魔術師

魔術師

330円 (税込)

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東京の大宝石商の一家を恐怖のどん底へと突き落とす無気味な数字の通信。日一日と減っていくその数は、いったい何を意味しているのか。一家に異常なまでの復讐心を抱く怪人〈魔術師〉とは何者? 玉村家からの依頼を受けて保養先から帰京するなり、賊の手にかかって誘拐された名探偵明智小五郎の運命やいかに!~ 壮絶な結末に至るまで息つく間もなく展開される波乱万丈の物語。

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魔術師 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年12月12日

    明智小五郎シリーズ

    休養先で知り合った玉村妙子。彼女の父親に送りつけられるカウントダウンの紙。警護の依頼を受けた明智を誘拐知る「魔術師」と名乗る怪人。警戒の中誘拐され殺害された叔父である福田得二郎。魔術師の娘である文代の協力で脱出した明智。時計塔ので首を落とされかける玉村一郎。怪しい使用人。玉村二...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年07月06日

    蜘蛛男から続く活劇シリーズ。
    残虐無比な悪漢の娘との禁断のロマンス。
    創元推理文庫版は当時のイラストが豊富に掲載されておりこちらも楽しめる。

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    Posted by ブクログ 2011年06月27日

    一応、出版した順に読んでいるのですが、こちらの方が蜘蛛男より完成度が高いかな?と思います。その当時ならば、本格推理小説という部類でしょう。また明智小五郎の人間味がよく現れた作品であり、作者の伏線があちらこちらにあるのが面白かったですね。
    ついでに創元推理文庫の本を探すのは、かなり至難の業というのに気...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月16日

     積年の恨みからの復讐劇。奇怪なる予告。魔術を用いたような奇想天外な犯罪。衆人環視の中で行われる猟奇的行為。
     名探偵明智小五郎の夫人となる文代とのなれそめも描かれる、乱歩作品の中では傑作に数え上げられるものと思われます。本文庫は当時の挿絵も復刻され、次回予告の文章など、雰囲気が味わえます。

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    Posted by ブクログ 2011年05月01日

    僕はどうも読む順番をみすったようす
    順番でいくと 黒蜥蜴→魔術師→吸血鬼 なんやけど その逆で読んでた
    文代さんだもの!

    今回は復讐のおはなし
    吸血鬼も復讐のおはなしやった気が
    あんな執念をもってるひとがいまの時代におるんかなあ
    黒蜥蜴のほうがわたしこのみやけど 魔術師もおもしろかったです

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    あああああああああ。結末知らないで読めばよかった笑。結末知ってコレ読むとかなりバカだ。つーかそんなんで読むな、もったいない。

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    Posted by ブクログ 2022年10月25日

    約50年前に起きた痴情のもつれによる殺人事件の復讐をその息子となる魔術師が約40年かけて行う執念の復讐劇、死してなおその復讐劇を成し遂げようとする。そして意外な共犯者。犯罪に使われたトリックは、かなり無理があるし、万人の前での人体解体などさらっとかかれてはいるがかなり猟奇的な内容も含まれている。そし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月31日

    江戸川乱歩は大好きで、子供のころからよく読んでいた。大人になると、子供の頃ほど何を読んでもワクワク…というのはなくなったなぁ。まあまあ面白かったが、犯罪の謎解きでは、そんな方法でこんな殺人が起こせるのか?と疑問に思う点も。

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    Posted by ブクログ 2012年12月19日

    センテンスの短さによるリズム感や、展開などこれでもかと読者を驚かせてやろうとする作者の執筆精神はすげぇと思った。この作品に限らず、殆どの作品から漂う気味の悪さ(ホラー感)がいい。

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    Posted by ブクログ 2012年02月15日

    初めての江戸川乱歩。若い時に読んだらもっと面白かったと思う。密室殺人のトリックも犯人も色々な推理小説を読んだあとでは、シンプルすぎて楽しめない。ただ連載当時の予告広告が面白く、その時代の雰囲気が味わえる。

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