文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩

文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩

小説・文芸
902円 (税込)

4pt

4.0

日本人に最も親しまれてきた作家の一人である江戸川乱歩は、ミステリーや少年向け読物のみならず、怪談文芸の名手でもあった。蜃気楼幻想と人形からくり芝居が妖しく交錯する不朽の名作「押絵と旅する男」、斬新な着想が光る「鏡地獄」や「人間椅子」、この世ならぬ快楽の世界へと誘う「人でなしの恋」や「目羅博士」など、残虐への郷愁に満ちた闇黒耽美な禁断の名作を総てこの一冊に凝縮。巻末に「夏の夜ばなし──幽霊を語る座談会」を文庫初収録!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    双葉社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    双葉文庫
  • タイトル
    :
    文豪怪奇コレクション
  • タイトルID
    :
    20028522
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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文豪怪奇コレクション の一覧

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 文豪怪奇コレクション 幻想と怪奇の夏目漱石
    836円 (税込)
    いまなお国民的人気を誇る文豪・夏目漱石は、大のおばけずきで、幻想と怪奇に彩られた名作佳品を手がけている。西欧幻想文学の影響が色濃い「倫敦塔」「幻影の盾」から心霊小説の名作「琴のそら音」を経て、名高い傑作「夢十夜」、さらには今回初めて文庫化される怪奇俳句や怪奇新大詩まで、漱石が遺した怪奇幻想文学作品のすべてを1冊に凝縮! 怖くて妖しい文豪名作アンソロジー。
  • 文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩
    902円 (税込)
    日本人に最も親しまれてきた作家の一人である江戸川乱歩は、ミステリーや少年向け読物のみならず、怪談文芸の名手でもあった。蜃気楼幻想と人形からくり芝居が妖しく交錯する不朽の名作「押絵と旅する男」、斬新な着想が光る「鏡地獄」や「人間椅子」、この世ならぬ快楽の世界へと誘う「人でなしの恋」や「目羅博士」など、残虐への郷愁に満ちた闇黒耽美な禁断の名作を総てこの一冊に凝縮。巻末に「夏の夜ばなし──幽霊を語る座談会」を文庫初収録!
  • 文豪怪奇コレクション 恐怖と哀愁の内田百閒
    825円 (税込)
    夏目漱石、江戸川乱歩に続く、〈文豪怪奇コレクション〉の第三弾。漱石に学び、芥川龍之介と親交を結び、三島由紀夫らにより絶讃された、天性の文人。日本語の粋を極めたその文学世界は、幻想文学の一極北として、今もなお多くの読者を魅了してやまない。史上最恐の怪談作家が遺した、いちばん怖い話のアンソロジー。幽暗な魅力にあふれる百閒幻想文学の作品が満載の一冊。
  • 文豪怪奇コレクション 耽美と憧憬の泉鏡花 〈小説篇〉
    935円 (税込)
    明治・大正・昭和の三代にわたり、日本の怪奇幻想文学史に不滅の偉業を打ち立てた、不世出の幻想文学者・泉鏡花。本書は、鏡花が遺した名作佳品の中から、なぜかこれまで文庫化されていなかった作品群──とりわけ恐怖と戦慄と憧憬に満ちた怪異譚を蒐めた。闇に明滅する螢火を思わせる「女怪幻想」の数々は、読者を妖しき異界へと誘うことだろう。
  • 文豪怪奇コレクション 綺羅と艶冶の泉鏡花 〈戯曲篇〉
    1,100円 (税込)
    異界の美男美女が乱舞する鏡花戯曲の三大名作──「天守物語」「夜叉ケ池」「海神別荘」に加えて、友人の独文学者・登張竹風と共訳した初期の珍しい佳品「沈鐘」(ハウプトマン原作)、非業の死を遂げた〈お友達〉たちの秘密が明かされる「多神教」、吉原大火の記憶を池の蛙と緋鯉が語り合う「池の声」、三島由紀夫と澁澤龍彥を熱狂させた晩年の「山吹」、幽霊劇の極致「お忍び」を収録。日本文学の頂点を極める、必読の名作ばかりを蒐めた、不朽の一巻。

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文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    猟奇と妖美をテーマにした江戸川乱歩短編集。
    乱歩の短編は割と有名なやつは大体読んでいる気でいたけど「蟲」と「防空壕」と最後の対談は初読みでした。再読のものも含め、やはり乱歩は面白い。この性癖にぶっ刺さる感…
    「蟲」は強烈だった。引きこもりの青年が恋に狂ってついに相手を殺してしまう。美しい彼女の死骸を自分だけの土蔵に連れ込んでうっとり眺める青年だけど、最初は美しかった死体が徐々に腐っていく様子がグロテスクで、乱歩作品でここまで直接的にグロいのは珍しい気がした。
    「防空壕」は前半の空襲の描写が鮮烈で、降り注ぐ焼夷弾や燃え上がる街を主人公は美しいと感じているんだけど、空から爆弾降ってくるの想像したらめちゃくちゃ恐ろしかった。主人公は咄嗟に逃げ込んだ防空壕で偶然居合わせた謎の若い女性と情を交わすが、その女性は気付くと消えていた。その女性が忘れられなくて探し歩く主人公…で、後半のオチには笑った。他の作品とはちょっと毛色の違う話で面白かったです。
    「白昼夢」久々に読んだけど、悪夢の一瞬を切り取ったような作品で短いけど印象深い。古い映画のような映像が目に浮かんでくる。
    「芋虫」「押絵」「人間椅子」「目羅博士」…その他全部好きな作品です。

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    あー面白かった。
    乱歩のこーゆー系は河出文庫の『不気味な話1江戸川乱歩』読んでたから中身はほとんど知っとる話やったけど、なんべん読んでもおもしろーーい。
    もうこんなんばっかり読むせいで、例えば「人でなしの恋」とか、いやまあまあ変態じみとるけどまああるわいそういうこと、とか思ってしまっとる。
    読んだことあるのんばっかりやとしても、最後の文庫初収録という座談会がめちゃめちゃ面白かったので買ってよかった。わたしは実は卒論や修論で雨月物語を読んでいたので、あの世のものや境界が大好きなのですよ。

    それにしても乱歩の探偵ものじゃない、幻想怪奇系の作品を集めたアンソロジーはもうないのかな??探すの大変でさーー。解説で東雅夫さんが書いとったとーり、あとは怪談入門を読んどこう。

    0
    2021年03月03日

    Posted by ブクログ

    未読だったお話は「防空壕」だけでしたが、既読のお話も何度読んでも面白いなぁとつくづく思った本でした。
    短篇では「白昼夢」がとても好きなので収録されてて嬉しいです。
    「押絵と旅する男」「人間椅子」も好き。「鏡地獄」で、千紫万紅が文章に使われてるのを初めて見ました。「防空壕」、酷いものと美しいものは同時に存在する、という感覚でした。オチは面白かったです。
    座談会も良かった。「お化けがいるなら見たい」というのが微笑ましいです。

    0
    2021年07月05日

    Posted by ブクログ

    乱歩の怪奇短篇傑作集。ほぼ読んだことのある作品ですが。読めば読むほどに味わい深いです。
    「目羅博士の不思議な犯罪」がやはり好き。短篇ではこれが一番好きな作品かな。幻想的な光景が目に浮かび、ふっと引き込まれそうになってしまうところがまた恐ろしくもあります。
    何度も読んでいるけど、「芋虫」も感慨深い作品。実は愛情に満ちた作品なのでは、と思いました。「ユルス」の一言が心に刺さります。
    「蟲」もなんとも凄い作品。これって「虫」だとダメなんですよね。「蟲」でないと。
    「防空壕」は読んだことがなかったかも。少しばかりユーモラスな印象だなあ。まさかそんなオチだとは。

    0
    2021年06月06日

    Posted by ブクログ

    乱歩先生の作品の中でも『猟奇と妖美』をテーマにした作品12編。ミステリー作品は入っていないのでご注意を。

    未読作品は4編。
    「火星の運河」は『私の夢を散文詩みたいに書いたもの』というだけあってストーリー性は無い。乱歩先生お得意の不気味な背景の中で、主人公は男なのに夢の中では女になって自分の体を掻きむしり血をダラダラと垂れ流す。
    何とも意味深な夢に見えるがそこに深層意識などを解釈しようとするのもナンセンスか。

    「白昼夢」は白昼の往来で堂々自分の猟奇的犯罪を語る男の話。その男が指差す先には彼の犯罪の紛れもない証が。果たして本当に彼は犯罪を犯したのかそれともからかわれたのか。

    「目羅博士の不思議な犯罪」は目羅博士による連続殺人事件の謎解きとそれを止める探偵の話。乱歩先生の作品にはこんなことで人を操れるのか?と思えるものが時折出てくるが、これもその類。そして探偵のモジャモジャ頭はもしかして?

    「蟲」は収録作品中もっとも印象深い作品。
    これもまた乱歩先生の作品にはよく出てくる、人付き合いが苦手な引きこもり青年が主人公。しかも裕福でプライドが非常に高い。
    プライドが高いゆえに途轍もなく卑怯で姑息なことをしてしまうという、相反する行動を取ってしまうのが面白い。人付き合いが苦手で蔵の中に閉じこもる生活をしているのに、自分の欲望を叶えるために自動車学校に通ってみたり敢えて人前に出てみたりと姿勢ブレブレなのに彼の中では一貫しているというところも。
    彼の歪んだ欲望はついに果たされるのだが、この作品の真骨頂は実はここから。さらなる欲を出したがために思いもよらぬ事態に陥っていくのだ。タイトルの意味がここで分かる。
    彼の欲望と破滅といい、エログロ要素といい、乱歩先生らしさ全開。主人公はあくまで真剣で必死なのに、読んでいるこちらは滑稽な感じすら受けてしまう。ごめんなさい。

    様々な愛のかたちと破滅という視点で言えば「芋虫」「お勢登場」もそうだ。乱歩先生の作品は女性のほうが立場が上だったり性格的に強かったりというキャラクターも多い。
    「防空壕」は艶っぽさも入れたオチ話のようで収録作品の中では変わり種。一方で焼夷弾が降り注ぐ夜空や燃え盛る町を美しいと思いうっとりと眺める主人公の姿にはなんとも言えない危うさも感じる。
    「人でなしの恋」や「押絵と旅する男」という人外もの?もある。しかしこの二編、破滅なのか成就なのかその判断は難しい。

    「踊る一寸法師」は「蟲」とは逆にプライドをズタズタに踏みにじられている一寸法師が遂にキレる。「白昼夢」同様、あまりに堂々とされると周囲の人々の正常バイアスが掛かって思考が止まるもの。

    「鏡地獄」もまた何かに没頭し暴走していく男の話だが「目羅博士~」同様、果たしてこれで『自身を亡ぼさねばならなかった』ほどの衝撃を受けるのかは分からない。だが乱歩先生の頭の中ではとてつもない狂気と妖美の世界が広がっていたのかも知れない。

    0
    2021年02月25日

    Posted by ブクログ

    光文社文庫の全集でだいたい読んだので、初読は「防空壕」「夏の夜ばなし――幽霊を語る座談会」のみだが、既読の作品も改めて面白い。
    講談調の語り手の文体も、語り手が延々告白する口調も、同様によい。
    やはり内容だけでない文章の味。
    語り手が存在する場合は、語り手がある特異な人を観察した上で読み手=聞き手に報告する、という形式があるみたい。
    メディウム=媒介者が、特異な人と読み手の中間に位置するパターンが多いな、とか、つらつら思いながら読んだ。
    以下ざっくりと。

    ■火星の運河
    彼女←私が語り手→読み手
    ■鏡地獄
    彼←(観察)ー私Kー(語る)→冒頭の語り手私→読み手
    ■押絵と旅する男
    兄←(観察)ー老人私ー(語る)→語り手私→読み手
    ■白昼夢
    演説者真柄太郎→語り手私→読み手
    ■人間椅子
    手紙の主→閨秀作家佳子←語り手作者→読み手
    ■人でなしの恋
    夫門野←(観察)ー語り手妻京子→読み手
    ■踊る一寸法師
    軽業師たち・一寸法師の録さん←(観察)ー語り手私→読み手
    ■目羅博士の不思議な犯罪
    目羅博士←(観察)ールンペン風の青年ー(語る)→語り手乱歩→読み手
    ■蟲
    木下芙蓉←柾木愛造←語り手作者→読み手
    ■蟲
    木下芙蓉←柾木愛造←語り手作者→読み手
    ■防空壕
    僕市川清一→聞き手/わたし宮園とみ→聞き手旦那さま
    ■お勢登場
    おせい←格太郎←語り手作者→読み手
    ■夏の夜ばなし――幽霊を語る座談会

    0
    2021年08月06日

    Posted by ブクログ

    乱歩の「怪奇・幻想」方面の作品を取りそろえた短篇集。巻末には鼎談「夏の夜ばなし──幽霊を語る座談会」を商業媒体で初復刻収録。

    鼎談は昭和22年グラフ雑誌「トップライト」八月・九月合併号に掲載されたもの。参加メンバーは乱歩と一橋大学名誉教授で検事など歴任した刑法学者の植松正と慶応大学教授でエッセイストの奥野信太郎の三名。それぞれが専門分野が異なるため、三者三様の立場での幽霊談義は面白かった。

    0
    2021年07月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「防空壕」や「人でなしの恋」、「人間椅子」「押絵と旅する男」が特におもろかった。
    「防空壕」は、あんなに綺麗な人だったからもう一度逢いたいと奔走する主人公とじつは50代の女性だったというオチが面白くて良かった。
    「人でなしの恋」は一見不倫関係にあるのかと思いきや、代々伝わる人形と関係を持っていたという不気味さが良かった。半年間はすごくいい夫だったけどだんだん化けの皮が剥がれて…という段階が明確に書かれている。
    「人間椅子」は前回読んだが、もう一度読むとやはり面白かった。「押絵と旅する男」は初めて読んだが、「人間椅子」と比較しながら読むのも面白そうだった。
    江戸川乱歩は夢かうつつか分からない人間の怖さ、不気味さを面白く描いている作家なのだと改めて実感した。

    0
    2026年04月11日

文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    双葉社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    双葉文庫
  • タイトル
    :
    文豪怪奇コレクション
  • タイトルID
    :
    20028522
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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