江戸川乱歩のレビュー一覧
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ネタバレ『おれは二十面相だ!!』
松波博士が手に入れたエジプトの教典。松波博士の研究室に入った大学生が消失した謎。松波博士の目の前で研究室内にいる大学生と話した赤井。夜中に研究室で見張りをする小林少年に襲いかかる怪異。赤井の正体。松波博士の家から盗まれたエジプトの教典。隣の家の西村少年が目撃したテーブルの上に浮き上がる手。透明人間が狙う恩田氏の真珠の象。地下の金庫に真珠の象をしまう恩田氏と山口青年。女中に変装して恩田家に侵入した小林少年の推理。
『怪人と少年探偵』
デパートでマネキンに化けだ怪人が宝石を盗み出す事件が発生。少年探偵団の井上君とポケット小僧は表情の変わらない男を尾行し、男が野村みち子ちゃんを誘拐するのを目撃する。マンホールに消えた男。秘密の扉。怪人に捕まった井上君とポケット小僧。二人がマンホールのそばに残したBDバッジから二人の危機をさっした小林少年の捜索。怪人により水攻めにされる二人。野村家を脅迫する怪人。
『妖星人R』
地球に接近する彗星R。千葉の海岸に現れた蟹の格好をした彗星人R。日本の美術品を盗むと宣言するR。古山博士の屋敷から盗まれた推古仏。現場から消えたR。古山博士の美術館から美術品を盗み出すと予告するR。睡眠薬で眠らされた古山博士と中村警部。Rから姿を透明にされた井上君。監禁された井上君が出会った紳士。小林少年の救出。1度は捕まった二十面相の脱出。小林少年と井上君に対する挑戦。空飛ぶ二十面相と明智小五郎の対決。
『超人ニコラ』
少年探偵団の団員・玉村君がスリをするところを目撃した松井君。玉村君にそっくりな人間の仕業か。140年生きているというニコラ博士に捕まった玉村君。偽の玉村君が家族の元へ。玉村君のお姉さん・光子さんも自分そっくりなこじき娘と服を取り替えた為に入れ替わり玉村氏、玉村夫人も入れ替わられる。明智小五郎不在のなか捜査していた小林少年もとらわれる。ニコラ博士が企む宝石強盗。ニコラ博士のアジトで偽の小林少年と入れ替わった小林少年。明智小五郎もニコラ博士に捕まるが…。園井氏のダイヤモンド盗難予告。偽の明智小五郎と明智小五郎の対決。光る虎の正体。
『探偵小説の「謎」』 -
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ネタバレ『影男』
速水荘吉、綿貫清二、殿村啓介などいくつもの名前を持つ探偵小説家・佐川春泥。異常な性癖をもつ男の写真をとり強請るかと思えば、薄幸の少女を幸せにもする影男。殺人請け負い業・須原からの依頼で殺人のシナリオを書くが自らのアイディアで殺人が行われた事に嫌悪感を感じて距離をとる影男。影男が出掛けたパノラマ国。浮気した妻・美与子と篠田を殺害しようとして影男に邪魔された川波良斉からの依頼で影男の殺害を計画する須原。篠田と美与子をイブリ殺そうとする須原。須原の運転手・斎木の秘密。明智小五郎の推理。
『月と手袋』
金貸しをしている股野の妻あけみと関係をもっているシナリオライターの北野克彦。股野からあけみと会うことを禁じられ危害を加えれそうになり反撃した弾みに股野を殺害してしまう。あけみに股野の変装をさせアリバイを作る克彦。事件を担当する花田警部が明智小五郎に相談しながら捜査する。次第に親しくなる克彦と花田警部。花田警部が披露した手品に動揺するあけみ。ジワジワせめる花田警部の攻撃に神経をすり減らした二人の落ちた罠。
『灰色の巨人』
デパートで展示されていた真珠塔の塔難事件。象のアドバルーンに乗って逃亡する犯人。「灰色の巨人」を名乗る犯人からの反抗声明。宝石店・大賞堂から盗まれた宝石。一寸法師の謎。少年探偵団の団員・園井君の家に送られた反抗予告。狙われた「にじの王冠」。警察の警備もむなしく盗み出された王冠。一寸法師の暗躍。サーカスで王冠をかぶり出演する少女。象の逃亡騒ぎの間に逃げ出した怪しい少女と大男、一寸法師。少年探偵団の張り込み。二匹の熊、球の謎。誘拐された園井君。身代金としての王冠。園井氏が訪れた家の秘密。シェパードのシャーロックを使った捜査。
『黄金の虎』
ロボットの格好をした怪しい人間が洋館に侵入するのを目撃した小林少年とノロちゃん。洋館から聞こえた少女の悲鳴。魔法博士の挑戦。魔法博士から渡された黄金の虎の像を魔法博士が盗みだし二ヶ月いないに取り返せば少年探偵団の勝利。少年探偵団の団員・井上君の家に保管される黄金の虎。井上君に化けた少年に盗み出された黄金の虎。鍾乳洞の追跡。魔法博士からの再挑戦。金庫に保管されたと見せられた黄金の虎。 -
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二銭銅貨
乱歩のデビュー作です。
推理小説を読み込んでいるだけあって、かなりひねくれたつくりになっています。
わたしは、どうせ推理ものならストレートな推理ものの方が、よいなぁとちょっと思います。
一枚の切符
チェスタートンのブラウン神父をちょっと思い出しました。
こっちも、「二銭銅貨」と同じく、ひねくれたところがあります。
ただ、こっちのひねくれかたの方が、性格はいい(意味不明だな)と思ったりしました。
二癈人
あとがきの「逆さまトリック」という話が、おもしろかったです。
でも、ちょっと無理があるかな。こういう無理が、乱歩らしさなので、悪くないです。
双生児
初期短編集だけあって、いろんな乱歩の趣味がでています。
これは、自分が自分を殺してしまうというイメージ先行の変な趣味が出ています。
D坂の殺人事件
明智小五郎登場。
しかし、このトリックは、卑怯な気もします。
でも、現実的には、こんなもんだろうなぁ。
不審者は、赤い車に乗って……。
心理試験
これは、思い入れのある1編です。
大学の心理学の講義のときに、あらすじを聞かされて、謎解きの部分をやったことがあります。
見事だまされて、感心した覚えがあります。
多分、それが、ファースト江戸川乱歩かな?いや、少年探偵団とかのシリーズは読んでいたか?
黒手組
これはまぁ、トリックがバレていたといえばバレていたのですが、爽やかな読後感で、嫌いじゃないですよ。
あぁ、乱歩の読者は、もっと変な趣味なのを求めたのかも。
赤い部屋
このどんでん返しが嫌われたということは、やっぱり、乱歩って、変な小説を求められていたんだなぁと思います。
日記帳
うーん、こんな恋愛は、きらいじゃないですけど、それをみて一喜一憂する気持ちは、わからないかも。
というか、女の子の暗号に気づかないというところが、間抜けすぎです。
そして、女の子のその後も、ちょっとよめちゃいました。
算盤が恋を語る話
同じ秘めた恋愛の話ですが、「日記帳」より、こっちの方が数倍好きです。
それは、もしかしたら、「算盤が恋を語る話」という題名が、好きというのも大きいかも。
この恋は、かなって欲しかったなぁ。こんなことする男の人は、けっこう好きかもしれない。
これほどマメではないのですが、内気なところが自分に通じるような気がするんだと思います。
幽霊
それほどつまらない作品とも思えないのですが。
しかし、ここでペシャンコになっても、後、あれだけの作品を書くんだから、偉大だと思います。
盗難
これは、軽快で落語っぽくっておもしろいです。
肩の力を抜いて伸び伸びと書いた感じです。
白昼夢
ミステリーというより、怪談っぽいお話です。
まあ、ポーとかも、ミステリーとホラーと両方書いていたし、けっこう相性はいいのかも。
でも、怖さにオカルト的なギミックを使わないところは、乱歩の意地だなぁ。
指輪
これは、「白昼夢」というより、「盗難」と同じ落語っぽいお話です。
これは、これでわたしは好きです。
夢遊病者の死
推理するから、間違える?みたいな感じがありますねぇ。
でも、夢遊病者ネタは、1回使っているので、新鮮みとしては、難しいかも。
百面相役者
このあたりの発想が、後のそのものズバリ「怪人百面相」につながっていくんだろうなぁと思うと、なかなか、味わい深いものがあります。
まあ、嘘オチ、夢オチは、あんまり何回もするもんではないのですが。
屋根裏の散歩者
乱歩お得意の退屈さんも、出て来ます。
さすが、すべてがつまっている初期短編集です。
しっかし、明智って、ものすごい正義の熱血漢だと思っていたのですが、それって、少年ものだけのイメージだったんですねぇ。
いや、すごい彼は、自首することすら見抜いていたからそう言ったのかも……。
一人二役
まぁ、実は、気づいてなくても、告白されればそう言うだろう……。
女は、こわい。
疑惑
うーん、上手に書いたら「幻の女」みたいな傑作になりそうですが。
そして、「幻の女」と同じように、後半は、メタラクタラになるという……。
人間椅子
これ、ありえなーーいとか思いながら、おしりムズムズしますよねぇ。
変態の乱歩パワー炸裂という感じです。
そして、こういうのが、思いっきり受けるその時代って……。
接吻
これ、「一人二役」の裏表のような話だなぁ。
で、結論は、やっぱり女はこわい……。 -
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目羅博士の不思議な犯罪
ありえねぇ~。ということで、どっちかというと、ミステリーというよりホラーなのかな。
いや、ホラ話というのが、正確なのかも。
でも、ちょっと単純すぎるきらいはあるけど、乱歩の世界なんだなぁと思います。
けっこう、好きです。
地獄風景
ゴールテープの話あたりから、なんか、狂気のコメディみたいになってます。
そして、最後のオチが……。
でも、わたしの持っていた乱歩のイメージって、こんな感じです。かなりエスカレートした感じです。
恐怖王
喜多川夫人、怪しすぎです。
まあ、それ以外は、通俗小説として、けっこうおもしろいと思います。
うーん、乱歩自身の評価は、悪いみたいですけど。
鬼
偶然に頼りすぎているような気がしますが……。
うむ、ホームズでも、あったのか……。
火縄銃
これは、使い古された感じのトリックなので、けっこう先が見えていましたねぇ。
でも、これはこれで、悪くないと思います。
殺人迷路
なんじゃこりゃ。
えーと、連作小説の乱歩のパートだけを取ったものです。
わかるか!!
悪霊
ちょっと、期待されすぎな感じでかわいそうですねぇ。
しかも、わざわざ、お詫びの言葉まで書いている……。
できは、乱歩が自分でいうほど、悪くないと思うのですが……。
多分、乱歩は、自分の書きたい小説と、自分が書ける小説の間に、ものすごくギャップわ感じていたんだと思います。
でも、乱歩が書ける小説の世界が、わたしはけっこう好きです。
妖虫
これは、犯人から動機まで、読めてしまった。
いや、あんな派手なことしなければ、絶対に捕まらないのに……。でも、悪いヤツは、悪いヤツなりの美学でもって、やらなくてもいいことまでやってしまうのが、乱歩の世界。
パン。
と見栄が決まるよさがあります。 -
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ネタバレ【本の内容】
純日本的な家屋における密室状況下の殺人事件を、心理的盲点を衝いて見事に解決してみせるのが、後にわが国を代表する名探偵といわれるようになった明智小五郎である。
本書には、その「D坂の殺人事件」をはじめ、大乱歩の短編における傑作を集大成した。
「赤い部屋」「白昼夢」「毒草」「火星の運河」「お勢登場」「虫」「石榴」等全10編を収録した。
[ 目次 ]
[ POP ]
ポプラ社の少年探偵シリーズを卒業してこの短編を読んだ時あれ?と思った。
モジャモジャ頭に「よれよれの兵児帯」姿の明智小五郎。
煙草屋の2階に間借り?
開化アパートの事務所で背広を颯爽と着こなす超人探偵と全然違う。
本書は関東大震災の翌々年の1925年、乱歩31歳で発表した明智の初登場作。
「D坂」すなわち東京・千駄木の団子坂で、明智の幼なじみである古本屋の女房が絞殺される。
日本家屋における密室殺人、食い違う目撃証言、そして疑われる探偵!
冒頭に、商店が並ぶ坂の途中は「狭かった通りが市区改正で取り拡げられ」たとある。
城下町から首都へ、進む東京の変容。
大震災後、内務大臣・後藤新平が主導した復興計画で幹線道路が整備され、30年の事業終了をもって近代化を達成する。
少年探偵シリーズ開始は36年。
怪人二十面相が暗躍したのは復興後の新東京だから、明智も必然的に“近代化”したのだった。
人気イラストレーター、中村佑介氏による表紙は創元推理文庫創刊50周年の期間限定版。
古き良き東京への郷愁をかきたてる。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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【本の内容】
売れないもの書きの廣介は、極貧生活ながら、独特の理想郷を夢想し続けていた。
彼はある日、学生時代の同窓生で自分と容姿が酷似していた大富豪・菰田が病死したことを知り、自分がその菰田になりすまして理想郷を作ることを思いつく。
荒唐無稽な企みは、意外にも順調に進んでいったのだったが…。
ほかに「石榴」を収録。
妄想への飽くなき執念を描くベストセレクション第6弾。
[ 目次 ]
[ POP ]
大富豪菰田源三郎を墓から掘り起こし、源三郎になりすました人見廣介。
疑う人たちを富の力で騙し、彼は夢想していた地上の楽園美の国夢の国を沖合の島に建設した。
そしてただ一人騙し通すことの出来ない千代子夫人を島に連れ出して殺害することにした。
美とグロテスクのハザマにあるパノラマ島で繰り広げられる悪夢。
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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透明怪人
「よんじゅうめんそう」ではなくて、「しじゅうめんそう」なのだよ。
いやぁ。「幻の女」なみに強引なトリックだ。
しかもなんか、まだとけていない謎もあるような……。
しかし、敵は二十面相以外にいないのだろうか。
怪奇四十面相
ポストと本の背表紙は、素晴らしい。
ブラボーー!!と笑ってしまいました。
これは、王道っぽいお話でいいですね。
まあ、小林少年が活躍する分、二十面相というか四十面相の方は、だいぶん間抜けになっていますが。
しかし、髑髏な人たちは、なんであんな格好をしていたのか……謎だ(笑)
宇宙怪人
はじめのうちは、SFだったらどうしようと、ドキドキしました。
なんせ、全世界規模のスケールですから。
犯人は、あいつだろうと思いつつ……どうやって説明するんだろうかと、ちょっと心配までしてしまった。
しかし、このテーマは、けっこうすごいですよ。この時代から、このテーマってあったんですねぇ。
ふぅ・うぉっち・ざ・うぉっちまん?
畸形の天女
これは、続きがよみたいなぁと感じさせられる一編です。
リレー小説は、多分、1番最初を書くのが、1番楽な気がします。
タイトルも、惹かれます。
女狐
うーん。
こっちより、「畸形の天女」の方が好みです。
やっぱり、基本的にミステリー向きな読者じゃないな。わたしは。 -
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短編が多く収録されている。
毒草 貧しい時代おなかの子を殺すとか仕方が無いといえどもかわいそうな話だ。
覆面の舞踏会 金持ちの悪趣味。
人でなしの恋 前にも読んだことがあるけど、結構好きな話。妻には悲しいけどね。
お勢登場 前にも読んだことがあるけど、恐ろしい悪女だ。
空中紳士 読んでない。
陰獣 乱歩がよく出すモチーフが集まっている。変態だからこその事件と言えるかもしれないけど、そんなに楽しいことなんだろうか?と思う。もしかしたら?という曖昧な終わり方が良い。この話の場合はハッキリしないからこそ気味が悪いのでいいと思う。
芋虫は以前読んだけど、気持ちのいい話ではない。 -
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闇に蠢く:前半と後半の別の話をなんとかひとつにくっつけた話に。これは乱歩自身の解説でも事情を書いている。後半はある事件を思い出したが、乱歩も似たような小説からインスピレーションが働いたとのこと。恐ろしい話。
湖畔亭事件:全体の話が決まってないうちに書き始めてなんとか辻褄を合わせて書いたらしい。そういうことができるものなのね。少し無理がある話だとは思うけど、辻褄はなんとか合わせられ、なかなか面白かった。
空気男:連載していた雑誌が廃刊になり、途中で終わっている。結末まであればどういう話になってたんだろう。前半のみなので、中途半端すぎる。
パノラマ島綺譚:無理があるような話ではある。現代では通用しない。最初は面白いので引き込まれるけど、パノラマ景色は想像すると気持ち悪い感じにしか思い浮かばない。尻窄み感あり。
一寸法師:典型的なミステリーなので、読みやすく引き込まれやすかった。どんでん返しの繰り返し。 -
Posted by ブクログ
『パノラマ島綺譚』に続いての江戸川乱歩×丸山末広コラボ。
前作よりも、エロ・グロ・ナンセンスが強くなっています。
時代はロシア戦争を経てのシベリア出兵の後、
戦傷で両手両足と、声を失った兵士とその妻が主人公。
貞淑な妻の中に潜む嗜虐的な性癖、、
不具となった夫のやるせなさと、抑えきれない欲望、
それぞれが徐々に“壊れながら”つまびらかにしていく、
そんな人の“欲望”の描きようが、なんとも衝撃的です。
原作自体が、いろいろと衝撃的な内容ですが、
なんとも上手く表現されているなぁ、、と。
原作を初めて読んだ時にゾッと感じたその世界観、
それがそのまま伝わってきたと感じています。
冒頭の「許す」との言葉、哀しいほどに痛く伝わってきました。