【感想・ネタバレ】明智小五郎全集のレビュー

あらすじ

もじゃもじゃの髪をかきむしり、難事件を鮮やかに解く、名探偵・明智小五郎。『D坂の殺人事件』でデビュー以来、乱歩の本格推理や少年ものに登場、天才的な推理力で絶大な人気を獲得する。本書は、近代的名探偵の代名詞でもある明智小五郎が関わった全短篇に、未刊行の脚本『黒手組』を加え、名探偵の独特のイメージと魅力を多面的に再現するユニークな本。名探偵の活躍ぶりを、この1冊に凝縮させた、ファン待望の傑作集!

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Posted by ブクログ

久しぶりに江戸川乱歩。たまーに読みたくなるんだよねぇ。
で、なおかつ代表作の明智探偵作品選りすぐりです。
一応以前別の本で「幽霊」と「心理事件」は読んでたけど、他もおもしろかったっ。
個人的には「何者」がいいかなー。「D坂の殺人事件」もおもしろかったけど、こっちは犯人と被害者の関係が「え? それ……?」って感じでラストがイマイチ。あと、「屋根裏の散歩者」はキモさがいいよね(苦笑)この時代っぽいなー。
でもまぁ、やっぱりさすがサスペンスの巨匠。おもしろい。やっぱり時代背景が何ともいえず古いんだけど、それを差し引いてもトリックが巧妙で明智探偵の謎解きがおもしろい。ちょっとムカツクけど。

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2011年11月05日

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