現作品一覧

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  • コロナとバカ(小学館新書)
    3.5
    ウイルスより、よっぽどヤバいぞニッポン人。 <本書に登場する残念な人たち> ●国民に外出自粛をお願いしておいて、自分の妻には言えない前総理大臣 ●スイーツやコミック好きをアピールして「かわいいオジサン」ぶる現総理大臣 ●政権批判ブームが終わったとたん、すっかり黙りこんでしまった芸能人 ●総理大臣が辞めるとなった途端、ご祝儀で支持率をアップさせる日本人 ●世襲なのに「自分の手柄」と勘違いしている政治家 ●コロナでも営業しているパチンコ店を実名公表して宣伝してしまった府知事 ●パフォーマンスばかりで実際は何にもやってない都知事 ●交通事故で人を死なせておいて、「車の誤作動だった」と言い張る老人 ●手間と時間をかけて「GoToイート錬金術」で小銭を稼ぐ貧乏人 ●SNSで人を叩くくせに、面と向かっては何も言えないネット民 ●大谷翔平や藤井聡太を見て、「自分の子も」と考える親 ●小学生の「あだ名」を禁止して、イジメを止めたと思ってる教育委員会 まだまだ出てくるバカばかり。 ああ、こんなニッポンに誰がした!
  • なぜデキる男とモテる女は飛行機に乗るのか?
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。 ヒコーキに乗るとなぜあなたは向上するのか!? マンボミュージシャン、グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース、餃子王、マン盆栽家元、入浴剤ソムリエ…など、様々な顔を持つ粋人「パラダイス山元」が、ヒコーキがいかに人生にとって役立つものなのかを熱く語った大爆笑エッセイです。 「ビジネス」「恋愛」「暮らし」「健康」など、日常のさまざまなシーンにおいて、飛行機は豊かな人生の形成にどのように役立つのか。年間最多搭乗回数1022回の著者が、ヒコーキ愛あふれる視線で語り尽くします。 ●目次 ・はじめに イノベーションを生み出すもの それは「空」 ・仕事と飛行機 ・経済と飛行機 ・恋愛と飛行機 ・健康と飛行機 ・暮らしと飛行機 ・人間関係と飛行機 ・心理・思考と飛行機 ・学術と飛行機 ・人生と飛行機 ●著者プロフィール】 パラダイス山元(パラダイスヤマモト) 1962年 札幌市生まれ。富士重工業(現:SUBARU)で、初代レガシィ・ツーリングワゴン、SVXのカーデザイナーとして開発に従事。わたらせ渓谷鐡道の車両の他、天草エアラインのカラーリングデザインのディレクションを手がける。1991年「東京パノラママンボボーイズ」で、音楽家としてメジャーデビュー。作詞、作曲、演奏活動のかたわら、マン盆栽の発明者として、海外でエキシビションを開催。そのほか、グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース日本代表、「蔓潤湯」をプロデュースする入浴剤ソムリエ、会員制高級紳士餃子レストラン「蔓餃苑」のオーナーなど、活動は多岐に渡っている。 近著に、『パラダイス山元の飛行機の乗り方』(ダイヤモンド社)『パラダイス山元の飛行機のある暮らし』(ダイヤモンド社)『マン盆栽の超情景』(誠文堂新光社)『餃子の創り方』(光文社)『うまい餃子』(宝島社)などがある。 ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • ブラジルの不毛の大地「セラード」開発の奇跡 日伯国際協力で実現した農業革命の記録
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。 ブラジル内陸部に広がる日本の面積の5.5倍の不毛の原野「セラード」。1970年代半ばにはじまった開発から四半世紀、役に立たない熱帯サバンナは、ダイズやトウモロコシの世界有数の穀倉地帯に変貌した。人類史上初めて熱帯圏に近代的な大規模畑作農業を出現させた「農業革命」は、ブラジル日系人の開拓者魂を突破口に、長期にわたる日本の国際協力によって実現した。本書は、農学史上20世紀最大の偉業とたたえられるセラード農業開発の歴史と記録である。 【目次】 ●はしがき ●プロローグ ブラジル熱帯サバンナの「緑の革命」 ●第1章 セラードの「原風景」と「現風景」 ●第2章 セラード農業の扉を開けたパイオニアたち ●第3章 セラード開発を軌道に乗せた日本ブラジル両国協力 ●第4章 未曽有の試練を乗り越えてセラード農業は本格的発展へ ●第5章 不毛の原野は世界の穀倉地帯となった ●第6章 「セラードの奇跡」を可能にした人と組織 ●第7章 セラード開発の「インクルーシブな発展」と国際的貢献 ●第8章 セラード農業の発展と生態系・環境の保全 ●第9章 ブラジルの成長戦略と新産業「セラード農業」 ●エピローグ 進化・発展するセラード農業の行方 ●あとがき ●用語一覧/文献・資料リスト ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • 飯舘を掘る 天明の飢饉と福島原発 [電子改訂版]
    -
    飯舘村出身の新聞記者が、相馬藩の復興政策を克明に調査し、現代にも通用する施策を抽出。 福島原発事故により避難地域となった福島県飯舘村は、200年以上前の天明の飢饉で人口が37%も減少した歴史をもつ。当時の相馬藩は、貧民救済・子育て支援などを施し、国禁を破って越後から多くの移民を受け入れていた。それを導いたのは浄土真宗寺院の僧侶たちである。今回の原発避難地域と天明の飢饉による避散地域は驚くほど重なっている。飯舘村出身の新聞記者が、相馬藩の復興政策を克明に調査し、現代にも通用する施策を抽出していくという全く新しいアプローチが刺激的なノンフィクション。 【目次】 プロローグ わが故郷 飯舘村 第1章 同級生たち 第2章 凶作と移民の歴史 第3章 帰郷・2017年 第4章 原発事故、私はこう思う 哲学者・高橋哲哉氏に聞く 【関連年表】 【参考文献・資料】 おわりに 2020年・東京五輪、鎮魂の旅 【著者】 佐藤昌明 1955年、福島県飯舘村生まれ。福島高校出身。東北大学文学部卒。河北新報記者。著書『白神山地—森は蘇るか』(緑風出版)等。
  • 寡黙なる饒舌 建築が語る東京秘史 [電子改訂版]
    -
    1巻1,870円 (税込)
    建築家が語る東京の建物物の歴史と建築家、またそれにまつわる物語を語る。 東京駅が皇居を向いて建設された理由など建築と権力の関係や、明治期に活躍したジョサイア・コンドル(ニコライ堂、帝室博物館、鹿鳴館などを設計)やフランク・ロイド・ライト(東京帝国ホテル、自由学園などを設計)などの外国人建築家とその弟子たちの手による建築物の紹介、そして辰野金吾や安藤忠雄、村野藤吾、篠原一男などの建築家の作風や建築観を詳解する。 軽くするすると読める筆致ではあるものの建築家ならではの鋭い視点が興味深く、知的好奇心を刺激される。建築家・東京大学特別教授 隈研吾氏推薦。 【目次】 Ⅰ・天皇の街 東京駅——天皇の可視化 第一生命ビル(GHQ)——大屋根の権力・列柱の権力 築地本願寺——日本とギリシャ・快男児たちの気宇壮大 岩崎邸——華麗なる西洋館・その光と陰 ニコライ堂——ビザンティン文化の窓 漱石という建築——赤煉瓦のメランコリー ——戦争は人を生む—— Ⅱ・モダニズムとテロリズム 日本工業倶楽部会館——モダン・アーキテクチャーと團琢磨暗殺 自由学園・明日館——ライトの遺品・自由が輝いていたころ 鳩山一郎邸——政治史に残る友愛と野人の巣 東京ミッドタウン六本木——大名屋敷が「街中街」をつくる 朝香宮邸(東京都庭園美術館)——宮家のアール・デコはモダンの桂離宮 帝室博物館(東京国立博物館)——天皇の家には宝物がない ——「壁と都市」の文化・「屋根と家」の文化—— Ⅲ・槌音ひびく 吉田茂邸——戦後日本の方向を決めた「大磯もうで」 聖アンセルモ目黒教会——ボヘミアンが共鳴した木造文化 国立西洋美術館——巨匠ル・コルビュジエの苦悩と呪縛 東京文化会館——モダニズムに筋をとおす 国立代々木競技場——国家の建築家・丹下健三 パレスサイドビルディング——かつて工業は美であった ——風土と建築と文化の地理学—— Ⅳ・世界の「やど」へ 雷門と日本橋――哀しみの底流・脱自動車都市へ 目黒区役所(旧千代田生命ビル)――村野藤吾・時代遅れが時代を超える 安藤忠雄の「壁」――地球に刻印した男 トッズ表参道店――伊東豊雄・風の建築家 すみだ北斎美術館――北斎の天分・妹島の天分 東京工業大学博物館百年記念館――篠原一男・疾走する孤高 ――「家」制度の住まい・「やど」逸脱の住まい―― エピローグ・もう一つの世界都市として 【著者】 若山滋 1947年台湾生まれ。東京工業大学建築学科卒業、同大博士課程修了。工学博士。1974年入社の久米設計を経て名古屋工業大学教授。米国カリフォルニア大学バークレー校、コロンビア大学客員研究員。現在、中京大学客員教授、名古屋工業大学名誉教授。専門は建築学・都市論・文化論。 著書は『建築へ向かう旅』、『組み立てる文化の国』、『「家」と「やど」— 建築からの文化論』、『漱石まちをゆく——建築家になろうとした作家』、『建築家と小説家——近代文学の住まい』『アイドルはどこから』など。
  • 夢をあきらめないで 68歳で性別適合手術 [電子改訂版]
    -
    苦しみから抜け出し、自らの生き方に確信を持つに至るまでの日々を綴る。 著者は70歳過ぎの経済学者。幼少期から男性としての自分の体に違和感があった。身体の性と心の性の不一致に悩み続け、体と心の性分化のしかた、性的少数者に関する心理学・精神医学の文献などを読みあさってきた。性的少数者は環境から生まれるのではなく、持って生まれた資質によるという。そして、自らも心の性に従って生きることを決意した。 本書では、うつ状態が大半を占めた約10年に及ぶ苦しみから抜け出し、自らの生き方に確信を持つに至るまでの日々が綴られている。 【目次】 第1章 すべてが始まった2003年 第2章 わたしのイメージチェンジ作戦 第3章 「うつ病」の十年を越えて 第4章 「名誉女性」を目指して 第5章 心は女性で、かつレズビアン 第6章 「ジェンダー」について考えた 第7章 性別違和に悩む人たちへのエール 【著者】 三土明笑 1949年東京生まれ。神戸大学大学院卒。経済学博士。2014年3月まで東京理科大学理学部第1部教養学科教授。 著書『ワルラシアンのミクロ経済学』『経済学史』『靖国問題の原点』『いま宗教にできること、できないこと』など多数。 「三土明笑」名では、本書が初めて。
  • その他の外国語 役に立たない語学のはなし [電子改訂版]
    -
    多言語を学ぶからこそ見えてくる語学の面白さを伝える、ユーモアたっぷりの描き下ろしエッセイ。 NHKテレビ「ロシア語会話」講師を務めたロシア語学者が英語教師に驚異の転職! 英露をはじめとして多くの外国語を学んだ言語学者が、語学の魅力をユーモアいっぱいに綴った書き下ろしエッセイ。多言語を学ぶからこそ見えてくる語学の面白さを伝える。 【目次】 はじめに 第一章 三十三文字の日常 第二章 二十二の不仕合せ 第三章 海外旅行会話十一の法則 おわりに 【著者】 黒田龍之助 1964年、東京生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。東京大学大学院修了。スラヴ語学専攻。NHKロシア語講座の講師としてテレビ・ラジオに出演。現在、神田外語大学特任教授、神戸市外国語大学客員教授。著書に『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』『その他の外国語』『ロシア語の余白』『チェコ語の隙間』『ロシア語だけの青春』(以上、現代書館)、『はじめての言語学』(講談社現代新書)、『ポケットに外国語を』(ちくま文庫)等多数。
  • 岡田啓介 開戦に抗し、終戦を実現させた海軍大将のリアリズム [電子改訂版]
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    良質な保守思想、現実的な軍事思想、平和を求めるリアリズムを体現した岡田の生涯を詳解。 海軍軍人(最終階級は海軍大将)、連合艦隊司令長官、海軍大臣、逓信大臣、拓務大臣、内閣総理大臣(在1934‐36年)を歴任した岡田啓介(1868‐1952)。現福井市に生まれ、海軍軍人として日清・日露戦争に従軍。首相在任中の天皇機関説事件では美濃部説支持を示したことで軍や右翼から攻撃される。二・二六事件で義弟が殺害され、事件後には被害者である岡田のほうが引責辞任。退任後は重臣として日米開戦回避に尽力、開戦後は東條打倒を画策し、鈴木貫太郎と協力しながら和平を実現した男であった。 【目次】 岡田、松尾、迫水関係 二・二六事件系譜 まえがき 第一章 襲撃 第二章 総理官邸 第三章 脱出 第四章 海軍 第五章 戦争 第六章 軍縮 第七章 大命降下 第八章 対決 あとがき 引用および参考文献 岡田啓介年表 【著者】 山田邦紀 1945年、福井県敦賀市生まれ。早稲田大学文学部仏文卒。夕刊紙『日刊ゲンダイ』編集部記者として三十年に亘って活躍。現在はフリー。著書に『ポーランド孤児・「桜咲く国」がつないだ765人の命』『軍が警察に勝った日』『岡田啓介』(いずれも現代書館)、共著に『東の太陽、西の新月─日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件』『明治の快男児トルコへ跳ぶ─山田寅次郎伝』(いずれも現代書館)他。
  • アニメ研究入門[応用編] アニメを究める11のコツ [電子改訂版]
    -
    大学教員を含む気鋭の研究者9人による、最もホットなジャンル・最新のアニメ研究書。 アニメ産業の市場規模が2016年に2兆円を超えるなど、日本を代表するコンテンツとなった「アニメ」。クールジャパン産業に向けて、人材育成が国の戦略となって久しい状況のなか、アニメーション関連の講座を設ける大学・専門学校が増加。アニメ研究は学術界・経済界において最もホットなジャンルとなっている。 大学教員を含む気鋭の研究者9人による、最新のアニメ研究書。 【目次】 まえがき 第1章 映像心理論(アニメサイコロジー)——アニメーション研究による「アニメ」の相対化 第2章 映像演出論——アニメーション業界の制作現場における演出の技術と方法 第3章 アニメソング論——アニメと歌の関係 第4章 声優論——通史的、実証的一考察 第5章 オーディエンス、ファン論(ファンダム)——2.5次元化するファンの文化実践 第6章 ライツビジネス構想論——アニメ産業分析の検討と転換への試論 第7章 文化政策論——『ガールズ&パンツァー』にみる非政治的な政治性 第8章 アニメ史研究原論——その学術的方法論とアプローチの構築に向けて 第9章 物語構造論(ナラトロジー)——アニメ作品の物語構造とその特徴について 第10章 マルチモーダル情報論——アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』にみる視聴覚・音楽情報の読解 補説 海外アニメーションと日本アニメ——表現技法の多様性と異文化受容 あとがき 編著者・著者紹介 【著者】 小山昌宏 情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科博士後期課程修了 博士(情報学)。愛知淑徳大学メディアプロデュース学部兼任講師、自然医科学研究所 研究員。現在、筑紫女学園大学現代社会学部教授。一般社団法人 国際クラウドファンディング運用教育研究協会理事、専門は情報社会学、メディア論、映像文化(マンガ・アニメーション)研究。 著書に『宮崎駿マンガ論』『戦後「日本マンガ」論争史』(ともに現代書館)、『情報セキュリティの思想』(勁草書房)、編著書に『アニメへの変容』(現代書館)など。 須川亜紀子 ウォーリック大学大学院 映画テレビ学部博士課程修了 Ph.D.(人文学博士)。現在は横浜国立大学教育人間科学部/都市イノベーション学府准教授。専門はメディア(アニメ)とジェンダー。 単著に『少女と魔法—ガールヒーローはいかに受容されたのか』(NTT出版、2013年)*2014年アニメーション学会賞受賞。共著に『アニメーションの事典』(朝倉書店、2012年)など。
  • 日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象 [電子改訂版]
    -
    マンガ・アニメで戦後から現在まで、「戦い」の表象が人々に受容されてきたメカニズムを多角的に探る。 格闘マンガ・サイボーグマンガ・ロボットアニメにおけるキャラクターや物語の分析を通して、戦後から現在まで「戦い」の表象が人々に受容されてきたメカニズムを多角的に探る。日本アニメーション学会賞2016奨励賞受賞論文を大幅に改稿。 【目次】 序論 第1章 傷つく身体と戦う物語 第2章 戦う物語における主人公の身体 第3章 格闘マンガの展開 第4章 サイボーグマンガの展開 第5章 ロボットアニメの展開 結論 註 参考文献 あとがき 【著者】 足立加勇 学習院大学大学院人文科学研究科身体表象文化学博士課程単位取得退学、博士(表象文化学)。2016年6月に、博士論文『日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象』により日本アニメーション学会・奨励賞を受賞。現在、東京造形大学非常勤講師、学習院大学非常勤講師。
  • [増補改訂版]前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く [電子改訂版]
    -
    自民党改憲案と現行憲法を、その前文から補則まで徹底的に比較・解説し、そして熱く熱く語り尽くす! 自民党改憲案と現行憲法を、その前文から補則まで徹底的に比較・解説し、そして熱く熱く語り尽くす。権力を縛るはずの憲法を、逆に縛りから権力を解放する方向へ書き改めようとする自民党のトンデモ改憲案は許さない! 危機を口実に無制限の権力を握った指導者は、原発を抱えて亡国の戦争へと向かうのか!? 安保法案、TPP参加、特定秘密保護法、原発再稼働等と「憲法改悪」「米国の命令」との密接な関わりを約300項目に及ぶ注釈を付け、本気で伝えます! 安保法案の成立を受け、「新書1冊分」を追加! 【目次】 まえがき・・・岩上安身 日本国憲法 前文 日本国憲法 第一章 天皇 日本国憲法 第二章 戦争の放棄 日本国憲法 第三章 国民の権利及び義務 日本国憲法 第四章 国会 日本国憲法 第五章 内閣 日本国憲法 第六章 司法 日本国憲法 第七章 財政 日本国憲法 第八章 地方自治 自民党改憲草案 第九章 緊急事態 日本国憲法 第九章 改正 日本国憲法 第十章 最高法規 日本国憲法 第十一章 補足 鼎談を終えるにあたって——日本国憲法へのそれぞれの思い あとがきにかえて——秘密保護法と自民党改憲草案・・・梓澤和幸 あとがきにかえて——憲法を蝕む特定秘密保護法・・・澤藤統一郎 改憲前夜の緊急鼎談 自民党改憲を止められるか?! 「改憲前夜の緊急鼎談」を終えるにあたって・・・岩上安身 自民党改憲草案条文インデックス 日本国憲法条文インデックス 【著者】 梓澤和幸 1943年群馬県桐生市生まれ。一橋大学法学部卒。1971年弁護士登録。日本ペンクラブ理事、市民メディアNPJ代表。元東京弁護士会人権擁護委員長、日弁連人権擁護委員。日弁連関東大震災朝鮮人、中国人虐殺事件調査委員会責任者。NHK受信料不払い訴訟、「石に泳ぐ魚」事件、イスラム教徒違法捜査国家賠償請求事件、築地移転反対住民訴訟事件、沖縄密約情報公開請求事件などの弁護団に参加。 岩上安身 1959年生まれ。ジャーナリスト。独立系インターネット報道メディア・IWJ代表。早稲田大学社会科学部卒。編集者、週刊誌記者を経て、1987年よりフリーランスに。著書『あらかじめ裏切られた革命』(第一八回講談社ノンフィクション賞受賞、2000年)、『百人百話』(三一書房、二〇一二年)、フジテレビ系『とくダネ!』(2000年~2011年)、文化放送「夕焼け寺ちゃん活動中」(2010年~2013年)、TOKYO MX「ニッポン・ダンディ」(2012年~)など、コメンテーターも務める。 澤藤統一郎 1943年盛岡生まれ。1971年東京弁護士会に弁護士登録。東京弁護士会消費者委員長、日弁連消費者委員長、日本民主法律家協会事務局長などを歴任。現在、公益財団法人第五福竜丸平和協会監事。憲法、教育、労働、消費者、宗教、司法、医療、薬害などの分野に関心。豊田商事、霊視商法、スモン、未熟児網膜症、岩手靖国違憲訴訟、岩手銀行女子行員家族手当差別事件、湾岸戦争戦費支出差止請求事件、東京「日の丸・君が代」強制拒否事件等を担当。
  • 機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー(1)
    4.8
    ジオンによる独立戦争開戦から11か月――一年戦争終盤の物語。ジオン占領下にある重要資源拠点の奪還作戦(オデッサ作戦)で大勝した連邦軍は一気に攻勢をかけるべく、本格的なモビルスーツ部隊の編成に動き出す。しかし、そのV作戦を成功させ、量産機ジムの投入を始めた連邦軍にとって、モビルスーツは未知数の新兵器。運用のノウハウをまったく持っていなかった。 そこで発足されたのが、実戦データを収集するためのMS実験部隊――第11独立機械化混成部隊、通称モルモット隊である。配属されたユウ・カジマはジムのパイロットとなり、仲間たちと共に戦場を駆け巡るが、ある任務で謎の蒼いジムと遭遇する…! 1996年にバンダイ(現バンダイナムコエンターテインメント)より発売された“ガンダム外伝”3部作、「THE BLUE DESTINY」をコミカライズ! 豪華スタッフにより、新たに生まれ変わった「ザ・ブルー・ディスティニー」!!
  • 学びて厭わず、教えて倦まず “知の巨人” 渡部昇一が遺した学ぶべきもの
    -
    櫻井よしこさん推薦! 深い知性と愛で朗らかに生きた渡部昇一氏。氏の言葉が新たな力となって、より高い地平へ飛び立つ勇気を、私たちに与えてくれる。 「知の巨人」と呼ばれた、言論人であり、英文学者・歴史家でもあった渡部昇一氏が亡くなって3年。没後も氏に関わる出版物の再版・復刻版、生前の講演を収録した本、対談本等の、刊行が数多く後を絶ちません。そんな中にあって、本書は、渡部氏の謦咳に接した門下生5名(現・大学教授ほかの教育者)と氏の旧友であり現・大学名誉教授による、「素顔の渡部昇一」を語ったアンソロジーです。渡部氏のナマの発言や著作等からの引用は随所に盛り込まれているものの、氏の直接的な著作物ではありません。しかし、「今、なぜ渡部昇一なのか」「氏の人間としての魅力は何か」「代表的な著作等の主張するところは? 」 「氏の確たる思想・考え方の根本とは? 」 ……など、一般読者が「知の巨人」から何を学ぶえきかという、ただその一点を、本人ではない一番近しい教え子たちによって、読者目線から解説するという、本人では決して書けない人間・渡部昇一の魅力のすべてを、氏をリスペクトして止まない弟子たちが後世に残す珠玉の1冊です。 【主な内容】 序章 渡部昇一とは“何者”か ~書いたものだけが残る~ 第1章 渡部昇一の“原点”(『文科の時代』を読む) ~アウトプットの質と量が大事~ 第2章 渡部昇一の“知的生活術” ~より愚かなほうを選ぶ~ 第3章 渡部昇一の“哲学” ~うだうだしていてもエントロピーが増えるだけ~ 第4章 渡部昇一の“教え方” ~Be wise! (賢くなれ!)~ 第5章 渡部昇一の“思想” 第6章 渡部昇一の“英語道” 第7章 渡部昇一の“英語教育” 第8章 渡部昇一の“人間観” 巻末資料 渡部昇一の「年譜」

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  • 舞台上の青春 高校演劇の世界
    4.0
    上がらない幕の向こうで、高校生たちは何を感じていたのだろう。寂しい夏を、何かの形にしようとした生徒たちの日々の葛藤が胸を打つ。 ―――平田オリザ(劇作家・演出家・劇団「青年団」主宰) ◎壁にぶつかりながら、自分の向き合い舞台に立つ高校演劇の「今」に迫る! 【内容】 高校演劇の大会と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。 高校野球のような知名度はないものの、演劇部にも青春を賭けて戦う全国大会があります。毎年、大会に出場できるのは全国約2000校のうち、わずか12校だけ。その倍率は実に175倍。この甲子園以上の狭き門を突破しようと、全国の高校演劇部員は日々情熱を燃やし舞台を作っているのです。 本書では、全国大会出場校5校と授業に「演劇」を取り入れ、教育に活かしている高校を取材しています。演劇に必死に向き合う高校生や指導する先生の想いをインタビューや密着取材、ブロック大会を通して紡いでいます。ストーリーの語り部は映画評論家の相田冬二。そして今夏、高校演劇からの映画化で話題になった『アルプススタンドのはしの方』原作者へのインタビューも収録。 ●北海道富良野高等学校 発足2年の演劇同好会が掴んだ全国大会への切符 ●千葉県立松戸高等学校 県内唯一の芸術科を有する公立校が作り上げる舞台 ●青森県立青森中央高等学校 青森から東京へ、青森だからできる表現を目指す ●徳島市立高等学校 等身大の徳島の女子高生を描く生徒の手による会話劇 ●私立愛知高等学校 古典落語の舞台化に長年取り組む ●福島県立いわき総合高等学校 「演劇」の授業を通して、自己表現を学ぶ 【目次】 ◆プロローグ 福島県立いわき総合高等学校芸術表現系列(演劇)第16期生の「断片」 ◆第一章 北海道富良野高等学校演劇同好会の「居場所」 ◆第二章 埼玉県立川越高等学校の「いてふの樹」/東京都立東高等学校の「パイプ椅子」 ◆第三章 千葉県立松戸高等学校の「希望」 ◆第四章 青森県立青森中央高等学校の「全員演劇」 ◆幕間 福島県立いわき総合高等学校の「扉」 ◆第五章 徳島市立高等学校の「怒り」 ◆第六章 私立愛知高等学校の「落語」 ◆第七章 全国大会出場全12校の「夏」 ◆エピローグ 高校演劇の「明日」 ◆巻末特別インタビュー 『アルプススタンドのはしの方』原作・藪博晶(元兵庫県立東播磨高校顧問/現東播工業高校映像・舞台研究同好会顧問) 【著者プロフィール】 相田冬二(あいだ・とうじ) 普段は劇場用パンフレットや雑誌、ネット媒体に、映画レビューや、映画人へのインタビューを寄稿。映画やドラマのノベライズも手がけ、代表作に『キサラギ』『パンドラ』『息もできない』『追憶の森』『さよならくちびる』などがある。
  • 異世界からの企業進出!? ~元社畜が異世界転職して成り上がる! 勇者が攻略できない迷宮を作り上げろ~(1)
    4.6
    元ブラック企業社員で現ニートの田中次郎へ届いた1枚のチラシ‥‥‥。それは“異世界企業MAO”の求人募集だった。気になる業務内容は、魔王軍の一員として『勇者が攻略できないダンジョン』を作り上げるというもの。後日、興味半分で受けた面接で、強大な“魔力適正”があることが判明し、魔王軍に歓迎される次郎だが‥? 異端の“異世界×お仕事×成り上がり”録、堂々開幕!!
  • No.1スタディ イラストでおぼえる 英語ミラクルBOOK.
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「英語の授業がある日は学校に行きたくない…」と思ってしまう子にオススメ!! かわいいイラストを眺めているだけで、自然に英語が頭にはいってくる英語イラスト本ができました。 英語は基礎のアルファベットから解説しているので、 はじめて英語を勉強する子や英語が苦手な子でも、戸惑うことなく読み始められます。 また、難しい読み方や発音も、本書に掲載している「魔法のカナ」があれば迷わず覚えることができます。 ゆるくてかわいい主人公が登場するドタバタまんがや 英語で謎を解く「英語deナゾトキ」など、英語を楽しく学べる工夫が盛りだくさんの一冊! ファッションや動物、食べ物など色々なジャンルの英単語を収録しているので、 自分が興味のある分野から先に覚えてやる気をアップさせても! いちばん楽しく勉強できるスタイルをみつけて英語をもっと好きになりましょう! <監修者について> 池田紅玉(いけだ・こうぎょく) カリフォルニア州立大学大学院修了。東横学園女子短期大学(現東京都市大学)助教授、ハーバード大学客員研究員、青山学院大学・日本大学の講師を経て、現在は執筆、講演活動に専念。とんがり塾塾長。
  • 先生は、焦らして惑わせキスをする 期間限定の恋人ごっこ(分冊版) 【第1話】
    3.3
    1~6巻165円 (税込)
    「最後まで、止めないから――」突然のキス、熱い吐息。先生に教えられて知った、初めての甘い痺れ――…。教師の日奈は高校時代の恩師で、かつ現在進行形で想い人の教師・内間とついに同じ学校に採用される。日奈の告白はもはや毎朝の挨拶扱いで内間にはまったく相手にされないけれど、好きな人のそばにいられるだけでも幸せな毎日を過ごしていた。しかし、ひょんなことから内間にはずっと想っている人がいることを知った日奈は思わず「私じゃダメですかっ!?」と内間に迫ってしまう。そんな日奈に内間は予想外の返答をしてきて――? 【不愛想なカタブツ教師】×【一途な元教え子(現:同じく教師)】ちぐはぐなふたりが紡ぐ不器用で純粋な恋の糸♪ むずきゅんラブストーリーがスタート! ※この作品は「無敵恋愛S*girl Anette Vol.47」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
  • 加藤 将ファースト写真集 夢・現 ─ゆめ・うつつ─【電子版特典付】
    -
    1巻2,970円 (税込)
    ★電子版特典付★ 紙版には未掲載のカットを巻末に収録!! 2.5次元舞台を中心に活躍中の人気俳優、加藤将のファースト写真集。 ページをめくるごとに現実から夢(非現実)の世界へ変化していくという、 本人のアイデアがたっぷり詰まった一冊です。 撮影:公家勇人
  • 食べてこそわかるイタリア
    3.8
    美味しい国を食べ尽くす、読み尽くす! 食は、国を現わす。さあ、どうぞ召し上がれ! ――イタリア料理といえば、ご存じパスタにピッツァ。それじゃあ、ポルケッタにポレンタ、チッチョリは? 四季折々、地方ごとに高い独自性をもつイタリア料理。毎日を幸せにしてくれるイタリア流生活レシピ満載のエッセイ。400を超える料理・素材から解きあかす、もっと美味しいイタリア!
  • 幸福という名の不幸(上)
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    1~2巻660円 (税込)
    父母の慈愛を春の曙のように受けて生まれた娘・榎並黎子は、17の時に父を失う。不幸がその姿を現わし、黎子は、ある外国系紅茶会社の東京支社長・余語の秘書として、社会に出る。幸福な結婚を夢みる彼女の心に、さまざまな波紋を投げかけ現われ消えてゆく、さまざまな男たち。その遍歴の中で男たちへの、社会への目は、深く、陰影を含んでゆくのだった。<上下巻>
  • 松下幸之助に学んだ実践経営学 自主責任経営の真髄とは
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    「君、しっかり給料払うんやで」――昭和40年(1965年)、松下電器産業(現・パナソニック)が当時開発途上の新製品だった電子レンジを掲げて独立組織を発足させた時、その責任者になった著者に“経営の神様”松下幸之助が手向けた言葉である。この短くてユーモラスな言葉にこそ、「自主責任経営」の真髄が秘められているという。本書は、松下経営哲学の実践者で「権限を委譲し、能力を最大限に引き出す」経営に努めた著者が、その要諦を体系的にまとめた渾身の書。「序章 経営の樹」「第1章 経営理念について」「第2章 自主責任経営論」「第3章 部門経営論」「第4章 健全経営論」「第5章 経営の場における情報論」「第6章 経営の場におけるリーダーシップ論」「第7章 事業計画論」「終章 松下幸之助の経営理念とその実践」1992年刊・PHP文庫『実践経営学』を改題し、経営学者・加護野忠男氏の解説および巻末資料が新たに加わった名著の新版を電子書籍化。
  • ロシア語だけの青春 ミールに通った日々
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    厳しくも楽しい「ミール・ロシア語研究所」での修行の日々を軽妙に綴る黒田龍之助氏の大好評エッセイ! 外国語を学ぶ楽しさを語らせたら右に出る者はいない黒田龍之助先生の大好評エッセイ。ロシア語学習にいそしむ変な高校生が人気語学教師になるまでの厳しくも楽しい「ミール・ロシア語研究所」での修行の日々を軽妙に綴る。 【目次】 プロローグ:東京の真ん中にロシアがあった 第Ⅰ部 生徒として  第一章 ヘンな高校生の「入門」  第二章 笑えない笑い話との格闘  第三章 一生のバイブルとの出合い  第四章 途中から参加するドラマ  第五章 永久凍土と間欠泉  第六章 拝啓、グエン・バン・リン書記長殿 第Ⅱ部 教師として  第一章 M物産へ出張講師  第二章 22の不幸を笑わない  第三章 再びヘンな高校生の登場  第四章 レニングラードからペテルブルグへ 第Ⅲ部 再び教師として  第一章 突然の閉校  第二章 最後の講師として    エピローグ:他のやり方は知らない  あとがき 【著者】 黒田龍之助 1964年生まれ。上智大学外国語学ロシア語学科卒、東京大学大学院修了。東工大助教授、明治大学助教授を歴任。NHKロシア語講師としてテレビ・ラジオに出演。現在は専攻言語にとらわれないという意味でのフリーランス語学教師。著書に『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』『その他の外国語』『ロシア語の余白』『チェコ語の隙間』『ロシア語だけの青春』(以上、現代書館)、『はじめての言語学』(講談社現代新書)、『ポケットに外国語を』(ちくま文庫)等多数。
  • いま語らねばならない戦前史の真相
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    1巻1,760円 (税込)
    明治維新は正しかったのか? 戦前史にこそ、現代日本の難問を解く鍵がある! ハト派の元エリート官僚と、行動右翼の戦前史をめぐる憂国歴史対談。明るいはずの明治時代の破綻ギリギリの頑張り、大国との連戦でもたらされた明治の変質、大正時代に迎えた知られざる近代日本の分かれ道、昭和時代の複雑な右翼思想の乱立状況について、この二人でしか明らかにできなかった〈歴史の読み方〉〈国がヘンになったときの危機管理術〉など白熱の議論を展開! 【目次】 序  章  同じ年に生まれて 第一章  明治維新再考 第二章  大正・一等国の隘路と煩悶 第三章  対米開戦の日本人 第四章  戦前史から何を学ぶべきか 【著者】 孫崎享 1943年、旧満州国鞍山生まれ。1966年東京大学法学部中退。外務省入省。英国、ソ連、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダでの勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。2002〜2009年まで防衛大学校教授。 鈴木邦男 1943年、福島県生まれ。67年、早稲田大学政治経済学部卒業。全国学生自治体連絡協議会初代委員長を務める。卒業後、70~74年、産経新聞社勤務。「楯の会」事件を契機に72年、新右翼団体「一水会」を結成。99年まで代表を務め、現在、顧問。
  • 小説 外務省Ⅱ 陰謀渦巻く中東
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    1巻1,760円 (税込)
    日本大使館外交官とCIAエージェントがイランで繰り広げる苛烈な情報戦! ノンフィクションノベル続編! 主人公は、前作『小説 外務省——尖閣問題の正体』に続いて1977年生まれの外交官・西京寺大介。今作の舞台は、イランの首都・テヘラン。イランの日本大使館に左遷された西京寺とCIAのエージェントが繰り広げる苛烈な情報戦を通して、“世界の火薬庫・中東"を巡るアメリカの暗躍とそれに隷従する日本外交の無為無策を炙り出す。傑作ノンフィクション・ノベル! 【目次】 イランへの赴任 イランの西京寺とルクサナ 西京寺の奔走 「イスラム国」、日本人拘束殺害事件 テロ 【著者】 孫崎享 1943年、旧満州国鞍山生まれ。1966年東京大学法学部中退。外務省入省。英国、ソ連、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダでの勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。2002〜2009年まで防衛大学校教授。
  • ぷかぷかな物語 障がいのある人と一緒に、今日もせっせと街を耕して
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    1巻1,870円 (税込)
    障がいのある人もない人も、お互いが暮らしやすい街を作る、「ぷかぷか」の取り組みを紹介! 「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい」というメッセージを様々な形で発信し、障がいのある人もない人も、お互いが暮らしやすい街を作る。そんなNPO法人「ぷかぷか」の日々の積み重ねから豊かな社会が見えてくる。 【目次】 はじめに 第一章 物語のはじまり 第二章 パン屋を始めたものの 第三章 なんだ、そのままでいいじゃん 第四章 ぷかぷかのお店 第五章 まっすぐ前を向いて生きています——障がいのある人が働く、ということ 第六章 たくさんのつながりをつくる 第七章 障がいのある人たちと一緒に新しい文化をつくる 第八章 思いつきのひとことが思ってもみない広がりを生んだ話 第九章 相模原障害者殺傷事件のこと あとがきにかえて ——「ぷかぷか」は、分けられた社会を今日もせっせと耕しています 【著者】 高崎明 NPO法人ぷかぷか理事長。2010年3月まで約三十年間、養護学校教員を務め、惚れ込んだ障がいのある人たちと一緒に働く場「ぷかぷか」を2010年4月より始める。パン屋(「カフェベーカリーぷかぷか」)とカフェから始め、四年後に「おひさまの台所」(弁当、惣菜のお店)、五年後に「アート屋わんど」(アートスタジオ)、八年後にカフェに代わって「ぷかぷかさんのお昼ご飯」(ぷかぷかさんと一緒にお昼を食べる食堂)を始めた。
  • キジムナーkids
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    1巻1,870円 (税込)
    沖縄の犠牲、痛みをのりこえた少年たちを、ウルトラマンのシナリオライターがみずみずしく描く。 出会い、友情、冒険、好奇心、別れ……そして、希望。 少年期特有の感性をノスタルジックに綴る感涙の自伝小説。 「命(ぬち)どぅ宝」 沖縄の犠牲、痛みをのりこえた〝キジムナーkids〟を、 ウルトラマンのシナリオライターがみずみずしく描く。第33回坪田譲治文学賞受賞! 【目次】 プロローグ ギブ・ミー ガジュマル 配給所 ポーポー 帰郷 御嶽の村 ハブジロー ひめゆり学徒隊 フリムン軍曹 ユタ ベーグァとメェ助 サンデー センスルー ハルちゃんの夢 タウチー ペニシリン ハブ谷のラッパ 海へ あとがき 【著者】 上原正三 1937年沖縄生まれ。中央大学卒業。シナリオライター。『帰ってきたウルトラマン』(円谷プロ)、『がんばれ!! ロボコン』(東映)、『秘密戦隊ゴレンジャー』(東映)、『宇宙刑事ギャバン』(東映)など特撮を中心に多くの作品のメインライターを務め、ヒットに導いた。2020年逝去。著書に「金城哲夫 ウルトラマン島唄」(1999年/筑摩書房)、「上原正三シナリオ選集」(2009年/現代書館)等がある。
  • 【増補版】戦争は教室から始まる 元軍国少女・北村小夜が語る
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    北村小夜さんが2018年に教科化した道徳の問題点と、パラリンピックがもたらす障害者差別を増補! 軍国少女として育った北村小夜さんは、現在の学校はすでに「戦前」だと語る。教室から始まる「戦争できる国」づくりの思想を解説。増補版として2018年に教科化した道徳の問題点と、パラリンピックがもたらす障害者差別を指摘。 【目次】 1.増補版にあたってのまえがき 2.まえがきにかえて 3.第一回 修身と道徳——より巧妙に、自発的に心とからだがお国に奪われていく 4.第二回 音楽 歌い継がれる戦争の歌——音楽は軍需品〜歌は身に付き、人の心を唆す 5.第三回 障害児教育——能力主義を支えてきた特殊教育、支え続ける特別支援教育 6.第四回勤評・学力テスト——国家統制が強化されるとき、子どもの分断と教師への管理強化は同時に進む 7.第五回 学校行事 日の丸、君が代——行事を通して浸透する天皇制、戦争遂行体制 8.第六回 軍国少女を生きて——旗と歌に唆され、無知のゆえ侵略者の役割を果たした 9.第七回 道徳教育 10.第八回 オリンピック・パラリンピックは障害者差別を助長する 【著者】 「日の丸・君が代」強制に反対する神奈川の会 正式名称「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会。1999年、国旗国歌法制定に反対して活動を開始。「法」は学校現場の「日の丸・君が代」強制を社会に拡大し、また学校にフィードバックさせるという問題意識のもと、学校だけでなく議場や成人式など、あらゆる場面の「日の丸・君が代」強制に異議申し立てを行っている。不定期でニュースを発行。 北村小夜 1925年福岡県生まれ。1950年から86年まで、都内の小・中学校で教員(うち、21年間特殊学級担任)。 障害児を普通学級へ・全国連絡会世話人。著書に『一緒がいいならなぜ分けた』『能力主義と教育基本法「改正」』『再び住んでみた中国』『地域の学校で共に学ぶ』(編著)『〔増補改訂版〕 障害児の高校進学・ガイド』(編、以上現代書館)、『画家たちの戦争責任』(梨の木舎)『子どもの脳がねらわれている』(共著、アドバンテージサーバー)等。
  • 「真田丸」を歩く
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    1巻1,980円 (税込)
    真田家の本拠信州、真田幸村の奮戦が後世に名高い大阪城一帯から、日本中に広がる真田家ゆかりの地を案内! 歴史ガイド。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』放映に合わせ、真田家の本拠信州、真田幸村の奮戦が後世に名高い大阪城一帯から、果 ては岡山、秋田まで日本中に広がる真田家ゆかりの地を地図と写真をふんだんに使い案内する。 【目次】 はじめに——日本一の兵・真田幸村 「芽城録」(大阪市) 長野・松代を歩く(長野市) 故郷・上田と「智将」真田の男たち(長野県上田市) 「強者どもが夢の跡」沼田藩の悲劇(群馬県・埼玉県) 都心に眠る真田一族の面影(東京都・神奈川県) 真田父子 犬伏の別れの地(栃木県佐野市) 長篠・設楽原合戦と信綱・昌輝兄弟墓碑(愛知県新城市) 大珠院 幸村夫妻墓(京都市右京区龍安寺山内) 伏見城の変遷(京都市伏見区) 宮城に残る仙台真田氏の足跡(宮城県白石市・蔵王町) 真田幸村の頌徳碑(岡山県倉敷市) 肥前名護屋城と真田陣跡 (佐賀県唐津市) 羽後亀田藩に眠る「真田六連銭」(秋田県由利本荘市) 【著者】 星亮一 1935年、仙台市生まれ。作家。東北大学文学部卒、日本大学大学院総合社会情報研究科博士前期課程修了。福島民報社記者、福島中央テレビ報道制作局長など歴任。『奥羽越列藩同盟』で第十九回福島民報出版文化賞 歴史塾  
  • メディアリテラシーとジェンダー
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    1巻2,420円 (税込)
    メディアの進化に伴う混沌状況の中、私たちはメディアの何に気をつけなければならないのか? メディアの進化に伴う混沌状況の中、私たちはメディアの何に気をつけなければならないのか? ジェンダー差別の視点からなされるさまざまな偏見や誤謬を指摘し、メディアにおける表現の自由と個人の自由の併存の可能性を探る。 【目次】 はじめに  第Ⅰ部 第1章 メディアリテラシーとジェンダー──構成されたメディアと構成されたジェンダーの親密な関係  第Ⅱ部 第2章 「考えない時代」と「格差社会」の女性雑誌──女性を「思考停止」させ、女性としての「勝ち組」をめざすメディア 第3章 女性雑誌の痩身・整形広告と身体観──「みるみる痩せる」広告の構成のされ方、「痩せ」強迫の構成のされ方 第4章 テレビゲームにおけるジェンダー──暴力で敵を倒し地位と財と獲物を得る、男の子の経験世界  第Ⅲ部 第5章 性教育バッシング番組のメディアリテラシー的分析──番組はどのように構成され、視聴経験はどのように構成されるか 第6章 バックラッシュのカルチュラルスタディーズ──新聞記事のディスクールを分析する 第7章 新聞報道におけるNHK戦時性暴力改竄番組の高裁判決──果たして「期待権」だけがイッシューなのか 初出一覧 あとがき 【著者】 諸橋泰樹 フェリス女学院大学教授。メディア論・ジェンダー論の研究者で、著書に『ジェンダーで見る新聞のウラ・オモテ』(共編著)『ジェンダーの語られ方、メディアのつくられ方』(単著・ともに現代書館刊)がある。
  • アニメ研究入門〔増補改訂版〕 アニメを究める9つのツボ
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    メディア芸術として海外戦略も行われる日本の“アニメ”。そのアニメを学術的に研究、読み解く方法を指南。 メディア芸術として海外戦略も行われる日本の“アニメ”。そのアニメを学術的に研究する道筋をつけるため、映像・音声・歴史・流通・視聴者・ジェンダーなど様々な視点から読み解く方法を指南する。批評と研究、海外アニメを論じた補章を追加。 【目次】 序 章 アニメで論文を書きたい人のために……小山昌宏・須川亜紀子 第1章 文学理論 アニメ研究における批評理論の可能性……中垣恒太郎 第2章 映像論 アニメを読む……須川亜紀子 第3章 ジェンダー論 アニメから読み解くジェンダー……村瀬ひろみ・須川亜紀子 第4章 サウンド/ヴォイス研究 アニメを奏でる3つの音……鈴木真吾 第5章 ヒストリー研究 アニメ研究における歴史的アプローチ……木村智哉 第6章 オーディエンス研究 アニメ・オーディエンス(視聴者—消費者)の分析に向けて……池上 賢 第7章 アート研究 アニメにおける美と汎美……小池隆太 第8章 コンテンツ研究 著作・流通システムにおけるアニメ……玉川博章 第9章 オーディオ・ビジュアル研究 情報システムとしての「アニメ」にみる映像表現と物語形式……小山昌宏 終 章 今後の課題と見通し……小山昌宏・須川亜紀子 補 章 アニメ研究のアプローチについて——増補・改訂版によせて 【著者】 小山昌宏 情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科博士後期課程修了 博士(情報学)。愛知淑徳大学メディアプロデュース学部兼任講師、自然医科学研究所 研究員。現在、筑紫女学園大学現代社会学部教授。一般社団法人 国際クラウドファンディング運用教育研究協会理事、専門は情報社会学、メディア論、映像文化(マンガ・アニメーション)研究。 著書に『宮崎駿マンガ論』『戦後「日本マンガ」論争史』(ともに現代書館)、『情報セキュリティの思想』(勁草書房)、編著書に『アニメへの変容』(現代書館)など。 須川亜紀子 ウォーリック大学大学院 映画テレビ学部博士課程修了 Ph.D.(人文学博士)。現在は横浜国立大学教育人間科学部/都市イノベーション学府准教授。専門はメディア(アニメ)とジェンダー。 単著に『少女と魔法—ガールヒーローはいかに受容されたのか』(NTT出版、2013年)*2014年アニメーション学会賞受賞。共著に『アニメーションの事典』(朝倉書店、2012年)など。
  • 日本とイスラームが出会うとき その歴史と可能性
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    今、日本人イスラム教徒の日常に何が起こっているか? 今、日本人イスラム教徒の日常に何が起こっているか? 日本人がムスリム生活を送ることには、多くの困難が付きまとう。著者の丁寧な取材に応じるムスリムたちの話から、ムスリムとしての服装、お祈り、食事などに対する周囲の日本人の反応が垣間見えて興味深い。 【目次】 はじめに 第一章 世界宗教としてのイスラーム—─イスラームの歴史と六信五行 第二章 日本におけるイスラームの歴史—─明治の邂逅から一九八〇年代前半まで 第三章 日本におけるイスラームの歴史—─一九八〇年代後半から現在まで 第四章 日本のイスラームの現状について 第五章 日本でムスリムとして生きる、その現実 第六章 「イスラームから離れる」ということ 第七章 日本的イスラームの試み 第八章 「大乗イスラーム」という思想 第九章 非ムスリムの日本人によるイスラーム理解 第一〇章 何故イスラームは日本社会に広まらないのか おわりに 【著者】 小村明子 上智大学アジア文化研究所客員所員。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻満期退学。博士(地域研究)。専攻:日本のイスラームについての研究、および異文化におけるイスラームについての研究、日本人の宗教性についての研究。
  • 山田わか 生と愛の条件 ケアと暴力・産み育て・国家
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    山田わかの思想から、21世紀の産み育てる性を〝私も〟考える。 〝奪われた性〟から〝愛国女性〟へ。「愛」と「殖やす」の違和感。 山田わか(1879-1957)の思想から、21世紀の産み育てる性を〝私も〟考える。 教育とケアに関するテキストにも最適。 【目次】 序 章 愛の飛翔と切断——人間と教育を学ぶために 望月雅和 第一章 イライザ・ドゥーリトルの憂鬱(一) 大友りお 第二章 イライザ・ドゥーリトルの憂鬱(二) 大友りお 第三章 女性の商品化と越境——出会いの地アメリカ 纓坂英子 第四章 対人援助と人道主義——山田わかにおける法と思想の原理 森脇健介 第五章 山田わかの反女権論とファシズムの時代——盟邦ドイツ・イタリアへの特派 弓削尚子 第六章 愛とケアについて——体験による学びと実践のレッスン 望月雅和 解 説 個人の人生の物語から何が読みとれるか 能智正博 山田わか年譜 【著者】 望月雅和 東京大学先端科学技術研究センター協力研究員、現代QOL研究所主席研究員・教育研究局長、小田原短期大学保育学科特任講師、早稲田大学ジェンダー研究所招聘研究員、日本心理職協会専務理事、日本子育て学会研究プロジェクト推進委員会委員長ほか。
  • 貨物列車の世界
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    とかく牽引する機関車ばかりに注目が集まりがちな「貨物列車」ですが、いったい何をどこまで、 どのように運んでいるのでしょうか? そんな疑問に応じて、本誌では牽引される「貨車」にスポットを当てて、 最新の状況を豊富な写真と文章で解き明かします。貨物鉄道のベテラン研究家を執筆の中心に据え、 貨物列車ファンの方々にご満足いただける内容になっています。 【掲載内容】 ■スーパーレールカーゴ[東京タ~安治川口] ■スーパーグリーン・シャトル[東京タ~安治川口] ■福山レールエクスプレス[東京タ~吹田タ・東福山][名古屋タ~福岡タ] ■日本通運エコライナー[全国] ■トヨタ「ロングパス・エクスプレス」[名古屋南貨物~盛岡タ] ■クリーンかわさき号[梶ヶ谷タ~末広町] ■鉄道廃棄物輸送「DOWA号」[隅田川~大館] ■日本製紙の紙輸送列車[石巻港~隅田川・新座タ] ■国際海上コンテナの鉄道フィーダー輸送[東京タ~盛岡タ] ■ランテックの冷凍コンテナ輸送[全国] ■日本最長距離貨物列車[札幌タ~福岡タ] ■東京タ~隅田川間のシャトル列車[東京タ~隅田川] ■石北本線のタマネギ列車[北見~札幌タ~全国] ■北海道の生乳コンテナ輸送[釧路貨物~吹田タ] ■九州の化成品コンテナ列車[南延岡~宮浦] ■東京液体化成品センター向け化成品輸送[速星~川崎貨物・名古屋タ][ 名古屋南貨物~川崎貨物] ■都市ガス用LNG輸送[苫小牧貨物~釧路貨物][新潟タ~東青森][北九州タ~熊本] ■ポリエチレン・ポリプロピレンのコンテナ輸送[京葉久保田~名古屋南貨物・西浜松・敦賀新営業所] ■酸化エチレンのコンテナ輸送[千鳥町~名古屋南貨物・東港(三洋)・姫路貨物] ■テレフタル酸のコンテナ輸送[大竹~沼津] ■カーボンブラックのコンテナ輸送[新潟タ~岐阜タ・北九州タ] ■メタノールコンテナと石油タンク車の併結輸送列車[川崎貨物~倉賀野] ■国内の鉄道石油輸送[塩浜~南松本ほか] ■太平洋セメント専用列車[東藤原~四日市(旧四日市港)] ■往復輸送の私有ホキ列車[碧南市~東藤原] ■安中貨物[小名浜~安中] ■セメント工場向け石炭列車[扇町~三ヶ尻] ■製鉄所向け石灰石列車[乙女坂~新日鉄] ■保線用砕石輸送貨物列車[宇都宮タ~川崎貨物] ■150m長尺レール輸送列車 ■名古屋港線のレール輸送列車[名古屋港~名古屋] ■特大貨物輸送[全国] ■甲種車両輸送(日本車両)[豊川~豊橋~全国] ■陸上自衛隊の機材輸送列車[全国] ■秩父鉄道の石灰石列車[影森・武州原谷~三ヶ尻] ■太平洋石炭販売輸送の石炭列車[春採~知人] ■岩手開発鉄道の石灰石列車[岩手石橋~赤崎] ■黒部峡谷鉄道の貨物列車[欅平~黒部川第四発電所前][黒薙~二見] ■「山陽ライナー号」ものがたり[隅田川~西岡山(現:岡山タ)] ■日本石油輸送のあゆみと輸送容器 ■コンテナの形式・番号
  • 阿武隈共和国独立宣言
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    1巻1,320円 (税込)
    阿武隈村の人々が長年培った独自ブランドが認知された矢先に起きた福島第一原発事故…。村人は立ち上がる。 阿武隈村の人々が長年培った独自ブランドの米や牛豚鶏が都会の消費者に認知され、ようやく落ち着いた生活を手にした矢先に起きた福島第一原発事故…。村の老人たちにとって、手塩に掛けた耕作地・家畜を置き去りにすることは死よりも苦しい選択であった。彼らはついに「阿武隈共和国」として独立することを決意し、東京有楽町・外国特派員協会での記者会見に臨む…。「国が故郷の山河を棄てろと強要するのなら、私たちは国を棄て、最期までこの地で生き抜きたい。」 【目次】 [序] 宣言の日 [一] 地下広場の隠れんぼう [二] 終戦っ子 [三] 白紙のプラカード [四] コサックの焼き鳥 [五] キーワードは風穴 [六] 一行だけのシナリオ [七] 本気と滑稽 [八] 記者会見の騒然 [九] 核武装の真実 [終] 夢であいましょう   用語解説 【著者】 村雲司 1945年岐阜県生まれ、早稲田大学文学部卒業。10年以上に亘り毎週土曜日の午後6時~7時まで、新宿西口でスタンディングを行っていることで知られる。
  • ぼくの村は壁で囲まれた パレスチナに生きる子どもたち
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    子どもたちの視点から伝える、パレスチナ問題の新しい入門書! 何世代にもわたり、故郷に帰れないパレスチナ難民。700キロにも及ぶ巨大な壁に囲まれ、軍隊に脅されて暮らす子どもたち……。パレスチナの子どもをめぐる状況は、日増しに悪化している。そんな中、新たに誕生した米国のトランプ政権は中東をさらに混迷させるのか? 占領とは何か? エルサレム問題とは? パレスチナで誕生した新しい非暴力ムーブメントとは? 中東はもちろん、世界情勢を知るための必読書。 【目次】 はじめに——パレスチナ問題から世界が見える 1章 壁と入植地に囲まれたぼくの村 2章 「占領」とは何か? 3章 パレスチナ問題の歴史をたどる 4章 難民キャンプの子どもたち 5章 インティファーダ——ぼくは石を投げた 6章 ガザ——空爆は突然やってくる 7章 イスラエル市民はなぜ攻撃を支持するのか? 8章 非暴力で闘うパレスチナの若者たち 9章 米国、国際社会、そして日本は何をしているのか? 10章 わたしたちにできること あとがき——それでもパレスチナ問題が遠いあなたへ パレスチナ問題関連年表 パレスチナ問題を知るための本&映画のリスト コラム  ①ユダヤ人とは誰か?  ②なぜ「ホロコースト犠牲者の国」が、パレスチナ人を迫害するのか?  ③分断されるパレスチナ人  ④エルサレムは誰のもの? 【著者】 高橋真樹 ノンフィクションライター。平和協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞、放送大学非常勤講師として「パレスチナ難民問題」の授業を担当。世界70ヶ国以上をめぐりながら、持続可能な社会を目指して、取材、執筆活動を行う。パレスチナには、本書で紹介したNGOなどを通じて難民支援活動にも携わってきた。 著書にイスラエルとパレスチナの若者たちの出会いを描いた『イスラエル・パレスチナ平和への架け橋』(高文研)をはじめ、『そこが知りたい電力自由化—自然エネルギーを選べるの?』(大月書店)ほか多数。
  • 無縁介護 単身高齢社会の老い・孤立・貧困
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    1巻1,760円 (税込)
    「地縁」「血縁」「社縁」が薄れた現代社会における“無縁介護”の状態が“無縁死”を引き起こす! 「地縁」「血縁」「社縁」が薄れた無縁社会において、「無縁死」あるいはその一歩手前の実態を、高齢者介護にかかわる制度から洗い出し、福祉サービスにたどり着けない“無縁介護”の状態が“無縁死”を引き起こし、貧困の拡大がこの状況に拍車をかけていることを明らかにする。 【目次】 一 「覚悟」 二 無縁介護——在宅介護の現場から 三 「無縁死、悪いでしょうか」 四 気がつけば「終の住処」だから 五 「迷惑をかけたくない」 六 ヘルパー日誌「人生いろいろ」 七 ひとり暮らしを支える 八 無縁社会と現代の貧困 九 無縁社会で老いるとき  1 ひとり暮らしを考える——単身けん・石川由紀にきく  2 「したたかな老い支度」 十 もう一度、無縁介護と「アウトリーチ」から 【著者】 山口道宏 ジャーナリスト、星槎大学教授、NPO法人シニアテック研究所理事長。 著書『老夫婦が独りになる時』(三省堂)、『東京で老いる』(毎日新聞社)、『男性ヘルパーという仕事』『申請主義の壁!』『無縁介護』『介護漂流』(いずれも編著、現代書館)など。
  • 障害者が街を歩けば差別に当たる?! 当事者がつくる差別解消ガイドライン
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    1巻1,760円 (税込)
    実際に受けた差別事例を分析し、当事者の視点からガイドラインを提示。 バニラ・エア事件が映し出したように、障害者が差別と感じることは障害のない人にとっては「わがまま」。何が差別で、「合理的配慮」はどこまで提供すべきか、実際に受けた差別事例を分析し、当事者の視点からガイドラインを提示。 【目次】 はじめに〜誰もが理解し合い尊重し合える社会へ〜 第Ⅰ部 イントロダクション 障害者差別を知ろう! 第Ⅱ部 障害者差別のリアルとグッドプラクティス 第Ⅲ部 対応要領・対応指針 〜障害当事者から提言! 第Ⅳ部 資料編   障害者差別解消NGOガイドライン作成プロジェクトへの助成を通じて おわりに〜ジャスティン・ダートと障害者差別解消法 【著者】 DPI日本会議 DPI(Disabled Peoples’International、障害者インターナショナル)」は国際的障害者運動のネットワークとして1981年に結成された、国連の正式協議NGO。DPI日本会議はDPIの日本国内組織として1986年に発足。身体障害、知的障害、精神障害、難病等の障害種別関係なく、あらゆる障害に関係した取り組みを行っている。地域の障害当事者声を集めて国の施策へ反映させ、障害のある人もない人も同じように暮らせる社会の実現を目指し、活動している。
  • どうして、もっと怒らないの? 生きづらい「いま」を生き延びる術は障害者運動が教えてくれる
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    1巻1,870円 (税込)
      今、注目度が急速に高まっている荒井裕樹氏の対談集。障害者・ハンセン病者・精神病者の自己表現を研究する異色の近代文学研究者である。中島岳志(東京工業大学教授、政治学)、原一男(映画監督)、九龍ジョー(編集者、ライター)、川口有美子(ALS/MND サポートセンターさくら会副理事長)、尾上浩二(DPI日本会議副議長、元内閣府障害施策アドバイザー)という多彩な対談相手と共に、障害者運動、とりわけ「青い芝の会」が社会に与えた影響と、差別に抗う運動の根源的力のもつ解放感、今日的意義を語り合う。 【目次】 序「どうして君は、もっと怒らないの?」 第一話 運動はすぐそばにある—— 本当に「障害者は自分の人生に関係ない」と言えるか 対談者・九龍ジョー 第二話 「善意」と闘うことは「悪意」と闘うことより難しい 対談者・尾上浩二 第三話 「いのち」を支える言葉たち 対談者・川口有美子 第四話 「映画」を通して「思想」は鍛えられた——「さようならCP」をめぐって 対談者・原一男、小林佐智子 第五話 「ポスト相模原事件」を生きる 対談者・中島岳志 あとがき 【著者】 荒井裕樹 1980 年、東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、二松学舎大学文学部専任講師。著書『差別されてる自覚はあるか』『障害と文学』(以上、現代書館)、『生きていく絵』(亜紀書房)等。
  • 森達也・青木理の反メディア論
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    1巻1,870円 (税込)
    映像作家・森達也とノンフィクションライター・青木理による反メディア対談! 映像作家・森達也とノンフィクションライター・青木理による反メディア対談。両者の現代社会現象の捉え方は同じように見えるが、入り口と論理展開は全く異なる。例えばオウム事件では、森は教団の内部で撮影し、青木は公安記者として関わっている。この2人が様々な事件(オウム事件・死刑問題・公安警察・沖縄問題・安保法制など)に関わり感じたことを3日間20時間以上にわたり語り合った。そこから見えてくるものは、メディアの堕落と陥穽である。メディアにどう関わり・メディアをどう使い切るか。この丁々発止は見物である。 【目次】 まえがき 青木理 プロローグ 1 民主主義と死刑制度 2 オウム事件と公安 3 日本の刑事司法 4 朝鮮半島、沖縄、日本の敗戦後 5 メディアの闇 あとがき 森達也 【著者】 森達也 映画監督・評論家・大学教員。「A」「A2」とオウム真理教に関する映画を撮影。教団の崩壊からその後を描いた書籍『A3』(集英社インターナショナル)では、講談社ノンフィクション賞を受賞。著書『「A」撮影日誌』『A2』(ともに現代書館)他多数。 青木理 1966年長野県生まれ、慶應義塾大学卒。ジャーナリスト・ノンフィクション作家。共同通信社勤務後フリーランス。著書『日本の公安警察』『絞首刑』『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王』『日本会議の正体』『安倍三代』など多数。
  • 原敬と新渡戸稲造 戊辰戦争の敗北をバネにした男たち
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    戊辰戦争敗北をバネに飛翔した盛岡の生んだ二人の偉人を見直し、国のあり方と世界を捉えなおす! 岩手が生んだ日本の偉人二人の関係と業績を分かりやすく紹介。政治が一極に偏り、世界平和が混乱している現在、日本が生んだ二人の偉人を見直し、国のあり方と世界平和を考えるきっかけにしたい。原・新渡戸も共に盛岡藩の士族として生まれ、戊辰戦争の敗北の屈辱をバネに、飛躍した。原は政界に入り、初めての政党内閣を組織し、新渡戸は学者として、Bushido: The Soul of Japanを英文で著し、世界に日本精神を伝えた。また、国際連盟事務次長として東京女子大初代学長として活躍した。高橋克彦氏帯で推薦! 【目次】 はじめに 第一章 原敬と大慈寺 第二章 盛岡藩と戊辰戦争 第三章 佐藤昌介と北海道帝国大学 第四章 原敬と岩手公園 第五章 『南部史要』をめぐって 第六章 原敬内閣の誕生 第七章 国際連盟をめぐって 第八章 原敬暗殺 おわりに 【著者】 佐藤竜一 1958年、岩手県陸前高田市生まれ。岩手大学特別講師・作家。一関第一高等学校、法政大学法学部卒業、日本大学大学院博士課程前期(総合社会情報研究科)終了。岩手大学で「日本の文学」を教える。著書『盛岡藩』『それぞれの戊辰戦争』(ともに現代書館)、『宮澤賢治 あるサラリーマンの生と死』(集英社)等多数。共著『「朝敵」と呼ばれようとも」(現代書館)等。
  • 入所施設だからこそ起きてしまった相模原障害者殺傷事件 隣人を「排除せず」「差別せず」「共に生きる」ための当事者視点の改革
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    1巻1,980円 (税込)
    相模原事件は入所施設だからこそ起こった大量殺傷事件! 相模原事件は入所施設だからこそ起こった大量殺傷事件である。入所施設の実態を歴史的・社会的・構造的に明らかにし、神奈川県から2017年10月に出された「津久井やまゆり園再生基本構想」の問題点をも指摘し、脱施設の道筋を探る。 【目次】 序章 隣人を「排除せず」「差別せず」「共に生きる」社会づくりを構想するために 第1章 障害者殺傷事件を生み出す歴史的・社会的・構造的実態1 第2章 障害者殺傷事件を生み出す歴史的・社会的・構造的実態2 第3章 障害者殺傷事件を生み出す歴史的・社会的・構造的実態3 第4章 障害者殺傷事件を生み出す歴史的・社会的・構造的実態4 第5章 障害者殺傷事件発生の要因とメカニズムを解明するために 第6章 障害者殺傷事件を二度と起こさないようにするための方策と評価1 第7章 障害者殺傷事件を二度と起こさないようにするための方策と評価2 第8章 障害者殺傷事件を二度と起こさないようにするための社会的仕組みづくり 第9章 障害者殺傷事件を二度と起こさないようにするための権利擁護体制づくりづくりの検討 2 終章 隣人を「排除せず」「差別せず」「共に生きる」 【著者】 河東田博 東京学芸大学特殊教育学科卒業。ストックホルム教育大学(現ストックホルム大学)大学院教育学研究科博士課程修了(Ph.D)。1974年から12年間、東京都の社会福祉施設に勤務。86年から約5年間、スウェーデンに滞在。脱施設化や自立生活運動、当事者参加・参画に関心をもち、研究を開始。四国学院大学、徳島大学・立教大学教授を経て、浦和大学総合福祉学部特任教授。著書『スウェーデンの知的しょうがい者とノーマライゼーション』、『ノーマライゼーション原理とは何か』、訳書『ノーマライゼーションの原理』他多数。
  • 社会の障害をみつけよう 一人ひとりが主役の障害平等研修
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    1巻1,980円 (税込)
    より平等でインクルーシブな社会をつくるための入門書。 障害とは、心身の機能や能力の欠損ではなく、“違う”とみなされる人に対する排除、差別、参加の制約=社会的障壁のことである。社会の障害(障壁)を見抜き、障壁を取り除き、より平等でインクルーシブな社会をつくるための入門書。 【目次】 まえがき 第Ⅰ部 障害平等研修入門 序章  第1章 障害平等研修の概要 第2章 障害平等研修とは 第3章 障害の社会モデル 第4章 行動づくり 第5章 障害平等研修の方法:発見型学習 第6章 障害平等研修の紙上体験  第Ⅰ部 おわりに 第Ⅱ部 障害者の権利に関する法的枠組み 第1章 障害者権利条約と障害者差別解消法・改正障害者雇用促進法 第2章 障害者差別禁止条例づくりの取り組み 第Ⅲ部 障害に関するその他の研修や取り組み 第1章 ダイアログ・イン・ザ・ダーク 第2章 鳥取県における「あいサポート運動〜障がいを知り、共に生きる〜」の取り組み 第3章 「虐待防止ワークショップ」について 第4章 「みんなで知る見るプログラム」について——奈良崎真弓さんのインタビューから 第5章 ユニバーサルマナー検定—自分とは違う誰かの視点に立ち、行動するマナー 障害平等研修に関する資料 あとがき 【著者】 久野研二 国際協力機構(JICA)・国際協力専門員。英国イースト・アングリア大学博士号。日本福祉大学大学院客員教授、特定非営利活動法人 障害平等研修フォーラム代表理事。著書『ピア・ボランティア 世界へ』(編著、現代書館)など。
  • Passion ケアという「しごと」
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    1巻1,980円 (税込)
    支援が支配に変わった現場で、他者と共に生きるためのケアはいかにして可能か。 30年以上介護職をしてきた著者が、現場で頻発する暴力について考える。社会の底流に追いやられた介護者の「傷」が、弱者への暴力を生んでいる。支援が支配に変わった現場で、他者と共に生きるためのケアはいかにして可能か。 【目次】 はじめに プロローグ——私の受難(Passion)と祈り 1章 かけがえのない記憶の結晶 2章 介護・介助現場の暴力の諸相  「本当に」殺したのは誰なのか?  支援が支配と権力に変容するとき  現場に蔓延する「相互暴力」  女性ヘルパー、いのちがけの妊娠・出産  戦争を生き延びた高齢者——沖縄からの宿題  沖縄への旅——高齢者介護の現場を歩いて 3章 彼女・彼たちの魂の物語——ともに生きるための挑戦 エピローグ——ケアという「しごと(mission) あとがき 【著者】 白崎朝子 1962年生まれ。介護福祉士。ケアワークやヘルパー初任者研修講師に従事しつつ、反原発運動、女性労働、旧優生保護法強制不妊手術裁判支援などの諸活動と執筆を続けてきた。著書『介護労働を生きる』、編著書『ベーシックインカムとジェンダー』(共に現代書館)。2009年、 平和・協同ジャーナリスト基金賞の荒井なみ子賞受賞。
  • ブリヂストン石橋正二郎伝 久留米から世界一へ
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    世界一のタイヤメーカーに育て上げたブリヂストンの創業者・石橋正二郎の生涯を活写! 福岡県久留米に生まれ、小さな足袋屋から身を起こし、地下足袋を考案し、当時日本では無理といわれた自動車のタイヤ製造を始め、ついに世界一のタイヤメーカーに育て上げたブリヂストンの創業者・石橋正二郎の生涯を活写した伝記。 【目次】 序 昭和恐慌の真っ只中に創業した石橋正二郎 第一章 久留米と正二郎 事業家石橋正二郎を育んだ祖父安平と久留米商業 足袋王国久留米の魁となった倉田雲平 第二章 実業家への途 大実業家への道を拓く正二郎 独創が独走を生むことを知る 価格革命で市場を制する 大実業家石橋正二郎の誕生 世界商品で世界を制覇  第三章 タイヤメーカーとして歩み始める 国産タイヤこそわが生涯の事業 ブリッヂストンの誕生 日本足袋と経営を分かち、新生ブリヂストンを築く 第四章 世界のブリヂストンへ 世界レベルへ、技術革新で大躍進 果敢な営業で国内を制覇 世界一の工場で世界一のタイヤづくり 第五章 人びとの楽しみと幸福のために 創業者石橋正二郎の最後の決断 企業は公器なりを掲げ、経営と資本を分離 世界企業として羽ばたくブリヂストン 独創と独走の経営を探る 理想社会づくりを目指した正二郎  世界遺産としての絵画コレクションを守るために   参考および引用資料  あとがき 【著者】 林洋海 1942年福岡県生まれ。久留米商業高校卒業。トッパンアイデアセンターを経て、AGIOデザイン主宰。福岡アジアデザイン交流協会会長。日本グラフィックデザイナー協会会員。
  • ベーシックインカムとジェンダー 生きづらさからの解放に向けて
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    生きづらさと貧困をかかえる当事者が、ベーシックインカムを軸に社会構造の矛盾をめった切り。 ワーキングプアや失業者が増大する中、赤ん坊から高齢者まですべての人に無条件で最低限の所得保障を給付するベーシックインカム(BI)構想が議論を呼んでいる。従来の議論に欠けていたジェンダーの視点からBIの可能性、限界を検討。シングルマザー、セクシュアルマイノリティ、主婦、働く単身女性、学生…。性別役割分業と家父長制が蔓延る日本社会で家族単位の社会保障政策の周辺に置かれ、生きづらさと貧困をかかえる当事者が、BIを軸に社会構造の矛盾をめった切り。 【目次】 はじめに 第Ⅰ部 ベーシックインカムとジェンダー——現代社会における女の位置付けとべーシック インカム第Ⅱ部 様々な「おんな」の立場から——ベーシックインカムを語る 第Ⅲ部 座談会 ベーシックインカムは家父長制を打ち破れるか 桐田史恵・瀬山紀子・野村史子・屋嘉比ふみ子・司会=白崎朝子 【著者】 堅田香緒里 1979年、静岡県生まれ。埼玉県立大学保健医療福祉学部助教を経て、現在、法政大学社会学部准教授 白崎朝子 1962年生まれ。介護福祉士。ケアワークやヘルパー初任者研修講師に従事しつつ、反原発運動、女性労働、旧優生保護法強制不妊手術裁判支援などの諸活動と執筆を続けてきた。著書『介護労働を生きる』、編著書『ベーシックインカムとジェンダー』(共に現代書館)。2009年、 平和・協同ジャーナリスト基金賞の荒井なみ子賞受賞。 野村史子 70年代初頭にウーマン・リブの活動に出会う。以後、家族制度、女性のからだ、優生思想、セクシュアリティ等の問題について個人的かつ政治的に活動を続ける。 屋嘉比ふみ子 1981年、(株)京ガス入社。1987年、日本初の女性ユニオン、おんな労働組合(関西)の結成に参加、活動。1998年、京ガスを相手に男女賃金差別裁判を京都地裁に提訴し、画期的な勝利判決を得る。現在は、ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO)代表として活動中。
  • 権利擁護が支援を変える セルフアドボカシーから虐待防止まで
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    1巻2,200円 (税込)
    権利擁護の本質が理解できれば、高齢者や障害者への支援のあり方は根本的に変わる! 権利擁護の本質が理解できれば、高齢者や障害者への支援のあり方は根本的に変わる! 国内外の権利擁護実践の現場に通い続けた著者が、当たり前の生活・権利を奪われ絶望的な苦悩に追い込まれた人々に寄り添い、その構造転換を支援する具体的なアプローチを提案する。支援者と当事者の間の深い溝を自覚的に越えるために、ケアマネジャー、ソーシャルワーカー、行政職員など、福祉現場に携わる全支援者の必読書! 【目次】 序章 権利擁護が支援を変える                                                           第一章  セルフアドボカシー論 一 セルフアドボカシーから始まる権利擁護 二 相談支援と権利擁護 三 当事者研究とセルフアドボカシー 第二章 セルフアドボカシーから権利擁護まで──アメリカにおける権利擁護機関・アドボカシー実践── 一 個別事例から法改正にまで取り組む公的権利擁護機関 二  強制入院時における「患者の権利擁護者」の役割 三 障害児教育の現場における隔離・拘束 四 権利擁護の四つの側面 第三章 日本における先駆的実践──精神医療の「扉よひらけ」── 一 「入院患者の声」による捉え直し 二 NPOのアドボカシー機能の「小さな制度」化とその課題 終章 【著者】 竹端寛 1975年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。山梨学院大学法学部政治学科准教授を経て、現在、兵庫県立大学環境人間学部准教授。学生時代から大阪精神医療人権センターの権利擁護活動に加わり、スウェーデンでの在外研究期間中に「ノーマライゼーション・育ての父」ベンクト・ニィリエ氏にインタビューをしている。障がい者制度改革推進会議総合福祉部会の委員として総合福祉法案策定にかかわる。著書に『枠組み外しの旅』(青灯社)、『権利擁護が支援を変える』(現代書館)他。
  • 現場で磨くケースワークの技 「バイステックの原則」を基に
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    1巻2,200円 (税込)
    相談業務の専門職が教科書としてきたバイステックの『ケースワークの原則』を紐解き、具体的に検証! 相談業務の専門職が教科書としてきたバイステックの『ケースワークの原則』を紐解き、医療ソーシャルワーカー(MSW)、生活保護のケースワーカーが相談対応の在り方を原則に則り具体的に検証。相談業務の新人さんや専門機関以外の人にも参考になる。 【目次】 第Ⅰ部 ケースワークの原則から現場対応を考える  序 章 ケースワーク原則とNPO の相談方法   高山俊雄   第1章 相談者をかけがえのない個人として捉える--個別化の原則    山名友紀子   第2章 相談者の感情表現を大切にする--意図的な感情表出の原則  伊藤正子   第3章 相談者の感情、思いを受容するために--「 統制された情緒的関与」と「受容」  鶴田光子   第4章 非審判的態度をとるということ--非審判的態度の原則   安仁屋衣子  第5章 自己決定するために  大川昭博  第6章 秘密が守られることで成り立つ相談関係--秘密保持の原則  山根珠妃  補 論 MSW のための外国人医療入門  鶴田光子 第Ⅱ部 事例:「バイステックの原則」から見た面接場面  離婚後、独りで生きていく決意をした独居男性の転院と家族援助事例  参考 MSW の労災入門  高山俊雄  第Ⅲ部 ソーシャルワークの行動原則  私の考えるソーシャルワーク原則 高山俊雄 【著者】 高山俊雄 1945年生まれ。1971年、東京都に入職。医療ソーシャルワーカーとして都立病院3カ所に勤務。ひらの亀戸ひまわり診療所勤務。
  • 靴づくりの文化史 日本の靴と職人
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    草鞋、下駄などが主だった日本人は明治以降の近代化の中で、日本人向きの靴をどのように作ってきたのか。 いま、若者に靴作りが人気だという。草鞋、下駄などが主だった日本人は明治以降の近代化のなかで、日本人向きの靴をどのように作り出し、いかに靴に馴染んできたのか。そして、世界の靴作りといかに繋がっているのか。靴職人の実態に迫る。 【目次】 はじめに 第一章 日本人と靴 第二章 日本人による靴づくり 第三章 世界史からみた靴づくりの歴史 第四章 稲川實の人生史 第五章 靴づくり、人づくり 主要参考文献/インターネット/靴産業関連施設・団体 おわりに 【著者】 稲川實 1929年茨城県真壁郡竹島村(現・筑西市)に生まれる。1943年国民学校高等科卒業、第六陸軍技術研究所に勤務。1944年都立化学工業学校夜間部に入学したが、戦時中の混乱期で中退、終戦を迎える。1947年宮本製靴に入社、靴業に入る。1960年独立のため退社、トロット製靴を創業。2008年取引先に会社を委譲引退する。現在、台東区立産業研修センターの技術指導員と、皮革産業資料館の副館長を務める。 山本芳美 1968年生まれ。文化人類学者・学術博士(論文・昭和女子大学大学院)。都留文科大学准教授。跡見学園女子大学在学中より、人間の装い、特にイレズミについての調査と研究を始める。90年代以降、日本各地と台湾を拠点にフィールドワークを続けている。
  • 西洋靴事始め
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    草鞋から靴へ。下駄、草鞋、草鞋で過ごした日本人の目に西洋靴はどのように映ったのか。 草鞋から靴へ。下駄、草鞋、草鞋で過ごした日本人の目に西洋靴はどのように映ったのか。明治の「はきもの」革命期に、日本人自らの靴を作り上げ現在に至る。著者自らの収集の資料をもとに写真、図を駆使し日本人の靴づくりを楽しく解読。『靴づくりの文化史』の姉妹編。 【目次】 第一章 西洋靴事始め 第二章 伊勢勝とレ・マルシャン 第三章 明治・大正靴事情 第四章 軍靴の響き 第五章 向島の西村勝三像 第六章 西村記念室の至宝 第七章 靴業の先人たち 第八章 靴商売百花繚乱 あとがき 【著者】 稲川實 1929年茨城県真壁郡竹島村(現・筑西市)に生まれる。1943年国民学校高等科卒業、第六陸軍技術研究所に勤務。1944年都立化学工業学校夜間部に入学したが、戦時中の混乱期で中退、終戦を迎える。1947年宮本製靴に入社、靴業に入る。1960年独立のため退社、トロット製靴を創業。2008年取引先に会社を委譲引退する。現在、台東区立産業研修センターの技術指導員と、皮革産業資料館の副館長を務める。
  • ロシア語の余白
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    NHKテレビ・ラジオ元講師の黒田氏が、軽快で爽やかな筆致でロシア語の魅力と学習の楽しさを伝える。 NHKテレビ・ラジオ元講師の黒田氏が、軽快で爽やかな筆致でロシア語の魅力と学習の楽しさを伝える。神秘的で魅力溢れるロシア語を知るための最上の1冊。ロシア語学習のコツと、学習への勇気を与える。ロシア語を学ぶすべての人に贈る。 【目次】 はじめに ロシア語の文字と発音 第1章 せめて文字だけは 第2章 違いが微妙すぎて 第3章 通訳は恋のキューピッド 第4章 乾杯の辞は照れずに 第5章 ドストエフスキーが苦手 おわりに 【著者】 黒田龍之助 1964年、東京生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。東京大学大学院修了。スラヴ語学専攻。NHKロシア語講座の講師としてテレビ・ラジオに出演。現在、神田外語大学特任教授、神戸市外国語大学客員教授。著書に『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』『その他の外国語』『ロシア語の余白』『チェコ語の隙間』『ロシア語だけの青春』(以上、現代書館)、『はじめての言語学』(講談社現代新書)、『ポケットに外国語を』(ちくま文庫)等多数。
  • チェコ語の隙間 東欧のいろんなことばの話
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    ロシア語等数多くの外国語を教えてきた著者によるまったく新しいスラヴ語案内。軽快に綴る語学エッセイ。 ロシア語、英語と数多くの外国語を教えてきた著者によるまったく新しいスラヴ語案内。チェコ、ポーランド、スロヴァキア、スロヴェニア、クロアチア、セルビア、ブルガリア、そしてマケドニア語、ソルブ語等、軽快に綴る知的語学エッセイ。 【目次】 はじめに スラヴとは何か? 第1章 ポーランド語いまだ滅びず 第2章 チェコ語の隙間、スロヴァキア語の行間 第3章「ユーゴスラヴィア」の言語はいくつか? 第4章 ブルガリア語はおいしい 第5章 マケドニア語への旅 おわりに 【著者】 黒田龍之助 1964年生まれ。上智大学外国語学ロシア語学科卒、東京大学大学院修了。東工大助教授、明治大学助教授を歴任。NHKロシア語講師としてテレビ・ラジオに出演。現在は専攻言語にとらわれないという意味でのフリーランス語学教師。著書に『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』『その他の外国語』『ロシア語の余白』『チェコ語の隙間』『ロシア語だけの青春』(以上、現代書館)、『はじめての言語学』(講談社現代新書)、『ポケットに外国語を』(ちくま文庫)等多数。
  • 図解 世界5大神話入門
    4.5
    ビジネスの武器になる アートやアニメが理解できる 人間の本質がわかる 単なる伝説ではない“最強の教養”をあなたに。 世界中から集めた65の神話を厳選! 神話はなんといっても面白い、楽しいものだ。 神話の中では、英雄が竜を退治し、人々――とお姫様――を救う。ギリシア神話のペルセウスも、ヤマタノヲロチを退治するスサノヲも同様の類型だ。種を埋めるのは植物神の埋葬であり、芽吹くのは神の再生だ。死と再生のモチーフは、世界中の神話に豊富にある。 さらに、天の洞穴に隠れたのち再び世に光をもたらす太陽神アマテラスの神話のように、天体と季節の関係も死と再生のモチーフを増殖させている。 大宗教は、有難い教えの中に神話を取り込んだ。 前世の釈迦は民を救う犠牲的な英雄であり、今生においては悟りの力で世を解放する。キリストは処女から生まれ、死んで復活する。竜となった悪魔を終末において滅ぼす。 神話的思考は世俗化した現代でも生きている。ときにそれは現実の政治のシーンにも姿を現わす。神話世界のトリックスターという妙ちきりんな存在をご存じだろうか。不条理な行動を通じて世を動かす逆立ちした英雄だ。アメリカ人の多くがそのような存在に救世主、いや、大統領としての期待をかけたことを、我々は目撃したばかりである。 神話はファンタジーやSFの形でも健在だ。 新海アニメ『君の名は。』に出てくる天を行く彗星と地に落ちる隕石に分かれたティアマトは、中東神話において天と地に分かれた原初の竜神に由来する。 分離神話だけなく結合神話もある。ジブリアニメ『崖の上のポニョ』で金魚姫ポニョと宗介が結ばれ世界を救うのは、シヴァ神とシヴァ妃が結ばれイザナキとイザナミが結ばれる陰陽和合の神話と同様の聖婚だ。 兄妹がペアで活動する『鬼滅の刃』はどうだろう? 男の英雄と女の鬼(これまた竜の変形だ)は陰陽和合の相をなす最強ペアだと気づいてみれば、現代の神話を味わう楽しみも増えるというものである。 本書の第1章~第5章で取り上げた日本神話、ギリシア神話、インド神話、中東神話、北欧神話は、いずれも豊富な内容をもっている。インドと中東の神話に関しては、仏教やキリスト教などとの関係を説明した。 本書は神話と宗教を立体的につないだところに特色がある。 さらに第6章では世界各地の神話を概観し、第7章では神話とは何かを考察した。神話からファンタジーまでの流れについても触れている。
  • 件 もの言う牛
    3.7
    件=牛から生まれ、人間の言葉を話すとされている。死ぬときに何か予言し、必ずその予言は当たると言われている。 奈良県葛城山山中で男女が遭難。発見された女性の遺体には獣に食い荒らされた痕跡があった。死体のまわりには牛のものと考えられる足跡があった。奈良県警の村口刑事は不可解な状況を不審に思う。 2ヶ月後、岡山県の山間部で、偶然件の誕生を目撃した大学生・美波大輔は何者かに追われる身に。彼は岡山での出来事を忘れようとするが、1週間後、件の予言通り現首相が急逝し、再び岡山を訪れる。 予言する牛の背後には「みさき教」という新興宗教団体の影が。明らかになった入信者の名前は明治以降の大物政治家や総理経験者財界人の名前が並んでいた。 戦前から日本の中枢を動かしていたのは件の予言だったのか!?
  • 売上が半分になっても慌てない! 中小企業の資金繰り
    値引きあり
    -
    「もう無理だ!」とあきらめるその前に! ウィズコロナ、ポストコロナ時代を生き抜く、賢いお金の回し方。 ・資金繰りの作成 ・銀行交渉 ・ビジネスモデルの見直し 新型コロナウイルスの影響で今後深刻な景気悪化が予想される中、 中小事業者の頭を悩ますのが資金繰り。 現在は様々な補助金や助成制度で何とか景気は持ちこたえているもののこれからの悪化に備え、 本書は中小事業所が知っておくべき資金繰りのポイントを紹介していきます。 内容は前版『会社の資金繰り 絶対やるべきこと、知っておくべきこと』をブラッシュアップし、 特に新型コロナ禍で窮する中小事業者に向けて、資金繰りの考え方、 対応のしかたをメインに、中小企業事業者がつかえる助成金などについても焦点を当てて解説します。 根幹をなすツールは「資金繰り表」です。 これは法令によって義務づけられているモノではなく、 各社各様に作成してよいものです。 それだけに、実際の資金繰り表作成している中小企業はほとんどありません。 会社の維持継続において最も重要な資金繰りにおいて、その現状を理解し、 予想して対策を立てるためのツールを持っていないのです。 本書を参考に、中小企業の経営者、経理・会計士責任者の皆さんは資金繰り表を作成し、 確かな資金繰りのためのツールを手に入れてもらえればと思います。 ■目次 ・第1章 中小企業は「現金>利益>売上」の順で重視する! ・第2章 資金繰り表をつくって使いこなす! ・第3章 資金リスクに強い会社をつくる! ・第4章 月次B/Sから資金繰りを読み解く ・第5章 資金繰り表を活用した対銀行交渉のポイント ・第6章 ウィズコロナ・ポストコロナの資金繰り ■著者 徳永貴則(トクナガタカノリ) 株式会社スペースワン代表取締役。1972年佐賀県出身。 明治大学政治経済学部を卒業し、大和銀行(現りそな銀行)に入行。 都内を中心に法人店舗にて主に法人融資先の新規開拓業務を行ってきた。 本店融資部での経験もあり、審査部門での経験も豊富にある。 2000社ほどの融資に携わった経験を活かし、株式会社スペースワンを立ち上げ独立。 企業の「資金繰りアドバイス」にフォーカスを当て、事業再生や経営改善のアドバイスを行っている。 中小企業のみならず、税理士をはじめとした士業をクライアントとし、 顧問先への助言、全国にて講演活動を行っている。 教科書的な経営指導、融資アドバイスではなく、経営者にわかりやすく実践的なアドバイスに定評がある (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • やることの「見える化」で掃除を劇的にラクにする方法
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    4.4
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 掃除を「見える化」したら、家族と分担しやすくなった 「風呂掃除をしたと言っても、バスタブの中をこするだけだから、床は水アカで白くカピカピ」「食器を洗ってくれたけど、裏は油でギトギト。シンクの周りも水びたしのまま」。「ありがとう」と作り笑顔で礼を言うものの、イライラが止まらない…そんな人に使ってほしいのが本書。汚れってそもそも何? なんの汚れを落としている? そのために何をする? ゴールは? これらが「見える化」すると、ラクに汚れが落ちるようになり、家族で分担もしやすくなります。教えてくれるのはナチュラルクリーニング講師・本橋ひろえ先生。本橋先生の講座を受けて、掃除にハマる男性も多いのだとか。ナチュラルクリーニングでは、汚れの種類(大きく分けてたった4つ)にあわせて洗剤(重曹、クエン酸、過炭酸ナトリウム、アルコール、石鹸)を選ぶから、少ない手間で、汚れ落ちの効果はバツグン。手荒れもしないし、力もいりません。 本橋 ひろえ(モトハシヒロエ):北里大学衛生学部化学科(現・理学部化学科)卒業。 化学系の企業に就職し、化学事業部にて水処理事業、化学薬品販売、合成洗剤製造などを担当。 結婚後、専業主婦として家事を担当。 子どもが産まれ、自身と同じアトピー体質であったことから、改めて主婦として洗剤に興味を持つ。 掃除、洗濯、洗剤を主婦目線で、かつ化学的に解説するナチュラルクリーニング講座をはじめ、 10年以上がたち、東京を中心に全国に広がっている。 現在は、オンライン講座にも力をいれている。 著書に『ナチュラルおそうじ大全』『ナチュラルおせんたく大全』『ナチュラル洗剤そうじ術』など。

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  • 始まりから知ると面白い物理学の授業
    4.5
    1巻1,496円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴代の科学者とともに、50の重要な物理法則・原理が楽しく理解できる一冊。 モノはどうやって動くのか?気体や液体の不思議な特徴とは? 電磁気やエネルギーはどう働いている?時間や空間が成り立つのはなぜ? 物理学を知ると世界のしくみが見えてくる! 【本書の内容】 ・はじめに 物理の法則がわかると、世界はもっと面白くなる ・力の章 自然界の4つの力/フックの法則/万有引力の法則/慣性の法則/作用・反作用の法則/運動量保存の法則/エネルギー保存の法則 ・電磁気の章 キルヒホッフの法則/オームの法則/クーロンの法則/ジュールの法則/フレミングの左手の法則/ファラデーの法則/電磁波 ・波の章 波の重ね合わせの原理/ドップラー効果/反射・屈折の法則/光の色とスペクトル/音の三要素 ・流体の章 アルキメデスの法則/バスカルの原理/ベルヌーイの定理 ・熱の章 ボイル・シャルルの法則/熱力学第一法則/熱力学第二法則(エントロピー増大の法則)/熱力学第三法則 ・ミクロな世界の章 素粒子とクォーク/放射能・放射線/光速度不変の原理と特殊相対性理論 ■著・編者紹介 左巻 健男(サマキ タケオ) 1949年生まれ。東京大学教育学部附属中・高等学校(現:東京大学教育学部附属中等教育学校)教諭、京都工芸繊維大学教授、同志社女子大学教授、法政大学生命科学部環境応用化学科教授、法政大学教職課程センター教授などを歴任。 東京大学講師。中学校理科教科書(新しい科学)編集委員。専門は理科教育。 大学生への講義、理科の先生への理科教育の指導のほか、ときに小学生に授業をしたり、一般向けに「ニセ科学の見破り方」などの話をしている。 『面白くて眠れなくなる物理』『面白くて眠れなくなる化学』『面白くて眠れなくなる人類進化』(以上、PHPエディターズ・グループ)、『新しい高校化学の教科書』(講談社ブルーバックス)、『暮らしのなかのニセ科学』(平凡社新書)、『身近にあふれる「科学」が3時間でわかる本』(明日香出版社)など著書多数。
  • 龍馬を斬った男 今井信郎伝
    3.0
    暗殺者のレッテルを覆す、その知られざる生き様!! 気鋭の歴史学者が描く、初のノンフィクションノベル!! 幕末の英雄・坂本龍馬を斬った男、今井信郎。見廻組に属して龍馬を斬ったことのみが注目されてきたが、この男の本領は、龍馬暗殺以後にあった。鳥羽伏見から五稜郭までの激烈な戊辰戦争を戦い抜き、維新後は、西郷隆盛に加勢し西南戦争に従軍しようとした。牧之原開墾にも従事、ついには初倉村(現・静岡県島田市)の村長にまでなり、後半生を地域振興に捧げる。官軍史観では見えてこない敗れし男の美学と生き様を描ききる! 明治維新150 年記念出版!!
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る
    4.0
    【内容紹介】 総取材時間20時間以上! オードリー・タン氏自身が、自らの考え、行動、夢を語る。 世界のメディアがいま、最も注目するテクノロジー界の叡智が、描くデジタルとAI(人工知能)の未来! 台湾は、2020年に全世界を襲った新型コロナウイルス(COVID-19)の封じ込めに唯一成功しました。 本書は、その中心的な役割を担った若きデジタル担当政務委員(閣僚)が、コロナ対策成功の秘密、デジタルと民主主義、デジタルと教育、AIと社会・イノベーション、そして日本へのメッセージを、自身の言葉で語りつくします。 【著者紹介】 [著]オードリー・タン(Audrey Tang 唐鳳) 台湾デジタル担当政務委員(閣僚) 1981年台湾台北市生まれ。幼い頃からコンピュータに興味を示し、12歳でPerlを学び始める。 15歳で中学校を中退、プログラマーとしてスタートアップ企業数社を設立。 19歳のとき、シリコンバレーでソフトウエア会社を起業する。 2005年、プログラミング言語「Perl6(現Raku)」開発への貢献で世界から注目。 同年、トランスジェンダーであることを公表し、女性への性別移行を開始する(現在は「無性別」)。 2014年、米アップルでデジタル顧問に就任、Siriなど高レベルの人工知能プロジェクトに加わる。 2016年10月より、蔡英文政権において、35歳の史上最年少で行政院(内閣)に入閣、無任所閣僚の政務委員(デジタル担当)に登用され、部門を超えて行政や政治のデジタル化を主導する役割を担っている。 2019年、アメリカの外交専門誌『フォーリン・ポリシー』のグローバル思想家100人に選出。 2020年新型コロナウイルス禍においてマスク在庫管理システムを構築、台湾での感染拡大防止に大きな貢献を果たす。 【目次抜粋】 はじめに 序章 功を奏したITによる新型コロナ対策 第一章 私をつくってきたもの 第二章 デジタル民主主義とソーシャル・イノベーション~誰もが政策に寄与できる社会 第三章 ITは教育をどのように発展させるか~プログラミング思考を身につける 第四章 AIが開く新しい社会~デジタルは人のためにある 第五章 日本へのメッセージ
  • 時の終わりと時の始まり プレアデス《メシアメジャー》からの黙示(アポカリプス)メッセージ
    -
    ◎ 「新しい地球に進化します! 地球は月の作用を受けながら、太陽の中を抜ける準備段階に入ります。地球・月・太陽があり、太陽の向こうには第二の地球が誕生していますが、現段階では地球からは見えていません。太陽の黒点(ブラックホール)を抜け、第二の地球に今の地球が合体して、新しく進化した地球が産まれます! 」(メシアメジャー) ◎ 「今、たくさんの本が氾濫しているが、理解できなければ、その本の価値はない。難しい説明も、難しい単語も、読む人を悩まし、本題から外れてしまう。この本の分類に《予告や警告》のコーナーがある。人を恐怖に陥れるために書いてもらったのではない。近日に起こりくる兆があるから書き示しているのである。皆の心が変化すれば、必然と未来も変化してくる。 国家も政治も経済も人間関係もすべて毎日刻々と進化変化しているので、固執しないでほしい。書いた内容は、書いた日から80年後までの変化と調整を書きとめた本である」(メシアメジャー) ◎ 「書き始めて3年目の1997年5月、メッセージの情報が宇宙のプレアデス星からと入りました。私にメッセージを送ってくる方々は7人。男性5人と女性2人のクループです。グループ名は“メシヤメジャー”と名乗り、個々のお名前も1度聞きましたが、興味の無いことだったので名前も覚えてはいません」(村中愛) ◎ 「未来はあなた達一人一人の思いと行動で変えられます。日本語によって先賢者が残して下さったメッセージを紐解く時期がきたと言えます。世界地図を見て下さい。小さな 小さな国、東の端の小さな国、日本は世界の謎を解く、鍵穴の大きさ。小さな鍵穴の日本が鍵を開ければ世界の秘事は解明されます。 日本語・日本食・日本の知恵は世界を動かします」(メシアメジャー) ◎ 「これより先、地球時間と宇宙時間が交差します。時間交差のため、時間は急激に短縮され加速されます。義務教育課程の方でもわかるように表現しますと...、現在の地球時間はおよそ24時間帯で作動していますが、これより先は地球時間(24時間)を時計は針指しますが、実質は短縮されていきます大まかな時間帯は2003年24:00→23:30と、30分の短縮。2004年以降の時間短縮は次のようになります。 2004年 24:00→21時間30分に/2008年 24:00→20時間50分に/2012年 24:00→19時間30分に/2016年 24:00→18時間00分に/2020年 24:00→16時間30分に/2024年 24:00→13時間30分に/2028年 24:00→13時間10分に 今、だれもが転生の時期に来ています。すべてから解き放たれた魂は再び人間に生まれ変わり、地球に降りて来ます。そして、宇宙次元を手にしたいものです」(メシアメジャー)

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  • 【電子オリジナル】後宮恋曲 皇帝は身代わり花嫁を淫らに奏でる【イラスト付き完全版】
    3.5
    琵琶の演奏を皇帝・義隆に気に入られ、彼に嫁ぐことになった門閥貴族の娘・鳳英。しかし実際に琵琶を弾いていたのは、鳳英の異母姉・静和で、鳳英として皇帝に嫁いだのも静和だった。亡き母が妓女ゆえに、現当主の異母兄・俊傑を筆頭につらく当たられてきた静和だが、弟の待遇を良くするためにも義隆の寵愛を得なければと気負うあまり、腹痛を起こして初夜に失敗してしまう。義隆はそんな静和を身も心も甘く優しく慈しんでくれるけれど……?
  • 松下幸之助「困難を乗り越えるリーダー」になれる7つのすごい!習慣
    値引きあり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “当たり前のことを当たり前にやる、を徹底した松下幸之助” 「経営の神様」  一代で松下電器産業(現・パナソニック)を興した松下幸之助のことを、人はこう呼ぶ。 確かに、彼がわずか5人で立ち上げた会社は、今や売上規模7兆円超、従業員25万人を超えるメガ企業へと発展した。それゆえ、彼を名経営者として慕う経営者は少なくない。私たちは、彼はもともと大変な才能をもっていて、特別な人だから成功したのだと思いがちだ。しかし、実はそうではない。 彼の凄さはむしろ、「ないないづくし」だったからこそ「当たり前のことを当たり前にやる、を徹底したこと」にある。また、松下幸之助が語る理念や哲学は、決して難しいことではない。ごく当たり前のことを当たり前にやろうというものばかりである。ではなぜ多くの人がそれを実行できないのか?当たり前のものは、当たり前すぎて飛びつきにくいからである。目新しく奇抜な方法ではないため、人はつい「当たり前」を疎かにしてしまうのだ。人は何はなくとも強い気持ちをもち、日々地道に愚直に当たり前のことを徹底すれば、必ず未来は切り開くことができる。 本書では「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助実践した社員5人の会社を社員25万超の企業に成長させたノウハウ91を紹介。そして「困難を乗り越えるリーダー」になれる7つのすごい習慣を解説します。 【ご利用前に必ずお読みください】 ■誌面内の目次やページ表記などは紙版のものです。一部の記事は、電子版では掲載されていない場合がございます。 ■一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。 ■電子版からは応募できないプレゼントやアンケート、クーポンなどがございます。以上をご理解のうえ、ご購入、ご利用ください。 《目次》 [はじめに]当たり前のことを当たり前にやる、を徹底した松下幸之助 【第1章】リーダーの心得 【第2章】社員としての心得 【第3章】仕事の心得 【第4章】商売の心得 【第5章】道を切りひらく 【第6章】経営のコツ 【第7章】人生で本当に大切なこと
  • 文豪たちの明暗 ―太宰治、芥川龍之介、坂口安吾、川端康成の霊言―
    5.0
    あなたが心惹かれる 文学や芸術は、 光か?それとも闇か? 日本文学を代表するあの 作家たちの死後の行方とは!? それぞれの思想や作品から、 芸術の中にある善と悪が明らかに。 『人間失格』『斜陽』の太宰治 酒と女と自殺願望――破滅型人生のその後 『羅生門』『鼻』『蜘蛛の糸』の芥川龍之介 太宰治の心のあり方と思想の誤りに助言 『堕落論』の坂口安吾 その誤った仏教解釈と思想的な罪とは 『伊豆の踊子』『雪国』の川端康成 透明な心と美しい言葉で永遠と普遍を求める 文学、マンガ、アニメ、映画、音楽、劇、テレビ…… 多くの人びとに影響を与える責任と代償とは? その作品の価値観が天国と地獄のどちらの世界に つながっているかを見抜け。 ■■ 太宰治の人物紹介 ■■ 1909~1948年。小説家。青森県生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)仏文科から除籍。在学中は共産主義運動に関係するが脱退、自殺未遂を起こす。また、上京直後から井伏鱒二に師事し、1935年、『逆行』が芥川賞次席となる。その後も、『富嶽百景』『走れメロス』などを発表し、作家としての地位を確立。戦後は無頼派と呼ばれ、自意識崩壊の告白をつづった小説『ヴィヨンの妻』『斜陽』『人間失格』などで流行作家となるも、愛人の山崎富栄と玉川上水で入水自殺した。 ■■ 芥川龍之介の人物紹介 ■■ 1892~1927年。小説家。東京都生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)文学部英文科在学中に執筆した短編「鼻」を夏目漱石に激賞され、大学卒業後、英語教師を経て作家生活に入る。作品の多くは短編小説で、代表作に「羅生門」「蜘蛛の糸」「杜子春」「トロッコ」「河童」等がある。35歳で睡眠薬自殺を遂げた。死後、友人の菊池寛によって、純文学系の新人作家を対象とする芥川賞が設立された。 ■■ 坂口安吾の人物紹介 ■■ 1906~1955年。小説家。新潟県生まれ。東洋大学文学部印度哲学倫理学科卒業後、同人誌「言葉」を創刊。1931年に発表した『風博士』『黒谷村』が激賞され、新進作家として認められる。戦後、旧来の道徳観を否定した『堕落論』や『白痴』を発表し、波紋を呼ぶ。無頼派と呼ばれた。ほかの作品に『不連続殺人事件』『桜の森の満開の下』『安吾巷談』などがある。 ■■ 川端康成の人物紹介 ■■ 1899~1972年。小説家。大阪府生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)文学部国文学科卒。卒業後、横光利一らと「文藝時代」を創刊。一高時代の伊豆旅行の体験をもとにした『伊豆の踊子』などを発表し、新感覚派の代表作家として活躍した。日本的美意識を追究し続け、1968年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。代表作に『雪国』『山の音』『眠れる美女』『古都』などがある。
  • おひとりさまの終活「死後事務委任」―――これからの時代、「遺言書」「成年後見制度」とともに知っておきたい完全ガイド
    値引きあり
    -
    かゆいところに手が届く! 終活に役立つ“書き込み式簡易ノート”付! 【病気】【認知症】【介護】【遺品の片付け】etc…… あなたの助けになってくれる制度を知り、手続きを踏んで備えておけば、 死後だけでなく生きている間の不安さえも払拭できます。 どうすれば、安心して晩年を過ごし、 死後の憂いなく安らかに眠ることができるのか。 ・遺言書(1章) ・成年後見制度(2章) ・家族信託(3章) ・死後事務委任(4章) などの制度を、 身近に頼れる親戚がいない、あるいはいても遠い親戚だったりする、 いわゆる“おひとりさま”が死んだあとについて、 「生前に何を準備し、どうすればいいか」(死後事務委任)を法律&実務面から徹底解説! “自分のこと”はもちろん、 “親のこと”を手伝う際にも役立ちます! この1冊で、不安は消える! ■目次 1部 自分の前に「親(親族)」の終活は本当に大丈夫?    「遺言」を書いてもらおう    晩年を心地よく過ごしてもらうための「成年後見制度」    かゆいところにまで手が届く「家族信託」 2部 「自分」が安心して亡くなるために    おひとりさまの終活に心強い味方「死後事務委任」    あなたが亡くなったそのあとは、いったいどうなる? ■著者 國安耕太(クニヤスコウタ) ノースブルー総合法律事務所代表弁護士。1980年東京生まれ。 親の仕事の都合で小学6年生~中学2年生まで、ギリシャ・アテネで過ごす。早稲田大学法学部卒業。 中央大学法科大学院修了。司法試験の他、国家公務員試験1種試験(現:国家公務員総合職試験)にも合格。 弁護士ファームへ勤務ののち、ノースブルー総合法律事務所を開設。 中央大学法学部兼任講師や財務省税関研修所委託研修講師(知的財産法)などもつとめている (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • トランプ対習近平: 貿易・テクノ・5G戦争
    -
    1巻760円 (税込)
    米中二大大国の覇権争い——開幕。「トランプ大統領の大統領の大統領就任から2年間の中間選挙前までの経過をまとめた。トランプ米大統領の不規則、大量ツイッター政治によって世界は大揺れで、トランプ台風での2年余で世界はすっかり変わりました。(中略)一方、米中貿易関税協議は2019年5月についに決裂し、ファーウェイ5G戦争が勃発しています。米中の2大覇権国の覇権をめぐる戦いは長期戦に突入です。」(本書「あとがき」より)傲慢な口調で「アメリカファースト」を唱える現アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ(1946-)。それに対し、明確な戦略のもと突発的な出来事にも冷静に対応する現中華人民共和国の最高指導者習近平(1953-)。彼らを中心に荒れに荒れる国際情勢を、元毎日新聞社情報調査部副部長である著者が徹底解説!彼らの動向を観察すれば、今後の国際情勢の行く末が見えてくる——*本書は、月刊誌「公評」に連載した「日中韓150年戦争史」の一部と、2017年に誕生した「トランプ米大統領の独走、混乱をぶり」の連載を1冊にまとめたものである。
  • 「我が道」城之内邦雄
    -
    戦後復興にまい進する60年代、読売巨人軍のマウンドには「エースのジョー」がいた―。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回はプロ野球・巨人の元投手、城之内邦雄氏が登場します。  城之内氏は1940年(昭15)、千葉県出身。佐原一高(現佐原高)から日本ビールを経て、62年に巨人に入団します。ルーキーイヤーは開幕投手に抜てきされ、いきなり24勝を挙げて新人王を獲得。入団5年で101勝など、通算141勝をマークしました。  郷里の利根川の堤防を毎日10キロ走り、大投手となる礎を築いた高校時代。巨人に入団すると開幕投手のチャンスをものにして投げまぐり、常勝軍団の押しも押されぬエースへとなっていきます。長嶋茂雄、金田正一ら伝説のチームメイトとともに、巨人のV9黄金時代を築き上げました。  投手のコンディションニング方法が進化した現在では考えられないような投げ込み、豪快なエピソードの数々も、プロ野球の歴史の一部として余すところなく伝える一冊。今もサインに書き記すという「一球入魂」の神髄を、城之内氏が令和のいま語り明かします。
  • 医師の想い —富さんの診療余話—
    -
    1~2巻550円 (税込)
    臨床医歴四十年。出会った笑い、後世に伝えたい言葉。医師の真剣な眼差しを読む。 医療の現場で起こる出来事。座薬を座って飲む薬だと勘違いした患者さん。「もっといい医者呼んで!」と言われてしまった悔しい話など一挙収録。 腎臓内科臨床医として40年歩きつづけ、後世に伝えたい医師の想いです。 【目次】 はじめに 五十音でみた心に残る患者さんからの贈り物 私の歩んだ道 Ⅰ.市立札幌病院研修医: Ⅱ.東海大学助手・講師: Ⅲ.順天堂大学助教授・教授: おわりに 【著者】 富野康日己 1974年 順天堂大学医学部卒業 1986年 オーストラリアロイヤルアデレード病院客員研究生 1987年 アメリカミネソタ大学客員講師 1994年 順天堂大学医学部腎臓内科教授 2004年 順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長 2006年 順天堂大学医学部医学部長 2008年 順天堂大学大学院医学研究科長 2015年 順天堂大学名誉教授、東海大客員教授、東都医療大学(現、東都大学)客員教授、医療法人社団 松和会常務理事  2019年 医療法人社団 松和会理事長
  • 「健康に生きる」第1報 〜生活習慣病をものともせずに厳しい社会を乗り切るには?〜
    -
    1~2巻550円 (税込)
    健康に生きる。生活習慣病はまず腎臓病から知っておくこと。 未病という言葉を知っていますか? 一応健康であるが自覚症状も他覚症状もなく、病気に近い健康状態をいいます。もし、あなたが未病ならいずれ生活習慣病はやってきます。糖尿病、高血圧、脂質異常症、痛風、慢性腎臓病などに悩まされても事前に知っておけばしっかりと健康に生きる事が出来ます。それぞれの病気の症状や対処法も写真や図を使ってわかりやすく解説いたします。 【目次】 はじめに 自己紹介をかねて 健康とは? 未病とは? 高齢者とは? 加齢(高齢化)と体力・気力・病気は? ブレスロー先生の7つの健康習慣とは? 定期的に運動をする 生活習慣病とは? 糖尿病 高血圧 脂質異常症(高脂血症) 痛風(高尿酸血症) 慢性腎臓病 生活習慣病治療における人工知能 暑い夏を乗り切るには おわりに 参考資料1 脂質異常症治療薬一覧 参考資料2 慢性腎臓病に用いられる薬剤一覧 【著者】 富野康日己 1974年 順天堂大学医学部卒業 1986年 オーストラリアロイヤルアデレード病院客員研究生 1987年 アメリカミネソタ大学客員講師 1994年 順天堂大学医学部腎臓内科教授 2004年 順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長 2006年 順天堂大学医学部医学部長 2008年 順天堂大学大学院医学研究科長 2015年 順天堂大学名誉教授、東海大客員教授、東都医療大学(現、東都大学)客員教授、医療法人社団 松和会常務理事  2019年 医療法人社団 松和会理事長
  • おむすび
    値引きあり
    -
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 日本のマザー・テレサ、佐藤初女さんが残した生き方のヒントとは?人生と重ね合わせた思いが込められたレシピと言葉を1冊に。 佐藤初女さんは、訪ねてくる人たちを迎えるための宿泊施設「森のイスキア」(青森県弘前市)で手作りの料理を用意し、共に大きな丸い食卓を囲み、心を分かち合って食事をしました。「一緒に食事をすれば人の心は開いていく」と実感していたからで、94年の生涯を「食はいのち」という信念で行き抜きました。 「野菜も生きているから、にんじんや大根などの皮は、ていねいに薄くむきます」など、食材への思いは人への思いでもありました。 ごはん、梅干し、塩、のりのシンプルな「おむすび」への細やかな心使いの見事さ。 野菜の炒め物やあえものなどの身近なレシピも、人生と重ね合わせた思いや愛情で作られていました。初女さんが残してくれた数々のレシピや語られたことばから、どう生きていくかのヒントも得られます。 「おむすびの不思議な力」「地の食材を選びたい」「祖母から母、母から私へ」「常備菜があれば」「いつものおかず」など。 佐藤 初女(サトウハツメ):1921年青森県生まれ。青森技芸学院(現・青森明の星高等学校)卒業。小学校教員を経て79年より弘前染色工房を主宰。老人ホームの後援会や弘前カトリック教会での奉仕活動を母体に83年、自宅を開放して「弘前イスキア」を開設。92年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。助けを求めるすべての人を無条件に受け入れ、食事と生活をともにすることで、多くの人を再出発させた。95年に公開された龍村仁監督の映画『地球交響楽<ガイアシンフォニー>第二番』で活動が紹介され、国内外で講演活動をつづけた。アメリカ国際ソロプチミスト協会賞、国際ソロプチミスト女性ボランティア賞、第48回東奥賞などを受賞。著書多数。2016年2月逝去。

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  • 地震とミノア文明
    -
    エーゲ海のクレタ島北方に位置するテラ島噴火に伴う地震と津波はまさに天変地異の様相を呈していた。クレタ島に政治拠点のあった交易社会ミノアは生活基盤を失った。生存者の多くが流民化し、政治の混乱が続いた。その百数十年後、ミノアは現ギリシャ本土のペロポネス半島を拠点に台頭したミケーネ王国に侵入されて統治された。 近年、その頃のエーゲ海群島社会、アナトリア半島や東地中海沿岸の古代社会についての謎が明らかになり始めている。考古学、地質学、遺伝学、言語学等の学際調査研究が広がってきたからである。その結果、ミノアの文明遺産についての理解も深まった。ホメロスの作品と言われる西欧文明最古の叙事詩である「イリアス」と「オデュセイヤ」をはじめ、その後に古代アテネで開花した文化も、線文字をはじめ、交易を通して多様性文化を生んだ社会ミノアの文明遺産なしでは語れない。
  • PMBOKには書いていない プロジェクトマネジメントの技術
    3.5
    ///なぜプロジェクトマネジメントはうまくいかないのか?///  国内の製品開発で当たり前に行われているプロジェクトマネジメント。完全にその手法が定着しているにもかかわらず、未だそのプロジェクトがうまくいっていないのはなぜか?  誰に責任があり、どうやったらうまくいくのか?  その具体的なエッセンスは形になっていない。なぜなら、そういったことはPMBOKには書かれていないからだ。 本書はそのような現場からの声にこたえて、プロジェクトマネジメントの技術を大きく34のカテゴリーに分類し表した、エッセンシャル・プロジェクトマネジメントの実用書といえよう。 田中陽一(たなか・よういち)ティメックス株式会社 オーナー。1966 年神奈川県鎌倉市生まれ。明治大学政治経済学部卒。アクセンチュアにてエレクトロニクス・ハイテク分野のマネージング・ディレクターを経てティメックス社を設立。 杉山徳伸(すぎやま・とくのぶ)ティメックス株式会社 代表取締役。1978 年長崎県佐世保市生まれ。早稲田大学理工学部卒。株式会社CSK( 現SCSK)で組込みソフトのエンジニアとしてモノづくり支援のキャリアをスタートし、アクセンチュアにて精密機器業界・製品開発業務を中心とした業務改革支援に携わった後、ティメックス社を設立。 住吉光博(すみよし・みつひろ) ティメックス株式会社 パートナー。1976 年埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。株式会社NTT データを経て、アクセンチュアにてエレクトロニクス・ハイテク業界や通信業界を中心とした業務改革、システム改革支援に携わった後、ティメックス社の立ち上げに参画。
  • 工事担任者試験 これなら受かる 第1級デジタル通信[技術及び理論]
    -
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 傾向をしっかり把握して試験に合格しよう! 本書は,工事担任者試験 第1級デジタル通信(DD第1種)[技術及び理論]の過去問題集です.電気通信主任技術者規則改正により,現DD第1種は2021年4月から第1級デジタル通信に名称変更となります. 本書は,直近5年(10回)分の問題を出題分野に沿って整理・分類して並べているので,出題傾向・頻出問題の確認を行いながら効率よく学習できるようになっています.同時に,自身の得意・不得意な分野も把握できるようになっています. 一問一問詳しい解説に加え,POINT,参考情報などを其処此処に配することで,効率的に学ぶことができるようになっています. 1章 端末設備の技術 2章 ネットワークの技術 3章 情報セキュリティの技術 4章 接続工事の技術 5章 工事の設計管理・施工管理・安全管理
  • 工事担任者試験 これなら受かる 総合通信[技術及び理論]
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 傾向をしっかり把握して試験に合格しよう! 本書は,工事担任者試験 総合通信(AI・DD総合種)[技術及び理論]の過去問題集です.電気通信主任技術者規則改正により,現AI・DD総合種は2021年4月から総合通信に名称変更となります. 本書は,直近5年(10回)分の問題を出題分野に沿って整理・分類して並べているので,出題傾向・頻出問題の確認を行いながら効率よく学習できるようになっています.同時に,自身の得意・不得意な分野も把握できるようになっています. 一問一問詳しい解説に加え,POINT,参考情報などを其処此処に配することで,効率的に学ぶことができるようになっています. 1章 端末設備の技術 2章 総合デジタル通信網の技術 3章 ネットワークの技術 4章 トラヒック理論 5章 情報セキュリティの技術 6章 接続工事の技術 7章 工事の設計監理・施工管理・安全管理
  • 私の履歴書 神田のサンマとニューヨークの青空
    4.0
    ●2019年12月に日本経済新聞に連載して好評だった澤部肇TDK元会長の「私の履歴書」を単行本化。 ●著者は大学を卒業した1964年、東京電気化学工業(現TDK)に入社。同社は、東京工業大学の電気化学科が発明したフェライトという磁性材の技術に鐘淵紡績(現カネボウ)が資金を投じて1935年に創業した、いわば大学発ベンチャーの走りのような会社。当時、東京・神田の6階建てのビルを間借りしていたTDKはその後、世界的な優良企業へと業容を拡大していく。同社の歩みと自身の半生を振り返る一冊。 ●著者は、工場や経理部などで厳しい上司の薫陶を受け、若くして社長室(のちの経営企画部)に配属される。ここで、同社の中核的な創業メンバーである3代目社長の素野福次郎氏、4代目社長の大歳寛氏の謦咳に接し、仕事や人生の諸々をじかに教わる幸運に恵まれる。中小企業だった同社は、音楽用カセットテープが大ヒットしたのを機に時ならぬ急成長企業となり、ニューヨーク証券取引所の上場を果たす。この間、著者は社長室の一員として経営を支え、貴重な経験を重ねた。その後、テープ事業を立て直し、磁気ヘッド事業では辣腕を振るい、社長に就任。ITバブル崩壊を乗り越え、新興のATLを買収して世界的な電池メーカーの礎を築いた。 ●書籍としてまとめるにあたっては、好評だった新聞連載と同様に紙幅の多くを経営中枢での興味深いやりとりに割いている。著者の人柄を反映した率直な心情の吐露が、本書をいっそう魅力的なものとしている。
  • マンガでわかる 後悔しない! わが家での看取り
    値引きあり
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 病院ではなく、住み慣れた自宅で、人生の最期をむかえる時代がやってきます。自宅で納得して最期を迎えるための必読書です。 ●超高齢化が進む中で、病院ではなく、住み慣れた自宅で、人生の最期をむかえる時代がやってきます。自宅で納得して最期を迎えるための必読書です。 ●マンガ……「母を看取って」「命が燃え尽きる死はこうして訪れる」「17年間の闘病の辛さを忘れさせてくれた讃美歌」「最期まで自分の意思を貫き通した父」「一人暮らしの父親の最期を看取った息子たち」……自宅で迎える人生の最期を、徹底取材で実例マンガ化。 ●実用情報……「自分の最期をどうすごしたいか、周囲に知らせよう」「痛みや苦しみをやわらげるには」「最期の3か月にかかる在宅医療費」「在宅医の探し方・選び方」「ひとり暮らしの療養を支える介護サービス」……自宅での最期を後悔なく迎えるために必要な情報を紹介。 ●1000人以上の最期を看取ってきた医師の千場純先生がアドバイス。マンガ担当のたちばないさぎさんは病院のスタッフとして、数々の看取りの現場の取材にあたっています。 千場 純(チバジュン):三輪医院院長。医学博士。1975年名古屋大学医学部卒業後、横浜市立大学附属病院第一内科、国立横須賀病院(現横須賀市うわまち病院)内科第一医長、医療法人社団聖ルカ会パシフィック・ホスピタル院長などを経て現職。在宅死率全国第1位(およそ4人に1人)の神奈川県横須賀市で「在宅看取り」の普及に取り組む。「在宅看取り医」として今までに1000人以上を看取り、2019年1月には日本医師会が主催する「赤ひげ大賞」を受賞。各地での講演活動も活発に行っている。医療を中心とした地域作りに力を入れており、地域住民の交流の場「しろいにじの家」を開設している。さらに病院スタッフとしてマンガ家を採用し、患者の体験談をマンガ化して病院発行の冊子に掲載するなど、情報発信にも努める。 1968年神奈川県横須賀市生まれ。現在も横須賀在住。1992年漫画家デビュー後、少女漫画誌、女性誌、猫漫画誌などに作品を多数掲載。宝塚大学東京メディア芸術学部マンガ分野非常勤講師、日本漫画家協会会員、日本マンガ学会会員、日本在宅医療連合学会会員。2016年より社会福祉法人心の会三輪医院非常勤職員(地域支援員)として、患者さんの人生を伝える漫画やイラストを作成し、病院が発行する冊子などで発表している。
  • 池田大作研究 世界宗教への道を追う
    4.3
    世帯数827万の会員を擁する創価学会はなぜ国内政治に強い影響力を持つようになったのか。特に、第3代会長・池田大作(現・名誉会長)はなぜ会員の心をとらえ続けるのか。キリスト教徒であり元外務省主任分析官の著者が、インテリジェンス分析とキリスト教神学の方法から人と思想に迫る。
  • LAIDBACKERS-レイドバッカーズ- ~元魔王らんちゃんの異世界せいかつ~(1)
    完結
    5.0
    異世界で魔王だったらんは、人間界への転生に失敗して、 見た目も性格もとっても可愛い小学生になっちゃった……!! 女子小学生となったらんは、町の抽選会に参加したり、 学校の宿題を頑張ったり、七夕料理に挑戦してみたり、元勇者とゲームして遊んだり…。 元魔王で現JS・らんの"逆"異世界生活は、毎日はじめてがいっぱいです! 自堕落(?)教師で仮の保護者・優子とのちょっぴりドキドキな同居生活にも注目♪ オリジナル劇場アニメ『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』公式スピンオフ第1巻!
  • 「性別が、ない!」人の真夜中のナイショ話
    5.0
    「セックスレスなんです…」 「恋がうまくできない!」 「年の差恋愛で彼氏が息子に間違われる」 「エッチに飽きちゃった…」 「ナメ方の極意を知りたい!」 「ポリアモリー(多重恋愛)で友達をなくした…」 「推しって浮気なの!?」 「外イキができない…!」 「ゲイだけど女性のパートナーがほしい」 「彼氏の避妊スキルを上げたい!」etc. みんな、どうやって恋やエッチをしているのか!? 自分のやり方はおかしいのか、もっといいやり方はないのか…!? 誰かに聞きたいけれどなかなか聞けない、みんなの「恋やエッチ」のお悩みに、新井祥が漫画でお答え!! 中性であり、セクマイ界の第一人者でもある著者が男女両方の視点から描いた、テクニック満載のコミックエッセイです。 そして!ついに!! 元アシスタントで現パートナーを公言し、10年以上をともに歩んできたこう君(BL漫画家・うさきこう氏)との婚姻も!!! 婚姻までを描いた漫画や、その裏話を語ったインタビューも特別収録。
  • 誰でもできる発明の技術 そのアイデア、形にしませんか?(GalaxyBooks)
    完結
    -
    発明や特許のことを中小企業、ベンチャー起業の経営者や一般の人にもっと知ってチャンスをつかんでほしいという思いから、できるだけわかりやすく書きました。前半はラーメンを題材にして、発明がどのように作られるかを紹介しています。後半は発明をビジネスにするためにはどうしたらよいか、という視点で書いています。 著者プロフィール 弁理士・ビジネスアイデア特許化コンサルタント・知財ポジショニング戦略コンサルタント。1952 年山梨県生まれ。神奈川大学工学部機械工学科卒業。株式会社日立メディコ(現:株式会社日立ヘルスケア・マニュファクチャリング)で 14 年間 X 線 CT、MRI の機構部の開発に従事。2002 年弁理士登録。2012 年特定侵害訴訟代理業務付記。現在、特許業務法人平田国際特許事務所パートナー弁理士。一般社団法人特許の虎主催発明教室講師。専門分野は特許、実用新案、意匠、商標。知財経験 30 年。得意分野はビジネスモデル特許。
  • 即興型ディベートの教科書 ~東大で培った瞬時に考えて伝えるテクニック (スーパー・ラーニング)
    値引きあり
    4.3
    即興型ディベートとは ・準備時間はたったの20分 ・個人的な賛成・反対は関係なく、 ・瞬時に、論理・感情の両輪で審査員を説得する! ビジネスシーンでも役立つ要素がたくさん! ・即興型ディベートは、約20分間の準備時間しかないため、  頭脳をフルに動かして論理と感情に訴えかけるプレゼンを行ない、  勝利しなければならないのが特徴。 ・即興型ディベートの経験者は世界でもさまざまな分野で活躍している。  日本国内でも、近年、即興型ディベートの経験者の進路は、  外務省、経産省のような官公庁から、弁護士事務所、大手商社、メディア、  経営コンサルティング企業、投資銀行、メガベンチャー、スタートアップ等、多様になっている。 ・本書は、即興型ディベートの流れごとのポイント、  スキルアップ方法等を具体例とともにわかりやすく解説している。 ・主にビジネスの自己啓発の一環として、  さまざまな力を身につけることができるディベートを通じてスキルアップしたい人、  ディベートをビジネスの研修や学校の授業に取り入れたい方など、  即興型ディベートに興味はあるけれど方法や上達方法がわからない方々にうってつけ! ■目次 ・ディベート経験者の声 ・はじめに ・Part1 即興型ディベートのルールと流れ ・Part2 賛成側・反対側の「立論」のコツとポイント ・Part3 審査員の役割と務め方 ・Part4 「ディベート力」を鍛える練習方法 ・おわりに ・参考資料 ■著者 加藤彰(かとう・あきら) 九州大学大学院言語文化研究院学術研究者、跡見学園女子大学兼任講師、 ディベート教育国際研究会役員、一般社団法人全国英語ディベート連盟国際委員会アドバイザー。 東京大学法学部、東京大学公共政策大学院卒。在学時から即興型ディベートを始める。 東京大学英語ディベート部元代表、現卒業会顧問。 大学生全国大会優勝、審査委員長、アジア大会日本人記録保持者。 外務省・文科省後援で世界初のSDGsにコミットする国際大会Kyushu Debate Open設立メンバー兼審査委員長。 大学生北東アジア大会審査委員長、日本人初となる高校生世界大会招聘審査員。 東大を中心に多数のコーチ実績に加え、 日本の20以上の大学・高校や、企業向けに日本語・英語でディベート講演経験あり。国際学会発表多数。 経営コンサルティング企業マネジャー。
  • もっと知りたいコーヒー学
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者は、金沢大学工学部名誉教授であり、現・日本コーヒー文化学会の会長。1999年から全国で唯一の文部科学省認定の授業「コーヒーの世界」を金沢大学で開講した。本書は、コーヒーを工学の視点から、焙煎、抽出法、その香りと色、その品質評価と「好み」の分析、ブレンドについて、コーヒーと水とミルク、缶コーヒーについて分析する。コーヒーの生豆を焙煎すると、コーヒー豆の内部がハチの巣のような構造=ハニカム構造になっていることを中核にし、本書のコーヒー学は展開される。
  • 踏み跡にたたずんで
    3.0
    1巻1,600円 (税込)
    土地と人々の記憶が紡ぐ珠玉の物語 芥川賞作家が放つ待望の傑作掌編小説集 少年と神様の出会いを描いた「掩体壕」、戦争の記憶がよみがえる「赤い波」、伝説と現実が交錯する「磨崖仏」、山での不思議な出会いを描いた「幻のホダ場」 。夢か現か幻か......。なつかしくて不可思議。心をざわつかせる36編。
  • トーキョー・ナイトメア リプレイ1 ブラックダイヤモンド
    5.0
    アーバンアクションRPG『トーキョー・ナイトメア』のリプレイ集が登場。“黄昏の時代”の幕開けに現われたテロリスト“黄昏の亡霊”。時代の影に消えたはずの亡霊が再びトーキョーに姿を現わすとき葬られた秘密と闇が浮かび上がる。本書では、上級ルールブックまでのルールや、データを駆使したセッションを2話収録。その他、既存の22のスタイルの追加技能、武器とヴィークルの追加アウトフィットを掲載。トーキョーに潜む闇の一端がここで語られる……。
  • 陸上植物の形態と進化
    -
    1巻4,400円 (税込)
    陸上植物の代表的な群でのゲノム解析が進展し、それらの比較から、陸上植物の四群(種子植物、シダ植物、小葉植物、コケ植物)では、それぞれ発生様式とその遺伝子制御ネットワークが大きく異なっていることがわかってきた。 本書ではこれらの成果をもとに、植物進化の新しい体系の構築を試みた。現生植物のゲノム生物学、細胞生物学、発生学、形態学の知見に古生物学の知見を融合し、陸上植物全体について包括的に形態と進化を議論した、世界に類を見ない教科書と言える。
  • キャバ嬢なめんな。 夜の世界・暴力とハラスメントの現場
    -
    1巻1,430円 (税込)
    痛快! 爽快! キャバ嬢の連帯! 涙と怒りの実録・夜の労働ドキュメント! キャバクラ。一見華やかな夜の世界だが、そこには、女性を苦しめる出来事が掃いて捨てるほど存在する。賃金未払いは当たり前、セクハラや暴力が横行する世界に対する怒りと闘いのための一冊。2009年の結成以来、200件以上ものキャバクラにおける労働争議を行い勝利してきた労組、キャバクラユニオン。その闘いと雇用トラブルの実例を生々しくえぐり出し、キャバクラの生態と、雇用主、客、さらには世間から向けられる偏見に苦しむキャバ嬢の日常生活を活写。雨宮処凛さん推薦! 【目次】 はじめに——「おまえら、ヤクザか?」 01 業界潜入! わたしのキャバ嬢実録日記 02 「キャバクラに昼の世界の法律は通じない」か? 03 自己責任と給与明細の暗黒 04 キャバクラ・暴力とハラスメントの巣窟 05 キャバ嬢たちのロード・オブ・闘争 あとがき——残酷物語を超えて 【著者】 布施えり子 1981年生まれ。非正規労働者の労働組合・フリーター全般労働組合で活動するうちに、2009年にキャバ嬢をはじめとした夜の世界で働く人びとの労働組合・キャバクラユニオンの立ち上げに携わり、賃金の未払いや暴力・ハラスメント等といった幾多の労働トラブルを解決。『キャバ嬢なめんな。—夜の世界・暴力とハラスメントの現場』が初の著書となる。
  • 小説 外務省 尖閣問題の正体
    -
    1巻1,760円 (税込)
    外務省元官僚による驚愕の近未来ノンフィクション・ノベル。日本外交の真実。 『戦後史の正体』の著者が書いた、日本外交の真実。事実は闇に葬られ、隠蔽される<つくられた国境紛争>と危機を煽る権力者。外務省元官僚の近未来ノンフィクション・ノベル。 【目次】 プロローグ 第一章 鳩山元首相への人物破壊 第二章 国際情報統括官組織への移籍 第三章 歴史の探訪 終章  尖閣諸島問題の未来 【著者】 孫崎享 1943年、旧満州国鞍山生まれ。1966年東京大学法学部中退。外務省入省。英国、ソ連、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダでの勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。2002〜2009年まで防衛大学校教授。
  • 新聞記者・桐生悠々 忖度ニッポンを「嗤う」
    -
    抵抗のジャーナリストが鳴らす令和への警鐘! 明治末から昭和初期にかけてファシズム批判を展開し、信濃毎日新聞主筆時代に書いた社説「関東防空大演習を嗤(わら)ふ」が陸軍の猛反発を招いたことで知られる石川県出身のジャーナリスト・桐生悠々の評伝。本文中の俳優・中村敦夫氏発言「彼が警告していることは、まさに今ね、びしびしと現代社会に当てはまるようなことを言ってんですよ。要するに、全然人類社会は進歩していないじゃないか。桐生悠々は未来、未来と言っているけど、未来は今ですよ」。本書を一読すると、悉くその先見性に驚かされる。 【目次】 プロローグ——桐生悠々を描かねばならなかった理由 第1章 「無冠の帝王」桐生悠々の背景 第2章 関東防空大演習を「嗤う」 第3章 「だから、言ったではないか」 第4章 言わねばならないこと 第5章 あのころの「未来」 第6章 騙されてはいけない 第7章 「反骨」の系譜 エピローグ——私とあなたの責任 【著者】 黒崎正己 北陸朝日放送(HAB、本社・金沢市)報道担当部長。50歳。2018年に放送されたドキュメンタリー番組「言わねばならないこと 新聞人・桐生悠々の警鐘」の担当ディレクター。同番組は、第1回「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」大賞を受賞。
  • ふたりぱぱ ゲイカップル、代理母出産(サロガシー)の旅に出る
    5.0
    ゲイがわざわざ子どもをもつ、その必要があるのだろうか? 人気ブログ待望の書籍化。 スウェーデン人男性と同性婚をしたみっつんの人気ブログ『ふたりぱぱ』の連載「サロガシーの旅」の書籍化。ゲイが子どもを持ちたい時、ゲイが子どもを授かる方法、サロガシー(代理母出産)のプロセスなど、ゲイカップルが子どもを授かるまでの“旅”をリアルに語るエッセイ。みっつんのまっすぐで慎重な言葉が、「母性、父性ってなんだろう?」「子どもを持ちたい気持ちに性別や家族のかたちは関係ない」、そんな気持ちにさせてくれる。東ちづるさん推薦! 【目次】 まえがき Step1 旅の準備は知識と情報の荷造りから [コラム1]「グローバル・ベイビー・ファクトリー」 Step2 選択、決断、そして書類の嵐 [コラム2]ゲイの社員が育児休暇をとりたいと言ったら? Step3 IVFクリニック、そして妊娠へ [コラム3]人口7万人、地方都市のプライドパレードinスウェーデン Step4 僕らの子どもに会いに行こう [コラム4]スウェーデンのひいおばあちゃんから学んだ、日本風差別 [義妹マリーからのメッセージ]わたしたちが星の家族になるまで スウェーデンにおける生殖補助医療の現状 あとがき 【著者】 みっつん 名古屋市生まれ。2011年、スウェーデンの法律の下、結婚。同年、夫リカとともに東京からロンドンへ移住。2016年、サロガシー(代理母出産)により男児を授かったのを機に、夫の出身地であるスウェーデン、ルレオに移住、現在にいたる。ブログ「ふたりぱぱ」で、サロガシーの経験や子育て日記を綴ったり、SNSなどでその普段の様子をシェアしている。
  • 野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想
    -
    おもしろうてやがて哀しき編集者」初めて書かれた大手出版社への挽歌。 本書には、平成史を彩った数多のスター、政治家 などが次から次へと登場する。オウム真理教事件 をはじめ日本社会を震撼させた大事件を描く際 の臨場感も圧巻。また、編集長として戦友のよう に付き合った名物記者たちを活写する筆致は深 い感動を呼ぶ。著者にとっては、「有名無名」より、 「人間」一人ひとりに焦点を絞ることが何よりも 大事なのだ。同時代を生きてきた誰もが自らの来 し方を想起できる点も本書の大きな魅力である。 【目次】 プロローグ 引っ込み思案だった高校時代とバーテンダー稼業 第1章 講談社の黄金時代 第2章 フライデー編集長「平時に乱を起こす」 第3章 週刊現代編集長「スクープのためなら塀の内側に落ちても」 第4章 ばら撒かれた怪文書と右翼の街宣、そして左遷 第5章 もしも、もう一度逢えるなら エピローグ 愛すべき名物記者たちへの挽歌 あとがき 【著者】 元木昌彦 1945年新潟県生まれ。早稲田大学商学部卒。1970年講談社入社。「月刊現代」、「婦人倶楽部」、「週刊現代」を経て、1990年「FRIDAY」編集長。1992年から1997年まで「週刊現代」編集長・第一編集局長、1999年オンラインマガジン「Web現代」創刊編集長。2006年講談社を退社し、「オーマイニュース日本版」編集長・代表取締役を経て、現在は出版プロデューサー。「週刊現代」編集長時代には週刊誌5位に低迷していた売上を、創刊以来最大発行部数150万部、当時の週刊誌トップにまで伸ばした。
  • ドキュメント ひとりが要介護になるとき。 単身老後に「在宅」は大丈夫ですか!?
    -
    1巻1,870円 (税込)
    「おひとりさまの老後」は甘くない。 「おひとりさまの老後」は甘くない。情報・お金(資産)・健康・人間関係が乏しい一般庶民が高齢ひとり暮らしで介護が必要になったら、誰が面倒見てくれるのか、経済的にもつのか。広がる社会不安を背景に、制度と実態を探る。 【目次】 序 ひとりで「在宅」はダメですか 第一章 単身で老いるときに 第二章 孤立しない、孤立させない 第三章 いかに「要介護」を少なくするか 第四章 単身化と在宅と地域包括システムと 第五章 鼎談 単身化と在宅介護      斎藤磐根・矢部広明・山口慶恵 【著者】 山口道宏 ジャーナリスト、星槎大学教授、NPO法人シニアテック研究所理事長。 著書『老夫婦が独りになる時』(三省堂)、『東京で老いる』(毎日新聞社)、『男性ヘルパーという仕事』『申請主義の壁!』『無縁介護』『介護漂流』(いずれも編著、現代書館)など。
  • ビバ! インクルージョン 私が療育・特別支援教育の伝道師にならなかったワケ
    -
    障害児2人の親の、痛快子育てエッセイ! 同じ水頭症の障害をもって生まれながら、療育→特別支援教育の“障害児専用コース”を突き進んだ長女と、ゼロ歳から保育園、校区の小・中学校学に学ぶ長男。二種類の“義務教育”を保護者として経験した辿りついた結論は。障害のある人を「私たちとは違う環境でないと生きていけない人たち」と場を分け、交じわる可能性を摘むことこそ差別であることを、2人の子どもの成長とともに親が気付き、自己変革をとげていく過程を描いた痛快エッセイ! 【目次】 はじめに〜「彼ら」と「私たち」 第一章 子育てと介助・介護を仕分けする〜母親元年  一 シャバに助けを求める  二 「介護・介助」と「子育て」を仕分ける  三 「圧倒的な共感力」の中で暮らし始める 第二章 二十年後の自分に会う〜母であるより友人として  一 これを教育といえるか  二 共に生きる決意の頃(社会も私たち家族も)  三 これは彼の意思 第三章 バリエーションはすべてを可能にする〜保障すべきもの  一 インクルーシブを体感する  二 排除、排除、排除!  三 等しい人権をもつ人間として 第四章 絶望のさなかの希望〜「死んでいい人」のかごに入れられて  一 絶望の後、浮かび上がった道  二 バリエーションは、この世界を救う あとがき〜猿が、木から、落ちた 【著者】 柴田靖子 昭和39(1964)年生まれ。水頭症の障害をもつ二児の母。長女の誕生・治療をきっかけに連れ合いが設立した日本水頭症協会で刊行物の編集を担当。障害のある子のいる学級の校外学習のためバリアフリー実踏調査を行う「われら実踏調査団ポルトドス」(休止中)世話人。
  • 日中は異文化だから面白い 言語と文化のプロたちが綴るエッセイ集
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    同じような顔つきをしていながら、その思考方式、行動には大きな差異がある。こんなに面白いテーマはない。 中国語教育の第一人者たちの、言葉を軸にして日中文化コミュニケーションの楽しさを詳解する。中国語解説も交えたまさに中国語学習者には必須の本。編著者の相原茂をはじめとして岸弘子、張娜、費燕、芳沢ひろ子、佐藤嘉江子、三好理佳、蘇紅、白根肇、塚越千史、楊華、郭雲輝、森中野枝、河村雅子、川名理恵、野原靖久、Huang Wantingのバイリンガルとして活躍する著者陣が楽しく中国語と中国文化を解説する。 【目次】 はじめに 第一部 言語論 第二部 文化論 【著者】 相原茂 1948年、福島県生まれ。1971年、東京教育大学卒業、同大学院修士課程修了。専攻は現代中国語学。現在、お茶の水女子大学教授。NHKテレビ・ラジオで中国語講座を担当。著書に『新訂中国語概論』(共著、大修館書店)、『午後の中国語』(同学社)などがある。
  • カムイの言霊 物語が織り成すアイヌ文様
    -
    人生を美しくするカムイの物語は、アイヌ民族が語り継いできた生命と自然の真理。 神(カムイ)と自然と人間(アイヌ)が混然一体となって織り成されたアイヌ文化は、様々な詩や物語などに編まれ、口承により受け継がれてきた。山本多助エカシによる意訳詩のほか、アイヌ・モシリの創世神話、ヒグマなどカムイが語る昔話も多数掲載。アイヌ口承文化の「聞き手」から「語り部」となったチカップ美恵子が贈る、「カムイの言霊」。 【目次】 はじめに——雷神の歌 第一章 大地の鼻(岬) 第二章 ウラリ・オマ・ナイ 第三章 対極からのメッセージ 第四章 時代を越える精神世界 第五章 湿原は物いわぬ語り部(歴史の証人) 第六章 素晴らしい太陽神の国土 第七章 水の坐(ペ・ソ)を彩る川 第八章 暮らしは大地の恵みから 第九章 オヤコッはメルヘンの世界 第十章 お告げはカムイの意思 第十一章 美幌の寓話 第十二章 マ・シュ、摩周岳と小島 第十三章 マ・シュ・ト 第十四章 数字の六は語り言葉のあや 第十五章 サスイシリ・永遠 第十六章 天災地変を語り継ぐ 第十七章 羆神の情愛 第十八章 アイヌ民族の死生観 第十九章 美しきアイヌ・モシリ 第二十章 カムイの言霊 おわりに——地球は水の坐(ペ・ソ) ぬくもりの記憶  植村佳弘 【著者】 チカップ美恵子 1948年釧路市生まれ。アイヌ文様刺繍家。油彩画、アニメーション彩色を経て、アイヌ文様刺繍作家に。 著書に『風のめぐみ』(御茶ノ水書房)、『アイヌ文様刺繍のこころ』(岩波ブックレット)、『アイヌ・モシリの風』(日本放送出版協会)、『月のしづくが輝く夜に』(現代書館)、『森と大地の言い伝え』(北海道新聞社)。共著に『first fishu:first people』(ワシントン州立大学出版)、『山姥たちの物語』(学藝書林)。 2002年第6回女性文化賞受賞(高良留美子創設)。2010年死去。
  • 夢みる名古屋 ユートピア空間の形成史
    -
    1巻1,980円 (税込)
    理想都市・名古屋の夢と現実 名古屋という都市を論じる書の決定版! 名古屋をテーマにしながら、たんなるご当地本ではない、非常に大きなスケールで名古屋が論じられ検討されている。 ういろう? 味噌カツ? シャチホコ? 名古屋城? よそ者に閉鎖的? 名古屋といえばこんなイメージだが、こういったブツやらなにやらのイメージからあえてはなれ、現代思想を道具としてもちい、名古屋という都市の形成過程を歴史的に追うことで、名古屋という都市空間の一般的な性格を導き出す。 改めて、名古屋、ひいては都市一般を考える上で必須の一冊。 【目次】 第一章 1918 鶴舞 第二章 1965 小牧 第三章 1989 世界デザイン博覧会 参考文献 あとがき 【著者】 矢部史郎 1971年生。文筆・社会批評・現代思想。 1990年代よりネオリベラリズム、管理社会などを独自の視点で理論的に批判。2006年、思想誌『VOL』に編集委員として参加。2011年に東京を離れ、現在は愛知県春日井市に在住。著書に『愛と暴力の現代思想』(山の手緑との共著、青土社)『原子力都市』『3・12の思想』(以文社)など。
  • クレージー・ランニング 日本人ランナーは何を背負ってきたのか?
    -
    日本人は何を求め、何に苦しみ、何に喜びながら走り続けてきたのか? 1964年(昭和39年)の東京オリンピックから現在まで、日本人は何を求め、何に苦しみ、何に喜びながら走り続けてきたのか? 円谷幸吉、君原健二、瀬古利彦、中山竹通、小出義雄、金哲彦、大胡光次範、有森裕子、高橋尚子、スポーツ中継を担当するテレビ会社社員。そして、伝説のコーチであるセラティ。アスリートたちの肉声を伝える、スポーツ・ルポルタージュ。マラソンを通じて見えてくる、新しい日本人論。 【目次】 プロローグ 一章 後ろを振り向くな 二章 ランナーという作品 三章 捨てられた犬の反逆 四章 セルフィッシュの時代 五章 テレビに向かって走れ 六章 人はなぜ走るのか エピローグ 追録 野生の魂 【著者】 髙部雨市 1950年、東京生まれ。ルポライター。社会の表層から置き去りにされた人びとのルポルタージュを描く。 著書に『走る生活』『異端の笑国─小人プロレスの世界』『私風俗─上野界隈徘徊日誌』『風俗夢譚─街の底を歩く』『笑撃! これが小人プロレスだ』(いずれも現代書館)、『永遠のセラティ—自然流ランニング哲学』(ランナーズ)。
  • 増補版 パンツをはいたサル 人間は、どういう生物か
    -
    「過剰」「蕩尽」「パンツ」というキーワードで、ヒトの本質を平易な言葉で解明した名著の増補版。 1980年代初頭、栗本慎一郎が一躍時代の寵児に躍り出る契機となった名著に16頁分を加筆した増補版。ヒトの社会に充満する混乱を解きほぐすために、あらゆる学問界の障壁を取り払い、「過剰」「蕩尽」「パンツ」というキーワードで、ヒトの本質を平易な言葉で解明した本書の魅力は今なお色褪せない。 【目次】 新版へのまえがき 旧版へのまえがき 第一章 人間は知恵ある生物か 第二章 おカネという名のパンツ 第三章 パンツという名のパンツ 第四章 神経症という名のパンツ 第五章 法律という名のパンツ 第六章 道徳という名のパンツ 第七章 すべては「内なる知」によって決められるべきだ 追補 信念の世紀は終わり、生命の世紀が始まった 【著者】 栗本慎一郎 1941(昭和16)年東京生まれ。経済学者、評論家。硬軟両領域で活躍。 慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。 天理大学専任講師から奈良県立短大助教授、ノースウェスタン大学客員教授、明治大学法学部教授、帝京大学・拓殖大学客員教授、東京農業大学教授、有明教育芸術短期大学学長等を歴任。元衆議院議員。大学総合研究所顧問。 著書『経済人類学』(東洋経済新報社)、『幻想としての経済』、『光の都市 闇の都市』(共に青土社)、『パンツをはいたサル』(光文社)、『パンツを脱いだサル』(現代書館)他多数。
  • ぐにゃり東京 アンダークラスの漂流地図
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    1巻2,420円 (税込)
    都市の「歪み」。21世紀の底辺社会、そこに生きる下層民たちの実態を浮き彫りにする。 派遣フリーターとして都内の出版社や印刷所で働きながら目にした21世紀の底辺社会、そこに生きる下層民たちの実態を浮き彫りにする。新宿で生まれ育った著者の軽妙な筆致で、経済成長によって生じた「歪み」を都市の記憶とともに描く。 【目次】 プロローグ 00 怪物になった街 Ⅰ ぐにゃり東京 Ⅱ 群衆史 北関東ノクターン 太陽のない街 2008——復刻版に寄せて 【著者】 平井玄 1952年、新宿2丁目生まれ。批評家・エッセイスト。 音楽・思想・社会等幅広い領域を独自の視覚で論じる。早稲田大学文学部抹籍。早稲田大学文学部非常勤講師を経て、東京藝術大学の非常勤講師等を務めた。 80年代からジャズを中心とする音楽の批評やプロデュースをはじめ、映画、パレスチナ音楽の紹介、フリーター運動など、様々な社会運動に携わる。現在も新宿に在住。 主著『ミッキーマウスのプロレタリア宣言』(太田出版、2005年)、『愛と憎しみの新宿——半径一キロの日本近代史』(ちくま新書、2010年)ほか。
  • 軍が警察に勝った日 昭和八年 ゴー・ストップ事件
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    1巻2,420円 (税込)
    兵士と警察の口論は、なぜ戦争へのターニング・ポイントになったのか? 戦前史からのメッセージ。 5・15事件(昭和7年)の翌年、小さなトラブルが大阪の交差点で起きた。赤信号で横断歩道を渡った陸軍兵士を警官が注意、両者の言い争いは乱闘に至り、それがもとで最後には陸軍と内務省のトップが争う戦前日本最大の権力争いに発展した。死者まで出しながらも収束が見えない中、ついに警察が軍に言ったこととは? 小さな個人的なトラブルであったはずのケンカがその後の日本の運命を決めるターニングポイントになったのは何故か? 驚きの歴史ドキュメンタリー。 【目次】 はしがき 第一章 発端 第二章 拡大 第三章 決裂 第四章 泥沼 第五章 決着 第六章 背景と意味 あとがき 【著者】 山田邦紀 1945年、福井県敦賀市生まれ。早稲田大学文学部仏文卒。夕刊紙『日刊ゲンダイ』編集部記者として三十年に亘って活躍。現在はフリー。著書に『ポーランド孤児・「桜咲く国」がつないだ765人の命』『軍が警察に勝った日』『岡田啓介』(いずれも現代書館)、共著に『東の太陽、西の新月─日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件』『明治の快男児トルコへ跳ぶ─山田寅次郎伝』(いずれも現代書館)他。
  • ドキュメント「みなさまのNHK」 公共放送の原点から
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    1巻2,420円 (税込)
    「公共放送」とは何かを問い直す。 グリコ・森永事件、北朝鮮残留孤児、昭和天皇逝去などNHK報道番組制作のなかで体感した、「公共放送」が大きく変質しはじめた1980年代を捉え返す。コミュニティFMなど新たな放送を担う市民メディアについても言及、公共放送とは何かを問う。 【目次】 はじめに Ⅰ NHKで何が起こったか? 第1章 劇場型犯罪のピエロとなって 第2章 情報商品になったドキュメンタリー 第3章 NHK民営化未遂事件 第4章 「女は何を食ってるんだろう?」 Ⅱ 内なる権力と報道番組の吃水線 第5章 「その取材を中止せよ」 第6章 ピョンヤンの再会 第7章 家族崩壊のリトマス試験紙 第8章 「一五年戦争に勝利した!」 Ⅲ 市民が紡ぐもうひとつの公共放送 第9章 メディアを奪い返してきた人たち 第10章 市民テレビ局は町をおこせるか 第11章 つながりたい、分かり合いたい 第12章 島ッチュたちの音楽一揆 終 章 NHKは誰のものか 【著者】 津田正夫 1943年、金沢市生まれ。1966年、NHK入局。福井・岐阜・名古屋・東京で、主として報道番組ディレクター、番組開発プロデューサーなどに携わる。1995年〜東邦学園短期大学教授、2002年〜2013年立命館大学産業社会学部教授。世界のパブリック・アクセス制度の調査と紹介に努める。市民メディアの制度化を提案。岐阜市NPO「てにておラジオ」代表。 主著『ネット時代のパブリック・アクセス』(共編著、世界思想社)、『テレビ・ジャーナリズムの現在』(編著、現代書館)など。
  • 【増補改訂版】コンゴ共和国 マルミミゾウとホタルの行き交う森から
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    中部アフリカのコンゴ共和国で、いま何が起きているのか——。自然との共生の道を探る。 中部アフリカのコンゴ共和国で、いま何が起きているのか——。熱帯林に生息するゾウやゴリラなどの生態調査、環境保全に携わる中での内戦や森林伐採業との対峙、貨幣経済の浸透が先住民に与える影響など現場のリアルを伝える。今回増補改訂版で、ゲリラ豪雨やエボラ出血熱など最近世界を揺るがせている問題とコンゴ共和国との関係を浮き彫りにする新章が加わった。京都大学総長・山極壽一氏推薦。 【目次】 プロローグ 1.熱帯林とゴリラとの出会い 2.虫さん、こんにちは 3.森の中で生きるということ 4.熱帯林養成ギプス、内戦、そして保全業へ 5.新たな旅立ち〜森から海へ 6.森の先住民の行く末 7.人類の自然界利用と保全(その1)〜ブッシュミート、森林伐採、象牙 8.人類の自然界利用と保全(その2)〜海洋地域での漁業と石油採掘 9.人類の自然界利用と保全(その3)〜日本人との深い関わり 10.日本における保全に関する教育とメディア 11.ぼくの生き方〜自分に強く関わること同士のつながり 12.さらに隠蔽される“真実” エピローグ あとがき〜増補改訂版に向けて 【著者】 西原智昭 1989年から30年以上、コンゴ共和国やガボンなどアフリカ中央部熱帯林地域にて、野生生物の研究調査、国立公園管理、熱帯林・生物多様性保全に従事。国際保全NGOであるWCS(Wildlife Conservation Society;ニューヨークに本部があり)の自然環境保全研究員。NPO法人アフリカ日本協議会・理事。京都大学理学部人類進化論研究室出身、人類学専攻、理学博士。現在、星槎大学共生科学部特任教授。
  • 三角寛「サンカ小説」の誕生
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    東京朝日新聞の記者 スクープ記者から『オール読物』を支える流行作家へ! 「説教強盗」「満州事変」「2.26事件」。三角寛は朝日新聞の事件記者から、その後『婦人サロン』『オール読物』等でサンカ小説家として、一世を風靡する流行作家に。彼の作品から、戦争とテロによって崩壊にいたる戦中の日本精神史を探る。「三角寛サンカ選集」全15巻(小社刊)で平成のサンカブームを喚起した。船戸与一氏推薦。 【目次】 はじめに 序章 池袋・人生坐の「日の丸」 第一章 疑惑の朝日新聞記者「三浦守」 第二章 説教強盗の暗躍と昭和天皇の即位大礼 第三章 岩の坂貰い子殺し事件の謎と『婦人サロン』 第四章 浜口雄幸随感録のスクープから満洲事変へ 第五章 満洲事変下の『オール讀物號』と三角寛 第六章 実話「昭和妖婦伝」を母胎にした「サンカ小説」 第七章 「日本怪種族実記」から「貅水窩のおりん」へ 第八章 時代は「丹沢山悲炎記」から天皇機関説の排撃へ 第九章 「サンカ小説」とウルトラ・ナショナリズム 【著者】 今井照容 1957年生まれ。株式会社出版人社長。評論家、編集者。小社が刊行し話題を呼んだ『マージナル』(1〜10号)の常連筆者。「三角寛『山窩小説』を歩く」などを担当する。共著『いま、三角寛小説を読む』。また、『三角寛サンカ選集』『別冊歴史読本』の編集にも携わる。

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