江戸川乱歩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
戦後に書かれた作品を集める。長編の表題作と短編五本。頭に来るのは、「解説」がありながら、そして文庫化された年数は記載されているにもかかわらず、これらの作品の初出がいつ、いかなる媒体なのかについては何の説明もないことだ。おい歴彦(←社長)! しっかりしてくれよ! 萩原健太さんのようなことを書いてしまうが、乱歩はもう文学史の一部なんだらかそういうことしっかりしてくれないと。光文社文庫で全集の刊行が始まっているようだが、そこら辺のデータはしっかりしているのだろうか。
さて、『化人幻戯』。収録作品はほとんど再読。随分前に読んだようだが、内容ほとんど忘れていたから楽しく読めたが。タイトル作、トリックは -
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「一寸法師」
・さすがに今の時代に読むと、当たり前のように出てくる差別意識がかなり厳しい。
・デパートのマネキンの場面は背筋がゾーっとした。
・犯人判明までのどんでん返しはかなり面白かったが、結末での決着の付け方はちょっと納得がいかん…
・解説(法月綸太郎)でも触れられているが、明智小五郎の人格がけっこうヤバい!結末の発言もそうだし、被害者の母である山野夫人の反応をニヤニヤしながら確認したりとか。
「何者」
・めちゃくちゃ面白かった。こういう話の方が好き。「乱歩の体臭」についての解説者の意見に深く頷いてしまった。
(2026.7.27) -
Posted by ブクログ
明日は 江戸川乱歩のご命日
幼少期より 鏡の性質に魅入られていた青年。遺産相続して、資金と時間が豊富になると、ますますその鏡の世界に没入していく。
究極の鏡は 鏡の球体。
その完成品に身を投じる。
それは、それは、精神が持ちませんね。
イラストはホノジロトヲジさん
乙女の本棚では、「死後の恋」「人間椅子」を手がけています。
鏡地獄という作品自体が 乙女というタイトルから遠そうであるにも関わらず、鏡、硝子をイメージするような繊細なイラストが描かれていました。でも、これはイラストレーターさんが誰でもちょっとかわいそうなような。
江戸川乱歩の小説に出てくる、博士系の人ってイメージ的にはボ