江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 緑衣の鬼

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    イーデン・フィルポッツの『赤毛のレドメイン家』を江戸川乱歩が翻案した作品。

    まさかの『黒蜥蜴』でトラウマになった「水槽」再び。
    乱歩作品を読んでいると、水槽=何か嫌な予感がするアイテムになってきた。
    乱歩にとって、水槽は怪しく美しいものを閉じ込めるための定番アイテムなのかもしれない。閉所が苦手なので本当に勘弁してほしい。

    伏線のサービスがありすぎるので先は読めるけど、それでも十分面白かった。

    乱歩が選ぶ『海外ミステリベスト10』を読んだ時に、1位のこの作品だけは手が伸びなかった。
    ずっと気になっていたので、乱歩の翻案の方を読めて良かった。
    Audibleにて。

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    2026年05月31日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    乙女の本棚
    江戸川乱歩4作品目ですわよ♡


    やっぱり、ぞぞぞぞ



    私の中で江戸川乱歩は
    不気味な雰囲気というか
    狂気じみた人を描く
    というイメージになっています



    今回は小説家が人形師を取材する物語
    この人形師が狂人というわけです




    イラストは粟木こぼねさん


    とても緻密なイラストでした

    今までの乙女のイラストは
    割と抽象的な感じだったけど

    今回は想像を掻き立てるというより
    現物を見せてもらってるくらい緻密


    絵については土瓶さんのレビューが面白かったので、そちらをご覧下さい
    (勝手にすいません)




    そしてラストまで読んで
    まだ続きがあることを知る!!


    どゆこ

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    2026年05月28日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    現代のミステリーを多く読んでるから、物足りなく感じた。
    ミステリー小説のおすすめにあがる理由は分かりそうな感じはしました。
    んー、でも物足りない。

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    2026年05月17日
  • 盲獣

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    盲獣、地獄風景

    物語は☆☆☆、自詿自解&解説を読んだら☆☆☆☆にしようか迷ったが、大好きな乱歩でも作品で評価をしようと思い☆☆☆にした。

    盲獣:変態レベルが極めて高いが、深刻な感じを全然受けず、ユーモラスに読み進められるのが乱歩らしい。これは「こういう形で完成させたい」という意図を持って書かれたというより、趣味で書かれたような感じ。いつもの乱歩とは少し趣向が異なり、どストレートに開けっぴろげに自分の趣味を出している印象を受けた。通俗的なB級な香りがするエログロ作品で、さすがにこれはやりすぎだと思ったが、乱歩は楽しそうだなと思ったのでそれはそれでいいと思った。

    地獄風景:パノラマ島奇談的だ

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    2026年05月15日
  • 江戸川乱歩座談

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    日本探偵小説に影響を及ぼした江戸川乱歩の対談集。ミステリー作家だけかと思ってたら板垣足穂や幸田文、徳川夢声など色々な人選で面白い。
    個人的には『黒死館殺人事件』で有名な小栗虫太郎も対談の一員となっている会があったのが嬉しかった。

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    2026年05月12日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    ちゃんと両想いでよかったね……
    片思いだったらめちゃくちゃなストーカーだよ……………

    絵はめちゃくちゃすてきでした!

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    2026年04月23日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    これは怖い。乱歩さん怖いです。
    決してホラー小説というわけではない。
    どちらかというと日常の描写も多く、出てくる人も普通。でもそれが怖さをつくっている。
    いさかい、嫉妬、劣等感…。そういった“よくある”感情が極めて自然に殺人事件まで結びついていて、私の身にも起こりそうだと感じてしまうリアルさがある。
    特に最後の地獄の道化師は描写も怖かった。帰宅途中、人けのない道でめっちゃ後ろを振り返って警戒してしまった。
    後半に入るとトリックがわかってしまう部分もあるが、途中まではまったく終わりが見えないところもすごい。

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    2026年04月21日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    芋虫、人間椅子は楽しめたが、他の話はあんまりだった。
    当時はセンセーショナルだったのだと思うが。
    上記2話は非常によい。

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    2026年04月17日
  • 鏡地獄(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    友人の話として語られる、鏡の魅力に取り憑かれたある男の物語。
    日常でも時にハッとさせられる事のある鏡。それを利用して、独自の世界を構築していく男…。私の想像力が乏しく、鏡で映した世界が手に取るように分からなかったのが残念。最後に見た景色はどんな物だったのか?気になるけれど、でも、きっと恐ろしいんでしょう。

    ホノジロトヲジさんのイラストも妖しくてステキなのですが、今作は内容の妖しさが勝っているなと感じました。

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    2026年03月23日
  • 鏡地獄(乙女の本棚)

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    レンズや鏡に異常な愛着を持っていた主人公の友人が最終的に辿り着いたものとは…
    乱歩の変態ホラー短編。
    短い物語ながらも執拗な粘着質な表現、ゾワッとする恐怖を味わえる作品!
    イラストで変態っぽさが薄れ読みやすくなってます。

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    2026年03月22日
  • 怪人二十面相―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    名探偵コナンがすぎる!!コナンファンとしては、知っている名前がたくさん出てきておもしろかった
    ちょっと読みずらいな〜と思ったけど、辻村深月のあとがきで興味を持って読み進めることが出来た
    初めから読者ありきで書かれている文体はあまり読んだことがなく新鮮だった
    推理小説というより騙し合い作戦

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    2026年03月20日
  • 鏡地獄(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    やはりきましたね。乱歩の「鏡地獄」。乱歩の変態シリーズ(そんなシリーズはありません。勝手に命名しています)の一編。
    絵にするのは難しい一編ではあるよな。
    乙女が読んでも大丈夫な乱歩って、あとは何があるかな。「算盤が恋を語る話」なんかどうでしょう。

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    2026年03月15日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    名だたる文豪の耽美小説集なので、好きな人には気が狂うほどのめり込む作品群です。
    ただし読むのになかなかの精神的カロリーを要するので、ちょっと疲れている時に読むと目が滑ってしまいます。もともと好きな作品も何作か入っているのに、いまは読むのにとても時間がかかってしまった自分が悲しい。
    心に余裕のある時にどうぞ!

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    2026年03月10日
  • 乱歩心象作品集

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    ネタバレ

    「断頭台」がこっわい!趣味悪い!(褒めてる)
    他のアンソロジーや長編で見た作品もちらほらあった。やっぱり私は江戸川乱歩は短編が積み重なった小説、それも探偵小説が好きですね…。

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    2026年03月04日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    湊かなえさんの『暁星』の作品に出て、気になったので読みました。自分が小さい頃、テレビでドキドキしながら明智小五郎のドラマを見ていたのを思い出しました。90年前の作品とは思えません。女性悪党が格好良く、面白い作品でした。

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    2026年03月02日
  • 乱歩心象作品集

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    そりゃ、乱歩と高原英理ときたら、面白くないわけがない。
    同じ中公文庫の、「川端康成異相短篇集」の流れを汲む企画だと思うが、連想したのは、たとえば「稲垣足穂の世界: タルホスコープ」(コロナ・ブックス 132)。
    ある作家の要素を抽出する、というか、キーワードを立てて視座を置いてみる、という作業は、編者にとって半ば読書、半ば作家評論、と愉しい仕事なのではと想像する。
    「夢遊」「恐怖」「人形」「残虐」「身体」「錯視」「浅草」という章立て=切り口の提示こそが、編者の仕事。
    本書は切り口の解説と、作品ごとの解説もあって、かなり手取り足取り。
    で、そのサポートを得て、個人的にさらにザックリまとめるならば

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    2026年02月24日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    短編がこんなに入ってるとは思わなかった。
    どれもはらはらどきどきの話だった!
    読みたかった芋虫は文字なのにリアルに想像できてグロすぎた

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    2026年02月23日
  • 緑衣の鬼~江戸川乱歩全集第11巻~

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    2004年。
    「緑衣の鬼」赤毛のレドメイン家。
    「幽霊塔」黒岩涙香の翻訳を乱歩風に書き改めたもの。珍しく?ハッピーエンド。
    ここで読むのをやめたのだが、「陰獣」「芋虫」が好きだな。退廃的なラブストーリーだと思う。未来に向かない愛。

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    2026年03月09日
  • 明智小五郎事件簿1

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    明智小五郎シリーズ1作目。
    江戸川乱歩の著作は数多くの出版社から刊行されているけれども、この集英社文庫は明智小五郎シリーズを時系列順に全集とした優れモノ。
    以後、集英社文庫で明智小五郎シリーズを追っていくこととする。
    本作に収録されている初期中短編は明智の駆け出し時代。モジャモジャ頭の明智は後の金田一の原型に見える。
    内容はトリック偏重の本格推理というよりは犯罪心理にまつわる描写に重きを置いているようだ。特にドストエフスキーを彷彿させる「心理試験」、代表作の「屋根裏の散歩者」は倒叙式で語られる為、乱歩の興味がよく分かる秀作。

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    2026年02月17日
  • 乱歩心象作品集

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    ネタバレ

    テーマごとの面白さや関連性、乱歩の随筆などで背景が分かるのは面白かったが、初めて読む話で「ほうほう」と思っているうちに終わる(長編は一部抜粋で掲載されているから)ので、続きを知りたいままに終わってしまうもどかしさがあった。今までに読んだ短編も再び読んだ。それらが秀でた作品だからか、それとも二回目だから理解が進んだということなのか、印象が特に深く、いい話だと思った。

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    2026年02月17日