江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    じっくりたっぷり楽しめる、レトロな推理小説。
    大人になってから明智探偵は初めて読んだのですが、こんなにもお耽美な話だっけ? と少しびっくりしました(笑)
    神出鬼没の犯行と、それを追いかける明智探偵の動きも良いのですが、何よりも犯人の動機がすごかったです。最後の数ページで語られただけですが、そこだけで小説1本書けるのではないでしょうか。というよりも、そんな小説をすごく読みたいです。

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    2012年05月15日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(22) 仮面の恐怖王 (ポプラ文庫クラシック)

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    少年探偵団シリーズにしては思いのほか明智探偵が前面に出てきていて、前半は明智探偵の活躍、後半は小林少年とポケット小僧が活躍します。
    それにしても、今作は特に笑った。
    二十面相が木に登ると既に木の上で待ち構えている明智とか、小林少年による二十面相衝撃のラストとか、子供心には大冒険なのかもしれないけれど、今読むとツッコミどころ満載で超楽しい!

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    2012年05月09日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(19) 夜光人間 (ポプラ文庫クラシック)

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    今回は四十面相が、変装の能力を駆使して四十面相らしい活躍をしていた印象。狙うのも仏像とか美術品だしね。
    過去のカラクリを活用しつつ、レベルアップした四十面相、楽しめました。

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    2012年03月16日
  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    ネタバレ

    表題作は別の乱歩集で既読でしたが、「暗黒星」がすごく気になったので購入。

    「屋根裏の散歩者」は、屋根裏という身近で未知な空間が舞台。その暗闇と主人公の暗く底知れない欲望が相乗効果でいいかんじ。

    「暗黒星」は……荒川の扱いが微妙すぎていまいち。冒頭文に魅力を感じたけど、ミステリーとしてはどうなんだろう。犯人の目星はだいたいすぐにつくのだけど、ただ、一つだけ納得できない場面があって、あー明智さんはどうやって覆すのかなーと思いきや、荒川……。
    いくらなんでもそんなことしないでしょ、荒川……。

    荒川の行動原理がイマイチということで、星よっつ。

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    2012年03月07日
  • D坂の殺人事件

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    大正時代の『新青年』掲載作を中心とする短編集。
    愛から憎しみが生まれ、殺意に変じるところまでは、
    一応、常人の理解の範疇だろうけど、
    その後一体何やってんのっ!?――な「白昼夢」「虫」が
    凄まじい。
    乱歩作品の中では、やはり、
    この辺の「どうかしてる」系短編(笑)が好き。

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    2012年04月26日
  • 三角館の恐怖

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    読者諸君!って言い方がかっこいい。
    レトロだけどそこがいい味だと思いました。
    ホームズとワトソンの役がそれぞれにきちんと割り振られていて安定した読み心地!
    トリックもおもしろかったです。

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    2012年02月21日
  • 化人幻戯

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    久しぶりに大人向け乱歩先生。もう読んでないの少ないなあ…。「化人幻戯」面白かったです!魔性の本能のまま次から次へと…。魔性のサイコパス。でも魔性ならわたしカマキリよりトカゲ派です。「断崖」は星先生のショートショート風。ブラックでしたww正当防衛恐るべし。五編全部楽しめました!

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    2012年01月26日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(1) 怪人二十面相(ポプラ文庫クラシック)

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     子供の頃、毎月一冊ずつ親に買ってもらっていた「少年探偵団シリーズ」。
     ミステリ好きになっていくきっかけとして、また本が本棚に並んで行くことの喜びを与えてくれたシリーズとして忘れられない。いつの間にか処分してしまっていたが、手にとって見ると、またまたあの日のワクワク感が蘇ってくる。

     大人になってからは、江戸川乱歩の少年もの以外を読み漁るようになったが、あの世界とはまったく別な、こちらはこちらでユニークな世界観。子供が活躍する様々な小説・アニメ・マンガに影響を与えているに違いない。

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    2017年08月16日
  • 芋虫

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    漫画と呼ぶのが躊躇われるほど綿密な絵。
    乱歩の世界を表現できるのはこの人だけだと
    思わせることのできる仕上がりです。さすが丸尾末広。

    原作よりもエロ描写がきつかったなあ・・・。
    原作にないバナナのシーンは思わずこみ上げてしまいました。
    それ以外はどこまでも原作に忠実な描写でした。
    忠実だからこそ、ラストにはまた泣かされてしまいました。
    乱歩も丸尾もどっちもすごい。
    エログロ苦手な方にはお勧めしません。

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    2011年12月24日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(5) 青銅の魔人(ポプラ文庫クラシック)

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    おとうさんを頑張った二十面相に敢闘賞。魔人の気味悪さがいい空気を醸し出してました!ザブングルの彼に似てるなと思ったのは内緒です。

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    2011年12月22日
  • 陰獣 江戸川乱歩ベストセレクション(4)

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    やっぱり、乱歩はエログロがいいわけで・・・。

    「陰獣」まぁまぁ、オチがわかったけど、
    「蟲」はすごいひきこまれた・・・
    あまりのグロさと、陰惨さに・・・。

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    2011年12月20日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(17) 悪魔人形 (ポプラ文庫クラシック)

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    すばらしい。小林君の女装(男の娘?)に、マユミさんの男装。そして新キャラ赤堀さんというロマンスグレー(?!)まで登場して活躍されるとは。
    人形趣味が炸裂しつつ、ラストはジャングルでの活劇と相変わらず盛りだくさんで良い感じでございました。
    あ、今回はちゃんと落とし穴出てきたよ。

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    2011年11月28日
  • 明智小五郎全集

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    久しぶりに江戸川乱歩。たまーに読みたくなるんだよねぇ。
    で、なおかつ代表作の明智探偵作品選りすぐりです。
    一応以前別の本で「幽霊」と「心理事件」は読んでたけど、他もおもしろかったっ。
    個人的には「何者」がいいかなー。「D坂の殺人事件」もおもしろかったけど、こっちは犯人と被害者の関係が「え? それ……?」って感じでラストがイマイチ。あと、「屋根裏の散歩者」はキモさがいいよね(苦笑)この時代っぽいなー。
    でもまぁ、やっぱりさすがサスペンスの巨匠。おもしろい。やっぱり時代背景が何ともいえず古いんだけど、それを差し引いてもトリックが巧妙で明智探偵の謎解きがおもしろい。ちょっとムカツクけど。

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    2011年11月05日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(1) 怪人二十面相(ポプラ文庫クラシック)

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    ドリトル先生シリーズの次にはまったのはたぶんこれだと思う。最初は単純に推理ものとして読み始め、次第に何となく怪しげな乱歩ワールドにズルズルと。

    乱歩が実は大人向けのエログロ小説家でもあったと知ったのはもう少し後になってからです。

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    2011年10月18日
  • 黒蜥蜴

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    女盗賊黒蜥蜴と探偵明智小五郎の対決。
    これって探偵小説だけど、淡い恋物語では・・ともとれるセリフがいくつか。黒蜥蜴が女性だからかもしれないですが。
    むかーし流行った「怪盗セイントテール」・・で題名あってるか自信ないですが・・を思い出しました(笑)

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    2011年10月17日
  • 孤島の鬼~江戸川乱歩全集第4巻~

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    孤島の鬼
    ボーイズラブ、略奪、近親相姦(と表記しておく)など。なんでもあり。

    猟奇の果
    偽物だらけでいろいろと混乱する話。
    もうひとつの結末のが乱歩っぽくてすき!

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    2011年09月30日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(9) 怪奇四十面相(ポプラ文庫クラシック)

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    やばい。これ、ぶっ飛んでて面白い。これがあの有名なポストに化ける怪人四十面相なんですね!! それに対抗して小林少年が百貨事典に化けたりと、仮装大賞状態が続いていきます。洋館の主人まで骸骨の全身タイツで登場で逃げ場なし。
    暗号ネタとかいろいろあって、最後は「黄金どくろ」を求めて小島の洞窟の中へ…という展開は「大金塊」を彷彿とさせます。冒険小説としては「大金塊」の方が面白かったと思いますが、こちらはやはり明智・小林少年と怪人四十面相のだまし・だまされの応酬が楽しかったです。

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    2011年07月12日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(8) 透明怪人(ポプラ文庫クラシック)

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    この作品の謎の提示~展開の辺りが面白くて大好き。今回は事件を追う新聞記者も登場し、少年探偵団、明智、新聞記者、透明怪人(+四角い眼鏡の老人)が入り乱れて話が展開していきます。
    ラストの(パターン化してますが)明智の種明かしも格好いい!

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    2011年07月11日
  • 魔術師

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    一応、出版した順に読んでいるのですが、こちらの方が蜘蛛男より完成度が高いかな?と思います。その当時ならば、本格推理小説という部類でしょう。また明智小五郎の人間味がよく現れた作品であり、作者の伏線があちらこちらにあるのが面白かったですね。
    ついでに創元推理文庫の本を探すのは、かなり至難の業というのに気付きました。ネットでは買えますが、本屋ではほぼ見つかりません。唯一、あおい書店が充実しているもよう。さすが!あとは新宿とか大きい街で探すしかなさそうです。

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    2011年06月27日
  • 魔術師

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     積年の恨みからの復讐劇。奇怪なる予告。魔術を用いたような奇想天外な犯罪。衆人環視の中で行われる猟奇的行為。
     名探偵明智小五郎の夫人となる文代とのなれそめも描かれる、乱歩作品の中では傑作に数え上げられるものと思われます。本文庫は当時の挿絵も復刻され、次回予告の文章など、雰囲気が味わえます。

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    2017年08月16日