江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    10年以上前の罪を告白する女の独白劇。犯罪までの経緯を滔々と淀みなく話す口調が恐ろしい。乱歩先生絶好調です。

    イラストレーターは夜汽車さん。
    「乙女の本棚」シリーズは挿絵ではなく、2次創作でもなく、原作とイラストの間に、時代や設定を変えた架空の脚本がある感じ。ですかね?

    絢爛なイラストで締めくくられるラストシーンは良かったです。

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    2025年07月21日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    日本の推理作家で有名な江戸川乱歩の作品を読みたくなり挑戦しました。
    推理小説かと思っていたら、人間椅子は狂っているし、芋虫はグロくてちょっと苦手でした。

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    2025年07月12日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(20) 塔上の奇術師 (ポプラ文庫クラシック)

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    小学生の頃に夢中になって読んだシリーズ。
    40年も前で、話は懐かしいけど、今は夢中になれない… 懐かしい思い出も、一緒によみがえった。

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    2025年07月11日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    乙女の本棚シリーズ。
    薄気味悪さの中に不思議と惹きつけられる魅力がある。
    より精巧な蝋人形を追い求める余り本物の人間の死体を使ってるんじゃないかってところは想像が容易。
    だけどこの後に発展篇と解決篇があるらしいから真相はどうなることやら…
    続きは乙女の本棚シリーズになってないらしく残念だけど、先が気になるから機会があったら読んでみよう。

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    2025年07月11日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    乱歩作品は乙女の本棚シリーズと相性が良いようで、現在47冊中4作が乱歩作である(太宰作品はもっと多い)。

    本作『赤い部屋』は江戸川乱歩の初期の短編小説。僕は『D坂の殺人事件』に収録されているのを読んだ事がある。
    推理小説黎明期を思わせる少しぎこちなく、しかし才気走った語り口が面白い。谷崎潤一郎の初期犯罪小説にも通じるものがあると思う。

    とは言え、乙女の本棚シリーズで気になるのはやはりイラストや装丁。銀糸を漉き込んだ和紙の見返しも雅、黒地に白抜きの文字や、えんじに白抜きの文字はそのまま薄暗い赤い部屋の描写と共鳴し、妖しい雰囲気を醸しだす。ランプや階段など静物のイラストも良い。特に人をはねた直

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    2025年07月08日
  • 疵(きず)の迷楼 耽美幻想セレクション

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    ネタバレ

    ■江戸川乱歩「鏡地獄」
    既読を再読。

    ■谷崎潤一郎「人魚の嘆き」
    未読のまま。
    水島爾保布の挿画ありの中公文庫で読みたいので。

    ■小栗虫太郎「方子と末起」 ★
    初読。まさことまき。
    百合、スール、手紙のやり取りという少女小説、にして不思議の国のアリスモチーフ。
    推理小説<恋愛小説。

    ■泉鏡花「妙の宮」 ★
    初読。
    たった4ページだが、なんでこんな風景を思い描いたのだろう? と。

    ■木下杢太郎「少年の死」
    高原英理・編「少年愛文学選」で既読。

    ■坂口安吾「蝉―あるミザントロープの話―」
    初読だが、混乱をそのまんま文章にした風情で、よくわからなかった。
    Misanthrope はフランス

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    2025年07月08日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(17) 悪魔人形 (ポプラ文庫クラシック)

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    小学生の頃に読んだ江戸川乱歩シリーズを再読。
    文章がやや昭和的で、そんな感じも楽しめた。内容的には、不思議な謎が色々あるけど、少年探偵団が活躍するのは、子ども心にすっとするんだろうなと思う。怪人二十面相が物語の最後で捕まってた。

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    2025年06月28日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    総題の漢字よし。
    収集箱じゃつまらない、蒐集函なのだ。
    カバーイラストも素敵。
    新潮文庫nexというレーベルで、ヤングアダルトにこの作品たちを差し出した編集部、GJ!

    ■坂口安吾 桜の森の満開の下
    既読を再読。

    ■芥川龍之介 影 ★
    初読。
    芥川といいえばドッペルゲンガーなのでそういうことかと中盤で思わせておいて、ラストなんと映画だった? 夢だった? というオチ!
    しかもそれすら真実かどうか不明な放り出し方。凄い。
    しかし、「歯車」でも感じたことだが、狂気に飲み込まれそうな感覚を、それでも作品化「しちゃえる」ことが、逆に悲劇だったのかもしれないと考えたりもした。

    ■江戸川乱歩 芋虫
    既読

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    2025年06月24日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    (備忘)一端でもミステリ好きなら読んでおくかと手に取った一冊。文体は読みにくくて読むのに時間はかかるし、多様化した現代ミステリを読み慣れてると物足りない感もあるし何だけど、それでも名作と言われる所以というか、何か分かんないけどどこか惹かれる作品が多々ありました。

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    2025年06月24日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    怪しげな人形師、怪しげな工房、これからどうなるの?と思ったら…。唐突な終わりで、最後の説明の意味が分かりませんでしたが、調べたら連作小説なんですね。そしてこの先のお話は、乙女の本棚の中には残念ながら無さそう。続きがとても気になります。

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    2025年06月15日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    怪奇作家蘭堂は取材で、変わり者の人形師の家を訪れる。そこで見たものとは…
    栗木こぼねさんの線のハッキリした濃ゆめの絵柄が乱歩の世界を具体的に描いていて良い感じ!
    ラストは衝撃!なるほどそういう事なんですね。

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    2025年06月15日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    ラストが気になる……
    えっ、ここで終わるんだぁっていう終わりなので、その先がとっても気になる話でした。
    美少女はどうなったのか?

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    2025年05月31日
  • 蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)

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    ネタバレ

    ★3。
    いやあ、何ヵ月越しに読み終わったよ。うん、淡々としたエログロだったなあ。やってることはかなりえぐいんだけど、書き口が事務的だから一生懸命想像さえしなければさほど怖くもない。
    最後蜘蛛男死んだのは完全に自分の演出力に酔ったナルシー明智のせい。気ぃ失わせたときに捕まえてればそこで終わってただろ。あと藤洋子死んだのも、蜘蛛男が現れたあとの連絡手段を事前確保してなかった明智のせい。あいつちょっと反省しろよ。

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    2025年05月17日
  • 江戸川乱歩傑作集2 人間椅子 屋根裏の散歩者

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    サクッと読める。というか、読み出すと止まらない。
    屋根裏の散歩者→人間椅子→D坂
    を読んだ。もうお腹いっぱい。

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    2025年05月14日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(9) 怪奇四十面相(ポプラ文庫クラシック)

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    俺の変装は20じゃなく40だ!ただに倍にしただけの怪人は謙虚で好感持てる。絶対いい人な気がして仕方ない。

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    2025年05月11日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(10) 宇宙怪人(ポプラ文庫クラシック)

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    かなり日本中で騒がれているのに皆ことごとく騙されてるの面白い(笑)宇宙怪人の手品が最後に明かされるのは面白い。そして戦争が嫌だとかなんか健気。

    フランスにも怪人仲間がいるなんて結構交流関係の深い怪人たち。怪人だけど戦争をやめて宝を守るミッション。

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    2025年05月17日
  • 青銅の魔人―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    少年探偵団第5巻。
    なんか知らないうちに二十面相また刑務所からでてきてるけど??警察が、ゆるすぎるのかいつも逃げ過ぎじゃないですか?(笑)

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    2025年05月10日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(2) 少年探偵団(ポプラ文庫クラシック)

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    最後は爆発っていう終わり方がいかにも!って感じでいいけど、なかなか最後は引っ張ってる感じもある(笑)

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    2025年05月07日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズは乱歩が好きなのかな。他の作家に比べて、乱歩率が高いよね。
    このシリーズに入っていなければ、乙女はあまり自ら乱歩に触れることはないだろうから、シリーズに乱歩が多く入っていることは歓迎すべきなのだろうが、諸手を挙げて喜べないところもあるといったところか。
    個人的な印象では、イラストの人物の顔がイメージと違うんだよなあ。自分が乙女じゃないからなのかなあ。

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    2025年05月06日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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     耽美とは何なのか未だ理解できていないが、収録作から思うに愛憎、背徳、情念、倒錯、フェティシズム、幻想、狂気etcが入り混じったものか。そこにタナトス≒死への衝動が加味された、名だたる文豪らによる10編。

    「桜の森の満開の下」(坂口安吾)や「瓶詰地獄」(夢野久作)は本書のコンセプトをまさに体現している作品か。作家のフェチ全開「刺青」(谷崎潤一郎)、美しくニューロティックな幻想「夢十夜」(夏目漱石)、サスペンスからの意外な結末「影」(芥川龍之介)もそこに沿ったものかと。
    "美"という点では泉鏡花の「浮舟」、折口信夫「身毒丸」なのだろうが、個人的には独特の文体含め作品世界にハ

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    2025年04月25日