江戸川乱歩のレビュー一覧

  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    名だたる文豪の耽美小説集なので、好きな人には気が狂うほどのめり込む作品群です。
    ただし読むのになかなかの精神的カロリーを要するので、ちょっと疲れている時に読むと目が滑ってしまいます。もともと好きな作品も何作か入っているのに、いまは読むのにとても時間がかかってしまった自分が悲しい。
    心に余裕のある時にどうぞ!

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    2026年03月10日
  • 乱歩心象作品集

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    ネタバレ

    「断頭台」がこっわい!趣味悪い!(褒めてる)
    他のアンソロジーや長編で見た作品もちらほらあった。やっぱり私は江戸川乱歩は短編が積み重なった小説、それも探偵小説が好きですね…。

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    2026年03月04日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    湊かなえさんの『暁星』の作品に出て、気になったので読みました。自分が小さい頃、テレビでドキドキしながら明智小五郎のドラマを見ていたのを思い出しました。90年前の作品とは思えません。女性悪党が格好良く、面白い作品でした。

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    2026年03月02日
  • 乱歩心象作品集

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    そりゃ、乱歩と高原英理ときたら、面白くないわけがない。
    同じ中公文庫の、「川端康成異相短篇集」の流れを汲む企画だと思うが、連想したのは、たとえば「稲垣足穂の世界: タルホスコープ」(コロナ・ブックス 132)。
    ある作家の要素を抽出する、というか、キーワードを立てて視座を置いてみる、という作業は、編者にとって半ば読書、半ば作家評論、と愉しい仕事なのではと想像する。
    「夢遊」「恐怖」「人形」「残虐」「身体」「錯視」「浅草」という章立て=切り口の提示こそが、編者の仕事。
    本書は切り口の解説と、作品ごとの解説もあって、かなり手取り足取り。
    で、そのサポートを得て、個人的にさらにザックリまとめるならば

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    2026年02月24日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    短編がこんなに入ってるとは思わなかった。
    どれもはらはらどきどきの話だった!
    読みたかった芋虫は文字なのにリアルに想像できてグロすぎた

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    2026年02月23日
  • 緑衣の鬼~江戸川乱歩全集第11巻~

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    2004年。
    「緑衣の鬼」赤毛のレドメイン家。
    「幽霊塔」黒岩涙香の翻訳を乱歩風に書き改めたもの。珍しく?ハッピーエンド。

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    2026年03月09日
  • 明智小五郎事件簿1

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    明智小五郎シリーズ1作目。
    江戸川乱歩の著作は数多くの出版社から刊行されているけれども、この集英社文庫は明智小五郎シリーズを時系列順に全集とした優れモノ。
    以後、集英社文庫で明智小五郎シリーズを追っていくこととする。
    本作に収録されている初期中短編は明智の駆け出し時代。モジャモジャ頭の明智は後の金田一の原型に見える。
    内容はトリック偏重の本格推理というよりは犯罪心理にまつわる描写に重きを置いているようだ。特にドストエフスキーを彷彿させる「心理試験」、代表作の「屋根裏の散歩者」は倒叙式で語られる為、乱歩の興味がよく分かる秀作。

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    2026年02月17日
  • 乱歩心象作品集

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    ネタバレ

    テーマごとの面白さや関連性、乱歩の随筆などで背景が分かるのは面白かったが、初めて読む話で「ほうほう」と思っているうちに終わる(長編は一部抜粋で掲載されているから)ので、続きを知りたいままに終わってしまうもどかしさがあった。今までに読んだ短編も再び読んだ。それらが秀でた作品だからか、それとも二回目だから理解が進んだということなのか、印象が特に深く、いい話だと思った。

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    2026年02月17日
  • 孤島の鬼

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    ネタバレ

    話自体は面白かったが、主人公・蓑浦だけが最後までどうにも受け入れ難かった。これといった理由もなく何故かほぼ全員から好かれて、その好意に甘えきって無自覚天然思わせぶりヒロインみたいなムーブをかましながらいたずらに皆を傷つける残酷な人間が、最終的に幸せを総取りして一人勝ちで終わるのが納得いかない。魅力的な部分が見えればまた印象も違ったのかもしれないが、本当にどこがいいのか分からない。探偵パートでも冒険パートでもむしろ足を引っ張っていた気がする。

    あれだけ情熱的に初代への愛を語っておきながら、諸戸の想いを知っていてあれだけ利用しながら、あっさりと秀ちゃんに乗り換えた瞬間、完全に心が離れた。

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    2026年02月14日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    二銭銅貨、D坂の殺人事件、人間椅子、芋虫など有名どころの短編集。面白いけど、気持ち悪い話が多かった。

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    2026年02月14日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    芋虫
    野中の一軒家にとじ籠められ、行末に何の望みも失った、殆ど無と云ってもよかった二人の男女にとっては、それが生活の凡てであった。動物園の檻の中で一生を暮らす、二匹のけだものの様に。
    そんな風であったから、時子が彼女の夫を、彼女の思うがままに、自由自在に弄ぶ事の出来る、一個の大きな具と影像すに至ったのは、誠に当然であった。又、不具者の恥知らずな行為に感化された彼女が、常人に比べてさえ丈夫丈夫していた彼女が、今では不具者を困らせる程も、飽くなきものとなり果てたのも、至極当り前のことであった。
    彼女は時々気狂いになるのではないかと思った。

    物も云えないし、こちらの言葉も聞えない、自分では自由に動

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    2026年02月08日
  • 大暗室~江戸川乱歩全集第10巻~

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    2003年。
    「怪人二十面相」
    「大暗室」
    ここまで乱歩を読んで感じたこと。後世に作品を残す作家とは。
     ・自分の世界があること(心に秘めた変態が良いみたい)。
     ・出版社(編集者)の要望に沿って書くこと。ムリなら断ること。
     ・時代に寄り添うこと→戦中に何を書いてたか知らんが。

    ってか、何を考察しているのかw

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    2026年02月19日
  • 目羅博士の不思議な犯罪~江戸川乱歩全集第8巻~

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    2004年。
    「目羅博士の不思議な犯罪」
    「地獄風景」
    「恐怖王」
    「鬼」
    「火縄銃」」
    「殺人迷路」
    「悪霊」
    「妖虫」
    基本的には美女が惨殺される。トリックは海外作家の模倣だったりする。

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    2026年02月15日
  • 魔術師~江戸川乱歩全集第6巻~

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    2004年。
    明智小五郎の長編2つ。名探偵が結婚、ってあまり見ないわ~ ミステリに関係ないからか?
    「魔術師」文子との出会い。
    「吸血鬼」文子との結婚。

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    2026年02月01日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    ー芋虫ー

    気持ち悪くて描写がリアルで
    生々しくて、不穏。
    でもそれだけじゃない、ちょっぴり切ない。
    このキモさと切なさのバランスが絶妙かも。

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    2026年01月27日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    ホラーという解釈もあるのかもしれないけれど、個人的には純愛だと思う。
    押絵の中の兄だけが老いていくのが何とも切ない。

    時代の雰囲気と話の雰囲気がマッチしていて素敵。

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    2026年01月25日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    最初の方は少々退屈だったけど、後半どんどん物語が展開していって面白くなった。
    最後の二行がとても心に残った。

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    2026年01月25日
  • 鏡地獄(乙女の本棚)

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    レンズ狂・鏡気ちがいと呼ばれ、異常かつ変態的なまでの執着を抱いた男の成れの果て。
    成長とともに光の専門知識を身につけていき、実験や覗き見に高じたところまでは理解できた。そのまま犯罪方面に進んでいくかと思ったところ、鏡の部屋をつくりだし、ガラス玉をつくりだし、その中に入って発狂して命を落としてしまう着地はなんとも恐ろしい。
    ガラス玉の中で、彼は何を見たのだろう。発狂は喜びからなのか、恐怖からなのか。

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    2026年01月12日
  • 魔術師 アニメカバー版

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    名探偵も恋をする……明智小五郎の恋が描かれる作品。名探偵自身の恋愛が描かれるミステリーってちょっと珍しい??『吸血鬼』も読みたくなる終わり方でした

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    2026年01月03日
  • 怪人二十面相~乱歩奇譚~

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    アニメのノベライズ2作目。
    内容、かなりエグない?これをアニメとして放送したの?凄いな…。
    "正義"に関しては、大学時代に先輩と話したことを思い出した。自分の意見は怪人二十面相寄り。
    社会を変える未知の仕組みと、社会が変革していく様子を描く感じはSFとしても読めるかも。
    かなりインパクトの強い作品だった。

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    2026年01月02日