江戸川乱歩のレビュー一覧
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ネタバレ暗黒星と地獄の道化師は特に良かった
2つともどんでん返し系かな
暗黒星では、一郎くんが個人的に好きだったりします
幽鬼の塔は最初の方は良かったものの、なんだか尻すぼみ感が…
あと、乱歩本人も書いてますが、乱歩の持ち味があまり出てないような感じもします
大金塊は小林くんの冒険みたいな感じで楽に楽しく読めました
ただ、最後の洞窟でのことは、孤島の鬼にだいぶかぶってるとこがあって、ネタ切れ感がありますね
でも、孤島の鬼の諸戸たちに比べてこっちはまだまだ子供なのにあの精神力の強さは凄いな…なんて思ってみたり
あと、明智が優しかったのが印象的です
少年探偵団シリーズは未読ですが、明智は子供には優し -
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乱歩作品は地の文が紙芝居みたいに大げさなところが時代がかっていてとても好きです。「ああこれは一体どういうことであろうか!さてまた来週。」みたいに解決が焦らしまくられるのがもどかしくもあり、楽しくもあり。創元推理文庫版は連載当時の挿絵がついてるのですが、この挿絵がまた素晴らしい。
犯人は早々に検討がついたけど、唇のない男の不気味さとか、倭文子がじわじわといたぶられる様とかが鬼気迫るものがありぞくぞく来ました。風船を使った空の逃走劇も、明智小五郎の「実はこれこれこういう仕掛けがあったのだよ、ははは!」の一言であっさり解決してしまう謎も、THE・古き良き時代の探偵小説!という感じで、楽しめました。や -
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車から落ちた裸婦像。その中に封じ込められた女の死体。 そんなショッキングな場面から始まる表題作。まさしく乱歩の世界。 同様に像の中に死体を封じ込める描写はいくつかの作品で見かけたはず。また、美しい男女を剥製状にしてコレクションする作品もある。 ピグマリオンという言葉を知ったのも、乱歩を読んでいたからこそだが、このような形の愛着は、当時よりももっと一般的になってきているのではないか。 フィギュア。美容整形の一般化。男女を問わない肉体の改造指向。 現代版黒蜥蜴がどこかに美の屋敷を持っていても荒唐無稽とも言えない。 「猟奇の果」はSF仕立てでどこかに子孫的作品がありそうな内容。 解説では、出版社
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ネタバレ短編集でした。ぴりりとしたひと捻りもふた捻りもある話が多い。
一つ以前に読んだことのあったのは、【お勢登場】 かな。これはかなり、印象に残った作品だった。
D坂の殺人事件自体は、明智小五郎が初登場の本ですね。
だから有名なのかも。
●二廃人
友達に夢遊病だと言われ、寝ている間に、、、、っという作品
●D坂の殺人事件
本屋でたまたま会った主人公と明智小五郎。
そこで殺人事件が!
明智小五郎がいろいろと推理し、結末は、2人の体に生傷が耐えなかったこと。。。
●赤い部屋
無意識の殺人。が夢想と現実
●白昼夢
愛する人の死蝋
●毒草
草木には、どうにかすると毒 -
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ネタバレ『盲獣』は大衆雑誌に昭和6年から翌7年にかけて連載。
作者自身、読み直して「ひどい変態もの」とびっくりしているという、読者も驚きの犯罪小説。
主人公・盲獣は盲目の猟奇殺人者。
狙われるのはレビューの女王だとかカフェのマダムだとか冒険大好き未亡人。この顔ぶれが既に艶っぽい。いずれもかなりの美女だそうですが、盲獣には顔の造形はさして問題ではないのです(見えないから)。
では、なぜ彼女たちに白羽の矢が立ったのか?
答え.触り心地が良かったから。
驚愕のド直球。
レビューガールは盲獣の罠にはまってアジトに監禁されてしまうんですが、このアジトもヤバい。作り物の女体のパーツがびっしり並んだ(む -
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5巻
今までの5冊の中でこれが一番エログロ変態性が全開だった
『押し絵と旅する男』は不思議な雰囲気でエログロ要素もなく皆に勧めたい面白さ
『蟲』『蜘蛛男』『盲獣』はエログロが結構キツイので免疫ない人には読ませたくないかな
蟲の伏せ字の多さにびっくり
最後のほうがエグい
虫嫌いの私はご飯前に読まなくて良かった
蜘蛛男は明智小五郎も出てきてミステリ感が強めだけどやはり容易にわかる犯人
そしてエログロ
盲獣…エログロ…
乱歩感があって好きなんだけど食前食中には読みたくない感じ
場面を想像して胃がむかむかするってのはそれはそれで文章の上手さなんだろうけどな