江戸川乱歩のレビュー一覧

  • ぺてん師と空気男~江戸川乱歩全集第22巻~

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    ミステリー的な「謎」よりも、「映像」が重視されている2編です。でも、映像重視も、けっこう大事だと思います。これはこれで、ドキドキして好きです。

    まあ、やり過ぎ感もあるけれど。

    「ペテン師と空気男」も、ネタが割れているところはあるけれど、けっこう楽しいお話だと思います。わたしは、こういうのは好きです。
    でも、「ネタが割れてる」と書かれるのは、乱歩としてはつらいんだろうなぁ。

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    2013年01月14日
  • 押絵と旅する男~江戸川乱歩全集第5巻~

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    5巻
    今までの5冊の中でこれが一番エログロ変態性が全開だった

    『押し絵と旅する男』は不思議な雰囲気でエログロ要素もなく皆に勧めたい面白さ
    『蟲』『蜘蛛男』『盲獣』はエログロが結構キツイので免疫ない人には読ませたくないかな
    蟲の伏せ字の多さにびっくり
    最後のほうがエグい
    虫嫌いの私はご飯前に読まなくて良かった

    蜘蛛男は明智小五郎も出てきてミステリ感が強めだけどやはり容易にわかる犯人
    そしてエログロ

    盲獣…エログロ…


    乱歩感があって好きなんだけど食前食中には読みたくない感じ
    場面を想像して胃がむかむかするってのはそれはそれで文章の上手さなんだろうけどな

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    2013年01月13日
  • パノラマ島綺譚~江戸川乱歩全集第2巻~

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    2巻
    『パノラマ島綺譚』ほか全5篇収録

    読んだのが結構前なのでうろ覚えですが、『闇に蠢く』の最初の段階からは想像できようがない最後のオチにびっくりしたことと、『パノラマ島綺譚』の島の綺麗さとラストのバーンが印象的だったのを覚えてます

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    2013年01月13日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    数年前からちまちまと読み続けてる乱歩全集
    感想書いてなかったので今さらながら登録


    1巻は初期の頃の短編が22も収録されてます
    屋根裏の散歩者や人間椅子など有名どころも多いです

    しかし1巻からかの明智小五郎が出てたのにはちょっとびっくり
    トリックなんかを楽しみにしてると、現代のミステリをたくさん読んでる人には拍子抜けするようなのが多いけど、読ませる文章の巧みさと怪奇的な雰囲気なんかが好きな人ははまると思う

    トリックとかより犯罪者や登場人物の気持ちや考え・行動が楽しめる

    まぁエログロが苦手・古い文章が苦手って人には勧められないが…

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    2013年01月13日
  • 蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション(8)

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    ミステリだからすきなのではなく乱歩だから好きなんだなぁ。現在の視点ではミステリとしてはたどうにも雑なのだけど、作者が読み手を喜ばす為に力を入れたんだろうなという気がする。パノラマ館のあたりはとくに素敵。久しぶりに一気読み。

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    2013年01月06日
  • 屋根裏の散歩者~江戸川乱歩全集第1巻~

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    すべてに自作解説がついてるのが凄い。
    中には自らズバリ「駄作」と評してるのも(私にとってはそれですら面白かったのですが…)
    あの有名な明智小五郎が初登場する話もあり、暗号やら心理戦やら存分に楽しめる内容です。
    古本屋で偶然手に入れましたが、続きを集めようかなと思案中。

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    2012年12月28日
  • 蜘蛛男

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    ネタバレ

    情景が浮かんでくるような描写。
    タネは序盤で疑った通りだったが、中盤で明らかにしてしまうとは思わなかった。
    終わりの呆気なさが良い

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    2012年12月18日
  • 影男

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    一冊まるごと『影男』を主人公とした長編作品だが、オバニズム方式でどこから読んでも面白い作品となっている。
    基本的には犯罪小説だが、多くは紳士的で、善行も好む、また過度な残虐行為には嫌悪感を示すなど、少しヒーローものにも似た読み応えだった。

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    2012年12月03日
  • 吸血鬼

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    そういえば、江戸川乱歩ってまだ1作品しか読んだことなかったな~。
    長編は初めてだ。
    なんか、横溝正史の作品っぽい。

    昭和初期の作品なのに、なんなのこのテンポの早さは!
    今の時代、いろんなミステリー物が出回ってるけど、そういうのにも劣らず、ぐいぐいと惹き付ける話の展開。
    何度か「んーー、これはありえない」と思わせるイージーすぎる場面はあったにしても、これは今の時代でも読める。
    結構、面白かった。
    でも、なんで『吸血鬼』って題名なのか。。。。ちょっと疑問。

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    2012年11月28日
  • 押絵と旅する男~江戸川乱歩全集第5巻~

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    たまたま電車に乗り合わせた男と、男が持っている押絵について話を聞く内容。
    一時間程度で読み切れる短編でしたが、丁寧な状況描写で、ミステリー感を楽しめました。

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    2012年11月18日
  • パノラマ島綺譚~江戸川乱歩全集第2巻~

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    ネタバレ

    再読
    ●闇に蠢く
     乱歩も自ら回顧するように、何かにつけて「まとまった筋」というものを用意せずに物語を書く癖があった。故に、筋がてんでバラバラ、どうしようもなくなり怪奇趣味に走りだすとか、風呂敷を畳めずに執筆を辞めてしまうことがあった。無論、悪いことばかりでなく、そういう習慣(?)のお陰で傑作が生まれたり、読者を魅了するような怪奇趣味を提供してくれることだってある。
     「闇に蠢く」は、放蕩道楽男、野崎三郎がお蝶という女性に昵懇になってしまったことから始まる。第一に、この主人公野崎の性癖からして、真正の変態である。本当に乱歩はこういうのを描写するとき、大変生き生きと楽しそうに書くなあ、といつも

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    2012年11月10日
  • 吸血鬼

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    美貌の未亡人に迫る魔の手と対峙する名探偵・明智小五郎。
    タイトルの吸血鬼は、人の生き血を啜るモンスターというよりは、
    墓場から蘇るアンデッドのイメージで、復讐に執念を燃やす神出鬼没の怪人の意。
    元々新聞連載だった作品ということで、
    小刻みに山場を作ってアレコレてんこ盛りになっているため、
    果たして細部の辻褄は合うのか、ちゃんと落着するのか――
    などと、余計な心配と共に読み進めたが、
    「二回転半ひねり」ぐらいで意外にきちんと着地していたので驚いた(笑)
    というか、内容云々より、乱歩お得意の名(迷?)調子を堪能するが吉、
    なんだろうな。
    そして、岩田専太郎画伯の妖美な挿絵にウットリ。
    ところで【自

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    2015年08月19日
  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    異常な性癖を持つある人物が殺人を犯すまでの心情や情景が実にリアルに、生々しく描写されており嫌悪感を抱きつつもこの異常で異様な世界観に不思議と引き込まれて行きます。

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    2012年10月22日
  • 孤島の鬼~江戸川乱歩全集第4巻~

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    ネタバレ

    乱歩を初めて読んだが、予想以上に読みやすい文体で驚いた。前半はミステリー小説、中盤は怪奇小説、後半は冒険活劇と1つの話で3つ楽しめるという傑作でした。しかし、一番報われて欲しいと思っていた諸戸だけが、最後まで救われず、どうしようもなく切ない気持ちになってしまった。彼にとってのハッピーエンドは、生き延びて洞窟を出ることよりも、あの洞窟の中で蓑浦と共に朽ちることだったのかもしれない。

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    2012年09月30日
  • D坂の殺人事件

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    虫が面白かった。後悔先に立たず、とはいえ犯罪自体ではなく、そのあとの始末についてというところが、面白い。星新一さんの作品が大好きなので、このあたりの雰囲気もよかった。
    防空壕は、このおどろおどろしい話の中で最後に出てくるところもよかった。
    お勢登場も面白かった。
    石榴も面白かった。ラストシーンはうまく裏切られましたし。

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    2012年09月19日
  • 押絵と旅する男~江戸川乱歩全集第5巻~

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    「押絵と旅する男」「蟲」「蜘蛛男」「盲獣」の短編・長編併せた4作品を収録。

    どの作品も、江戸川乱歩の性格というか性癖とも言うべき、エログロさ、サディスティック、偏狂で幻想的な要素が渾然一体となっている。

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    2012年08月27日
  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    綺麗な文章で人の奥底の性癖を抉り出す。今回の標題の作品も同様である。
    屋根裏を這い回る喜びを丁寧に描いている。そこから殺人に至る心理描写の過程も素晴らしい。

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    2012年08月23日
  • 孤島の鬼~江戸川乱歩全集第4巻~

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    前半伏線張りすぎてダレるが、後半まで耐える価値有り。ハラハラさせる展開と乱歩の描写が拍車をかけ一気に読み進みます。
    10年振りに読んだら前より面白かった

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    2012年08月01日
  • 芋虫

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    お友達にお勧めされて購入。江戸川乱歩と丸尾末広の異色のコラボ作品。醜く美しく儚い。エログロな作風が強いので、苦手な方注意ですが、是非ラストまで読んでください。

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    2016年01月02日
  • 陰獣~江戸川乱歩全集第3巻~

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    ネタバレ

    「芋虫」めあてに読んでみた。

    ひどい話を覚悟していたが、夫の残した「ユルス」には私まで救われた気がした・・・

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    2012年05月29日