江戸川乱歩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
イーデン・フィルポッツの『赤毛のレドメイン家』を江戸川乱歩が翻案した作品。
まさかの『黒蜥蜴』でトラウマになった「水槽」再び。
乱歩作品を読んでいると、水槽=何か嫌な予感がするアイテムになってきた。
乱歩にとって、水槽は怪しく美しいものを閉じ込めるための定番アイテムなのかもしれない。閉所が苦手なので本当に勘弁してほしい。
伏線のサービスがありすぎるので先は読めるけど、それでも十分面白かった。
乱歩が選ぶ『海外ミステリベスト10』を読んだ時に、1位のこの作品だけは手が伸びなかった。
ずっと気になっていたので、乱歩の翻案の方を読めて良かった。
Audibleにて。 -
Posted by ブクログ
乙女の本棚
江戸川乱歩4作品目ですわよ♡
やっぱり、ぞぞぞぞ
私の中で江戸川乱歩は
不気味な雰囲気というか
狂気じみた人を描く
というイメージになっています
今回は小説家が人形師を取材する物語
この人形師が狂人というわけです
イラストは粟木こぼねさん
とても緻密なイラストでした
今までの乙女のイラストは
割と抽象的な感じだったけど
今回は想像を掻き立てるというより
現物を見せてもらってるくらい緻密
絵については土瓶さんのレビューが面白かったので、そちらをご覧下さい
(勝手にすいません)
そしてラストまで読んで
まだ続きがあることを知る!!
どゆこ -
Posted by ブクログ
盲獣、地獄風景
物語は☆☆☆、自詿自解&解説を読んだら☆☆☆☆にしようか迷ったが、大好きな乱歩でも作品で評価をしようと思い☆☆☆にした。
盲獣:変態レベルが極めて高いが、深刻な感じを全然受けず、ユーモラスに読み進められるのが乱歩らしい。これは「こういう形で完成させたい」という意図を持って書かれたというより、趣味で書かれたような感じ。いつもの乱歩とは少し趣向が異なり、どストレートに開けっぴろげに自分の趣味を出している印象を受けた。通俗的なB級な香りがするエログロ作品で、さすがにこれはやりすぎだと思ったが、乱歩は楽しそうだなと思ったのでそれはそれでいいと思った。
地獄風景:パノラマ島奇談的だ -
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Posted by ブクログ
そりゃ、乱歩と高原英理ときたら、面白くないわけがない。
同じ中公文庫の、「川端康成異相短篇集」の流れを汲む企画だと思うが、連想したのは、たとえば「稲垣足穂の世界: タルホスコープ」(コロナ・ブックス 132)。
ある作家の要素を抽出する、というか、キーワードを立てて視座を置いてみる、という作業は、編者にとって半ば読書、半ば作家評論、と愉しい仕事なのではと想像する。
「夢遊」「恐怖」「人形」「残虐」「身体」「錯視」「浅草」という章立て=切り口の提示こそが、編者の仕事。
本書は切り口の解説と、作品ごとの解説もあって、かなり手取り足取り。
で、そのサポートを得て、個人的にさらにザックリまとめるならば