江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 少年探偵団 2

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    いきなり海で遭難しているところを同じ遭難者から突き落とされ行方不明になり…という展開。
    二十面相の変装技術が他の乱歩モノとは超絶的に一線を画している。

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    2013年10月24日
  • 盲獣

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    積ん読本の中から引っ張り出し、ハテ、どうしてこれを買ったろう?
    と、我ながら首を傾げてしまったのだが、ともかくも読んでみた。
    タイトルは盲目のケダモノ(=人面獣心)の意。
    欲望のまま女を漁っては非道の限りを尽くす男の話で、
    好みのタイプについて、見えないから顔の造作は関係ない、
    肌触りの善し悪しが一番肝心と宣う。
    で、目が不自由なので、拉致監禁その他一切、
    まさかそんな手の込んだ犯罪など不可能だろうという先入観でもって、
    長らく容疑者リスト入りを免れるといった塩梅。
    ちなみに、この版では、
    乱歩自身が読み返して「吐き気を催す」とて削除された部分が復元されている。
    ご愁傷様である。
    見えないと触

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    2013年10月10日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    この光文社では、乱歩自身の解説も掲載されている。自分で愚作だとか、無理な話とか書いてるので、笑える。確かに偶然がないとこれは無理だなと思う話が多く、乱歩自身の解説も愚作だと認めていてにやっとしてしまう。それでももっと読みたくなるのは乱歩の独特の世界があるからか?

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    2013年09月05日
  • 芋虫

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    原作は1年以上前に読んでいたが、あの怪しい(かなりエログロそうな)作品の印象が気になり、漫画でも読んでみた。かなりエログロだった。乱歩はこの作品を通じて、夫婦の間の愛の形(最後は衝撃的)や戦争批判をしていたのか?

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    2013年08月19日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    結構昔に書かれた本だが、問題なく楽しめます。
    今の本よりどぎつい表現・描写がないから物足りなさを覚える向きもあろうが、当方は品の良さに感心しきり。
    今だ影響力を持つ作家はそうおりません、当方が何かせずとも大丈夫だが読み継がれていって欲しい日本の至宝の一人でしょう。

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    2013年08月18日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(22) 仮面の恐怖王 (ポプラ文庫クラシック)

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    いっちゃってる設定の中で割とまとも?!な感じかも。
    後半のゴリラのシーンと結末。。。
    一番怖かったのは土砂のシーンかも?

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    2013年08月18日
  • 蜘蛛男

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    ネタバレ

    セカンドハンドで買ったので春陽堂じゃないけど、
    まあ内容的にわざわざ春陽堂版を買い直す気にはならない。

    江戸川乱歩は好きなんだけど、
    短編の秀逸さとエログロの意味不明さの差が、
    私には、
    ありすぎるように思う。
    そんな中この蜘蛛男が3なのは、
    当時連載されていた雑誌のコメントが
    各話にそのまま掲載されていた点が
    物語に興を添えていたので。
    作品とは関係ないけど。

    初めの方はまだわかるんだけど、
    最後は蜘蛛男は一体何をしたいんだかさっぱりわからなかった。
    明智小五郎は頑張っていたけどね。

    江戸川乱歩って抑圧されていたのかなあ。
    同性愛傾向もある説もあるけど。

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    2013年06月03日
  • 化人幻戯

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    怪奇かミステリか迷うところだ。
    探偵小説ってヤツなんだけど。

    なかなかよくできたプロットで
    明智小五郎シリーズを読もうと思う人はこういうのを求めているんだろうな、
    という内容。

    中編一編と短編五編という構成で、
    全てがそれぞれの特色があって面白い。
    密室トリックを使用したミステリらしいミステリがあり、
    手紙があり独白があり、犯人目線があり、
    本当にバラエティに富んでいる一冊である。

    ただ、『防空壕』が、私的にはちょっと勿体無い気が。
    もちろん狙ってしていることなのはわかるんだけど。
    二部構成の一部目がちょっと異様な感じの謎に富んだ話なのに、
    二部目でそれをブチ壊しにしているんだよね。

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    2013年06月03日
  • 続・幻影城~江戸川乱歩全集第27巻~

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    ネタバレ

    江戸川乱歩が800を超える小説からトリックを類別・集成した本。

    現代になって小道具は変わっても、つきつめて行けばここで出てくるものに集約されると思う。

    叙述トリックや違う時系列を同時に起こっているようにみせるトリックは、含まれていなかった。

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    2013年03月14日
  • 盲獣

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    何故か無性に読みたくなった江戸川乱歩。
    その中でも群を抜いた変態小説が恐らく今作。
    盲目の怪人がその猟期趣味を全開にした
    倒錯した「見えない側」の世界観を圧倒的かつ
    一方的に書きまくった力のある作品。

    勿論現代の小説スタイルからしたら
    おかしな部分や荒唐無稽な展開なのですが
    ディティールなどに拘らず初速からラストまで
    同じスピードで一気に読ませるのは、やはり
    この作品の妖しさと如何わしさに取り込まれた
    証拠なのかも。

    3人目の殺人事件の件においては、猟奇的な
    怖さと滑稽で下らなさとが同居していて、この
    感覚とセンスは他の誰もが出来るものでは
    ないような「差」

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    2013年03月08日
  • 三角館の恐怖

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    江戸川乱歩による翻案ミステリ。作者が江戸川乱歩となっているので少し不可思議な気分だけど、後書きに寄ればちゃんと必要な許可は取っているのようなので、この時代はそれでよいのだろう。

    原作は「エンジェル家の殺人」というもので、密室ミステリとしての評判だけは聞いていた。確かに変なかたちをした古めかしい館と、これも変わった構造をしたエレベーターを舞台とした二つの殺人は興味深く、特にエレベーターを使った密室殺人は、なるほどと思った。ただし、現代の目から見たら、まあこんなものかなという程度のもので、そうびっくりするほどのものでもないなあと思ってしまった。建物の構造のようなものにしても、たとえば「斜め屋敷」

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    2013年01月06日
  • 魔術師

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    センテンスの短さによるリズム感や、展開などこれでもかと読者を驚かせてやろうとする作者の執筆精神はすげぇと思った。この作品に限らず、殆どの作品から漂う気味の悪さ(ホラー感)がいい。

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    2012年12月19日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(5) 青銅の魔人(ポプラ文庫クラシック)

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    いい大人がマジメに読めばツッコミどころ満載だけど,そこを微笑ましくスルーして感慨に浸るのがこの復刻版シリーズの読み方.

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    2012年11月19日
  • 算盤が恋を語る話

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    乱歩の初期短編作品を主に収録。いわゆる、変態趣味的な要素はあまり含まれず、(乱歩っぽくない!と思われる人がいるかもしれないほど)論理主体のミステリが多く、オチにひねりのきいた作品が多くてかなり楽しめた。(二銭銅貨ばりの暗号ネタとかね)

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    2012年11月16日
  • 大暗室~江戸川乱歩全集第10巻~

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    ネタバレ

    怪人二十面相」はかなり昔に読んだのでとりあえず「大暗室」の感想だけ。非常に乱歩らしい作品だと思った。雰囲気やエログロ的な面、そして変装や入れ替わりなど。ただ地底王国というのは目新しくてよかったのだがどちらかと言えば変装がメインな気がする。私自身はこの前に読んだ乱歩の長編も変装物だったため、少しお腹一杯。とはいえ、乱歩のこの独特の雰囲気はやはり心地いい。

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    2012年11月10日
  • 吸血鬼

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    事件のあらましがひたすら不気味。ミステリーというよりは怪異小説。なのでトリックはいつもより簡単かな。ギスギスした復讐メインながらラストが綺麗。

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    2012年10月19日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    二銭銅貨、一枚の切符、恐ろしき錯誤、二發人、
    双生児、D坂の殺人事件、心理試験、黒手組、赤い部屋、
    日記帳、算盤が恋を語る話、幽霊、盗難、白昼夢、
    指環、夢遊病者の死、百面相役者、屋根裏の散歩者、
    一人二役、疑惑、人間椅子、接吻

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    2012年10月16日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(26) 黄金の怪獣 (ポプラ文庫クラシック)

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    やったよ、全26巻読破! 今回はそっくり人間による入れ替わりが行われるスリリングな展開。これ、シリーズの中ではかなり上手く明智を追い詰めた類の話のような気がする。
    まぁ、なんでニコラ博士というものがあるのに、黄金のトラの格好をしたのかは謎な部分もありますが、二十面相万歳ということで。

    さて、次は創元推理文庫で乱歩揃えて、大人向けの方を読みます。
    子供向けリライトされた旧版の27~46巻は、古本で出会えたら集めようかな…。

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    2012年07月24日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(25) 空飛ぶ二十面相 (ポプラ文庫クラシック)

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    『空飛ぶ二十面相』と『天空の魔人』の2作収録。
    妖星人Rというカニ型宇宙人が出てきて大暴れ。かなりシュールな雰囲気で、いつにもましてツッコミどころ満載。
    「子供を相手にずいぶん手数をかけたものだね。どうしてそんな必要があったのかね」という中村警部のもっともな疑問に、明智の回答が素晴らしい。
    「必要なんかないさ。いたずらだよ。奴は途方もない悪戯好きなんだ。どんな手数をかけてもいたずらがやってみたかったのさ」
    ……これを動機として言われてしまうとぐうの音も出ませんね!流石!

    『天空の魔人』は、確か海外の某作品の翻案ですね。貨車の盗難事件。小林少年が鮮やかに解決してくれます。図解で説明されて判りや

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    2012年07月14日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(24) 二十面相の呪い (ポプラ文庫クラシック)

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    『二十面相の呪い』表題作以外に『黄金の虎』も収録。

    『二十面相の呪い』いつもの通りの二十面相。明智先生も活躍されてポケット小僧も出てくるよ。あの宙を浮く手首のトリックにはちょっと驚愕。

    『黄金の虎』 これ、フットレルの某名作短編の翻案っぽい気が?魔法博士が妙に良い奴だったり、少年探偵団の活躍が、過去作のどこかで見たことのあるシーン連発(鍾乳洞の辺りとか)で、何とも不思議な作品。

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    2012年07月04日