江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    ずっと読みたかった、初めての江戸川乱歩作品。絶妙に生々しくて、最高に気持ち悪かった。「人間椅子」まさに題名通り。最後の文で一瞬騙された(?)と思ったけど、果たしてそれが本当なのかどうか…。スッキリしない終わり方で、最後まで本作の気持ち悪さを感じた作品。

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    2024年05月06日
  • 黒蜥蜴と怪人二十面相

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    ネタバレ

    「黒蜥蜴」と「怪人二十面相」の二本。
    黒蜥蜴はとても好みの作品でした。好敵手で憎むべき相手を、実は心のどこかで愛してしまっている緑川夫人が魅力的でした。最後のシーンはとても美しかったです。
    怪人二十面相は個人的には、トリックとして明智とそっくりの雇い人が出てくるのがあまり納得感が感じられませんでした。それでも、助手の小林くんが愛らしく、魅力的に感じました。
    江戸川乱歩の作品は今回が初めてだったため、他の作品も読んでみたいと思います。

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    2024年05月04日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    乱歩が未完のまま残した作品を引継ぎ、登場人物たちの関係を明らかにし、事件の謎(密室、全裸遺体、複数の傷とバラバラな方向への流血、犯人、動機)を説得力を持って解き、さらには物語を膨らませて乱歩が未完のまま残した理由まで提示するという、ほとんど不可能な課題に挑戦し、それぞれ矛盾がないばかりか、1冊の作品としても十二分に成立する品質で成し遂げた、労作にして痛快作。

    文中の一人称の使い方に唸る。

    本書の困難さは作者のあとがきに凝縮されている。

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    2024年05月02日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    文ストが好きで買ってみましたが江戸川乱歩さんの推理小説は素晴らしい!
    推理小説を読むならまずは絶対これ!

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    2024年05月02日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    江戸川乱歩の未完の作品『悪霊』を芦辺拓が引き継いで“事件を解決”した一冊。公開済みの文章から謎や伏線を掬い上げる試みはこれまでにも乱歩ファンや研究家によって行われてきたが、本書が出色なのは「なぜ乱歩は一度始めた連載を中止したのか?」の真相にも新解釈を与えている点。しかもこれが多少ぶっ飛んではいるものの(いや、ぶっ飛んでいるからこそ)乱歩作品へのリスペクトを感じさせるのがニクい。もちろんミステリーである以上は乱歩が執筆した前半部分との論理的破綻は避けなければならず、いわゆる「俺が考えた最強の乱歩風味の小説」では読者を納得させられない。先行研究を前に「これならあっちの説の方が面白いよ」と酷評される

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    2024年04月08日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    小川洋子さんが愛読書を紹介する本で、押し絵と旅する男を読んで気に入り、他の作品も読んでみようと思って買った本です。

    押し絵ってどんなものだろうと調べたり、12階のタワーの想像をしたりして楽しみました。

    「乳色のフィルムの表面に墨汁をたらして」という所の蜃気楼の描写がすごいと思いました。何度読んでも良いなぁと思います。

    私はドラマの古畑任三郎が好きですが、面白い語り口や謎解きのような雰囲気が少し似ていると感じ、コーヒーを飲みながらゆっくり読みたいと思いきや、結構怖い雰囲気もあり、夜より昼に読みたいと思っています。
    角川ホラー文庫から出ているのですね。

    昔の東京のレトロな雰囲気が感じられる

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    2024年04月06日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    謎解きに興味のない私は乱歩への関心に本書を手にとった
    中断した作品に作者が登場する。書き手のトリック、子どものトリックは名作にある
    だか、猟奇・欠損する人体・土蔵・覗き・変装・鏡・少年...と乱歩ワールドが展開する

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    2024年04月02日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    【ページ数】  349頁
    【読み応え】  ◎
    【ストーリー】 ◎
    【伏線回収等】 ◎
    【グロ表現】  無

    ■此の本に掲載されている作品■
    ・D坂の殺人事件
    ・二銭銅貨
    ・何者
    ・心理試験
    ・地獄の道化師

    いくつかの文豪の作品を読んできたけれど、江戸川乱歩が断然読みやすかった!
    昔ながらの言葉遣いがあって難しく感じるところもあるけれど、それ以上にストーリーがとにかく面白い!

    たまに書き手が話しかけてくるのもすき。

    中でも明智小五郎シリーズの作品はやっぱり面白い。最後の最後に覆される展開にワクワクとゾクゾクが止まらなかった!!

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    2024年03月24日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    好きなイラストレーターさんと好きな文豪なので即購入しました。絵本なので多少の文章量の省略があるのかな…?原作だともっと長い感じだけど…。私個人としては小説を持ち歩くより、こっちの乙女の本棚シリーズ持ち歩きたいと思うくらい好きです。全巻集めてみたいけど、絵本だから凄く高くて全巻集めるのは流石に無理かも。年々イラストレーターも増えて来たのが嬉しい。

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    2024年03月20日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    文豪と言われる人の書く話は難解すぎて何を伝えたいのか、自分らだけが分ればいいとおもっているのか、それともかまってちゃんのように難解にすることによってこの作品だけを考えて、理解してから次の作品を読んで欲しいと考えているのか??感想を書くようになって徐々にだけど、本を読むことが苦痛になって全然読めなくなった時に前の本の内容を考える。そんな時だけじっくりとそして感想を書きながら吟味。


    蜃気楼を見に行くところから話が始まり、行ったことを話すと周りはそれは夢だと言う。確かに有名な名所に行った記憶があり帰りの汽車で一風変わった男の人に出会い話を聞く。蜃気楼のような内容で押し絵の中の男は自分の兄だという

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    2024年03月09日
  • D坂の殺人事件 アニメカバー版

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    面白かった!!王道ミステリーで普通に大人でもワクワクドキドキして時代の流れを感じさせない作品だった!地獄の道化師は特に普通に怖かった。
    明智さんの飄々とした感じ、今の探偵のイメージピッタリでここからのイメージなのかなぁとか思った笑

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    2024年02月26日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    人間椅子は作者がイタズラ好きなんだな、と思わせる作品。
    でも、イタズラ好きだけでは収まらない気味悪さがあってそこが魅力的だった

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    2024年01月30日
  • 孤島の鬼

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    ネタバレ

    面白かった。一気に読めた。

    恋人が殺され、その謎のために三重県の孤島に行き信組を探るという話。

    ほとんどの登場人物の外見が気持ち悪いというのはどういう事なんだろう?

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    2024年01月28日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    ネタバレ

    人間椅子は噂にのみ聞いていて、実際にお目にかかったことは無かったものの、ストーリーはなんとなーくこんな感じかな?と想像してから読んだ。思ってたのと全然違った。
    切ない…!やってる事が気味悪いから仕方ないが、彼の中での“恋人”に対してなるたけ不快感を与えないことに終始しているのが良い。性欲を満たしたいなどの欲求ではなく、ただただ、愛した人に愛されたかったのだろうな。そして拒絶される事も承知の上だったから予め、恋文を創作物としてしまおうとする手紙も用意していたんだろうな…切ない話。
    これ、恋文を受け取った夫人が岸辺露伴だったらこの男に会ってみただろうなぁと思うし、私も会ってみたいと思う。
    後の短編

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    2024年01月18日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    新年1作目!
    恥ずかしながら江戸川乱歩作品を初めて読んだ。
    こんなことを言うのはおこがましいこと極まりないけれど、文豪と呼ばれる所以を見せつけられたというか、名作はやはり名作なんだな〜と思った。
    スリル満点で、読み進めながらドキドキする文章。漫画だったらこのシーンで絶対集中線が入ってる!とかドラマだったらここでBGMが盛り上がる!とかそういうことを考えて映像をはっきりと脳内に浮かべながら読むことができた。本当に凄い。読み始めたら止まらなかった。

    黒蜥蜴と明智小五郎、大怪盗と名探偵という対立関係を描きつつも、お互いの技量へのリスペクト、黒蜥蜴側の恋心(と呼んでいいのかな)も描いていて面白かった

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    2024年01月08日
  • 漫画 D坂の殺人事件

    ネタバレ 購入済み

    小説で読むと余計難しい

    名探偵明智、知ってはいても小説を読む気力は無かった。
    青〇文庫になっている筈だから、無料で読めるだろうと思いつつ読んでいなかった。
    今とは文体が微妙(?)に違うから、小説だと文系でもないとすらすら読めないイメージの事件を漫画でなら……多分。

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    2023年12月31日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    みんなが好きな押絵〜を読みたくて購入。やー、江戸川乱歩、うますぎる。しかけはシンプルなのに、どれも締めが無駄がなく美しい。目羅博士とかなんでこのネタだけで成立してるんだ?藤田新策氏の絵本買おうかなあ…

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    2023年12月30日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    あまりにも表紙のイラストが綺麗で、そのまま購入

    いつもは手に取らないような本なので、なんだか新鮮。他の方の言う通り、大人の絵本って感じで素敵でした。魅了され吸い込まれるようなイラストに不気味なストーリーが絶妙にマッチして、読んでいてゾクゾクします!世の中にはこんなに素敵なイラストを描く人がいると思うと、なんだか感慨深いです。
    「乙女の本棚シリーズ」また手に取ってみようかな。

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    2023年12月29日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    7-8年くらい、本を読んでいなかったので
    リハビリ感覚で購入した乙女の本棚シリーズ。

    大人向け絵本という感じで、読み易いです。

    江戸川乱歩さんの書かれているシーンが
    夜汽車さんによって丁寧に忠実に再現された
    イラストも楽しめて、リハビリには
    贅沢な一冊でした。

    人でなしの恋って誰のことだろう?
    と読み進めていった読後感としては、
    私はスッキリしなかったけれども、
    好きな世界観でしたので星4つ!

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    2023年12月17日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    同じく新潮から出ている「江戸川乱歩傑作選」と比べると、探偵モノは少ない。「石榴」と「陰獣」だけかな?
    エログロさはこちらの方が上。これらの作品が大衆に大いに受け入れられる当時の世の中の雰囲気、さぞかし平和な世の中だったんだろうなあと思いをはせる。

    どれも適度にエログロで、そして乱歩らしくとても読みやすい。
    「うわー。気持ちわるー」なんて思いながらさらさらと読める。
    「陰獣」のとても丁寧な、探偵小説のお手本のようなプロットもさすが。
    全編楽しめました。
    楽しめました、が、私は「傑作選」の方が好きかな。

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    2023年12月06日