あらすじ
少年探偵団員からスリの疑いをかけられた玉村銀一君。 身に覚えのないその悪事は、実は自分にそっくりの偽者が働いていた。 銀一君のまわりで、次々に本物と入れかわる偽者たち。 宝石店に、美術店に、そしてついに小林少年が・・・! すべてはニコラ博士の恐るべき陰謀だった!
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Posted by ブクログ
シリーズ最後は、超人ニコラ博士に扮した怪人二十面相との対決。
小林少年のニセモノまで登場して、シリーズ全体の中では、結構なピンチ状態にまでなっていた。小林少年は鉄格子の牢獄に閉じ込められるが、何の身体検査もされなかったところが不思議というか、読者サービスなんでしょうね。
「そうじゃ。わしが生まれたのは1848年だよ」
「じゃあ、おじいさんは、114歳ですね」
なんてやり取りがあって、本書(ポプラ社刊)の発行年は昭和45年で、だとすると少年探偵団と僕らは同世代?と思ってみたこともあったが、執筆された年代もわかった・・・ということで、ちゃんちゃん。
評点(満足度)は全巻読破!ということです
(2010/6/17)
Posted by ブクログ
少年探偵シリーズはいつか読みたいと思っていまして。
子供向けなので楽に読めました。
人間を改造(整形手術)してある人間とそっくりの人間を作り上げ、本人と入れ代わり、悪事を働かせる、といった内容。
途中、これは本人か偽者かどっちだ?と読んでいる人にまで混乱をきたすトリックが面白かったです。
『少年探偵団、ばんざぁい!!』
(10,01,24)