【感想・ネタバレ】江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(10) 宇宙怪人(ポプラ文庫クラシック)のレビュー

あらすじ

銀座の空に突然あらわれた銀色に光る空とぶ円盤。その後、次々と報告されるはねのある大トカゲの目撃談。怪物はアメリカにも現れ、世界じゅうが混乱に巻き込まれる…。宇宙怪人はなぜ地球にやってきたのか?名探偵明智と小林少年が、警視庁やチンピラ別動隊とともに謎の解明に乗り出す。

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Posted by ブクログ

空飛ぶ円盤に乗って宇宙怪人がやって来た?!

このシリーズも何作か読んだ経験がある読者には、ほとんど最初から、結末は90%くらい予想通りの展開ですが、「やっぱり思っていた通り!」それなりに安心してスラスラ読める点を評価してやっていいんでしょう。

怪人四十面相がとうとう捕まって、それでも負けたことを認めたくない戦争反対のメッセージには、ほろりとさせられるものもありました。


「無電操縦飛行機」(P.14)って?
メリヤス・シャツ(P.150)などと、懐かしい単語にもお目にかかりました。

(2009/6/11)

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

かなり日本中で騒がれているのに皆ことごとく騙されてるの面白い(笑)宇宙怪人の手品が最後に明かされるのは面白い。そして戦争が嫌だとかなんか健気。

フランスにも怪人仲間がいるなんて結構交流関係の深い怪人たち。怪人だけど戦争をやめて宝を守るミッション。

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2025年05月17日

Posted by ブクログ

結末は予想通りですが、今回は世界中で事件が起きるという大風呂敷のひろげっぷりにびっくり。解決編をどう収束させるのかと思いきや、そういう理由ですか!…と二度びっくり。
宇宙人とUFOが飛び交う設定は、ちょっと普段の四十面相ネタとは違うテイストですが、彼のラストでの動機が明らかになると「ほほぅ」と感心しちゃいました。

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2011年07月14日

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