江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 明智小五郎事件簿2

    Posted by ブクログ

    読んだことがなかったにもかかわらず、明智小五郎って中年ぐらいのイメージがあったので、このくらい若いときのエピソードを読むと違和感がありますね。(^^;
    何となく、時代小説の趣のある「一寸法師」の方が江戸川乱歩のイメージだな。

    0
    2020年02月23日
  • 江戸川乱歩傑作集1 孤島の鬼【イラスト入り】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    咎井淳さんイラストでまた読んでみたい…と思いつつ。
    孤島の鬼といえば、ゲイの男と洞窟?に閉じ込められた男主人公が一夜で総白髪になったシーンしか覚えていない(笑)大人になった今読んだら違う印象を受けるかもしれないから、いつか読めたら読もう。

    0
    2020年01月03日
  • 乱歩アナザー -明智小五郎狂詩曲- 分冊版(1) 黒天使

    購入済み

    明智小五郎を随分スタイリッシュに
    アレンジしたストーリーになっています。
    パッと見絵は綺麗だけど話がサラッとしていて
    続きはあまり気にならないかな。

    0
    2019年12月25日
  • 陰獣~江戸川乱歩全集第3巻~

    Posted by ブクログ

    ☆☆☆2019年11月☆☆☆


    乱歩ワールドに迷い込む楽しみ。
    本当に別世界に行ける。
    『踊る一寸法師』
    『毒草』
    『覆面の舞踏者』
    『灰神楽』
    『五階の窓』
    『モノグラム』
    『お勢登場』
    『人でなしの恋』
    『鏡地獄』
    『木馬は廻る』
    『空中紳士』
    『陰獣』
    『芋虫』

    0
    2019年12月07日
  • 怪人二十面相―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たぶん小学生時代に一度読んでいる 当時江戸川乱歩ものはかなり図書室で借りた記憶がある 図書カードなどの証拠はないけど 子供心にワクワクドキドキして次から次へと読み漁っていた 文章も平易だし子供向け しかしかなりの当て字が出てくるから間違えて覚える恐れあり 二十面相が捕まって終わるハッピーエンドだけど 'ここで終わり?'と思わず突っ込んでしまった 捕まってしまったら小説は終わってしまうよね
    変装によって人を騙す手口がたくさん出てくる 裏を返せば どれほど人はうわべだけで人を判断するかという証拠だと思う
    人前に登場し名を名乗っても本当に正しいのかまず疑う癖がついた
    未だに後

    0
    2019年11月08日
  • 孤島の鬼(3)

    Posted by ブクログ

    完結。原作を読んでいないので違いは分からないけど、所々、ん?ってなる部分は時代が違うからなのかコミカライズで三巻でまとめるにあたって分かりやすくしたためなのか…でも読みやすくて楽しめました。

    0
    2019年10月17日
  • 孤島の鬼

    Posted by ブクログ

    40年以上ぶりに江戸川乱歩を読んだ。
    1930年の小説が、1987年にほぼ完全に復刻・文庫化され、2019年に読めるとはありがたいこと。

    0
    2019年08月29日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

    Posted by ブクログ

    京極夏彦曰く、江戸川乱歩は文豪ではない。
    文体が流麗な訳でもない。
    しかし、生前から全集が何種類も出版されるほど人気であり、今も読み継がれている。
    その魅力は何か?ということで、久しぶりに乱歩を読んでみた。
    昔読んだ時に、あまり好きではなかったんだよね‥。
    さて今回は、面白く読めた。
    次々と展開してゆくストーリー、仄かにグロテスク、確かに面白い。
    でもそれはドラマを見るような面白さであって、小説じゃなくてもいいんだよなあー。
    ということで、今後も読むかは不明。読めば面白いんだろうけど。

    0
    2019年08月13日
  • 孤島の鬼

    Posted by ブクログ

    実は江戸川乱歩の本はこれが初めてで、しかもどうやら当たりの作品。
    古くさい表現ながらも当時の時代らしさがあり、今もって古くさい作品とは思えない内容だった。
    ミステリーにつきものな密閉殺人や完全犯罪の手口もなかなか面白く、かたわというと今でこそ禁止表現だけどこの時代は普通にあった言葉でしかもそういう人間を作り出しているという悍ましさ。
    読み終わってみればなんだかあっさりしたもので、後半どうやって締めくくるんだろうと思っていたけど、モーツァルトの曲のようにあっさりとつとなく終わらせる、これが江戸川乱歩の作品だ、といわせんばかりに。
    読み応え十分な夏のミステリーにはぜひ江戸川コナン、もとい、江戸川乱

    0
    2019年08月11日
  • 蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)

    Posted by ブクログ

    伏線が露骨すぎて見え見えであり、事件の構図を見抜くのは容易。早い段階でおおよそのからくりがわかった。スピーディーな展開、派手な演出の劇場型犯罪、探偵と怪人の策略の応酬など、「怪人二十面相」や「黒蜥蜴」と相通じるものがあるが、前二作と較べると、犯人の異常性や残忍さは突出しているが、物語としてのインパクトは弱い。「蜘蛛男」というネーミングも、それほどぴったりとははまっていない。

    0
    2019年07月30日
  • 妖虫

    Posted by ブクログ

    今度の怪人はサソリ!B級的な要素のある昭和の探偵小説。
    探偵がお馴染みの明智小五郎でなく老人探偵三笠。抜けたところや人道的に問題のあるような人物だが、このくらい奇人出ないと悪辣な犯人に対抗できないのかもしれない。

    0
    2019年07月29日
  • 芋虫

    Posted by ブクログ

    絵が美しく、どうしようもないこのお話と丸尾末広の描き方の相性が良いと思った。
    突然のグロテスクなシーンには驚いたが、虚しさ、切なさが独特のタッチで助長されていて非常によい。

    0
    2019年05月07日
  • 陰獣~江戸川乱歩全集第3巻~

    Posted by ブクログ

    卒論は江戸川乱歩の一作品について書くこと、と居酒屋でバイトしている学生。乱歩のイメージはエログロナンセンスという。
    怪人二十面相や明智小五郎などをドラマで見たことしかなかったので、ひとつだけ読むとしたら何かな? と聞くと、いいかどうかわからないけれど「陰獣」とのことで本書を借りた。
    短編から長編までいくつか収録されているので、とりあえず全作読んだ。ナンセンスの作品はなかったが、エログロ感はなるほど。
    著者による自作解説があり、当時の編集長横溝正史君に「矢の督促を受け」たり、名古屋で「私と枕を並べて寝た」り、最初は嫌いだった講談社が「原稿料が他社に比べ格段に高く、ついに講談社党になってしまった」

    0
    2019年03月07日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

    Posted by ブクログ

    乱歩の初期の作品集。独特の世界観と大正から昭和初期の仮名遣いがなんだかここちよかった。
    短編集ながら色々考えて作り込んでいるのが凄いと思った。
    特に二銭銅貨と人間椅子が良かった。あと接吻の最後に書かれていた男というものは陰険に見えても性根はお人好し、女は何も知らないねんねえの様でも心の底には生まれつき陰険が巣食っているというところになんだかうなづけた。

    0
    2019年02月21日
  • 明智小五郎事件簿1

    Posted by ブクログ

    乱歩にはあまり縁が無く過ごしていたせいなのか、子供の時に見たテレビシリーズの天知茂の印象が強いせいか、明智小五郎の若々しさにビックリしました。(^^;
    ま、事件発生年代順構成の一冊目なので、若いのも当然なのですが。(^^;
    収録作の中では、心理試験の最後の一刺しと、屋根裏の散歩者の犯人の心理が印象的でした。

    0
    2019年01月19日
  • 盲獣・陰獣

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    江戸川乱歩という人が良く分からないw
    頭の中どうなってるんだ?
    いわゆるエログロというものなのだろうか?
    江戸川乱歩でなければ、私は手に取っていないタイプの小説です。

    「盲獣」と「陰獣」の二本立てで複本されたもの。
    どちらも「見えない」獣。だからこその恐怖。

    あらすじ
    「盲獣」
    盲目の彫刻家の果てしない欲望にまみれた戦慄の物語。
    狙った女性を次々に殺害し、その遺体を群集に晒す盲獣。

    「陰獣」
    探偵小説作家の「私」は、愛読者である美貌の人妻・小山田静子から奇妙な相談を受ける。文壇を騒がす謎の探偵小説作家・大江春泥の正体が静子の元恋人・平田一郎であり、かつて静子に恋破れた彼が復讐のため小山田

    0
    2018年11月24日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(2) 少年探偵団(ポプラ文庫クラシック)

    Posted by ブクログ

    うーん、懐かしい。が、内容のほうはそんなに盛り上がらなかったなー。言葉遣いがいかにも時代がかっているのはツボだったけど。

    0
    2018年10月15日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

    Posted by ブクログ

    汽車の中での奇妙な出会いからグイグイ話に引き込まれた。例えるなら、世にも奇妙な物語。イラストも合っていて新鮮だった。

    0
    2018年09月21日
  • 蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    角川ホラー文庫の江戸川乱歩ベストセレクションの締めくくりとして読んだ今作。犯行手口の流用はあったものの、やはり独特の世界観に引き込まれてしまい読む手が止まらなかった。
    ただ、女優富士洋子が最後に取った行動は理解できない、、、あそこで蜘蛛男が死んだり捕まったりすると中途半端な終わり方になってしまうので、話としては良かったのだが、、、

    0
    2018年08月09日
  • 陰獣~江戸川乱歩全集第3巻~

    Posted by ブクログ

    再読。合作の「五階の窓」が読み返したくて(最近、小酒井不木や森下雨村を読んでるせいです)。収録されている他の作も短編では「灰神楽」、「モノグラム」、「お勢登場」辺り大好きな作だし、「陰獣」の乱歩らしさもこれまた良いですね。
    「空中紳士」も合作という事ではありますが、書いたのは乱歩と(第三回だけ岩田準一らしいです)いうことで、後半、乱歩らしい仕掛けがあちこち入っていて面白い、盛り沢山の一冊です。

    0
    2018年01月03日