江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 湖畔亭事件

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    今とこの本が書かれた当時では覗きとかに対する周りの反応だったり、今ではスマホがあるから写真を撮って証拠とするが、この当時では証拠になる物(実際にはでっちあげの品だった訳だが)を探偵気取りの若者が自分で持っているという所に時代の違いを感じて面白い
    ただ、時代は変わっても人の変な趣味だったり性癖だったり、恐れや焦りの気持ちは登場人物の立場になれば今でも共感できる部分があって、人そのものは進化してないなあと思わされる

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    2025年11月18日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    “赤い部屋”で開かれる奇怪で幻想的なクラブ。そこで新規会員の男が語る奇妙な殺人の告白とは…
    乙女の本棚シリーズ。作品とちょっと漫画っぽいイラストの雰囲気が合っていると感じた。
    乱歩のこういう作品は良いよね、話に引き込まれるて鮮やかなラストを迎える。面白かった!

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    2025年11月13日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    怪しい赤い部屋で新入りの男が語るのは、にわかに信じられない罪の告白。最後まで作り込まれた乱歩の世界に、あっけにとられてしまいました。

    寿なし子さんのイラストが、赤い部屋の世界観を更に盛り立てていて、ステキでした。

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    2025年11月09日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    人間椅子を読んだことがあるのでこの本も読んでみようと思いました。
    江戸川乱歩は気味が悪い小説が多いが、最後まで読むとホッとする何かがある。


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    2025年11月08日
  • 江戸川乱歩傑作集 孤島の鬼

    購入済み

    ほもほもほー!!

    ほもほもほー!江戸川先生!こんな時代から最先端のびーえる描いていたとわ!別に野郎がいちゃくりしてよーがどーでもええねんわら

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    2025年11月01日
  • D坂の殺人事件

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    ネタバレ

    海外ではポー、ドイル、ルルーなどが既に優れた密室を生み出していた中、本作の功績は「日本の家屋で密室を成立させるのは不可能」という定説を覆したことらしい。ほんとですか?じゃあ+1点しとくか。
    全体的に『モルグ街の殺人』の影響が色濃く出ているのを感じますが、真相のぶっ飛び具合で遠く及んでいないという印象。明智小五郎という探偵が有名になりすぎてしまったのも一つの弊害か。
    密室ものだけどその構築方法は肩透かしで、HowよりWhyの方がはるかに印象に残りました

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    2025年10月31日
  • 蜘蛛男

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    ネタバレ

    犯人やトリックは見え見えで前半で真相のほとんどが看破できてしまう。犯人の行動には必然性を感じないし、プロットの瑕疵にも突っ込みたくなる………のにどうしてこんなに夢中になって読んでしまうのか分からない。乱歩の卓越したストーリーテリングの力というものを見せつけられた。戦前にこんな特大のエンターテイメントがあれば少年たちが夢中になるのも当然だよねぇ。

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    2025年10月31日
  • 怪人二十面相―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    たまたま本屋で見かけて手に取ってみた。
    辻村深月さんのあとがきの言葉が面白く、読んでみたくなった。

    読んでみて、小学校の児童書にもあったのは納得。殺人などの凶悪犯罪はなく、テンポ感のいい知恵の比べあいといった話。話の展開も先がよめる感じなので、登場人物の焦り具合を客観的に面白く楽しめる。

    勝手な想像で『怪人二十面相』ってもっと怖い話だと思っていたけど、二十面相の行動はかなり人間味のあるおちゃめな感じがした。
    一人で淡々と行動するのかと思いきや、下っ端を多く携えている感じ。意外と組織犯罪だった。

    個人的には、二十面相や明智小五郎より、少年助手の小林芳雄くんが一番活躍していると思う。
    彼にナ

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    2025年10月20日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    乙女の本棚シリーズ。
    どこからが現実で、どこからが妄想なのか?それとも全て妄想なのか?不思議なお話。ある意味、本人達が幸せならばそれで良いんですが…。押絵になったお兄さんは、今も本当に幸せなのか?お兄さんと同じスーツを着ている男は、本当に男の弟なのか?という疑問も出てきたりして…。夢を見たような読後感のお話でした。

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    2025年10月20日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    汽車の中で相席となった男は押絵を持って旅しているようであり、不思議な身の上話を語り始めた…
    静かで幻想的、余韻を残す終わり方は美しさすら感じられる愛の物語。
    短編自体は昔読んだことがあったのだが、導入部分に「魍魎の匣」の導入部分も重なって脳内再生された。京極先生もインスパイアされたのかな?

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    2025年10月11日
  • 悪魔 乙女の本棚作品集

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    イラストレーターのしきみさんが乙女の本棚シリーズで描いた作品を集めた画集。
    全部で6作品収録だが全文収録は芥川龍之介の「悪魔」のみ、他は抜粋して収録している。
    悪魔は初めて読んだが短い文章になんとも言えない感情を詰め込んだ作品。イラストの宣教師と悪魔との対比が良かった!

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    2025年10月08日
  • 盲獣

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    『乱歩殺人事件 悪霊ふたたび』を読んで乱歩欲が高まり、さっそくいわくつき(?)の本作を…
    視覚の世界では醜悪であっても、触覚の世界では美麗に変わる。「美女と盲獣」であったものがいつの間にか「盲獣と盲獣」に変わるという触覚史上の価値観は理解し難いが、何かしら惹きつけるものはある。
    『蜘蛛男』に明智小五郎が登場しないバージョンだなとか「触覚芸術論」は『人間椅子』や『芋虫』の着想に通ずるものがあるなあ…とか。地味に重要作な感じがする…?
    少年探偵団シリーズで乱歩に興味を持った当時の少年達が、親の目を盗んで読んでいたりしたのかな?

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    2025年10月07日
  • 黒蜥蜴と怪人二十面相

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    江戸川乱歩作品の中でも、舞台化・映画化・ドラマ化されて、大人気の2作品をカップリング!

    本棚に余裕がある方は、光文社の乱歩全集を集めて欲しいですが…。

    ケレン味のある作品がお好きな方には、黒蜥蜴と怪人二十面相が入っているこの角川文庫版が1冊あればOK!!

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    2025年10月02日
  • 魔術師

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    ネタバレ

    乱歩の通俗スリラーはこれで何冊目だろう、毎度手を替え品を替え楽しませてくれますね。最近読んだポオのネタもあって嬉しい。
    今回は殺人現場に巨人の影、怪しい笛の音、厳重な監視下における密室殺人と謎めくアイテムの目白押しです。犯人の予想はついてしまいますが、あちらの方はなかなか盲点。ところで、結局あのサイズの手形はどうやって付けたんだよ。がんばって書いた?

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    2025年09月28日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    江戸川乱歩の短編ホラー小説が9編収録されています。初めて江戸川乱歩の作品を読んだのですが、現実に起こり得なくもないな…と思えて、とても怖かったです。しかし、嫌な感じではなく、読んでいるうちにだんだんと気持ちよくなってきて、1編読み終えてはまたすぐ次を読みたくなりました。怖い話は苦手ですが、いつか『陰獣』にもチャレンジしてみたいです。

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    2025年09月19日
  • 縊死体 乙女の本棚作品集

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    乙女の本棚シリーズでイラストを手掛けているホノジロトヲジさんのイラスト作品集。
    「瓶詰地獄」「外科室」「死後の恋」「人間椅子」「春の心臓」「縊死体」が収録。
    縊死体は書き下ろし全文収録で新聞の様な表現が素晴らしい!美麗イラストを堪能できる一冊。

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    2025年09月16日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    小説家・大江蘭堂は、小説の題材を模索中に、奇怪な人形師を紹介される。
    大江はある夜、世田谷の静かな住宅街に住む「伴天連爺(バテレンじい)」という名の老人の家に招かれる。
    暗い仕事部屋で、不思議な体験をした大江は。

    イラストが繊細で綺麗なんだけど、話の奇怪さ妖艶さに比べると、明るくて漫画っぽい。
    しかも、え、ここで終わる?なんで?
    乱歩の本を楽しむというより、こぼねさん?のイラストを楽しみたい方にはおすすめ。
    不完全燃焼なので、最後まで改めて読みたい。

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    2025年08月13日
  • 鏡地獄

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    ネタバレ

    鏡合わせの世界とは不思議に魅力的なものであるが、半円の鏡と半円の鏡を向かい合わせて球体の鏡を作ったとするならば、その玉の中心から見えるのはどのような景色だろうか。この物語は、そんな誰でも思いつくような、しかし決して実行することはないような想像を、実際に試してしまった人物についての物語であった。

    人が発狂するまでを丁寧に追っていて、まるで隣で知り合いが狂っていくのを見ているようだった。と同時に、彼が思考実験の末にたどり着いたその世界はとても綺麗だろうなとも感じた。ついに球体鏡の中に入り、発狂した友のことを、「怪物の世界に足を踏み入れた」と表現しているところもよい。
    そうして、人間ほどの大きさの

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    2025年08月08日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    江戸川乱歩文学忌、享年70歳

    1925年 大正14年 「新青年」初出

    「赤い部屋」に集う7人
    常識では語れない体験を語る
    新入の男が語る「未必の故意」的完全犯罪
    倫理と心理の妄想

    この「未必の故意」とは、直接的に殺す意図はないが、結果として殺害が起こることを認識しつつ行動する心理状態を指す。語り手は、自己の行為を正当化せず、むしろその曖昧さと罪の重さを深く自覚している。

    語り手の告白は、単なる犯罪談ではなく、人間の意志と無意識、倫理と罪の境界を問う。

    心理戦が面白いと言えば面白い
    イラストは寿なし子さん
    妖しげな雰囲気はよろしですけど
    女の子が可愛い感じすぎるかなあ
    狐面は妖しさ増し

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    2025年07月28日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    江戸川乱歩文学忌、石榴忌
    1931年 昭和6年 「文藝倶楽部」増刊号初出

    小説家「私」は、上野動物園で猿に真似をさせて遊ぶ奇妙な男に声をかけられる。男は猿の模倣の話を引き合いに出しながら、やがて自分が体験した小説になりそうな事件の話を語り始める 。

    物語は、ビルの5階の貸事務所で始まる。連続する首吊自殺。
    男はその真相を目羅博士という目医者が鏡を使った自殺風殺人と知る。
    それを逆手にとった青年。
    おそらく当時多少増えてきたビル群からの
    発想でしょうか
    あり得そうで面白い

    イラストはまくらくまさん
    表紙にも使われているタイル張りの床が素敵

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    2025年07月28日