江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    ネタバレ

    1933年、派手な前宣伝で煽って連載をスタートした「悪霊」。傑作となるはずと期待された本格ミステリ。
     それは、とある犯罪記録の手紙。
    美しき未亡人が不可思議な血痕を裸体に残し、蔵の2階で発見される。密室、現場で見つかった記号。
    謎が深まる中、未亡人が属していた怪しげな人物ばかりの降霊会で、霊媒の少女が告げる死の予告。
     連載3回で中断した「悪霊」の秘密とは。

    江戸川乱歩の「悪霊」が挟まり、視点がころころとかわるので、どこまでが「悪霊」で、今語ってるのが誰なのか混乱する。
    「悪霊」の登場人物たちと、舞台がドキドキするほど怪しいので、これが途中のままなんて、これぞ乱歩からの挑戦状だー!とりあえ

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    2024年11月23日
  • 魔術師 アニメカバー版

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    江戸川乱歩の作品をしっかり読んだのはこれが初めてです。古い作品ということもあって読みづらい部分はありましたが、読み応えがあり読んだあとの達成感は良かったです!金田一少年の事件簿が好きな人は多分この本が好きです!!

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    2024年11月21日
  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    漫画「税金で買った本」から。

    よく考えたら、初めての江戸川乱歩だった。
    古典?に触れる感じうれしい。
    ミステリーは教科書とかにもそんな載らないだろうし、機会ないとあえて古い本読まないかもなあ。

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    2024年11月14日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    昔のミステリーってどんな感じだろうと思って読んだけど、どの話も時代が違い過ぎて情景が曖昧にしか捉えられなかった。
    人間椅子は有名作品だけあって面白かったけど、最後の芋虫がグロくて後味悪かったから、評価低めにした。しおちゃんはグロいのNG。

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    2024年11月12日
  • 明智小五郎事件簿10

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    明智小五郎事件簿を順番に読んでいると、
    『黒蜥蜴』は久しぶり(3作ぶり?)のオトナ向け。
    この主人公めちゃ美人な設定だけど、
    やってる事はすこぶるグロいじゃん!
    普通の神経の持ち主だったら思いもつかないグロい事を
    嗜好としてサラッとやっちゃってるのがマジ怖い。
    最期はなんか恋する乙女みたいになってたけど、
    闇堕ちせずに別の人生歩んでたら…と残念です。笑

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    2024年11月09日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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     四肢を戦争で損傷した者を「芋虫」として喩える。そしてその芋虫を弄び、挙句の果てに…。とまぁ、乱歩ワールド前回の表題作から人間が人間を殺すストーリーの短編も収録されており、ホラー好き、乱歩好きの人間には至高の一冊。
     私は、赤い部屋というお話が実に面白かったです。今の世にも、親しみ易い物語を書いてくれた乱歩氏に敬意を評します。

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    2024年11月07日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    今までにない読書体験でした。文章は端正。
    割と初めがマイルドでだんだんひん曲がっていった(独創が強まっていった)感じもよかったな。

    「D坂の殺人事件」
    まんまと作者の用意してくれた穴に自らダイブした感じ。めっちゃ明智が怪しいと思って読んでたわ〜 私は名探偵にはなれないな

    ★「赤い部屋」
    あずみんが面白いって言ってたけど、私もこれが今のところ一番好きかも! サジェスティク!

    ★「人間椅子」
    ゾクゾク感というか、やばいぞ...どうなるんや...って思いながら読まされてのオチが秀逸。

    「鏡地獄」
    気味悪さがすごい

    ★「芋虫」
    「ユルス」
    破滅的、衝動的、罪の意識。
    乱歩は、苦悩と快楽と惨

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    2024年12月31日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    耽美幻想文学のアンソロジー。いくつか読んだことのあるものもあり、名前はよく聞くものの実際読んだことのなかったものもある。
    やはり、桜の森の満開の下は断トツで好きなのでこれが冒頭に来てしまうと後がちょっと弱い気がする。いや、あくまで個人的にはだが。江戸川乱歩は「蟲」の方が好きだしな~。みたいな個人的にこのテーマで耽美幻想文学を編むなら何を入れるかみたいなのを考えるのも楽しいかもしれない。あと太宰治の「駈込み訴え」がガチ恋同担拒否反転アンチの詰んでるヲタク描写すぎて解像度高ぇ~ってなった。

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    2024年11月03日
  • 明智小五郎事件簿9

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    子ども向けに書かれている?からか、ひらがな多め。
    文体も優しめに書かれていてグロさも控えめ。
    ツッコミどころも多々あるけど、子ども向け?だし、
    大きな心で気楽に読み進められる。
    少年探偵団結成の経緯がわかって面白い。
    流石に怪しい人物は読んでて察しがつく。

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    2024年11月02日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    初、江戸川乱歩。恩田陸のエッセイでとりあげていて
    興味を持ち、読んでみた。
    確かに、ゴシックホラーのルーツのような
    不気味過ぎる世界観。
    明智小五郎のあっけらかんに救われる。
    不思議だけどぐいぐい読ませて、この短さでも鮮やかにオチに辿り着かせるのはすごい。
    これと交互で大家さんと僕を読んでいたので、毒消しみたいな効力があった。

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    2024年10月22日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    ネタバレ

    江戸川乱歩の未完の作品『悪霊』の謎を追いつつ完結させようとしている作品。

    乱歩が書いた部分と、付け足した部分がわかりやすく区別されつつも、全体的に乱歩らしさを残していると思った。
    『私』についてはおっ!と思うところもありつつも、終盤にいくほど納得できない展開ではあった。
    図や土蔵での殺害方法は無理があるように思うし、ページ数が少ないせいか流された感じになっている登場人物も多い。
    ただ、無理があるだろうという無茶苦茶さを乱歩らしさとして出したかったというのであればこうなるのかなぁとも思った。

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    2024年10月19日
  • 明智小五郎事件簿2

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    古めかしさは否めないが、
    当時この小説を書き上げていた
    江戸川先生に脱帽。
    独特の雰囲気を醸し出す一寸法師は
    おすすめ

    0
    2024年10月05日
  • 黒蜥蜴

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    ネタバレ

    黒蜥蜴の人物像が凄く好み。悪事を働いてるはずなのに、登場人物達も読者もみんな彼女のことが好きだと思う。正に女王。「女王は奴隷の前に、どのような姿をさらそうとも、少しも悪びれも恥ずかしがりもしなかった。あまりの刺激に耐えかね、脂汗を流して悲鳴をあげるのはいつも奴隷の方なのだ。」という一文が印象に残ってる。彼女の妖艶な美しさ、時折見せる無邪気さ、賢さや大胆さに魅了された。一人称が「あたし」から時々「僕」になるとドキッとする。
    序盤は黒蜥蜴の凄まじさにただただ感心したけれど、終盤はその黒蜥蜴をも明智小五郎が上回ったことに驚いた。でももう私は黒蜥蜴に惚れちゃってるから、彼女が負けて捕まるのは嫌だった。

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    2024年09月27日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    ネタバレ

    D坂のトリックや推理は何回読んでもそんなにピンとこないけど、他の短編は犯人が分からずどんでん返し的な展開もあり面白かった。
    ミステリートしての完成度も高いものが多く、満足!!

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    2024年09月15日
  • パノラマ島綺譚 江戸川乱歩ベストセレクション(6)

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    全2編収録の作品集。
    8月に三重県の鳥羽に旅行したので読んでみた。江戸川乱歩は24歳ごろから1年半ほど鳥羽に住んでいたそう。表題作「パノラマ島綺譚」の舞台はそんな鳥羽の海にある島が舞台。

    「自身の空想である(悪)夢の島を作り上げる男の話」だということはなんとなく知っていたが、想像よりも犯罪小説の色が強くて驚いた。同時収録されてる短編「石榴」とは同じトリックが使われており、ラストの雰囲気も近いものを感じる。
    “古風な物語の癖として、クライマックスの次には、カタストロフィという曲者が、ちゃんと待ち構えていた筈です。”(「パノラマ島綺譚」)
    二つの物語のカタストロフィは、とても江戸川乱歩らしいな、

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    2024年09月10日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    そもそも乱歩の悪霊を読んでいないので、本当の意味でコチラを楽しめたかは分かりませんが、未読であっても話の流れは分かりますし、レトロな雰囲気に浸れます。
    言い回しなどは乱歩風に時代掛っているので、そこが読みにくく感じる方はいるかもしれません。
    乱歩ファンの方、古典的なミステリーが好きな方にオススメ

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    2024年09月08日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    みんな大好き乱歩の「人間椅子」
    乙女シリーズバージョン。

    乙女だからしかたないかもしれんが、イラストが綺麗で抽象的。もっとそのものズバリで、椅子に入った男がハアハアしてる図とか描いて欲しかったな。

    ラストもなぁ。いっそ書かないで、さあどうしようこの椅子って感じで不気味に終わるか、それともガソリンぶちまけて燃やしてしまうか、水没させてしまうかさせて欲しかったな。
    チェーンでぐるぐる巻きにした椅子に火をつけて、燃え盛る椅子から悲鳴が。なんて良いよな~。
    あ、グサグサに刺して床に血だまりができました。なんてのも捨てがたい。



    変の態の世界を牛耳る1Q〇4様から、その道を極めるためには必読であ

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    2024年08月16日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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     恥ずかしながら江戸川乱歩に未完の作品があるとは知らなかった。その未完の作品を乱歩作品らしいおどろおどろしさや人間の業を加えて「完結」させた意欲的な一冊。
     最後は一気に読んでしまったが、終盤少し駆け足気味で、人物の掘り下げがもう少しあってほしかったし、少々わかりにくいところもある。でも「これしかない。」という解決を示したことは素晴らしい。

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    2024年07月31日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    江戸川乱歩文学忌、遺作は、「超人ニコラ」
    読んだ記憶は無いかな

    1929年昭和4年の作品

    魚津の蜃気楼を見た帰りの電車
    包まれた“推し絵の額”を 抱えた老人と乗り合わせる
    その絵にまつわる老人の兄の不思議な昔話
    蜃気楼のような物語

    もう一つの舞台は 兄がその絵を見つけた1890年建築の浅草十二階段
    そこに入り込む描写も夢物語
    その絵は「八百屋お七」ののぞきからくり
    お七は、恋した男会いたさに放火事件を起こし死刑となった娘
    推し絵の熱情系女子に恋した兄は 自分が推し絵となっても彼女と添いたい
    推し絵の中で歳を重ねる兄と若いお七を見守る旅する男

    しきみさんのラストのイラスト
    車窓を一枚の絵

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    2024年07月28日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    謎解きよりも怪奇色のほうが全体的に強かった。最後の陰獣は、タイトルから全く予想ができなかったが、セルフオマージュの要素もあり話も二転三転し、一番面白かった。傑作選も同様だが、今のいわゆる推理小説と異なり、理詰めで真相を解き明かそうと頭を捻るより、ジメジメとしたおどろおどろしい世界観を楽しむ作品だと感じた。

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    2024年07月12日