あらすじ
美貌と大胆なふるまいで暗黒街の女王に君臨する「黒蜥蜴」。ロマノフ王家のダイヤを狙う「怪人二十面相」。 乱歩作品の中でも屈指の人気を誇る、名探偵・明智小五郎の二大ライバルの作品が一冊で楽しめる!
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Posted by ブクログ
明智と黒蜥蜴が最後キスを交わすとこがよかった
そのキスは愛情なのか一番のライバルの最後の頼みとして受け入れてたのか明智の感情がわからないから良い
Posted by ブクログ
黒蜥蜴の妖艶からくるゾクゾクとする感覚、怪人二十面相の次はどんないでたちで現れるかというワクワク感、昭和の時代を背景にした当時の雰囲気を考えると、非常に読者を楽しませてくれる作品でした。名探偵・明智小五郎はいつの時代でも名探偵でいてくれると思いました。本当に昔の作品なのかと疑いたくなるくらいの作品です。
Posted by ブクログ
「黒蜥蜴」と「怪人二十面相」の二本。
黒蜥蜴はとても好みの作品でした。好敵手で憎むべき相手を、実は心のどこかで愛してしまっている緑川夫人が魅力的でした。最後のシーンはとても美しかったです。
怪人二十面相は個人的には、トリックとして明智とそっくりの雇い人が出てくるのがあまり納得感が感じられませんでした。それでも、助手の小林くんが愛らしく、魅力的に感じました。
江戸川乱歩の作品は今回が初めてだったため、他の作品も読んでみたいと思います。
Posted by ブクログ
「乱歩R」というテレビドラマに合わせて企画刊行された本。江戸川乱歩のクセを知れた。解説が面白く、乱歩が好んだ歌舞伎の絢爛豪奢な雰囲気が表現されていると理解できた。単純ではあるが派手な演出を楽しむ話だと感じた。
Posted by ブクログ
江戸川乱歩作品の中でも、舞台化・映画化・ドラマ化されて、大人気の2作品をカップリング!
本棚に余裕がある方は、光文社の乱歩全集を集めて欲しいですが…。
ケレン味のある作品がお好きな方には、黒蜥蜴と怪人二十面相が入っているこの角川文庫版が1冊あればOK!!