サブカルチャー・雑学 - (株)現代書館作品一覧

  • アニメ研究入門[応用編] アニメを究める11のコツ [電子改訂版]
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    大学教員を含む気鋭の研究者9人による、最もホットなジャンル・最新のアニメ研究書。 アニメ産業の市場規模が2016年に2兆円を超えるなど、日本を代表するコンテンツとなった「アニメ」。クールジャパン産業に向けて、人材育成が国の戦略となって久しい状況のなか、アニメーション関連の講座を設ける大学・専門学校が増加。アニメ研究は学術界・経済界において最もホットなジャンルとなっている。 大学教員を含む気鋭の研究者9人による、最新のアニメ研究書。 【目次】 まえがき 第1章 映像心理論(アニメサイコロジー)——アニメーション研究による「アニメ」の相対化 第2章 映像演出論——アニメーション業界の制作現場における演出の技術と方法 第3章 アニメソング論——アニメと歌の関係 第4章 声優論——通史的、実証的一考察 第5章 オーディエンス、ファン論(ファンダム)——2.5次元化するファンの文化実践 第6章 ライツビジネス構想論——アニメ産業分析の検討と転換への試論 第7章 文化政策論——『ガールズ&パンツァー』にみる非政治的な政治性 第8章 アニメ史研究原論——その学術的方法論とアプローチの構築に向けて 第9章 物語構造論(ナラトロジー)——アニメ作品の物語構造とその特徴について 第10章 マルチモーダル情報論——アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』にみる視聴覚・音楽情報の読解 補説 海外アニメーションと日本アニメ——表現技法の多様性と異文化受容 あとがき 編著者・著者紹介 【著者】 小山昌宏 情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科博士後期課程修了 博士(情報学)。愛知淑徳大学メディアプロデュース学部兼任講師、自然医科学研究所 研究員。現在、筑紫女学園大学現代社会学部教授。一般社団法人 国際クラウドファンディング運用教育研究協会理事、専門は情報社会学、メディア論、映像文化(マンガ・アニメーション)研究。 著書に『宮崎駿マンガ論』『戦後「日本マンガ」論争史』(ともに現代書館)、『情報セキュリティの思想』(勁草書房)、編著書に『アニメへの変容』(現代書館)など。 須川亜紀子 ウォーリック大学大学院 映画テレビ学部博士課程修了 Ph.D.(人文学博士)。現在は横浜国立大学教育人間科学部/都市イノベーション学府准教授。専門はメディア(アニメ)とジェンダー。 単著に『少女と魔法—ガールヒーローはいかに受容されたのか』(NTT出版、2013年)*2014年アニメーション学会賞受賞。共著に『アニメーションの事典』(朝倉書店、2012年)など。
  • アニメ研究入門〔増補改訂版〕 アニメを究める9つのツボ
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    メディア芸術として海外戦略も行われる日本の“アニメ”。そのアニメを学術的に研究、読み解く方法を指南。 メディア芸術として海外戦略も行われる日本の“アニメ”。そのアニメを学術的に研究する道筋をつけるため、映像・音声・歴史・流通・視聴者・ジェンダーなど様々な視点から読み解く方法を指南する。批評と研究、海外アニメを論じた補章を追加。 【目次】 序 章 アニメで論文を書きたい人のために……小山昌宏・須川亜紀子 第1章 文学理論 アニメ研究における批評理論の可能性……中垣恒太郎 第2章 映像論 アニメを読む……須川亜紀子 第3章 ジェンダー論 アニメから読み解くジェンダー……村瀬ひろみ・須川亜紀子 第4章 サウンド/ヴォイス研究 アニメを奏でる3つの音……鈴木真吾 第5章 ヒストリー研究 アニメ研究における歴史的アプローチ……木村智哉 第6章 オーディエンス研究 アニメ・オーディエンス(視聴者—消費者)の分析に向けて……池上 賢 第7章 アート研究 アニメにおける美と汎美……小池隆太 第8章 コンテンツ研究 著作・流通システムにおけるアニメ……玉川博章 第9章 オーディオ・ビジュアル研究 情報システムとしての「アニメ」にみる映像表現と物語形式……小山昌宏 終 章 今後の課題と見通し……小山昌宏・須川亜紀子 補 章 アニメ研究のアプローチについて——増補・改訂版によせて 【著者】 小山昌宏 情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科博士後期課程修了 博士(情報学)。愛知淑徳大学メディアプロデュース学部兼任講師、自然医科学研究所 研究員。現在、筑紫女学園大学現代社会学部教授。一般社団法人 国際クラウドファンディング運用教育研究協会理事、専門は情報社会学、メディア論、映像文化(マンガ・アニメーション)研究。 著書に『宮崎駿マンガ論』『戦後「日本マンガ」論争史』(ともに現代書館)、『情報セキュリティの思想』(勁草書房)、編著書に『アニメへの変容』(現代書館)など。 須川亜紀子 ウォーリック大学大学院 映画テレビ学部博士課程修了 Ph.D.(人文学博士)。現在は横浜国立大学教育人間科学部/都市イノベーション学府准教授。専門はメディア(アニメ)とジェンダー。 単著に『少女と魔法—ガールヒーローはいかに受容されたのか』(NTT出版、2013年)*2014年アニメーション学会賞受賞。共著に『アニメーションの事典』(朝倉書店、2012年)など。
  • アニメへの変容 原作とアニメとの微妙な関係 [電子改訂版]
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    マンガや児童文学をアニメ化する際、どの様に作り替えられ、アニメ的変容がみられるのか。 マンガや児童文学を原作とする作品がアニメ化される際、どのように作り替えられアニメ的変容が見られるのか。その変容を調べることにより、アニメならでの体質や表現が見えてくる。この作業を通して、アニメーションという現代メディアの特質を明らかする。 【目次】 まえがき 漫画のアニメ化における諸様相 ——『鉄腕アトム』から『攻殻機動隊』、『マトリックス』まで 「鉄腕アトム」、アニメのアニメ化 ——テレビアニメおよびマンガの分身 進化しない『ポケモン』 ——アニメとゲームの共生関係 アニメのパロディー ——「やおい」からみるアニメ・アニメキャラの特徴 アニメ『風の谷のナウシカ』 ——物語の系譜、マンガとの相違点 「白雪姫」の変容 ——グリム童話からディズニー・アニメーションへ 『ジャングル大帝』が『ライオン・キング』成功の鍵 ——ディズニーは手塚アニメをいかに模倣したのか? 岡本忠成+川本喜八郎『注文の多い料理店』 ——非商業系アニメーションの視覚から 【著者】 竹内オサム 1951年、大阪市生まれ。大阪教育大学修士課程修了。同志社大学社会学部メディア学科教授。専門は児童文化、マンガ史。著書に『手塚治虫論』『子どもマンガの巨人たち』『マンガの批評と研究+資料』『マンガ表現入門』などがある。個人で研究誌『ビランジ』を発行している。 小山昌宏 情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科博士後期課程修了 博士(情報学)。愛知淑徳大学メディアプロデュース学部兼任講師、自然医科学研究所 研究員。現在、筑紫女学園大学現代社会学部教授。一般社団法人 国際クラウドファンディング運用教育研究協会理事、専門は情報社会学、メディア論、映像文化(マンガ・アニメーション)研究。 著書に『宮崎駿マンガ論』『戦後「日本マンガ」論争史』(ともに現代書館)、『情報セキュリティの思想』(勁草書房)、編著書に『アニメへの変容』(現代書館)など。
  • 大相撲の道具ばなし
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    大相撲の舞台を支える名脇役! 大相撲興行に欠かせない“道具”に注目! 「廻し」「軍配」はもとより「明け荷」「相撲膏」など知られざるものにも焦点をあて、歴史的ないわれから現在の使われ方まで縦横無尽に語る。道具にまつわるエピソードを知れば“相撲愛”が増す。 【目次】 はじめに 第一章 力士の身のまわり 第二章 行司・呼出・床山の身のまわり 第三章 土俵とそのまわり おわりに 【著者】 坂本俊夫 昭和29年(1954)、栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。フリーライター。子どもの頃からの大相撲ファン。著書に『シリーズ藩物語 宇都宮藩・高徳藩』、共著に『東の太陽、西の新月 日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件』、『明治の快男児トルコへ跳ぶ 山田寅次郎伝』(いずれも現代書館)などがある。
  • 「かぐや姫」誕生の謎 渡来の王女と“道真の祟り”
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    飛鳥→平安→現代と時空を超えて、「かぐや姫」誕生の謎に迫る。 『日本書紀』の記述を手がかりに、中世ペルシアと日本の暦や祭礼のつながり、奈良の遺跡や地形を調査分析。さらに神社の祭神から竹取物語最古の写本まで読み解き、飛鳥→平安→現代と時空を超えて「かぐや姫」誕生の謎に迫る。太宰府天満宮 禰宜・味酒安則氏推薦。 【目次】 第1章 道真の孫・文時 第2章 飛鳥の渡来人 第3章 かぐや姫の母 第4章 かぐや姫の誕生 第5章 竹取翁物語の誕生 第6章 文時の思案と「竹取の翁物語」 第7章 「竹取翁物語」の行方 【著者】 孫崎紀子 1948年生まれ。金沢大学薬学部卒業、同医学部附属ガン研究所助手を経て、1971年に結婚後、外交官である夫と共にロンドン、モスクワ、ボストン、バグダード、オタワ、タシケント、テヘランに住む。「マンナ」「ムミヨとウズベク語」「日本語とウズベク語の比較」「舎衛女のうた」などのエッセイ・論文がある。2014年から上智大学・山岡三治教授「文化交渉学特講」(文学研究科)の講師を務める。
  • カムイの言霊 物語が織り成すアイヌ文様
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    人生を美しくするカムイの物語は、アイヌ民族が語り継いできた生命と自然の真理。 神(カムイ)と自然と人間(アイヌ)が混然一体となって織り成されたアイヌ文化は、様々な詩や物語などに編まれ、口承により受け継がれてきた。山本多助エカシによる意訳詩のほか、アイヌ・モシリの創世神話、ヒグマなどカムイが語る昔話も多数掲載。アイヌ口承文化の「聞き手」から「語り部」となったチカップ美恵子が贈る、「カムイの言霊」。 【目次】 はじめに——雷神の歌 第一章 大地の鼻(岬) 第二章 ウラリ・オマ・ナイ 第三章 対極からのメッセージ 第四章 時代を越える精神世界 第五章 湿原は物いわぬ語り部(歴史の証人) 第六章 素晴らしい太陽神の国土 第七章 水の坐(ペ・ソ)を彩る川 第八章 暮らしは大地の恵みから 第九章 オヤコッはメルヘンの世界 第十章 お告げはカムイの意思 第十一章 美幌の寓話 第十二章 マ・シュ、摩周岳と小島 第十三章 マ・シュ・ト 第十四章 数字の六は語り言葉のあや 第十五章 サスイシリ・永遠 第十六章 天災地変を語り継ぐ 第十七章 羆神の情愛 第十八章 アイヌ民族の死生観 第十九章 美しきアイヌ・モシリ 第二十章 カムイの言霊 おわりに——地球は水の坐(ペ・ソ) ぬくもりの記憶  植村佳弘 【著者】 チカップ美恵子 1948年釧路市生まれ。アイヌ文様刺繍家。油彩画、アニメーション彩色を経て、アイヌ文様刺繍作家に。 著書に『風のめぐみ』(御茶ノ水書房)、『アイヌ文様刺繍のこころ』(岩波ブックレット)、『アイヌ・モシリの風』(日本放送出版協会)、『月のしづくが輝く夜に』(現代書館)、『森と大地の言い伝え』(北海道新聞社)。共著に『first fishu:first people』(ワシントン州立大学出版)、『山姥たちの物語』(学藝書林)。 2002年第6回女性文化賞受賞(高良留美子創設)。2010年死去。
  • 靴づくりの文化史 日本の靴と職人
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    草鞋、下駄などが主だった日本人は明治以降の近代化の中で、日本人向きの靴をどのように作ってきたのか。 いま、若者に靴作りが人気だという。草鞋、下駄などが主だった日本人は明治以降の近代化のなかで、日本人向きの靴をどのように作り出し、いかに靴に馴染んできたのか。そして、世界の靴作りといかに繋がっているのか。靴職人の実態に迫る。 【目次】 はじめに 第一章 日本人と靴 第二章 日本人による靴づくり 第三章 世界史からみた靴づくりの歴史 第四章 稲川實の人生史 第五章 靴づくり、人づくり 主要参考文献/インターネット/靴産業関連施設・団体 おわりに 【著者】 稲川實 1929年茨城県真壁郡竹島村(現・筑西市)に生まれる。1943年国民学校高等科卒業、第六陸軍技術研究所に勤務。1944年都立化学工業学校夜間部に入学したが、戦時中の混乱期で中退、終戦を迎える。1947年宮本製靴に入社、靴業に入る。1960年独立のため退社、トロット製靴を創業。2008年取引先に会社を委譲引退する。現在、台東区立産業研修センターの技術指導員と、皮革産業資料館の副館長を務める。 山本芳美 1968年生まれ。文化人類学者・学術博士(論文・昭和女子大学大学院)。都留文科大学准教授。跡見学園女子大学在学中より、人間の装い、特にイレズミについての調査と研究を始める。90年代以降、日本各地と台湾を拠点にフィールドワークを続けている。
  • クレージー・ランニング 日本人ランナーは何を背負ってきたのか?
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    日本人は何を求め、何に苦しみ、何に喜びながら走り続けてきたのか? 1964年(昭和39年)の東京オリンピックから現在まで、日本人は何を求め、何に苦しみ、何に喜びながら走り続けてきたのか? 円谷幸吉、君原健二、瀬古利彦、中山竹通、小出義雄、金哲彦、大胡光次範、有森裕子、高橋尚子、スポーツ中継を担当するテレビ会社社員。そして、伝説のコーチであるセラティ。アスリートたちの肉声を伝える、スポーツ・ルポルタージュ。マラソンを通じて見えてくる、新しい日本人論。 【目次】 プロローグ 一章 後ろを振り向くな 二章 ランナーという作品 三章 捨てられた犬の反逆 四章 セルフィッシュの時代 五章 テレビに向かって走れ 六章 人はなぜ走るのか エピローグ 追録 野生の魂 【著者】 髙部雨市 1950年、東京生まれ。ルポライター。社会の表層から置き去りにされた人びとのルポルタージュを描く。 著書に『走る生活』『異端の笑国─小人プロレスの世界』『私風俗─上野界隈徘徊日誌』『風俗夢譚─街の底を歩く』『笑撃! これが小人プロレスだ』(いずれも現代書館)、『永遠のセラティ—自然流ランニング哲学』(ランナーズ)。
  • サツマイモの世界 世界のサツマイモ 新たな食文化のはじまり
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    粋(すい)も甘いも、サツマイモ サツマイモ研究の先駆者が、その栄養価、品種の特徴、用途や栽培法はもとより、企業と連携した新品種開発やルーツ調査、最新の国内・海外事情などを語り尽くす。歴史・植物・民俗・農政学など多彩な観点からサツマイモを紐解いた決定版。 【目次】 第1章 サツマイモの現代史——日本人とサツマイモの関係 第2章 サツマイモの植物学——面白くて感動的な農作物 第3章 サツマイモの農政学——日本人の食生活 第4章 サツマイモの歴史地理——こうして日本にやってきた 【著者】 山川理 農業研究者。現在、山川アグリコンサルツ代表として、食品関連企業の顧問や地域の活性化アドバイザーとして活躍。千葉大学園芸学部非常勤講師。主著『未来を拓くグリーンハイテクノロジー』(共著者、農林統計協会)、『ストレスの植物生化学・分子生物学』(共著者、学会出版センター)、『新品種で拓く地域農業の未来』(共著者、農林統計出版)。
  • 相撲茶屋のおかみさん
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    相撲への深い愛がここにはたくさんある(第六九代横綱・白鵬) 江戸時代から始まり、大相撲興行と共に栄えた“相撲茶屋”文化。裁付袴姿の出方による案内や飲食の注文対応、独自のお土産など多様なサービスがある。個性豊かな20軒のおかみの奮闘ぶりや名力士との逸話なども交えて紹介。 【目次】 はじめに 相撲茶屋の歴史 第一章 お茶屋さんの話から 第二章 相撲茶屋を支える人々 第三章 「お茶屋遊び」を楽しむ 結び 【著者】 横野レイコ 大阪市出身。1982年〜86年に奈良CATV局「HI-OVIS」契約アナウンサーとして地域情報番組や共同通信ニュースなどを担当。24歳で上京し、1986年からフジテレビ「3時のあなた」「おはよう! ナイスデイ」のリポーターを経て、現在はフジテレビ「とくダネ!」リポーター。 相撲取材をはじめ、相撲番組の企画やトークショーなどで、力士たちと共に全国各地を駆け巡る。女性の相撲の伝え手として草分け的存在である。2017年に株式会社 相撲コンシェルジュ設立。
  • 西洋靴事始め
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    草鞋から靴へ。下駄、草鞋、草鞋で過ごした日本人の目に西洋靴はどのように映ったのか。 草鞋から靴へ。下駄、草鞋、草鞋で過ごした日本人の目に西洋靴はどのように映ったのか。明治の「はきもの」革命期に、日本人自らの靴を作り上げ現在に至る。著者自らの収集の資料をもとに写真、図を駆使し日本人の靴づくりを楽しく解読。『靴づくりの文化史』の姉妹編。 【目次】 第一章 西洋靴事始め 第二章 伊勢勝とレ・マルシャン 第三章 明治・大正靴事情 第四章 軍靴の響き 第五章 向島の西村勝三像 第六章 西村記念室の至宝 第七章 靴業の先人たち 第八章 靴商売百花繚乱 あとがき 【著者】 稲川實 1929年茨城県真壁郡竹島村(現・筑西市)に生まれる。1943年国民学校高等科卒業、第六陸軍技術研究所に勤務。1944年都立化学工業学校夜間部に入学したが、戦時中の混乱期で中退、終戦を迎える。1947年宮本製靴に入社、靴業に入る。1960年独立のため退社、トロット製靴を創業。2008年取引先に会社を委譲引退する。現在、台東区立産業研修センターの技術指導員と、皮革産業資料館の副館長を務める。
  • Discover Sumo  Stories from Yobidashi Hideo
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    A book to help you understand sumo better. The former top yobidashi eloquently discusses the work of sumo’s urakata (men behind the scenes); the yobidashi, gyoji, and tokoyama, as well as the rikishi, oyakata, heya, bouts, and other topics. 【目次】 Chapter 1 Let’s Start with Discussion of the Urakata Chapter 2 Sumo’s Leading Actors-Rikishi and Oyakata Chapter 3 Enjoying Sumo 【著者】 HideoYamaki Born in 1949 in Shimoda-shi, Shizuoka-ken, he is a former ozumo yobidashi. His real name is Yamaki Hidehito.
  • 東北・蝦夷の魂
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    虐げられたゆえに生まれた強さ・優しさが東北の魂 東北は古代から中央政権に蹂躙され続けた。阿弖流為(あてるい)vs坂上田村麻呂、安倍貞任・藤原経清vs源頼義、藤原泰衡vs源頼朝、九戸政実vs豊臣秀吉、奥羽越列藩同盟vs明治新政府。5度の侵略戦に敗れ、奪われ続けた資源と労働力。そして残されたのは放射能…。 中央政権が抹殺した東北の歴史を活き活きと復元する高橋克彦氏の真骨頂が遺憾無く発揮され、虐げられたゆえに生まれる強さや優しさが東北の魂であり、その魂こそが未来を拓くと説く。先人たちとの絆を心で感じる渾身のメッセージ! 【目次】 〈序幕〉追われる人々 〈第一幕〉追われたのは出雲から 〈第二幕〉失ったのは平和な楽園 〈第三幕〉失ったのは豊かな共同社会 〈第四幕〉失ったのは豊かな資源 〈第五幕〉切り裂かれた心 〈第六幕〉失ったのは誇り 〈終幕〉新しい世界を拓く東北の魂 ・明日の世界に向けて 【著者】 高橋克彦 1947年、岩手県釜石市生まれ、盛岡市在住。岩手中学・高校を経て早稲田大学商学部に進学。卒業後、浮世絵の研究者となり、久慈市のアレン短期大学専任講師となる。1983年に『写楽殺人事件』でデビュー。『炎立つ』『火怨』などの歴史小説のほか、ホラー、ミステリーなど、幅広いジャンルで活躍。大河ドラマ『炎立つ』、同じく『北条時宗』では原作を担当。江戸川乱歩賞を皮切りに、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、直木三十五賞、吉川英治文学賞、NHK放送文化賞、日本ミステリー文学大賞と華麗な受賞歴を重ねている。
  • 日本とイスラームが出会うとき その歴史と可能性
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    今、日本人イスラム教徒の日常に何が起こっているか? 今、日本人イスラム教徒の日常に何が起こっているか? 日本人がムスリム生活を送ることには、多くの困難が付きまとう。著者の丁寧な取材に応じるムスリムたちの話から、ムスリムとしての服装、お祈り、食事などに対する周囲の日本人の反応が垣間見えて興味深い。 【目次】 はじめに 第一章 世界宗教としてのイスラーム—─イスラームの歴史と六信五行 第二章 日本におけるイスラームの歴史—─明治の邂逅から一九八〇年代前半まで 第三章 日本におけるイスラームの歴史—─一九八〇年代後半から現在まで 第四章 日本のイスラームの現状について 第五章 日本でムスリムとして生きる、その現実 第六章 「イスラームから離れる」ということ 第七章 日本的イスラームの試み 第八章 「大乗イスラーム」という思想 第九章 非ムスリムの日本人によるイスラーム理解 第一〇章 何故イスラームは日本社会に広まらないのか おわりに 【著者】 小村明子 上智大学アジア文化研究所客員所員。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻満期退学。博士(地域研究)。専攻:日本のイスラームについての研究、および異文化におけるイスラームについての研究、日本人の宗教性についての研究。
  • 日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象 [電子改訂版]
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    マンガ・アニメで戦後から現在まで、「戦い」の表象が人々に受容されてきたメカニズムを多角的に探る。 格闘マンガ・サイボーグマンガ・ロボットアニメにおけるキャラクターや物語の分析を通して、戦後から現在まで「戦い」の表象が人々に受容されてきたメカニズムを多角的に探る。日本アニメーション学会賞2016奨励賞受賞論文を大幅に改稿。 【目次】 序論 第1章 傷つく身体と戦う物語 第2章 戦う物語における主人公の身体 第3章 格闘マンガの展開 第4章 サイボーグマンガの展開 第5章 ロボットアニメの展開 結論 註 参考文献 あとがき 【著者】 足立加勇 学習院大学大学院人文科学研究科身体表象文化学博士課程単位取得退学、博士(表象文化学)。2016年6月に、博士論文『日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象』により日本アニメーション学会・奨励賞を受賞。現在、東京造形大学非常勤講師、学習院大学非常勤講師。
  • ふたりぱぱ ゲイカップル、代理母出産(サロガシー)の旅に出る
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    ゲイがわざわざ子どもをもつ、その必要があるのだろうか? 人気ブログ待望の書籍化。 スウェーデン人男性と同性婚をしたみっつんの人気ブログ『ふたりぱぱ』の連載「サロガシーの旅」の書籍化。ゲイが子どもを持ちたい時、ゲイが子どもを授かる方法、サロガシー(代理母出産)のプロセスなど、ゲイカップルが子どもを授かるまでの“旅”をリアルに語るエッセイ。みっつんのまっすぐで慎重な言葉が、「母性、父性ってなんだろう?」「子どもを持ちたい気持ちに性別や家族のかたちは関係ない」、そんな気持ちにさせてくれる。東ちづるさん推薦! 【目次】 まえがき Step1 旅の準備は知識と情報の荷造りから [コラム1]「グローバル・ベイビー・ファクトリー」 Step2 選択、決断、そして書類の嵐 [コラム2]ゲイの社員が育児休暇をとりたいと言ったら? Step3 IVFクリニック、そして妊娠へ [コラム3]人口7万人、地方都市のプライドパレードinスウェーデン Step4 僕らの子どもに会いに行こう [コラム4]スウェーデンのひいおばあちゃんから学んだ、日本風差別 [義妹マリーからのメッセージ]わたしたちが星の家族になるまで スウェーデンにおける生殖補助医療の現状 あとがき 【著者】 みっつん 名古屋市生まれ。2011年、スウェーデンの法律の下、結婚。同年、夫リカとともに東京からロンドンへ移住。2016年、サロガシー(代理母出産)により男児を授かったのを機に、夫の出身地であるスウェーデン、ルレオに移住、現在にいたる。ブログ「ふたりぱぱ」で、サロガシーの経験や子育て日記を綴ったり、SNSなどでその普段の様子をシェアしている。
  • 三角寛「サンカ小説」の誕生
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    東京朝日新聞の記者 スクープ記者から『オール読物』を支える流行作家へ! 「説教強盗」「満州事変」「2.26事件」。三角寛は朝日新聞の事件記者から、その後『婦人サロン』『オール読物』等でサンカ小説家として、一世を風靡する流行作家に。彼の作品から、戦争とテロによって崩壊にいたる戦中の日本精神史を探る。「三角寛サンカ選集」全15巻(小社刊)で平成のサンカブームを喚起した。船戸与一氏推薦。 【目次】 はじめに 序章 池袋・人生坐の「日の丸」 第一章 疑惑の朝日新聞記者「三浦守」 第二章 説教強盗の暗躍と昭和天皇の即位大礼 第三章 岩の坂貰い子殺し事件の謎と『婦人サロン』 第四章 浜口雄幸随感録のスクープから満洲事変へ 第五章 満洲事変下の『オール讀物號』と三角寛 第六章 実話「昭和妖婦伝」を母胎にした「サンカ小説」 第七章 「日本怪種族実記」から「貅水窩のおりん」へ 第八章 時代は「丹沢山悲炎記」から天皇機関説の排撃へ 第九章 「サンカ小説」とウルトラ・ナショナリズム 【著者】 今井照容 1957年生まれ。株式会社出版人社長。評論家、編集者。小社が刊行し話題を呼んだ『マージナル』(1〜10号)の常連筆者。「三角寛『山窩小説』を歩く」などを担当する。共著『いま、三角寛小説を読む』。また、『三角寛サンカ選集』『別冊歴史読本』の編集にも携わる。
  • 呼出秀男の相撲ばなし
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    どすこい、大相撲の裏方さん。 「呼出」「行司」「床山」など裏方さんの仕事から、力士や親方、部屋や取組の話まで伝統や歴史もふまえて幅広く語る。呼出のトップまで長年務めて見聞きした悲喜こもごもの話もあり、観戦がより楽しくなる相撲の深い味わい方がわかる。 【目次】 はじめに 伊勢ヶ濱部屋に入って定年まで 第一章 裏方さんの話から 相撲を支える人々 力士を呼び上げたり、土俵を掃いたりしているのが呼出です 呼び上げ てもち 太鼓 土俵築 柝を入れたり、懸賞旗を掲げたり、仕事はいろいろ 呼出の生活 呼出の霊を祭る太鼓塚 相撲の審判・行司 軍配 場内放送 顔触れ言上 番付書き 行司のランク 床山の仕事 若者頭と世話人 第二章 相撲の主役、力士と親方 力士になるには 力士の昇進 しこ名 廻し 力士の一日 ちゃんこ 土俵入り 取組 毎日決める取組 決まり手 弓取式 優勝と三賞、懸賞金 巡業・花相撲 思い出の力士 親方になるには 部屋持ち親方と部屋付親方 おかみさん マネージャー 後援会 一門とは 第三章 相撲を楽しむ 相撲の始祖は野見宿禰とされています 江戸から今日まで 日本相撲協会 相撲部屋の見学 国技館で観戦する 結び 【著者】 山木秀男 1949年生まれ、静岡県下田市出身。大相撲の元呼出。本名は山木秀人(ひでひと)。 伊勢ヶ濱部屋、桐山部屋を経て、最後は朝日山部屋に所属。 1969年3月場所で初土俵。2003年7月場所限りで呼出の康夫が定年退職したため、翌9月場所からは呼出のトップとなり、結びの一番の呼び上げを担当していた。2014年12月27日に定年退職。

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