5つの短編からなる江戸川乱歩の名作集。短編は短く、スラスラと読むことができ、中編はちょうどよい長さだった。個人的に印象に残ったのは、最後の中編「陰獣」でコナンくんが言ったセリフである「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は殺人者とは変わらねーよ」が生まれるきっかけになった作品かなと思った。

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    2022年03月02日
  • 明智小五郎事件簿5

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    MRCのミステリ・ジョッキーの課題本とのことで明智小五郎事件簿シリーズから魔術師を読んだ。
    やっぱり乱歩は面白いんだよなぁ。最高。芝居がかった地の文が面白い。巻末の平山さんの年代記はすごいわかりやすいし大槻ケンヂの解説は死ぬほど笑った。シリーズ読破しなきゃ!

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    2022年02月23日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(5) 青銅の魔人(ポプラ文庫クラシック)

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    今までの流れが少し変わり、ドキドキワクワクの冒険物になったという印象でした。
    この作品から、戦後の作品だということで、それも影響しているのでしょうか。
    面白かったです。

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    2022年02月20日
  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『江戸川乱歩 電子全集』

    購入済み

    ミステリー

    とても難しい作品だが江戸川乱歩の才能を感じた絶対読んだ方が良いと思う世界が広がって見えるように感じる。

    #アツい #ダーク #怖い

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    2022年02月19日
  • 孤島の鬼

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     1930(昭和5)年作。江戸川乱歩の「通俗」長編小説の代表作の一つ。とのことだが、乱歩で「通俗」以外のファインアート的なものがあったかどうかよく分からない。
     娯楽作品に対比する場合のファインアートとは、大体において、大がかりなプロットに依存するのではなく一つ一つの細部、たとえば人物の心情や出来事のミニマルな部分に深く分け入る方向性に主眼がある。対して娯楽・大衆性においては、そうした細部へのこだわりは等閑に付することによって成立する。現代「純」芸術の感性はミクロなところへの眼差しにおいて際立つのであり、その姿勢は、思考の前提の部分を問い返すことにより「立ち止まる」ことを第一歩とする哲学の成立

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    2022年02月11日
  • D坂の殺人事件

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    恐ろしい結末が予測できてしまうところがこわい…
    この人の文章にはおぞましい情景をリアルに想像させる不思議な力があると思う
    寝る前に読まない方がいいですね…奇怪な登場人物が夢に出てきそう

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    2022年02月02日
  • 孤島の鬼~江戸川乱歩全集第4巻~

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    ネタバレ

    第4巻も楽しく拝読いたしました。

    表題の孤島の鬼は、主人公とその妻がある変わった容貌をしており、なぜそうなったのか、その経緯を知る物語。主人公がある島の恐ろしい秘密に、思いがけず巻き込まれていきます。何度も、もうダメかもしれない…と読み手が思ってしまうようなスリルがあり、人しかでてこないはずなのに、何か化け物でもでてくるのではと思わせるほどのおどろおどろしさもあり、乱歩のエロ・グロ・ナンセンスを余すことなく楽しめる作品だと思いました。
    乱歩は暗闇の迷路に閉じ込められるシチュエーション、好きなんですかね?この後もいろんな作品を読んで、彼を知っていきたいです。

    猟奇の果は、前半と後半でかなり毛

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    2022年01月19日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    江戸川乱歩って本当、これからの時代はウケない作家だろうなあ。(ダーティで)
    でも人間に対する彼のバイアスはやっぱり独特で面白い。彼でなきゃこんなに気持ち悪いキャラクタは書けまい(褒め言葉)。

    ところで人間の体臭が分かるのに、ゴム袋なんかじゃ誤魔化せないとか、血栓出来るんじゃない? とかナンセンスですか?

    奥様は最後の手紙を読んだところで暫く精神を病んだままだったろうな、という構成がさすが。

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    2022年01月17日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(2) 少年探偵団(ポプラ文庫クラシック)

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    今回も二十面相と探偵団の戦いにワクワクしました。
    トリックがよく分からないまま処理されているところもありましたが、それはそれでいいと思いました!

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    2021年12月28日
  • 怪人二十面相―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    巧みな変装や計画でなんでも盗み出す二十面相、数々の事件を解決してきた私立探偵明智小五郎の対決。

    刑事のマヌケさには少々疲れるのが、それも古典の良さでもある。
    読みやすく、軽い気持ちで読める。

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    2021年12月10日
  • パノラマ島綺譚 江戸川乱歩ベストセレクション(6)

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    表紙に惹かれて手に取った、久々の江戸川乱歩!子供の頃よく読んでいた。思えば私のミステリー好きはここが原点かも。
    40年以上前のワクワクがよみがえる。

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    2021年12月10日
  • D坂の殺人事件

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    ネタバレ

    以前読んだ創元推理文庫の江戸川乱歩集よりは、物足りない作品が多かったが、やはり乱歩の世界観に魅せられる。
    甘美でありながらも悍ましい。この世界観こそが乱歩の醍醐味なのだろう。

    個人的ベストは『赤い部屋』。
    いくつも登場するトリック個々も面白いが、100人目として自分を殺すと思わせ、銃で撃たれてから、全てが嘘だと判明する。
    その展開自体も秀逸だが、電気がつき、赤い部屋に渦巻いていたミステリアスで幻想的な空気が一掃されるラストが印象的。

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    2021年12月04日