細野昭雄の作品一覧
「細野昭雄」の「エルサルバドルを知るための66章【第2版】」「南米チリをサケ輸出大国に変えた日本人たち ゼロから産業を創出した国際協力の記録」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「細野昭雄」の「エルサルバドルを知るための66章【第2版】」「南米チリをサケ輸出大国に変えた日本人たち ゼロから産業を創出した国際協力の記録」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日本が行った国際協力のうち、技術協力として有名なプロジェクトである、チリのサケ養殖能力向上プロジェクトについてまとめた本です。
チリにおける現在のサケ養殖事業はゼロから様々な困難を乗り越えて達成したものであることがわかりました。また、関係者の熱い思いなしにはこの様な結果はなかったと思います。
このプロジェクトの特徴はたくさんありますが、特に印象に残ったのは、2点でした。
1つ目は、日本人の専門家もカウンターパート(チリ側)も一定期間で交代するのではなく、長期に同じ人達が1つの目標に向けて取り組んだこと。
2つ目は、市場経済下で産業が生まれる条件は何か、その際に国が果たす役割は何か、という
Posted by ブクログ
JICAが自らのブラジルでのセラード開発プロジェクトについて書いた本。
セラード開発について調べたい際には、よくまとまっているので参考になる。
技術協力の成功例についてのシリーズの一環なので、プロパガンダ的な書き方であることは想定の範囲内であったが、
このプロジェクトの問題点についての記述がほとんどない、もしくは書かれても濁されているようであるのは残念だった。
あとがきにはセラード批判への違和感が述べられ、事実誤認だとしているが、
なぜそう言えるのかの説明はほとんどない。
また、セラードの生態系破壊については文中で触れられているが、畑地面積は少ないということと軽減のための環境対策について述