江戸川乱歩のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
短編と中編。新潮文庫の傑作選とこの名作選で、ワクワクしたり嫌な気分になったり、仄暗い世界に迷い込んだり、かなり楽しめます。と言いつつ、傑作選に入ってる芋虫とか赤い部屋とか、この傑作選に入ってる踊る一寸法師とかは救いがなさすぎて正直苦手。
名作選だと「押絵と旅する男」が幻想的で好き。それと読んでて楽しいのは、他の作品がチラチラ出てくる「陰獣」。陰獣は、それこそ傑作選を読んでるとけっこう判るし、わかるぶん推理が翻弄されると思う。面白い造りだなあ。
100年近く前の作品と思えない。
それはそうと、目羅博士の冒頭で原稿の催促が厳しくて一週間くらい家にいたくなくて外をぶらついてる乱歩さん、かわいいな -
Posted by ブクログ
「江戸川乱歩」の長篇ミステリ作品『江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(9) 怪奇四十面相』を読みました。
『蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)』に続き「江戸川乱歩」の作品です。
-----story-------------
何度つかまっても牢をぬけだす「怪人二十面相」。
今度は名前を「四十面相」とあらため、どうどうと脱獄を宣言した。
秘密をさぐるため拘置所にやってきた「明智小五郎」は、「二十面相」との面会のあと、なぜか世界劇場の楽屋へ…。
劇場では「透明怪人」事件のしばいが、まさに上演されている最中だった。
-----------------------
月刊娯楽雑誌『少年』に1952 -
Posted by ブクログ
「江戸川乱歩」の長篇ミステリ作品『蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)』を読みました。
「岡本綺堂」の作品に続き、昭和初期に発表された作品、、、
「江戸川乱歩」の作品は、『江戸川乱歩短篇集』以来なので5年振りですね。
-----story-------------
猟奇的殺人事件を描いた推理小説の傑作!
好みの女性を狙う殺人鬼「蜘蛛男」が現れた。
犯罪学の権威「畔柳博士」が犯罪を阻止しようとするが、被害者は跡を絶たない。
そんな中、「明智小五郎」が「蜘蛛男」の正体を見破る。
「蜘蛛男」を追い詰める「明智」の作戦とは!
-----------------------
『講談倶楽部』 -
Posted by ブクログ
同期に借りた。芋虫は名前だけ聞いたことあったし内容もぼんやりは知っていたけれど期待を裏切らないキモさだった。時子は内なる残虐性を満たすために肉独楽化した夫の世話をしていた…というか飼っていたんだろうな。愛もあったから世話をし続けられたのかもしれないけれど夫のためというかは自分のため。白昼夢も狂気的な愛の話っぽかった。夢遊病者の死は以前読んだ『儚い羊たちの祝宴』に出てきたし双生児は後に読んだ『死体を買う男』にもオマージュされている感じがあった。(乱歩作品には一人二役トリックが多く用いられているらしい。)どの作品も残虐。印象に残ったのは踊る一寸法師。いじめられっ子がキレて手を付けられなるってこうい