江戸川乱歩のレビュー一覧

  • 押絵と旅する男~江戸川乱歩全集第5巻~

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    2005年。書かれた年代順なんだが刊行順は違うみたい。
    「押絵と旅する男」中編
    「蟲」短編
    「蜘蛛男」長編
    「盲獣」長編
    簡単に言えば怪奇と猟奇爆発。美しい女がじゃんじゃん殺されていくー

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    2026年01月27日
  • 屋根裏の散歩者 江戸川乱歩ベストセレクション(3)

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    ホラーミステリーな一冊。明智小五郎の性格や思考が読み取れて面白く、比較的さくさくと読める印象。

    前半の屋根裏の散歩者は犯人目線の狂気を描き、後半の暗黒星は明智小五郎と共に推理を楽しむことができた。

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    2026年01月20日
  • 孤島の鬼

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    乱歩の長編を代表する作品
    要素が多すぎる闇鍋のような物語
    恋愛密室変態BL悲恋物語 書いてて笑える

    主人公は30歳目前だが綺麗な白髪頭
    妻は腰に大きな傷がある
    別に隠していないので聞かれれば理由を答えるのだが冗談にしか受け取られない。だから筆をとってみましたので事の始まりは…という書き出し

    ミステリーというよりこの「ごった煮」を楽しんで食べる本だと思う。何より語り手兼主人公が物語の大枠にいるにも関わらず、この本を読んだ人に強く印象を与えるだろう「諸戸(もろと)くん」
    この諸戸、端正な顔立ち、金持ち、頭良しで医者なのだが同性愛者というステータスを与えられている
    そしてその目当てが主人公なのだ

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    2026年01月18日
  • 孤島の鬼

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    いつ読んだか覚えてないくらいに再読。
    ほとんど覚えてなかったけど、読むうちに、思い出した。
    地下室描写が結構憂鬱。

    とにかく設定がとんでもないので、読む人を選ぶだろうけど自分は好きな話だった。

    とにかく道雄さんの一途加減に終始注目してた。
    道雄さん………、
    本当に大好きだったんだね。
    ラストがしばらく頭から離れないなあ………
    主題はそこじゃないかもしれないけど、
    ある意味悲恋モノでは?

    最後、本筋とは関係なく、呆気ない感じだったのが物哀しい。
    けど、それ含めても好き。

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    2026年01月16日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    子供の頃少年探偵団は読んでいて、久しぶりの江戸川乱歩だった。
    面白かったなぁ✨

    お気に入りは石榴、押絵と旅する男、人でなしの恋。

    陰獣も好きだけど、ちょっとそこにたどり着くまでが回りくどいかな

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    2026年01月16日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    見かけるとついつい手に取ってしまう《乙女の本棚シリーズ》。古典文学の持つ耽美な雰囲気とイラストがマッチしていてページを捲るのが楽しい。今回のお話もT氏の行いは殺人なのか?と考えながら読み進めるうちに物語に引き込まれていた。

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    2026年01月12日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    今も怖い。夜寝る前に読んだら、夜中起きた時も恐怖があり、寝つきが浅かった。

    陰獣
    真実が分からず、苦しみ続ける主人公に、苦しく感じる。

    押絵と旅する男
    なんだか面白かった。押絵の老人がひどく苦しそうだというところに惹かれた。

    人でなしの恋
    夫の逢瀬の相手がわからないまでは想像が働いて、ドキドキした。

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    2026年01月12日
  • 人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1)

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    サラッと読めるホラーミステリー。江戸川乱歩の導入には素晴らしい作品集ではないか。
    タイトルの人間椅子は歪んだ愛を描く。

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    2026年01月10日
  • 孤島の鬼~江戸川乱歩全集第4巻~

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    2003年。長編2つ。
    「孤島の鬼」
    言わずとしれた傑作。父が気まぐれで不具者の母に手をだし生まれた。此の世を呪って、不具者を作って。
    シャム双生児、SM、ちりばめて。ハッピーエンドなんだな。チョコレート缶が好き。
    「猟奇の果」
    読み終えるまで時間かかったw  何故世界の陰謀になり。明智小五郎が解決?横溝正史が編集長だったからかな。
    星の数は「孤島の鬼」のみ。

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    2026年01月25日
  • 陰獣~江戸川乱歩全集第3巻~

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    2005年。
    「踊る一寸法師」→いきなりびっくり
    「毒草」→時代ならでは
    「覆面の舞踏者」
    「灰神楽」
    「火星の運河」
    「五階の窓」
    「モノグラム」
    「お勢登場」→せっかく登場したのに、続編はないみたい
    「人でなしの恋」→これも名作
    「鏡地獄」→鏡ってそういうことある
    「木馬は廻る」
    「空中紳士」→これは途中でやめたw
    「陰獣」→傑作だ
    「芋虫」→短編だったのね、これも時代ならでは。
    ほぼタイトル並べただけなのだが。短編、中編、長編そろって。代表作もあり。濃密な一冊なのであった。
    陰獣は淫獣ではないのよ。
    あいかわらずの自作解説も良い。

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    2026年01月17日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    初の乱歩作品です。椅子の中に潜んでいるという臨場感がよく伝わってきてとてもハラハラしました。オチについても、結局どっちなん?という考察の余地があって良い読後感を味わえました。

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    2025年12月29日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(2) 少年探偵団(ポプラ文庫クラシック)

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    ネタバレ

    少年探偵団というタイトルなだけあって、少年探偵団大活躍の巻でした。明智探偵という強力なバックがいるおかげもありますが、少年探偵団のチームワークや頭のキレの良さは大人顔負けという感じがします。子供の頃に読んだことがあるのですが、少年探偵団のメンバーが仏像に化けているシーンが懐かしかったです。当時の私はこのシーンで怪人二十面相のように仏像から感じる視線にぞーっとして印象に残っていたのだろうなと思います。

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    2025年12月21日
  • 江戸川乱歩・少年探偵シリーズ(4) 大金塊(ポプラ文庫クラシック)

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    ネタバレ

    巨額の埋蔵金のありかを示す謎めいた暗号や、その埋蔵金のある洞窟での冒険といったハラハラドキドキする要素でいっぱいの物語でした。強盗団の首領の素顔が覆面をした恐ろしそうな男かと思いきや、美人の女性である意外性もあります。不二夫君と入れ替わって賊に盗まれた暗号を取り戻したり、洞窟で水が流れ込んできながらも冷静さを失わなかったりと、小林少年の活躍が光っていました。

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    2025年12月20日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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    狐面の挿絵が大変宜しいです。大変宜しいです……。
    古典文学も意外と読んできていないものの、改めて文章が上手いな、と感心してしまう。そして最後一寸薄気味悪くて良い。果たしてそれは殺人と呼ぶのか?という部分も含めて諸々世界観に引き込まれるうまさを感じる。

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    2025年12月20日
  • パノラマ島綺譚~江戸川乱歩全集第2巻~

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    2004年。そして長編を書くようになった。明智小五郎も少しずつ。
    「闇に蠢く」未完だったが、後で結末を補完した→「孤島の鬼」
    「湖畔亭事件」→「」
    「空気男」→「ペテン師と空気男」
    「パノラマ島奇譚」昔マンガで読んだ。原作に忠実だったと思う→「地獄風景」「大暗室」
    「一寸法師」これ今だと書けないよなぁ・・コンプラ的に→「蜘蛛男」

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    2026年01月03日
  • 赤い部屋(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、江戸川乱歩さんと寿なし子さんのコラボ作品『赤い部屋』です。寿なし子さんのイラストは初めて♪なんとも、魅惑的でちょっと可愛い感じですね(*'▽')

     物語の舞台は、赤いビロードで覆われた薄暗い「赤い部屋」…。新入会員T氏が、退屈な自らの人生に刺激を得るため、罪に問われることなく多くの命を奪ってきた…ただ、それでも満たされなくなったことを語ります…。

     物語とイラストとのアンバランスな感じが、私的には楽しめました。別の作品での寿なし子さんの作品も見てみたいですね!ラストは、肩透かし的なものを感じましたが、それもまたこの作品の魅力だと感じました。

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    2025年12月16日
  • 蜘蛛男

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    ネタバレ

    江戸川乱歩の長編もの

    読んでいるだけでゾクっとするような猟奇的犯罪から始まり、猟奇的な中にも一貫性のあり、高い知性を持つ犯人に翻弄されていく様が面白い。

    後半、明智小五郎が登場すると一気にヒーローもののようになり、若干物語の流れも荒くなったような気がしてそこが少し残念さもあるが、総じて面白い作品だった。

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    2025年12月14日
  • D坂の殺人事件

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    昔のミステリーを舐めていたなと思った。
    とても面白かった。
    明智小五郎が出てきて、謎を解いていく感じもトリックも伏線回収も面白かった。
    サラッと読めるのにこの完成度は凄いな。

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    2025年12月10日
  • 吸血鬼

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    面白すぎる。こんなに複雑に色々な人物が居合わせて関わり合うことは奇跡に近く、厄介な事件だった。気持ち悪さは勿論のこと、遺体もいっぱい登場する。変装やら製氷室における花氷、椅子、、この辺が乱歩の手腕を感じれて特に良かった。

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    2025年12月08日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

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    かなりグロテスクである。電車で読んでいる時に顔に出てしまうくらいうわっとなった。
    しかし、人間味が感じられるというか、人間の闇でそれらへの期待・好奇心の部分を上手く描写していると感じた。
    日常に刺激を求めている人に良い作品だと思う。
    短編集が詰まった本で読みやすい。(最後の2作だけ少し長め)

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    2025年12月04日