江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(9) 怪奇四十面相(ポプラ文庫クラシック)

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    俺の変装は20じゃなく40だ!ただに倍にしただけの怪人は謙虚で好感持てる。絶対いい人な気がして仕方ない。

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    2025年05月11日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(10) 宇宙怪人(ポプラ文庫クラシック)

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    かなり日本中で騒がれているのに皆ことごとく騙されてるの面白い(笑)宇宙怪人の手品が最後に明かされるのは面白い。そして戦争が嫌だとかなんか健気。

    フランスにも怪人仲間がいるなんて結構交流関係の深い怪人たち。怪人だけど戦争をやめて宝を守るミッション。

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    2025年05月17日
  • 青銅の魔人―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

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    少年探偵団第5巻。
    なんか知らないうちに二十面相また刑務所からでてきてるけど??警察が、ゆるすぎるのかいつも逃げ過ぎじゃないですか?(笑)

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    2025年05月10日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(2) 少年探偵団(ポプラ文庫クラシック)

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    ネタバレ

    最後は爆発っていう終わり方がいかにも!って感じでいいけど、なかなか最後は引っ張ってる感じもある(笑)

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    2025年05月07日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズは乱歩が好きなのかな。他の作家に比べて、乱歩率が高いよね。
    このシリーズに入っていなければ、乙女はあまり自ら乱歩に触れることはないだろうから、シリーズに乱歩が多く入っていることは歓迎すべきなのだろうが、諸手を挙げて喜べないところもあるといったところか。
    個人的な印象では、イラストの人物の顔がイメージと違うんだよなあ。自分が乙女じゃないからなのかなあ。

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    2025年05月06日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

     耽美とは何なのか未だ理解できていないが、収録作から思うに愛憎、背徳、情念、倒錯、フェティシズム、幻想、狂気etcが入り混じったものか。そこにタナトス≒死への衝動が加味された、名だたる文豪らによる10編。

    「桜の森の満開の下」(坂口安吾)や「瓶詰地獄」(夢野久作)は本書のコンセプトをまさに体現している作品か。作家のフェチ全開「刺青」(谷崎潤一郎)、美しくニューロティックな幻想「夢十夜」(夏目漱石)、サスペンスからの意外な結末「影」(芥川龍之介)もそこに沿ったものかと。
    "美"という点では泉鏡花の「浮舟」、折口信夫「身毒丸」なのだろうが、個人的には独特の文体含め作品世界にハ

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    2025年04月25日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    名家に嫁いだ娘が発見してしまった物静かな夫に隠された秘密とは…
    夜汽車さんの美しいイラストにより本編の持つ薄気味悪さが、耽美的に感じられるようになり、新たな視点で楽しむ事が出来た!
    人でなしは一体誰なのか…

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    2025年04月20日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    なかなか手を出すのを躊躇ってしまう、私にとってはハードルが高いと思ってしまう文豪たち。
    こういったテーマに沿ったアンソロジーは、手を出しやすく助かります。
    江戸川乱歩の「芋虫」と、太宰治の「駆込み訴え」が好きでした。

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    2025年04月15日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    今作も、美しい絵と江戸川乱歩の昔の文体がマッチして、作品の耽美的な雰囲気を引き立てています。
    主人公の心情と合わせるように変わる、紙の色も良いです。

    始めて読んだ作品ですが、絵本で読む方が読みやすく、一層味わい深くなっているように思いました。

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    2025年04月12日
  • 魔術師 アニメカバー版

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    ネタバレ

    明智の恋模様について描かれている作品であり、彼の人間味のある部分が見えた。読者に明智が「死んだ」と思わせる描写がある点は黒蜥蜴と似ている。とうに忘れたような人物が鍵を握っていて、そういえばこんな登場人物いたような、、、と腑に落ちない点も多々。プロットに粗さがあり、動機も特に示唆されていなかったため、説明的な文章のパートが多いように感じた。深くじっくりと読む本というよりは数あるミステリーの中のジャンクフード程度という位置付けが妥当だと感じた。

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    2025年04月02日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    江戸川乱歩の短編に、まくらくらまさんのイラストて怪しく彩られた作品。
    乱歩が動物園で出会った青年の語る、奇妙な話とは…
    暗く幻想的な絵が江戸川乱歩の作品世界にマッチして没入感を上げている。このシリーズの他の作品も読みたくなった。

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    2025年03月30日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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    1954年昭和29年
    リレー小説となっており 乱歩は書出し担当
    怪奇小説っぽい

    小説家大江蘭堂
    小説の為 蝋人形士の老人形士の仕事場を見学
    人形に命を吹き込む人形士
    人形とも人間とも見極めぬ美女に堕ちる小説家
    いかにも怪しげな仕事場で
    あまりに美しい人形
    栗木こぼねさんのイラストが美しく
    セピア写真のような映画のワンシーンのような
    見て読んで楽しめます

    乱歩は一人の生き人形的な妖美女から助けを求めるメモを渡されるところでバトンを渡す

    「発展編」角田喜久雄 3/26命日
    美女からの手紙は博士からの差金と気づく
    そしてこれまでの出来事が自分が連載している悪霊物語の筋書きと同じ事に驚く

    「解

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    2025年03月26日
  • 江戸川乱歩トリック論集

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    実は完全に読み終わっていないのだが、諸事情により一度休止。江戸川乱歩が生きていた時代までの、様々な推理トリックがまとまっているのだが、ここまでする乱歩の気力がすごい。巻末に横溝正史との対談があって、『人間椅子』の創作秘話がある。二人で古物屋にでかけて、乱歩が店長に「この椅子は人が入りますかねぇ」と尋ねて、横溝が恥ずかしかった、といって、二人で思い出して爆笑する、とか。

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    2025年03月26日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    新年1冊目は乙女の本棚シリーズで。 江戸川乱歩の妖しい文章とまくらくらまさんのイラストが相俟って魅力溢れる本でした。

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    2025年03月18日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    怖い 怖い 怖い
    物語はヒヤッとするが
    絵がマジ怖い

    外に月が出てないか確認したくなっちゃった

    2025.3.13
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    2025年03月13日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(2) 少年探偵団(ポプラ文庫クラシック)

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    江戸川乱歩と言えば少年探偵団というイメージだったので読んでみた。古い作品だが今読んでもけっこうおもしろい。子供でも読みやすく書かれているので読みやすい。

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    2025年02月24日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、江戸川乱歩さんとまくらくらまさんのコラボ作品『目羅博士の不思議な犯罪』です。まくらくらまさんのイラストは大好きです!なんか、部屋に飾りたいっ!!あ…でも、我が家には似合わないかな…。

     この作品では、探偵小説家の江戸川が上野公園である男と出会います。そこで聞いた話がこの作品の本題となっています。月夜の伴、目羅博士いう眼科医の知られざる姿を目の当たりにした男は、ある行動に出ます。それが、なんとも言えないこの怪しげな表紙というわけで…軽くネタバレしてしまった!

     ちょっと怖いストーリーが、まくらくらまさんのイラストとの相乗効果で、より怪しい仕上がりですよね~!個人的に

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    2025年02月17日
  • 江戸川乱歩傑作集2 人間椅子 屋根裏の散歩者

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    短編6話。江戸川乱歩の短編集は各出版社から出ているが、こちらはテーマが「変態」となっている。
    テーマの通り、人間の狂気的な、確執的な面が物語として描かれた作品が収録されている。

    ◼︎人間椅子
    自分の周りは江戸川乱歩といえばこれだった。

    ◼︎D坂の殺人事件
    明智小五郎が初めて登場する作品らしい。
    なんとなく想像はついた。

    ◼︎屋根裏の散歩者
    こちらも明智小五郎が登場。

    ◼︎押絵と旅する男
    本書に収録された作品の中で1番好きだったかもしれない。世にも奇妙な物語にありそうな感じ。

    ◼︎鏡地獄
    個人的には腑に落ちない感じがありちょっとうーん。

    ◼︎パノラマ島奇談
    読んでてずっとディズニーラ

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    2025年02月16日
  • 悪霊物語(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、江戸川乱歩さんと粟木こぼねさんのコラボ作品『悪霊物語』です。粟木こぼねさんのイラストもまたいいですね♪まくらくらまさんのイラストと似たような雰囲気で、なんとも怪しげでいてちょっと重さを感じるような…絵画のような、うん、それそれっ!!

     このお話の主人公は、大江蘭堂という小説家で伴天連爺さんという人形師の元を訪れることになります。そこで、まるで生きているかのように作られた人形の数々を見せられます。その人形は、生きている女性に石膏を塗って模りをしたのだと教えられます。ただ、最後に見せられたのは棺の中に横たわる生きた美しい女性、彼女もモデルだと伴天連爺さんは言いますが…。

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    2025年02月16日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    ネタバレ

    「芋虫」が読みたくて購入。江戸川乱歩といえば! の作品なのに今まで一度も読んだことがなかったので。
    そしてやっぱり一番好きだった。「ユルシテ」「ユルス」のくだりにぐっとくるものがあった。私はこれを愛と呼ぶ。

    あとは「双生児」「赤い部屋」が好きだった。
    「双生児」は淡々と語り継がれる真実からの最後のオチが結構好きだった。
    「赤い部屋」はこういう名もなき犯罪ってありそう~~って一番ぞわっとした。これが創作なのか現実なのか煙に巻かれた最後もかなり好きだった。

    ほかがそんなにインパクトがなかったから☆三つだけど。

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    2025年02月12日