江戸川乱歩のレビュー一覧

  • パノラマ島綺譚 江戸川乱歩ベストセレクション(6)

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    いやぁ〜時間かかったぁ〜〜。
    パノラマ島綺譚…は私的にはかなり微妙だった。
    なんでこんなに進まないのか…って考えながら読んでた。
    パノラマ島の細かな描写を読むのがなんとも苦痛で、
    読み進めても全くドライブがかからなかったなぁ〜と、
    読みながら自分なりに思ってたけど、
    ラストの解説に同じような事が書いてあった。
    『連載中(1926〜1927)は余り好評ではなかった。…この小説の大部分を占めるパノラマ島の描写が退屈がられたようである。』
    大正ラスト年から昭和初年の読者と、
    令和7年2月の私の感想、全くもって同じです。

    後半の『石榴』は、まぁお話し自体が短いのもあるけど、
    あっという間に読み終わっ

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    2025年02月06日
  • 怪人と少年探偵~江戸川乱歩全集第23巻~

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    子供の頃のドキドキワクワク感を思い出しながら読んだ。
    あらためて読んでみるとかなりぶっ飛んだ話だったんだと思う。
    それにしても明智探偵と二十面相ってほんとに仲が良いんだなぁって思った。

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    2025年01月19日
  • 悪魔 乙女の本棚作品集

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    しきみさんのイラストは、シンプルだけど可愛くて、怪しさもあり、どこか不安も感じる。しきみさんのイラストを見ながら古典文学が読める「乙女の本棚」シリーズは贅沢でとても良い企画だと思います(もちろん他の方がイラストの本も素晴らしいです)。

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    2025年01月13日
  • スラよみ!日本文学名作シリーズ2 人間椅子

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    現代語訳してあるから、読むやすかった。私には原文のままだと難しすぎて読めないと思うので、この本は良かった!

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    2025年01月03日
  • 盲獣・陰獣

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    一話目の『盲獣』はホント気持ち悪いけど、“江戸川乱歩だから”という理由だけで許容できてしまう。
    異常なほど触覚に執着する盲人の男がおぞましい。
    発想がクレイジーなんだよな。
    姿の見えない復讐者の正体を探る『陰獣』は、推理小説の原点を思い出させてくれる。
    いかにもな結末がまた良い。

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    2024年12月28日
  • 明智小五郎事件簿 戦後編 1 「青銅の魔人」「虎の牙」「兇器」

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    子ども向け作品はやはりグロさが激減するのと、
    せっかちな大人からすると文章がまどろっこしいので、
    哀しいかな読む推進力がなかなか湧いてこない。

    『青銅の魔人』で東京の戦災孤児の悲惨さは表現されている
    (が、解説にあるように悲惨だが暗くない)。
    小林くんが関わったチンピラ別働隊たち(本文表現)を
    探偵を通して多く更生させてくれてると信じたいデス。

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    2024年12月22日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    世にも奇妙な物語?トワイライトゾーン?
    なんとも不思議な怪奇話し。

    ことにタイトルの人間椅子はもうド変態。凄い面白かった。

    これって、元祖イヤミスなのかな?

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    2024年12月20日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    さすが江戸川乱歩。怪しさ満点の文章と世界観で、まるで自分がこの逸話をきいている探偵小説家で、月夜に丸の内のビルディングの薄暗い峡谷をのぞいているかのような気にさせられる。そこは文明のつくった幽谷、科学のつくった谷底だ。
    目羅博士が、自分が他人にしてきたのと同じ犯行手口で自殺に誘われてしまったというラストは不気味で恐ろしかった。
    人間は月光に狂わされる。人間は鏡の影の真似をさせられる。自身の首吊りの姿を見たら、首を吊らずにはいられなくなる。
    表紙に描かれているのはじつは目羅博士ではなく、このミステリの語り部である青年だったということも尚不気味である。

    「目羅博士の殺人の動機ですか。それは探偵小

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    2024年12月16日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    好きな作品集まってて、その中で泉鏡花、小栗虫太郎、折口信夫の話は未読だったので多分これらも好きだろうとウキウキで読んだけど結局これら全部ななめ読みで終わってしまった。むずいまだオレには
    夢十夜、第一夜だけ一人歩きしているから第二夜以降新鮮な気持ちで読めた。
    芋虫が本当に好きで何度も読み返しているのでここでも読めてよかった。

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    2024年11月30日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    ネタバレ

    1933年、派手な前宣伝で煽って連載をスタートした「悪霊」。傑作となるはずと期待された本格ミステリ。
     それは、とある犯罪記録の手紙。
    美しき未亡人が不可思議な血痕を裸体に残し、蔵の2階で発見される。密室、現場で見つかった記号。
    謎が深まる中、未亡人が属していた怪しげな人物ばかりの降霊会で、霊媒の少女が告げる死の予告。
     連載3回で中断した「悪霊」の秘密とは。

    江戸川乱歩の「悪霊」が挟まり、視点がころころとかわるので、どこまでが「悪霊」で、今語ってるのが誰なのか混乱する。
    「悪霊」の登場人物たちと、舞台がドキドキするほど怪しいので、これが途中のままなんて、これぞ乱歩からの挑戦状だー!とりあえ

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    2024年11月23日
  • 魔術師 アニメカバー版

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    江戸川乱歩の作品をしっかり読んだのはこれが初めてです。古い作品ということもあって読みづらい部分はありましたが、読み応えがあり読んだあとの達成感は良かったです!金田一少年の事件簿が好きな人は多分この本が好きです!!

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    2024年11月21日
  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    漫画「税金で買った本」から。

    よく考えたら、初めての江戸川乱歩だった。
    古典?に触れる感じうれしい。
    ミステリーは教科書とかにもそんな載らないだろうし、機会ないとあえて古い本読まないかもなあ。

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    2024年11月14日
  • 明智小五郎事件簿10

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    明智小五郎事件簿を順番に読んでいると、
    『黒蜥蜴』は久しぶり(3作ぶり?)のオトナ向け。
    この主人公めちゃ美人な設定だけど、
    やってる事はすこぶるグロいじゃん!
    普通の神経の持ち主だったら思いもつかないグロい事を
    嗜好としてサラッとやっちゃってるのがマジ怖い。
    最期はなんか恋する乙女みたいになってたけど、
    闇堕ちせずに別の人生歩んでたら…と残念です。笑

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    2024年11月09日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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     四肢を戦争で損傷した者を「芋虫」として喩える。そしてその芋虫を弄び、挙句の果てに…。とまぁ、乱歩ワールド前回の表題作から人間が人間を殺すストーリーの短編も収録されており、ホラー好き、乱歩好きの人間には至高の一冊。
     私は、赤い部屋というお話が実に面白かったです。今の世にも、親しみ易い物語を書いてくれた乱歩氏に敬意を評します。

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    2024年11月07日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    耽美幻想文学のアンソロジー。いくつか読んだことのあるものもあり、名前はよく聞くものの実際読んだことのなかったものもある。
    やはり、桜の森の満開の下は断トツで好きなのでこれが冒頭に来てしまうと後がちょっと弱い気がする。いや、あくまで個人的にはだが。江戸川乱歩は「蟲」の方が好きだしな~。みたいな個人的にこのテーマで耽美幻想文学を編むなら何を入れるかみたいなのを考えるのも楽しいかもしれない。あと太宰治の「駈込み訴え」がガチ恋同担拒否反転アンチの詰んでるヲタク描写すぎて解像度高ぇ~ってなった。

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    2024年11月03日
  • 明智小五郎事件簿9

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    子ども向けに書かれている?からか、ひらがな多め。
    文体も優しめに書かれていてグロさも控えめ。
    ツッコミどころも多々あるけど、子ども向け?だし、
    大きな心で気楽に読み進められる。
    少年探偵団結成の経緯がわかって面白い。
    流石に怪しい人物は読んでて察しがつく。

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    2024年11月02日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    ネタバレ

    江戸川乱歩の未完の作品『悪霊』の謎を追いつつ完結させようとしている作品。

    乱歩が書いた部分と、付け足した部分がわかりやすく区別されつつも、全体的に乱歩らしさを残していると思った。
    『私』についてはおっ!と思うところもありつつも、終盤にいくほど納得できない展開ではあった。
    図や土蔵での殺害方法は無理があるように思うし、ページ数が少ないせいか流された感じになっている登場人物も多い。
    ただ、無理があるだろうという無茶苦茶さを乱歩らしさとして出したかったというのであればこうなるのかなぁとも思った。

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    2024年10月19日
  • 明智小五郎事件簿2

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    古めかしさは否めないが、
    当時この小説を書き上げていた
    江戸川先生に脱帽。
    独特の雰囲気を醸し出す一寸法師は
    おすすめ

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    2024年10月05日
  • 黒蜥蜴

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    ネタバレ

    黒蜥蜴の人物像が凄く好み。悪事を働いてるはずなのに、登場人物達も読者もみんな彼女のことが好きだと思う。正に女王。「女王は奴隷の前に、どのような姿をさらそうとも、少しも悪びれも恥ずかしがりもしなかった。あまりの刺激に耐えかね、脂汗を流して悲鳴をあげるのはいつも奴隷の方なのだ。」という一文が印象に残ってる。彼女の妖艶な美しさ、時折見せる無邪気さ、賢さや大胆さに魅了された。一人称が「あたし」から時々「僕」になるとドキッとする。
    序盤は黒蜥蜴の凄まじさにただただ感心したけれど、終盤はその黒蜥蜴をも明智小五郎が上回ったことに驚いた。でももう私は黒蜥蜴に惚れちゃってるから、彼女が負けて捕まるのは嫌だった。

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    2024年09月27日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    ネタバレ

    D坂のトリックや推理は何回読んでもそんなにピンとこないけど、他の短編は犯人が分からずどんでん返し的な展開もあり面白かった。
    ミステリートしての完成度も高いものが多く、満足!!

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    2024年09月15日