江戸川乱歩のレビュー一覧
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購入済み
懐かし〜!
小学生の頃に図書館でドキドキしながら読みふけった少年探偵団シリーズ。久しぶりに手に取ってみるとウン子供っぽい(笑)、トリックもやや都合いいなぁと。なのに止められない面白さがあって。昨今の江戸川乱歩ブーム再来(?)を機に色々読み返しています。
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購入済み
江戸川さんブーム再来?
何となく最近目につく江戸川氏作品の数々。何度目かの旬ですかね?幼少期それはそれは少年探偵団に魅了され小学校低学年にやや小難しい記述や言い回しだったように記憶しますが図書館で借りまくってましたね。と懐かしさと未読作品への興味とを含め購入し始めましたが、これですよ〜これ!この薄気味悪いような独特な世界観と派手な演出がないのに摩訶不思議なストーリーで背後からジワジワと何か冷たいものが浸食してくるような逼迫感がハマる要因かと。明智さんシリーズ再読破もですが「孤独の鬼」「淫獣」「地獄の道化師(なんちゅータイトルだよ。笑)」とかも読みたいなぁ、と、しばらくはガッツリ散財予定!(笑)。
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Posted by ブクログ
江戸川乱歩はいくつか読んだが、最も有名とも言える「黒蜥蜴」を読んだことがなかった。
明智小五郎の不死身さが胡散臭くて避けていたのだと思う。そこがいいところだと若いわたしはわかっていなかった。青いな。
今回、本屋さんでたまたま見かけて、百合の花が大きく描かれた表紙が綺麗で手にとってそのまま無意識に購入してしまった。こちらのサイトでは漫画みたいな購買意欲を低下させる表紙になっているけれど。
今更江戸川乱歩を平積みしている理由は、自宅でテレビを見ていて気づいた。
ドラマ化されたらしい。
ちなみに明智小五郎役は渡部篤郎さんらしい。ちょっとイメージじゃない。
小さい頃テレビで明智小五郎を演じたのは天知茂さんだった。明智小五郎といったら天知茂さんでしょう。
天知茂さんの訃報を知ったとき、なぜか天知茂さんは死なない気がしていて驚いた。きっと明智小五郎と勝手に重ねていたのだと思う。
昔のドラマって、今だと考えられないくらい無駄に入浴するわベッドに雪崩れ込むわ、お茶の間に変な空気をさせたものだった。母親が明らかにそわそわしながら必ずお茶を淹れに行って、父親が脈絡なく話しかけてきたことを思い出す。
明智小五郎はやはり不死身だし、そんなわけないじゃんみたいに都合のいい展開も多い。
でも、江戸川乱歩らしい美に溢れた作品だった。
江戸川乱歩にリアリティを求めるのは野暮というものだろう。
物語がはじまって35分くらいを過ぎると、必ず水戸黄門や暴れん坊将軍が大活躍、そんな予定調和が安心して観られる時代劇のいいところ。それと同じ。
明智小五郎は、撃たれても爆破されても突き落とされてもへっちゃら。入院して寝込むなんて生々しい姿は見たくない。
江戸川乱歩の描く醜悪な美を楽しむことこそが醍醐味だと思う。
「パノラマ島奇談」や「人間椅子」から引っ張ってきたような描写もあり、ああ、江戸川乱歩を読んでいるなあと楽しませる。
ただ、黒蜥蜴を黒トカゲという表記にしてしまったことは残念。難しい漢字表記のままであれば、より江戸川乱歩の世界に相応しくなるに違いないのに。
久しぶりに小さい頃のことも思い出せて、懐かしい気持ちになれた。 -
Posted by ブクログ
「何者」。いわゆる本格ミステリ。意外なことに乱歩作品ではこの手の作品は少ないようだ。今読むと割と既視感を覚える真相ではあるのだが、発表当時はどうだったのだろう。
「黄金仮面」。驚いた。まさか明智の相手にXXXをもってくるとは・・・。正直、XXXってこんなキャラクターだったっけ?と思えるところがあったり、筋立てについてもちょっと無理があるような気もするのだが、それでもアクションあり知恵比べありの、大衆向け娯楽小説の王道をゆく作品であることに異論はない。
「江川蘭子」。複数の作家によるリレー共作の1本目。さすがにこの部分だけでは作品として評価のしようがない。派手目な女性を主人公にしたのは後に続く作家への配慮か。
「白髪鬼」。ミステリというよりホラー。「黄金仮面」よりこっちの方が乱歩らしい気持ち悪さがあって面白かった。っていうか割と傑作の部類に入ってもいいんじゃないかという気もするのだが、表題作でないのは海外作品のリライトだからだろうか。