D坂の殺人事件

D坂の殺人事件

小説・文芸
330円 (税込)

1pt

日本の推理小説界の礎を築き上げたのが江戸川乱歩であるのは異論のないところであろう。実作者としては「二銭銅貨」に始まる綺羅星の如き作品群を著わし、数多くのエッセイや論文によって内外の作家と作品を紹介し、かつまた<宝石>誌の編集などを通して、多くの新人作家を発掘、育成した。その巨人の短編小説の粋を収めたのが本巻である。
デビュー間もない時期に発表された「ニ癈人」を筆頭に、ご存じ明智小五郎が初めて登場した記念すべき短編「D坂の殺人事件」から、戦後の名品「防空壕」に至る全十編を、初出誌の挿絵を付してお届けする。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    D坂の殺人事件
  • タイトルID
    :
    102739
  • ページ数
    :
    311ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    8MB

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D坂の殺人事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     江戸川乱歩全集読破を目指して。でもまだ2冊目です。
     これは短編を集めた1冊でした。中でも唯一聞き覚えの会った「D坂の殺人事件」。明智小五郎が登場しました。登場するとは思っていなかったのでびっくりしました。やっぱり登場すると安心感がありますね。名探偵の存在感ですかね。
     マゾ、サドについて。この単語はこの時代から病名として存在していたんですね。
     それにしても、どのお話もドロドロでした。まさに愛憎が渦巻いているという感じです。
     「二廃人」と「石榴」の犯人に共通していること。なんて身勝手!他人の人生を、命を犠牲にしなくても、他にやり方があるだろうにと思いました。せめて人に迷惑をかけないようにやりなさいよ、と。
     あと、本作の中でダントツに気持ち悪かったのは「虫」でした。体が腐っていく描写がすごくて、すごすぎて怖かったです。
     江戸川乱歩の作品は、心が元気なときに読んだほうがよさそうですね。

    0
    2017年09月22日

    Posted by ブクログ

    すごいね。さすが江戸川乱歩といえばいいのかな?素晴らしいよ。久しぶりに天才の書いた本を読んだって感じですな。

    0
    2010年12月30日

    Posted by ブクログ

    『二廃人』
    温泉宿で出会った2人の男。斎藤氏と井原氏。井原氏の語る自らの過去。夢遊病者として数々の盗難事件を起こしてしまい、殺人事件まで。井原氏の夢遊病を目撃したただ一人の目撃者の秘密。

    『D坂の殺人事件』
    明智小五郎シリーズ
    D坂にある古本屋の主人の妻が殺害される。喫茶店からの目撃者、裏の目撃者からの証言で現場に出入りしたものがいない。妻の持つ全身の傷の秘密。ソバ屋の妻の身体の傷の秘密。

    『赤い部屋』
    誰にもわからない方法で99人もの人間を殺害したと告白する男。おもちゃのけん銃で会合の参加者を脅し、給仕の娘に自らを撃たせるが・・・。

    『毒草』
    河原に生える毒草。友人と二人話をするうちに内容を立ち聞きされていることに気が付く。子だくさんの郵便配達夫の妻。妊娠中の妻たちのたて続く流産。

    『火星の運河』
    ある男の見た夢。不思議な世界。

    『お勢登場』
    自らの妻・お勢の浮気に気が付きながら自らの病弱と子供の将来を思い離婚することのできない格一郎。妻が浮気に出ている最中に子供たちとかくれんぼ。押入れの長櫃の中に隠れるが・・・。閉じ込められた格一郎。

    『虫』
    柾木愛造の犯罪。幼いころに憧れた同級生・木下芙蓉との再会。友人である池内と芙蓉の関係。殺意を燃やし二人をつけ回す愛造。殺害した芙蓉の遺体との同棲。

    『柘榴』
    警官が目撃した柘榴のように顔をとかされた遺体。遺体をスケッチする青年。刑事の友人である和菓子屋の妻からの告白。対立する2軒の和菓子屋。殺害されたと思われた琴野。対立していた妻の夫・谷内。しかし刑事の捜査から発見された指紋から被害者と加害者の入れ替りの可能が・・・。

    『防空壕』
    空襲の夜、防空壕で一夜を共にした美しい女性を探す男。

    0
    2010年12月10日

    Posted by ブクログ

    短編集。どれもすごくいいのですが…!あえていえば虫が印象的でした。
    グロいのに私はあまり乱歩の作品はグロいと思わない…。

    08'7'7

    0
    2009年10月31日

    Posted by ブクログ

    昔のミステリーを舐めていたなと思った。
    とても面白かった。
    明智小五郎が出てきて、謎を解いていく感じもトリックも伏線回収も面白かった。
    サラッと読めるのにこの完成度は凄いな。

    0
    2025年12月10日

    Posted by ブクログ

    なんだぁ、被虐趣味のある古本屋の女将がサディストの蕎麦屋の旦那との密会プレイ中に死んだ話だったか。
    発表後100年も経つと淫猥さも薄まる、のだ、けれども、昔のロマンポルノを観ているやうなぼのぼのとしたレトロな感覚は捨て難い。
    千夜一夜話しの「赤い部屋」、ラブクラフト風味の「火星の運河」、マゾ趣味全開の「お勢登場」、偏執狂じみた「虫」、「石榴」、「防空壕」もいい。
    もっと沢山読もう。

    0
    2024年09月12日

    Posted by ブクログ

    恐ろしい結末が予測できてしまうところがこわい…
    この人の文章にはおぞましい情景をリアルに想像させる不思議な力があると思う
    寝る前に読まない方がいいですね…奇怪な登場人物が夢に出てきそう

    0
    2022年02月02日

    Posted by ブクログ

    初めての江戸川乱歩明智小五郎初登場作品1925年T14年。19世紀推理、ゴシック小説家で詩人エドガーアランポーよりペンネーム。東京D坂古本屋内で人妻が殺害されるが人の出入りはなかった。ボサボサの書生風明智小五郎が密室謎解きに挑む。謎解きと倒錯した本作はこの時代には驚きだったのかもです。

    0
    2021年07月18日

    Posted by ブクログ

    ひさしぶりに乱歩作品を読んだけれども
    古さの中に独特の魅力が確かにある
    けれど古い
    ミステリは積み重ねだし
    乱歩が今生きていたらどういう作品を書くだろうか

    0
    2019年01月12日

    Posted by ブクログ

    改めて乱歩を読んでみるとトリック的には最近のミステリーを読み漁っている人たちにしたらそれぞれ先の読めるトリックだと思う。
    ただそんなトリックどうこうよりも乱歩の描く世界観の素晴らしさはまさに乱歩の前に乱歩無く、乱歩の後に乱歩無しと言っていいと思う。
    今回の短編集の中では蟲がなんとも言えず好きです。読んでいると、どこか世の中に馴染めずちょっと頭の狂ったような主人公柾木愛造。でもその心理も解らなくはない自分に気づいてハッとしたりして。
    なんとも不思議な世界に連れて行ってもらえる一冊だと思います。

    0
    2018年05月02日

D坂の殺人事件 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    D坂の殺人事件
  • タイトルID
    :
    102739
  • ページ数
    :
    311ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    8MB

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