あらすじ
美貌と大胆なふるまいで暗黒街の女王に君臨する「黒蜥蜴」。ロマノフ王家のダイヤを狙う「怪人二十面相」。 乱歩作品の中でも屈指の人気を誇る、名探偵・明智小五郎の二大ライバルの作品が一冊で楽しめる!
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Posted by ブクログ
明智と黒蜥蜴が最後キスを交わすとこがよかった
そのキスは愛情なのか一番のライバルの最後の頼みとして受け入れてたのか明智の感情がわからないから良い
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黒蜥蜴の妖艶からくるゾクゾクとする感覚、怪人二十面相の次はどんないでたちで現れるかというワクワク感、昭和の時代を背景にした当時の雰囲気を考えると、非常に読者を楽しませてくれる作品でした。名探偵・明智小五郎はいつの時代でも名探偵でいてくれると思いました。本当に昔の作品なのかと疑いたくなるくらいの作品です。
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「黒蜥蜴」と「怪人二十面相」の二本。
黒蜥蜴はとても好みの作品でした。好敵手で憎むべき相手を、実は心のどこかで愛してしまっている緑川夫人が魅力的でした。最後のシーンはとても美しかったです。
怪人二十面相は個人的には、トリックとして明智とそっくりの雇い人が出てくるのがあまり納得感が感じられませんでした。それでも、助手の小林くんが愛らしく、魅力的に感じました。
江戸川乱歩の作品は今回が初めてだったため、他の作品も読んでみたいと思います。
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「乱歩R」というテレビドラマに合わせて企画刊行された本。江戸川乱歩のクセを知れた。解説が面白く、乱歩が好んだ歌舞伎の絢爛豪奢な雰囲気が表現されていると理解できた。単純ではあるが派手な演出を楽しむ話だと感じた。
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7月28日は江戸川乱歩の文学忌、柘榴忌
「黒蜥蜴」
月刊『日の出』1934年連載。
美貌の女盗賊・黒蜥蜴vs明智小五郎。
宝塚で三島由紀夫の戯曲『黒蜥蜴』上演とのことで、原作を。
黒蜥蜴は、宝石商のお嬢様を誘拐し、ダイヤモンド「エジプトの星」を手に入れようとする。
黒蜥蜴は、犯罪者でありながら「美しいものを蒐集する芸術家」として描かれていて、誘拐も宝石強奪も、彼女にとっては犯罪の演出舞台のようです。
なかなかエロチックなシーンがあるのだけれど、舞台ではどう処理するのでしょう。
そして作中には、あの“人間椅子”の実用化まで描かれるというサービス精神。
このくらいのお茶目なトリックなら、安心して空想できます。
昭和初期のエンタメ小説。
「怪人二十面相」
1936年『少年倶楽部』連載
橋場家の「ロマノフ王家」の宝石をめぐる、怪人二十面相vs明智小五郎。
実は、この本のタイトルが『黒蜥蜴と怪人二十面相』となっていたので、黒蜥蜴の別作品があるのかとお借りしましたら、
収録されていたのは『黒蜥蜴』と『怪人二十面相』でした。
なんてこったい。
この『怪人二十面相』は、小林少年が明智探偵に憧れて弟子入りし活躍する、少年探偵シリーズ第一弾。
ここから、あの少年探偵団へつながっていく。
小学生の頃からしばらくの間、私の本棚にもいらっしゃいました。
さて、昭和の頃なら、大人向けのちょいエロ退廃趣味『黒蜥蜴』と、子供の憧れ探偵小説『怪人二十面相』の抱き合わせはNGだったかもしれません。
けれど、その頃の少年少女も、もう立派な大人。
今ならこういう取り合わせも、なかなか楽しい。
解説は東雅夫氏。
この2作品が1冊の文庫となった経緯を説明されている。
2004年にテレビドラマ『乱歩R』が放送され、基本設定と縁の深い2作品をカップリング収録して刊行されたとのこと。
現実的には、文庫としてちょうどよいボリューム感だったのだと思う。
ただ、タイトルに“と”を入れたことで、
私のように「黒蜥蜴と怪人二十面相」という知られざる別作品だと思う間抜けが現れるので、やめてほしいなと思いました。
Posted by ブクログ
江戸川乱歩作品の中でも、舞台化・映画化・ドラマ化されて、大人気の2作品をカップリング!
本棚に余裕がある方は、光文社の乱歩全集を集めて欲しいですが…。
ケレン味のある作品がお好きな方には、黒蜥蜴と怪人二十面相が入っているこの角川文庫版が1冊あればOK!!