江戸川乱歩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『空飛ぶ二十面相』と『天空の魔人』の2作収録。
妖星人Rというカニ型宇宙人が出てきて大暴れ。かなりシュールな雰囲気で、いつにもましてツッコミどころ満載。
「子供を相手にずいぶん手数をかけたものだね。どうしてそんな必要があったのかね」という中村警部のもっともな疑問に、明智の回答が素晴らしい。
「必要なんかないさ。いたずらだよ。奴は途方もない悪戯好きなんだ。どんな手数をかけてもいたずらがやってみたかったのさ」
……これを動機として言われてしまうとぐうの音も出ませんね!流石!
『天空の魔人』は、確か海外の某作品の翻案ですね。貨車の盗難事件。小林少年が鮮やかに解決してくれます。図解で説明されて判りや -
Posted by ブクログ
手書きの見取り図が何ともニクイ(笑)。
相変わらず推理小説っていうより、探偵活躍譚!~陰謀渦巻く蛭峰家の末路やいかに?!~みたいな講壇調が似合う世界観なんだよな~^^
トリックや犯人を暴くことを楽しむというより、この乱歩ワールドを楽しんだ者勝ちですね^^
あまり多く語るところはありませんが、ミステリな雰囲気だけでも楽しめるわよ私は!な懐の広い方にはおすすめです^^
蛭峰家には双子の当主が巨万の遺産相続権を巡り、一分一秒でも相手より長く生き残ることに執念を燃やしていた。三角刑に仕切られた二つの家族の命運は、余命一か月も持たない双子の兄の死を以て決着するかと思われたが、一発の銃声が蛭峰家の立