江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    人でなしの恋が読みたくて購入。
    狂人達の織りなす物語。
    読み始めたら止まることなく自分がすっかり穴の底に落ちてることに気がつく。

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    2023年10月15日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    瀟洒な洋館に住む作家の佳子のもとに、一通の手紙が届いた。
    「奥様」という呼びかけの言葉で始まるその手紙には、とある椅子職人からの長い長い秘密が綴られていた。

    〈いわば、その椅子が、人間一人の部屋になったわけでございます。〉

    椅子の中に隠れて革一枚越しの自分に腰掛ける女体を堪能する、っていうめちゃくちゃ不気味なあらすじは知っていたんだけど、オチまでは知らなかったから、気づいたとき変な声出そうになった。
    椅子の中の恋、怖すぎるって!!
    これが佳子の読者による創作なんだとしたら天才だけど、どちらがほんとうなのかは分からないまま終わる。感銘というか恐怖を与えてるって。江戸川乱歩すごい。

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    2023年10月04日
  • 黒蜥蜴と怪人二十面相

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    「乱歩R」というテレビドラマに合わせて企画刊行された本。江戸川乱歩のクセを知れた。解説が面白く、乱歩が好んだ歌舞伎の絢爛豪奢な雰囲気が表現されていると理解できた。単純ではあるが派手な演出を楽しむ話だと感じた。

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    2023年09月28日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    過去に新潮文庫や「ちくま日本文学」の選集などでほとんどの作品には触れていたが、この角川ホラー文庫のセレクションは、手に取り易い厚さと洒落たデザインと肌触りの装丁が気になって手に取った。
    お気に入りは「押絵と旅する男」「鏡地獄」だが、これらは再読なので。初めて読んだ(と思う)「妻に失恋した男」のトリックというか発想のゾクゾクするおぞましさ!
    星を一個減らしたのは、セレクションなので発表年や発表媒体がわかるようにしてほしいな…と思ったため。とくに乱歩は戦前・戦後を跨ぐ作家でもあるのだから。

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    2023年09月20日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    話は勿論、挿絵が美しい。
    この乙女の本棚シリーズは、
    どのイラストレーターさんも
    ストーリーにあった素晴らしい絵を描いてて好き。

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    2023年09月14日
  • 明智小五郎事件簿1

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    明智小五郎という名前はもちろん知っていましたが、こうやって作品で読むのは初めてです。明智小五郎といえば名探偵というイメージしかなかったのですが、本作を読んで、人の心理を分析する心理学のスペシャリストみたいな人物にも思えました。

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    2023年09月11日
  • 黒蜥蜴と怪人二十面相

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    文ストとのコラボだったので買いました。表紙の絵も綺麗で、作中に出てくる「黒蜥蜴」を読めて嬉しかったです。

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    2023年08月26日
  • 鏡地獄

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    文ストとのコラボだったので買いました。やっぱり江戸川乱歩が好きだなぁ。「人間椅子」は本当に怖くて鳥肌がたった。

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    2023年08月26日
  • 孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7)

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    怪奇も含んだサスペンスストーリーで読者にも呼びかけるような文調で淡々と読む手が止まらなかったです。最終に戦慄する様なバッドなどんでん返しも想像したけど、その裏切りは無くて前向きな終わり方でよかっだです。

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    2023年08月16日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ♪
    江戸川乱歩さん×夜汽車さん✩︎⡱

    まあ何ということでございましょう、
    人でなしの恋、この世の外の恋でございます。

    このタイトルが絶妙!
    "人"でなしとかけてるんだろうな〜。
    なんだかゾッとするお話だったけど、好きだった。
    冷静に淡々と語る幼い妻が恐ろしい。

    夜汽車さんの装画もめちゃくちゃ素敵だった。
    無感情そうな妻がまさにイメージとピッタリ!

    丁寧な語り口調と美しい装画が繰り広げる耽美な世界。
    活字だけで読むとまた違った印象を受けそうだけど、このコラボの世界観がとても良かった\♡︎/

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    2023年08月16日
  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    ネタバレ

    職場の同期から借りた。屋根裏の散歩者と暗黒星の2編からなる。名探偵明智小五郎が難事件を解決していく。屋根裏の散歩者は犯人目線で書かれていたから最初からトリックも分かっていたけれど暗黒星は誰が犯人か最後まで分からなかった。事件の前兆で映写器からスクリーンに映された写真の目や口の部分が真っ黒に焼け焦げたり、壁に懸けられた写真の目から赤い絵の具が垂れてくるところがあまりにホラーだった。依頼者の一郎がよくしゃべるな…とは思ったけれど怪我させられてるし犯人が現れた時その場にいたから犯人じゃないよな…と思ってたらまさかの自傷と替え玉だった。実は家族の誰とも血が繋がってなかったオチには驚いたし本当に復讐のた

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    2023年08月15日
  • 孤島の鬼

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    おそるべき名作。
    密室殺人と衆目殺人を扱う前半の本格推理、事件の背景に迫る中盤の怪奇小説、暗号解読と地下探検の終盤の冒険小説…。ジャンルを軽々と乗り越えて、真相が明らかになり、物語は大団円に。これが乱歩最高傑作といわれるのもうなずける。婚約者・木崎初代への愛に加えて同性愛の雰囲気が作品に重要な彩りを与える。それだけじゃない。終盤で明らかになる●●(差別語)者製造の実態!!何とも、こちらの想定をはるかに乗り越えてくる展開に圧倒された。

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    2023年08月17日
  • 魔術師 アニメカバー版

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    ネタバレ

    文ストとコラボの表紙に惹かれてまたもや購入!
    文豪作品の中では江戸川乱歩はミステリーだからまだ読みやすい方かな。
    魔術師のタイトルの通り昔の人からしたら確かに魔術師だなって思わせる犯人像だな。

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    2023年08月09日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    「乙女の本棚」シリーズ♪♪
    名だたる文豪達の名作と人気イラストレーターのコラボ!
    こんなシリーズがあるなんてブク友さん達の投稿で初めて知りました♪
    絵本のように読みやすく、それでいてとても幻想的な装画とストーリーが素敵すぎた〜〜♡♡

    初めての「乙女の本棚」シリーズは、江戸川乱歩さんの「人間椅子」。
    江戸川乱歩さん初読みです!
    イラストはホノジロトヲジさん。
    こちらはチーニャさんのレビューを見て読みました\♡︎/

    ホラーのイメージをもってた作家さんだけど、思ってたのとはまた違う怖さだった。
    一通の手紙から展開していくストーリー。
    不気味だけど、なぜか美しく引き込まれるストーリー。
    美しく感じ

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    2023年07月25日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    ネタバレ

     乙女の本棚シリーズから、江戸川乱歩さんとホノジロトヲジさんのコラボ作品「人間椅子」です。ホノジロトヲジさんのイラストも、作品の世界観にピッタリです。

     ストーリーは、作家である佳子に届いた一通の手紙からはじまる。その手紙は「奥様…」からはじまる厚みのある原稿用紙に書かれていた…。送り主は、ある椅子職人…椅子を作る才能には秀でていたが、容姿には恵まれずまた貧しい生活を強いられている男で、自身の身の上について書き綴られているようで…興味を覚えた佳子はその手紙を読み続ける…。男はふとしたきっかけから、椅子の中に自分が入ることができそのまま2~3日は椅子の中で過ごすことができる…そんな椅子があった

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    2023年07月21日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    門野という美男子のところへ嫁いだ19歳の奥さまが、夜な夜な母家の裏手にある土蔵の二階に通う夫の行動を訝しんで尾行する。
    夫曰く一人で書見をしているらしいが、室内からは何やら仲睦まじげな男女のささやき声。
    夫はもしやほかの女性と不貞をはたらいているのでは? 我慢できなくなった恋する奥さまが、そろりと部屋の中をのぞいた先でみつけたものは……。
    という、江戸川乱歩による妖しさ満点の短編。『人でなしの声』というタイトルに合点がいった。夜汽車さんによる繊細で可愛らしいイラストが、この短編の魅力を何倍にも膨らませているよう。
    まだ始まったばかりのこの夏、早速テレビの心霊番組で因縁物として紹介される人形の恐

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    2023年07月18日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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     乙女の本棚シリーズから、江戸川乱歩さんとしきみさんのコラボ作品「押絵と旅する男」です。表紙からは、なんとも言えない違和感を感じてしまったけれど、読み進めるとその訳もわかってきます。

     蜃気楼を見に行った帰りの汽車の中で、押絵を持った男性と出会う…。男性は押絵を車窓にむけて、押絵に外の景色を見せているかのように見えたため、興味を持って近づくと見事な押絵を見せてくれた上にその由来を語りだす…。

     押絵の初老の男性は兄で、兄のために押絵を持って旅を続けているのだと…。この兄弟の想いを推し量ろうとすると、切ない気持ちになってそれが読後の余韻として広がります…。しきみさんのイラストも、この作品にぴ

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    2023年07月15日
  • 江戸川乱歩傑作集3 芋虫

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    芋虫、学生時代に読んで怖くてトラウマになった話。
    大人になって再読。
    今読み返すと、怖いよりもなんともいえない悲しい気持ちになった。

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    2023年07月10日
  • パノラマ島綺譚 江戸川乱歩ベストセレクション(6)

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    読んでる間ずっとゾワゾワしてた。
    何でしょう?あの感覚。
    「パノラマ」はある意味下品でそれでいて耽美。
    生理的に受け付けない、理性がダメだと危険信号を出しているのに本能で怖いモノ見たさで覗いてみるあの感覚に似てる。
    見たら最後帰って来れない。自分本位だから主人公の自身はハッピーエンド。
    周りもお金に眩んで見て見ぬふりだから割を喰ったのは奥方だけ?
    「柘榴」は…。柘榴のビジュアルは当分見たくないかな?思い出してしまう、この話を。

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    2023年07月07日
  • 黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション(5)

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    きらびやかな宝石に囲まれた美しく孤高で知的で大胆で残忍な女怪盗。そして探偵と繰り広げる騙しあいの果てにいつしか芽生える探偵への恋情。ジャンルのマスターピースと言われるのは、しっかりしたプロット(要点)とアイデアに富んだディテール(素材)が提示されていて、後から読んだ人が自分のポイントでいろいろ深掘りして脚色したくなるようなシンプルな作りにあるからかも知れない。三島由紀夫がこれをバレエにしたいと思ったり、映画よりは舞台で有名なのは、やはり最後の探偵と女盗賊の場面がもともと舞台映えするような描写だからだろう。「定型の美」はやはり動画やアニメより、額縁に飾ってみるように舞台が似合うということかも。

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    2023年07月04日