三角寛「サンカ小説」の誕生

三角寛「サンカ小説」の誕生

2,420円 (税込)

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東京朝日新聞の記者 スクープ記者から『オール読物』を支える流行作家へ!

「説教強盗」「満州事変」「2.26事件」。三角寛は朝日新聞の事件記者から、その後『婦人サロン』『オール読物』等でサンカ小説家として、一世を風靡する流行作家に。彼の作品から、戦争とテロによって崩壊にいたる戦中の日本精神史を探る。「三角寛サンカ選集」全15巻(小社刊)で平成のサンカブームを喚起した。船戸与一氏推薦。

【目次】
はじめに

序章 池袋・人生坐の「日の丸」
第一章 疑惑の朝日新聞記者「三浦守」
第二章 説教強盗の暗躍と昭和天皇の即位大礼
第三章 岩の坂貰い子殺し事件の謎と『婦人サロン』
第四章 浜口雄幸随感録のスクープから満洲事変へ
第五章 満洲事変下の『オール讀物號』と三角寛
第六章 実話「昭和妖婦伝」を母胎にした「サンカ小説」
第七章 「日本怪種族実記」から「貅水窩のおりん」へ
第八章 時代は「丹沢山悲炎記」から天皇機関説の排撃へ
第九章 「サンカ小説」とウルトラ・ナショナリズム

【著者】
今井照容
1957年生まれ。株式会社出版人社長。評論家、編集者。小社が刊行し話題を呼んだ『マージナル』(1〜10号)の常連筆者。「三角寛『山窩小説』を歩く」などを担当する。共著『いま、三角寛小説を読む』。また、『三角寛サンカ選集』『別冊歴史読本』の編集にも携わる。

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